JPS6130167Y2 - - Google Patents
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- JPS6130167Y2 JPS6130167Y2 JP9224884U JP9224884U JPS6130167Y2 JP S6130167 Y2 JPS6130167 Y2 JP S6130167Y2 JP 9224884 U JP9224884 U JP 9224884U JP 9224884 U JP9224884 U JP 9224884U JP S6130167 Y2 JPS6130167 Y2 JP S6130167Y2
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- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims description 15
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- 239000000284 extract Substances 0.000 claims 1
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- FHNFHKCVQCLJFQ-UHFFFAOYSA-N xenon atom Chemical compound [Xe] FHNFHKCVQCLJFQ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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- Optical Transform (AREA)
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は多次元運動位置計測装置、特に2次元
または3次元運動する一点の運動位置、運動軌跡
などの運動状態を正確かつ簡単に得ることのでき
る多次元運動位置計測装置の点状光源構造に関す
る。
または3次元運動する一点の運動位置、運動軌跡
などの運動状態を正確かつ簡単に得ることのでき
る多次元運動位置計測装置の点状光源構造に関す
る。
2次元または3次元運動する1点の運動状態
を、運動点に直接接触することなく正確に検出し
たいという要求は、種々の分野にみられる。例え
ば、歯科医学領域において下顎切歯点運動を計測
して咬合診断などの歯科治療のデータとしたり、
運動医学または神経医学領域において身体各部位
の運動測定を行つて身体の機能診断、矯正治療に
役立せたり、あるいは一般機械装置の機械各部の
運動軌跡を計測して機械設計のデータとするな
ど、運動点計測の必要性は各分野に広く存在す
る。
を、運動点に直接接触することなく正確に検出し
たいという要求は、種々の分野にみられる。例え
ば、歯科医学領域において下顎切歯点運動を計測
して咬合診断などの歯科治療のデータとしたり、
運動医学または神経医学領域において身体各部位
の運動測定を行つて身体の機能診断、矯正治療に
役立せたり、あるいは一般機械装置の機械各部の
運動軌跡を計測して機械設計のデータとするな
ど、運動点計測の必要性は各分野に広く存在す
る。
本考案は上述した運動体の特定箇所の2次元ま
たは3次元運動座標位置の推移を連続して非接触
的に測定できる小型軽量で、かつ、簡便な多次元
運動位置計測装置を提供することを目的とする。
たは3次元運動座標位置の推移を連続して非接触
的に測定できる小型軽量で、かつ、簡便な多次元
運動位置計測装置を提供することを目的とする。
特に本考案は、直交3方向に向合つて配置され
た3個の1次元光像検知器を有する多次元運動位
置計測装置に用いられる小型、軽量で高輝度の点
状光源構造を提供することを目的とする。
た3個の1次元光像検知器を有する多次元運動位
置計測装置に用いられる小型、軽量で高輝度の点
状光源構造を提供することを目的とする。
本考案はさらに、互いに直交方向に向合つて配
置された3個の1次元光像検知器に対する光点の
位置を精度よく定めることのできる点状光源構造
を提供することを目的とする。
