JPS61296264A - 超音波探傷法 - Google Patents
超音波探傷法Info
- Publication number
- JPS61296264A JPS61296264A JP60138228A JP13822885A JPS61296264A JP S61296264 A JPS61296264 A JP S61296264A JP 60138228 A JP60138228 A JP 60138228A JP 13822885 A JP13822885 A JP 13822885A JP S61296264 A JPS61296264 A JP S61296264A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flaw
- crack
- flaw detection
- ultrasonic flaw
- opening width
- Prior art date
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- Pending
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- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は各種プラント配管等に存在する幅が数ミクロン
以下程度の面状欠陥を探傷するのに適用される超音波探
傷法に関する。
以下程度の面状欠陥を探傷するのに適用される超音波探
傷法に関する。
例えば第2図(A) (B)に示すように、配管溶接部
1などに発生する疲労きれつ2や応力腐食われ3などの
非破壊的検出は、放射線透過試験では感度が低いため、
超音波斜角探触子4によって斜めに超音波5を入射し、
これらの面状欠陥を検出していた。なお第2図(A)は
配管の斜視図、第2図(B)は第2図(A)の1−1線
に沿う部分断面拡大図である。
1などに発生する疲労きれつ2や応力腐食われ3などの
非破壊的検出は、放射線透過試験では感度が低いため、
超音波斜角探触子4によって斜めに超音波5を入射し、
これらの面状欠陥を検出していた。なお第2図(A)は
配管の斜視図、第2図(B)は第2図(A)の1−1線
に沿う部分断面拡大図である。
しかし疲労きれつや応力腐食われ欠陥は通常きれつ幅が
きわめて狭いので、斜角で入射した超音波はきれって反
射せず、例えば第3図の6に示すように透過してしまう
ため、欠陥の検出が不可能となる場合が多かった。
きわめて狭いので、斜角で入射した超音波はきれって反
射せず、例えば第3図の6に示すように透過してしまう
ため、欠陥の検出が不可能となる場合が多かった。
本発明は前記従来の問題点を解消するために、超音波探
傷の検出感度を向上させることにより、開口幅が極めて
狭いきれつや密着した溶接部の溶け込み不足などの欠陥
の検出が可能となる超音波探傷法を提供することを目的
とするものである。
傷の検出感度を向上させることにより、開口幅が極めて
狭いきれつや密着した溶接部の溶け込み不足などの欠陥
の検出が可能となる超音波探傷法を提供することを目的
とするものである。
本発明による超音波探傷法は、被試験体に発生するきれ
つや溶接部の溶け込み不足等の欠陥部の超音波探傷法に
おいて、前記被試験体を加熱することにより前記欠陥部
を熱膨張させ、この状態で前記欠陥部に超音波を入射し
て反射エコーを得ることを特徴とするものである。即ち
本発明においては、きれつ等の欠陥が存在すると考えら
れ石場所の両側を例えば200℃程度にリボン状発熱体
などで加熱することによって熱膨張させ、きれつの開口
幅を広くした一す、密着部分を開離することにより、超
音波の通過を防止し、反射エコーを得るようにして検出
感度を上げるようにしている。
つや溶接部の溶け込み不足等の欠陥部の超音波探傷法に
おいて、前記被試験体を加熱することにより前記欠陥部
を熱膨張させ、この状態で前記欠陥部に超音波を入射し
て反射エコーを得ることを特徴とするものである。即ち
本発明においては、きれつ等の欠陥が存在すると考えら
れ石場所の両側を例えば200℃程度にリボン状発熱体
などで加熱することによって熱膨張させ、きれつの開口
幅を広くした一す、密着部分を開離することにより、超
音波の通過を防止し、反射エコーを得るようにして検出
感度を上げるようにしている。
“ 〔作用〕
本発明方法によれば極めて狭いきれつの開口幅が広くな
ったり、密着部分が離れたりすると、今までこれらを透
過してしまっていた超音波がこれらの欠陥部で反射する
ようになり、これにより検出感度が上がるのできれつ等
の欠陥部の検出が可能となる。
ったり、密着部分が離れたりすると、今までこれらを透
過してしまっていた超音波がこれらの欠陥部で反射する
ようになり、これにより検出感度が上がるのできれつ等
の欠陥部の検出が可能となる。
第1図(A) (B)は本発明の一実施例を説明するた
めの図であり、第1図(A) (B)に示すように、例
えば被試験体の配管溶接部10両側をリボン状発熱体7
などの手段によって200°C〜300’C程度加熱す
る。そして高温用斜角探触子8によって、加熱され開口
幅の大きくなったきれつ9の探傷を行なう。この場合加
