JPS61295453A - エア−カ−テンの風速調整装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、室内外のしきりを温風で行うヒータ付エアー
カーテンの風速調整装置に関するものである。

従来の技術 一般にエアーカーテンは、部屋の出入口の天井壁面に取
付けられて吐出される空気流で室内と室外の環境を遮断
している。エアーカーテンの性能は、遮断性能という点
で風速が重要視されているがヒータ付エアーカーテンの
場合、ヒータに通電したときと無通電のときとでは、吐
出空気の温度が違うため同じ風速ではヒータ通電の場合
空気密度が小さくなり風速が下がり遮断効果が落ちてし
まう。

このようなことから、従来のヒータ付エアーカーテンは
、第３図に示すようにエアーカーテン本体１０１と、送
風機１０２と、ヒータ管１０３よりなり、モータの出力
は温風を吐出する場合に最適な遮断風速を得るように設
計されていた。そして夏期等、温風の必要でないときに
はヒータ電源を切って、通常のエアーカーテンとして使
用し、冬期等、温風の必要なときはヒータ電源を入れ、
温風吹き出しのエアーカーテンとして使用していた。

発明が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、モータ出力が温風吐出の場
合に最適な遮断風速を得るように設定されているので通
常のエアーカーテンとしてヒータ無通電の場合、温風よ
シ密度の高い空気流が吐出され、最適風速より強く、遮
断している室内外の空気の巻き込みや床面での乱流等遮
断効果が著し〈低下するという問題があった。

本発明は、このような問題点を解決するもので、どのよ
うな吐出空気の温度でも最適遮断風速が得られるヒータ
付エアーカーテンの風速調整装置を提供することを目的
とするものである。

問題点を解決するための手段 に熱によって縮むコイル状の形状記憶合金を投げたもの
である。

作　　用 この構成によシ、吐出空気の温度によってコイル状の形
状記憶合金を伸縮させ、ダンパーの間隔を変化すること
でヒータ付エアーカーテンの遮断風速を自動的に調整で
きることとなる。

実施例 以下、本発明の一実施例を第１図および第２図にもとづ
き説明する。図において１は部屋の出入口の上部に取付
けられるヒータ付エアーカーテン本体であり、空気流を
吐出するための送風機２を備え、吸気口３とし、吐出口
４を有している。前記エアーカーテン本体１の通風路内
にはヒータ管５が配設され、吐出口４にはダンパー支点
８によって回動自在に複数のダンパー６．６を設けてい
る。前記ダンパー６．６間にはコイル状の形状記憶合金
９が配設され、形状記憶合金９の両端はダンパーｅ、ｅ
に接続されている。

上記構成において送風機２を回転させると吸気口３より
吸気され、吐出口４よシカ−テン流として吐出されるが
、冬期等、温風が要求される場合、ヒータ管６に通電す
ると空気はヒータ管６の間を通過するときにあたためら
れ、コイル状の形状記憶合金７を加温しながら吐出口４
よシ温風のカーテン流として吐出される。このとき、形
状記憶合金７は、通過する温風の温度に応じて最適な遮
断風速となる開口面積を得るように、ダンパー６をダン
パー支点８を支点として回動させるように伸縮すること
が記憶されているので、最適な遮断風速が自動的に得ら
れる。

発明の効果 以上の実施例の説明より明らかなように本発明によれば
ヒータ付エアーカーテンのヒータ通電時および無通電時
の遮断風速を、モータ出力の変更をせず吐出口の開口面
積を形状記憶合金によって変更することにより最適とな
るよう自動的に調整し、エアーカーテンの遮断性能が常
に確保できるという効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例によるエアーカーテンの風向
調整装置を示す断面図、第２図は同要部拡大図、第３図
は従来のエアーカーテンを示す断面図である。 １・・・・・・ヒータ付エアーカーテン本体、６・・・
・・・ヒータ管、６・・・・・・ダンパー、７・・・・
・・形状記憶合金、８・・・・・・ダンパー支点。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 吐出部に複数のダンパーを回動自在に設け、この複数の
   ダンパー間に配置され、かつダンパーに端部を接続した
   熱によって縮むコイル状の形状記憶合金よりなるエアー
   カーテンの風速調整装置。