置された3個の1次元光像検知器に対する光点の
位置を精度よく定めることのできる点状光源構造
を提供することを目的とする。
本考案に係る点状光源構造は、3本の光学繊維
の光導入端を一箇所に集合させ、また各光放射端
を、該光放射端における軸線がともに一点で交わ
るように直交3方向に向けて配置せしめて成るも
のである。
の光導入端を一箇所に集合させ、また各光放射端
を、該光放射端における軸線がともに一点で交わ
るように直交3方向に向けて配置せしめて成るも
のである。
以下、本考案を、図面を参照しながら、実施例
について説明する。
について説明する。
第1図は、3次元運動する運動体の1点の位置
を本考案に係る多次元運動位置計測装置によつて
計測する状態を示した全体斜視図である。第1図
の点1で表わした被計測点は、座標原点0のまわ
りで任意の3次元運動をするものとする。原点0
に対する直交座標軸X,Y,Zを設定したとき、
被計測点1の座標をx,y,zとする。3個の1
次元光像検知器2,2′および2″をそれぞれ座標
軸OX,OY、およびOZ上に配置し、1次元光像
検知器2には座標軸OXに対するy方向方位角θ
yまたはz方向方位角θzを、また1次元光像検
知器2′には座標軸OYに対するz方向方位角また
はx方向方位角を、さらに1次元光像検知器2″
には座標軸OZに対するx方向方位角またはy方
向方位角をそれぞれ検出させる。この3個の1次
元光像検知器から出力させるx,y,z3方向の
方位角信号は、演算器3に入力されて立体幾何学
的に組合せ演算処理して被測定点1の3次元座標
値x,y,zが算出される。そして前記演算器3
から出力される3次元座標値x,y,zは、多点
ペンレコーダなどの記録および表示器4によつて
座標値x,y,zの時間的変化または軌跡として
記録される。このような記録および表示器4とし
ては、上述の多点ペンレコーダのほかに、X−Y
プロツタ、直視型蓄積管、走査変換管とテレビモ
ニターとを組合せたもの、またはICメモリーと
テレビモニターとを組合せたものなどを用いても
よい。
を本考案に係る多次元運動位置計測装置によつて
計測する状態を示した全体斜視図である。第1図
の点1で表わした被計測点は、座標原点0のまわ
りで任意の3次元運動をするものとする。原点0
に対する直交座標軸X,Y,Zを設定したとき、
被計測点1の座標をx,y,zとする。3個の1
次元光像検知器2,2′および2″をそれぞれ座標
軸OX,OY、およびOZ上に配置し、1次元光像
検知器2には座標軸OXに対するy方向方位角θ
yまたはz方向方位角θzを、また1次元光像検
知器2′には座標軸OYに対するz方向方位角また
はx方向方位角を、さらに1次元光像検知器2″
には座標軸OZに対するx方向方位角またはy方
向方位角をそれぞれ検出させる。この3個の1次
元光像検知器から出力させるx,y,z3方向の
方位角信号は、演算器3に入力されて立体幾何学
的に組合せ演算処理して被測定点1の3次元座標
値x,y,zが算出される。そして前記演算器3
から出力される3次元座標値x,y,zは、多点
ペンレコーダなどの記録および表示器4によつて
座標値x,y,zの時間的変化または軌跡として
記録される。このような記録および表示器4とし
ては、上述の多点ペンレコーダのほかに、X−Y
プロツタ、直視型蓄積管、走査変換管とテレビモ
ニターとを組合せたもの、またはICメモリーと
テレビモニターとを組合せたものなどを用いても
よい。
第2図a,b,cは、運動体1aの被計測点1
に固定された点状光源5の各種の例を示したもの
であつて、第2図aは豆電球6、第2図bは他端
(図示省略)から光が導入されるようになつた光
学繊維7の一端7′を示したもので、この場合は
出力光が広角度に散乱するようにその端面を整形
してある。第2図cは3本の光学繊維7,7a,
7bを各繊維軸に垂直に端面を切断してその各一
端を集めたものであつて、この場合はその各一端
の繊維軸が概ねそれぞれ座標軸OX,OYおよび
OZの各軸方向に向くようにするとともに各一端
における各繊維軸の軸線の延長が一点(被計測点
1)で交わるようにしてある。したがつて第2図
cでは、前記軸線の延長上の1点に点状光源5が
あるのと同様になる。第3図は、第2図bに示し