pP4温度の上限界はフェライト系では焼戻し脆性が問
題となる温度、オーステナイト系では鋭敏化が問題とな
る温度であり、如何なる場合もこれらの温度に到達しな
いよう熱電対10とアラーム付温度調節計11とによっ
て試験対象物を冶金的脆化から保護する必要がある。
めの図であり、第1図(A) (B)に示すように、例
えば被試験体の配管溶接部10両側をリボン状発熱体7
などの手段によって200°C〜300’C程度加熱す
る。そして高温用斜角探触子8によって、加熱され開口
幅の大きくなったきれつ9の探傷を行なう。この場合加
pP4温度の上限界はフェライト系では焼戻し脆性が問
題となる温度、オーステナイト系では鋭敏化が問題とな
る温度であり、如何なる場合もこれらの温度に到達しな
いよう熱電対10とアラーム付温度調節計11とによっ
て試験対象物を冶金的脆化から保護する必要がある。
なお、被試験体の温度が上昇すると音速が小さくなるの
で熱電対10などで測定した温度に適した高温用斜角探
触子8を使用する必要がある◎なお高温用斜角探触子8
と被試験体との間に介在される接触媒質12としてはシ
リコンオイルなどを用いるとよい。
で熱電対10などで測定した温度に適した高温用斜角探
触子8を使用する必要がある◎なお高温用斜角探触子8
と被試験体との間に介在される接触媒質12としてはシ
リコンオイルなどを用いるとよい。
以上により本発明によれば、従来の探傷法では、例えば
開口幅がきわめて狭いため超音波が透過してしまい、検
出が不可能であった構造物の溶接部等に内在または発生
するきれつや密着した溶接部の溶け込み不足等の欠陥の
検出が容易となり、製品の品質保証ひいては信頼性が向
上する等の優れた効果が奏せられるものである。
開口幅がきわめて狭いため超音波が透過してしまい、検
出が不可能であった構造物の溶接部等に内在または発生
するきれつや密着した溶接部の溶け込み不足等の欠陥の
検出が容易となり、製品の品質保証ひいては信頼性が向
上する等の優れた効果が奏せられるものである。
第1図(A) (B)はそれぞれ本発明の一実施例を説
明するための図、第2図(A) (B)および第3図は
それぞれ従来例を説明するための図である。 I・・・配管溶接部、7・・・発熱体、8・・・高温用
斜角探触子、9・・・きれつ、XO・・・熱電対、11
・・・アラーム付温度調節計。
明するための図、第2図(A) (B)および第3図は
それぞれ従来例を説明するための図である。 I・・・配管溶接部、7・・・発熱体、8・・・高温用
斜角探触子、9・・・きれつ、XO・・・熱電対、11
・・・アラーム付温度調節計。
Claims (1)
- 被試験体に発生するきれつや溶接部の溶け込み不足等の
欠陥部の超音波探傷法において、前記被試験体を加熱す
ることにより前記欠陥部を熱膨張させ、この状態で前記
欠陥部に超音波を入射して反射エコーを得ることを特徴
とする超音波探傷法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60138228A JPS61296264A (ja) | 1985-06-25 | 1985-06-25 | 超音波探傷法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60138228A JPS61296264A (ja) | 1985-06-25 | 1985-06-25 | 超音波探傷法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61296264A true JPS61296264A (ja) | 1986-12-27 |
Family
ID=15217080
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60138228A Pending JPS61296264A (ja) | 1985-06-25 | 1985-06-25 | 超音波探傷法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61296264A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004079361A1 (ja) * | 2003-03-06 | 2004-09-16 | Tohoku Techno Arch Co., Ltd. | 亀裂の定量的非破壊評価方法 |
-
1985
- 1985-06-25 JP JP60138228A patent/JPS61296264A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004079361A1 (ja) * | 2003-03-06 | 2004-09-16 | Tohoku Techno Arch Co., Ltd. | 亀裂の定量的非破壊評価方法 |
CN100405057C (zh) * | 2003-03-06 | 2008-07-23 | 东北泰克诺亚奇股份有限公司 | 龟裂的非破坏定量评价方法 |
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