たような光学繊維7を点状光源として用いる場合
の実施例であつて、一端7″から豆電球8および
レンズ9を通して光を導入し、他方の一端7′か
ら光を放射するようにした状態を示している。
に固定された点状光源5の各種の例を示したもの
であつて、第2図aは豆電球6、第2図bは他端
(図示省略)から光が導入されるようになつた光
学繊維7の一端7′を示したもので、この場合は
出力光が広角度に散乱するようにその端面を整形
してある。第2図cは3本の光学繊維7,7a,
7bを各繊維軸に垂直に端面を切断してその各一
端を集めたものであつて、この場合はその各一端
の繊維軸が概ねそれぞれ座標軸OX,OYおよび
OZの各軸方向に向くようにするとともに各一端
における各繊維軸の軸線の延長が一点(被計測点
1)で交わるようにしてある。したがつて第2図
cでは、前記軸線の延長上の1点に点状光源5が
あるのと同様になる。第3図は、第2図bに示し
たような光学繊維7を点状光源として用いる場合
の実施例であつて、一端7″から豆電球8および
レンズ9を通して光を導入し、他方の一端7′か
ら光を放射するようにした状態を示している。
第4図は、微細光束発生手段および受光感知手
段を有する1次元光像検知器2によつて点状光源
5の位置を検出する原理を示したものである。図
示実施例は、微細光束発生手段として遮蔽板にス
リツトを形成したものを用い、X軸上に配置され
た1次元光像検知器2によつて点状光源5のX軸
に対するz方向方位角θzを検出する場合を示
す。いま、点状光源5はX−Z平面上の一点x,
zにあるものとする。X軸上の原点0からX軸に
沿つて距離dの位置に遮蔽板11が配置され、こ
の遮蔽板11にY軸の方向(紙面に対して垂直方
向)にのびた微小間隙Sのスリツト10が形成さ
れている。遮蔽板11に対して点状光源5と反対
側で遮蔽板11のスリツト位置から距離fの位置
に受光感知手段、例えばX軸に対して垂直でかつ
Z軸の方向に直線状に微小間隙で複数個配列され
た光ダイオードなどの受光素子列12(1),12
(2),12(3),…12(n)が配置されている。こ
こで、点状光源5のX軸に対するz方向方位角θ
zは、距離dおよび点状光源5のX−Z座標値
x,zによつて定まる。点状光源5からn方向方
位角θzでスリツト10に到達し該スリツト10
を通過して1本の微細光束となつた光線13は、
方位角θzと距離fによつて定まるX−Z座標上
の位置z1で光ダイオード列12(1),12(2),…1
2(n)の特定部分12(i)に射突する。したがつ
て射突位置にある光ダイオード12(i)からの受光
感知信号によつてz1が測定されたとすると、第4
図から、 z1/f=tanθz=z/d−x …(1) なる関係がある。同様にY軸上に配置された1次
元光像検知器2′によつてx方向方位角θxを検
出して測定値x1が得られ、またZ軸上に配置され
た1次元光像検知器2″によつてy方向方位角θ
yを検出して測定値y1(θx,x1,y1はいずれも
図示省略)が得られたとすると、次の関係が成立
する。
段を有する1次元光像検知器2によつて点状光源
5の位置を検出する原理を示したものである。図
示実施例は、微細光束発生手段として遮蔽板にス
リツトを形成したものを用い、X軸上に配置され
た1次元光像検知器2によつて点状光源5のX軸
に対するz方向方位角θzを検出する場合を示
す。いま、点状光源5はX−Z平面上の一点x,
zにあるものとする。X軸上の原点0からX軸に
沿つて距離dの位置に遮蔽板11が配置され、こ
の遮蔽板11にY軸の方向(紙面に対して垂直方
向)にのびた微小間隙Sのスリツト10が形成さ
れている。遮蔽板11に対して点状光源5と反対
側で遮蔽板11のスリツト位置から距離fの位置
に受光感知手段、例えばX軸に対して垂直でかつ
Z軸の方向に直線状に微小間隙で複数個配列され
た光ダイオードなどの受光素子列12(1),12
(2),12(3),…12(n)が配置されている。こ
こで、点状光源5のX軸に対するz方向方位角θ
zは、距離dおよび点状光源5のX−Z座標値
x,zによつて定まる。点状光源5からn方向方
位角θzでスリツト10に到達し該スリツト10
を通過して1本の微細光束となつた光線13は、
方位角θzと距離fによつて定まるX−Z座標上
の位置z1で光ダイオード列12(1),12(2),…1
2(n)の特定部分12(i)に射突する。したがつ
て射突位置にある光ダイオード12(i)からの受光
感知信号によつてz1が測定されたとすると、第4
図から、 z1/f=tanθz=z/d−x …(1) なる関係がある。同様にY軸上に配置された1次
元光像検知器2′によつてx方向方位角θxを検
出して測定値x1が得られ、またZ軸上に配置され
た1次元光像検知器2″によつてy方向方位角θ
yを検出して測定値y1(θx,x1,y1はいずれも
図示省略)が得られたとすると、次の関係が成立
する。
x1/f=x/d−y …(2)、 y1/f=y/
d−z ……(3) (1)式、(2)式および(3)式を3元連立1次方程式とし
て解いた未知数x,y,zを算出することによ
り、次の計算式が得られる。
d−z ……(3) (1)式、(2)式および(3)式を3元連立1次方程式とし
て解いた未知数x,y,zを算出することによ
り、次の計算式が得られる。
x=f2−fy1+y1z1/f3+x1y1z1d・
x1…(4) y=f2−fz1+z1x1/f3+x1y1z1d・
y1…(5) z=f2−fx1+x1y1/f3+x1y1z1d・
z1…(6) ただし、(1)式ないし(6)式においては、簡単のた
め、dおよびfは3方向について等しいものとし
て取扱つているが、dおよびfが3方向について
異なる場合にも同様な算術的手段によつてx,
y,zの計算式を導き出すことができる。
x1…(4) y=f2−fz1+z1x1/f3+x1y1z1d・
y1…(5) z=f2−fx1+x1y1/f3+x1y1z1d・
z1…(6) ただし、(1)式ないし(6)式においては、簡単のた
め、dおよびfは3方向について等しいものとし
て取扱つているが、dおよびfが3方向について
異なる場合にも同様な算術的手段によつてx,
y,zの計算式を導き出すことができる。
また、上述の実施例では点状光源の3次元運動
を仮定したが、2次元運動、即ち平面上を点状光
源が移動する場合も同様な手段で取扱うことがで
きる。1例としてX−Y平面内における2次元運
動の場合の計算式を示すと次の通りである。
を仮定したが、2次元運動、即ち平面上を点状光
源が移動する場合も同様な手段で取扱うことがで
きる。1例としてX−Y平面内における2次元運
動の場合の計算式を示すと次の通りである。
x=(f−y1)/f2−x1y1d・x1 …(7)
y=(f−x1)/f2−x1・y1d・y1 …(8)
このように、x1,y1,z1などの測定値が各1次
元光像検知器から得られると、距離dおよびfは
既知であるため、3次元運動の場合は(4)式、(5)式
および(6)式により、また2次元運動の場合には(7)
式および(8)式によつて、運動体の被計測点の座標
x,y,zが算出されるので、これらの演算をリ
アルタイムで演算器3(第1図)に実行させれ
ば、演算器3の出力から座標値x,y,zの時間
的変化あるいは軌跡データが得られる。
元光像検知器から得られると、距離dおよびfは
既知であるため、3次元運動の場合は(4)式、(5)式
および(6)式により、また2次元運動の場合には(7)
式および(8)式によつて、運動体の被計測点の座標
x,y,zが算出されるので、これらの演算をリ
アルタイムで演算器3(第1図)に実行させれ
ば、演算器3の出力から座標値x,y,zの時間
的変化あるいは軌跡データが得られる。
第5図は、第4図に示した本考案に係る1次元
光像検知器の実施例において点状光源5から発し
た光源13が、遮蔽板11上に設けられたスリツ
ト10を通り抜け1本の微細光束となつて光ダイ
オード列12(1),12(2),…12(n)の1個の
光ダイオード12(i)に射突する状態を示した斜視
図である。第5図から明らかなように、第4図に
示した本考案の1次元光像検知器の一実施例では
ピンホールカメラのピンホールの代りにスリツト
10を、ピンホールカメラの感光板の代りに光ダ
イオード列12(1),12(2),…12(n)を置い
た構成になつている。ピンホールカメラと同様に
第4図示した本考案の一実施例における1次元光
像検知器の焦点深度はきわめて深い。また、第4
図の構成においてdを十分大きくとれば運動範囲
の制限がほとんどないことは明らかである。
光像検知器の実施例において点状光源5から発し
た光源13が、遮蔽板11上に設けられたスリツ
ト10を通り抜け1本の微細光束となつて光ダイ
オード列12(1),12(2),…12(n)の1個の
光ダイオード12(i)に射突する状態を示した斜視
図である。第5図から明らかなように、第4図に
示した本考案の1次元光像検知器の一実施例では
ピンホールカメラのピンホールの代りにスリツト
10を、ピンホールカメラの感光板の代りに光ダ
イオード列12(1),12(2),…12(n)を置い
た構成になつている。ピンホールカメラと同様に
第4図示した本考案の一実施例における1次元光
像検知器の焦点深度はきわめて深い。また、第4
図の構成においてdを十分大きくとれば運動範囲
の制限がほとんどないことは明らかである。
なお、被計測点が複数個存在する場合は、それ
ぞれに固定した点状光源5の発光色を被計測点ご
とに相違させ、1次元光像検知器2を複数個設け
てそれぞれ対応する点状光源5の発光色に適応す
るフイルターを取付けることにより同時多数点計
測することが可能である。また、本考案の別の用
途として立体の形状、たとえば、身体の外形、鋳
造物の外形、彫刻の外形などの形どりをする場
合、点状光源5を被計測立体の外面に沿い移動さ
せながら本考案の多次元運動位置計測装置により
点状光源5の移動軌跡を計測することによつて各
切断面の形状計測や外囲線3次元的計測などを行
うこともできる。この場合、被計測立体の表裏を
計測するには本考案に係る多次元運動位置計測装
置の1次元光像検知器2,2′または2″を各次元
ごとに1対ずす被計測点を狭んで相対向する位置
に設けるか、被計測立体の向きを反転させながら
計測を(8象限につき)繰返せばよく、さらに若
干の工夫によつて凹部の計測も可能である。
ぞれに固定した点状光源5の発光色を被計測点ご
とに相違させ、1次元光像検知器2を複数個設け
てそれぞれ対応する点状光源5の発光色に適応す
るフイルターを取付けることにより同時多数点計
測することが可能である。また、本考案の別の用
途として立体の形状、たとえば、身体の外形、鋳
造物の外形、彫刻の外形などの形どりをする場
合、点状光源5を被計測立体の外面に沿い移動さ
せながら本考案の多次元運動位置計測装置により
点状光源5の移動軌跡を計測することによつて各
切断面の形状計測や外囲線3次元的計測などを行
うこともできる。この場合、被計測立体の表裏を
計測するには本考案に係る多次元運動位置計測装
置の1次元光像検知器2,2′または2″を各次元
ごとに1対ずす被計測点を狭んで相対向する位置
に設けるか、被計測立体の向きを反転させながら
計測を(8象限につき)繰返せばよく、さらに若
干の工夫によつて凹部の計測も可能である。
このように本考案は、点状光源を含む一次元光
像検知器の構造がきわめて簡単で小型軽量になし
得るので、簡便かつ高精度の下顎運動計測装置と
して利用することができる。
像検知器の構造がきわめて簡単で小型軽量になし
得るので、簡便かつ高精度の下顎運動計測装置と
して利用することができる。
さらに本考案は、点状光源を取付けた被計測点
の運動範囲に制限がないので、下顎上の1点の運
動計測だけでなく、一般の2次元または3次元運
動の計測に広く適用することができる。
の運動範囲に制限がないので、下顎上の1点の運
動計測だけでなく、一般の2次元または3次元運
動の計測に広く適用することができる。
本考案の用途は上述のように、歯科医学領域に
おける下顎切歯点運動の計測、運動医学または神
径医学領域における身体各部位の運動計測、機械
工学における運動中の機械上の1注目点の運動計
測などをきわめて広く存在する。
おける下顎切歯点運動の計測、運動医学または神
径医学領域における身体各部位の運動計測、機械
工学における運動中の機械上の1注目点の運動計
測などをきわめて広く存在する。
本考案になる点状光源構造の具体的な一実施例
では、直径0.25mmの光学繊維を用いた場合、直交
3方向を向いた3本の光学繊維の各先端において
約200000フートランバートの輝度が得られ、明る
い室内においても計測が可能であつた。
では、直径0.25mmの光学繊維を用いた場合、直交
3方向を向いた3本の光学繊維の各先端において
約200000フートランバートの輝度が得られ、明る
い室内においても計測が可能であつた。
また、小型クセノンランプ等の高輝度点状光源
は、放電によつて光点が揺れ動き、1次元光像検
知器と光点の相対位置が変動して計測誤差が大と
なるが、本考案になる点状光源の光点は変動する
ことがないので点状光源の位置精度を±0.05mm内
におさめることができ、正確な計測が可能となつ
た。
は、放電によつて光点が揺れ動き、1次元光像検
知器と光点の相対位置が変動して計測誤差が大と
なるが、本考案になる点状光源の光点は変動する
ことがないので点状光源の位置精度を±0.05mm内
におさめることができ、正確な計測が可能となつ
た。
第1図は、本考案に係る多次元運動位置計測装
置によつて3次元運動位置を計測する状態を示し
た全体斜視図、第2図a,b,cは点状光源の各
種の例を示した斜視図、第3図は光学繊維を点状
光源として使用する状態を示した概略図、第4図
は本考案に係る1次元光像検知器によつて点状光
源の位置を検出する原理を示した図、第5図は第
4図の斜視図である。 1……被計測点、2……1次元光像検知器、3
……演算器、5……点状光源、10……スリツ
ト、11……遮蔽板、12(1),12(2),…12
(n)……光ダイオード。
置によつて3次元運動位置を計測する状態を示し
た全体斜視図、第2図a,b,cは点状光源の各
種の例を示した斜視図、第3図は光学繊維を点状
光源として使用する状態を示した概略図、第4図
は本考案に係る1次元光像検知器によつて点状光
源の位置を検出する原理を示した図、第5図は第
4図の斜視図である。 1……被計測点、2……1次元光像検知器、3
……演算器、5……点状光源、10……スリツ
ト、11……遮蔽板、12(1),12(2),…12
(n)……光ダイオード。
Claims (1)
- 移動可能な被計測点に固定された1個の点状光
源と、前記点状光源のまわりに互いに直交方向に
向合つて配置された3個の1次元光像検知器とを
有し、前記点状光源の位置変化を互いに直交方向
からそれぞれ1次元光像の変化として取出す多次
元運動位置計測装置において、3本の光学繊維を
有しその光導入端が一箇所に集合しかつその各光
放射端における軸線がともに一点で交わるように
各光放射端が直交3方向に配置されてなる点状光
源を備えたことを特徴とする多次元運動位置計測
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9224884U JPS6056218U (ja) | 1984-06-20 | 1984-06-20 | 多次元運動位置計測装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9224884U JPS6056218U (ja) | 1984-06-20 | 1984-06-20 | 多次元運動位置計測装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6056218U JPS6056218U (ja) | 1985-04-19 |
JPS6130167Y2 true JPS6130167Y2 (ja) | 1986-09-04 |
Family
ID=30222398
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9224884U Granted JPS6056218U (ja) | 1984-06-20 | 1984-06-20 | 多次元運動位置計測装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6056218U (ja) |
-
1984
- 1984-06-20 JP JP9224884U patent/JPS6056218U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6056218U (ja) | 1985-04-19 |
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