JPS61294738A - 陰極線管の検査方法 - Google Patents

陰極線管の検査方法

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JPS61294738A
JPS61294738A JP13615485A JP13615485A JPS61294738A JP S61294738 A JPS61294738 A JP S61294738A JP 13615485 A JP13615485 A JP 13615485A JP 13615485 A JP13615485 A JP 13615485A JP S61294738 A JPS61294738 A JP S61294738A
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JP
Japan
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voltage
cathode ray
ray tube
electrode
deflection yoke
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Pending
Application number
JP13615485A
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English (en)
Inventor
Fumio Miyanaga
宮永 文雄
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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  • Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、陰極線管の検査方法に係り、特に陰極線管
の製造工程における耐電圧を検査する検査方法に関する
〔発明の技術的背景とその問題点〕
所定の工程を経て製造された陰極線管は、管が完成した
段階で特性検査がおこなおれ、不良品が除去される。カ
ラーブラウン管など電極に高電圧が印加される陰極線管
においては、その検査項目の一つに耐電圧がある。
従来、このカラーブラウン管の耐電圧検査は、第3図に
示すように、偏向ヨーク(1)およびソケット(2)が
固定された検査装置にカラーブラウン管(3)を装着し
、ソケット(2)およびキャビティキャップ(4)を介
して各電極にその動作時とほぼ同じ電圧を印加しておこ
なわれている。
上記各電極に動作時とほぼ同じ電圧を印加すると、電子
銃(5)が封入されてこの電子銃(5)の電極から絶縁
されているネック部(6)内壁は、対向する電極とほぼ
同じ電位に帯電する。この場合高電圧が印加される電極
またはこの高電圧電極に隣接する低電圧電極に突起や管
内微粒子が付着していたり、あるいはこれら電極と対向
するネック部(6)内壁に上記管内微粒子などが付着し
ていると、異状電界が形成されてスパークやストレーエ
ミッションを発生し耐電圧不良と判定される。
ところでこの耐電圧検査を偏向ヨーク(1)を固定した
状態でおこなうと、上記スパークやストレーエミッショ
ンが発生せず、耐電圧良好と判定されたものでも、この
カラーブラウン管(3)を一旦検査装置から取り外し、
再度検査装置に装着しなおして同様の条件で検査をおこ
なうと、スパークやストレーエミッションを発生するこ
とがある。
これは、カラーブラウン管(3)を検査装置から取り外
すとき、偏向ヨーク(1)がネック部(6)上を密接し
て移動するために、ネック部(6)内壁の電位がこの移
動にともなっておこる放電により変化し、同時にネック
部(6)内壁に付着して同一電位に帯電していた管内微
粒子も放電して動きやすい状態になり、これが再度の耐
電圧検査のとき、スパークやストレーエミッションを発
生するためである。
すなわち、上記従来の検査方法では、耐電圧の低いもの
を確実に除去することができなかった。
〔発明の目的〕
この発明は、潜在的に内在する耐電圧を低下させる要因
を劣化させてその後の耐電圧特性を保証できる陰極線管
の検査方法を得ることにある。
〔発明の概要〕
陰極線管の外囲器外側にその管軸に沿って移動自在に導
電部材を配置し、上記陰極線管の各電極にその動作時と
ほぼ同じ電圧を印加するとともに、上記導電部材を接地
または上記陰極線管の高電圧電極に印加する電圧より低
い電圧を印加し、これを上記管軸に沿って移動すること
により、潜在的に内在する耐電圧低化要因を顕現させて
これを劣化し、その後の耐電圧を保証できるようにした
〔発明の実施例〕
以下、図面を参照してこの発明を実施例に基づいて説明
する。
第1図にカラーブラウン管の耐電圧検査装置の要部構成
を示す、この検査装置は、基台(10)の前端部上にカ
ラーブラウン管(3)の前面側面部を支持する支持体(
11)が設けられ、その背後に、カラーブラウン管(3
)のステム部を貫通してその外方に延出するアウタリー
ドピンに装着されるソケット(2)を支持する支持体(
12)が設けられている。
また上記基台(10)に沿ってその前端部がら背後方向
に延在して、上記基台(10)に取り付けられた一対の
ブラケット(13)に回転自在に支持された送りねじ(
14)を有し、この送りねじ(14)に偏向ヨーク(1
)を支持する支持体(15)が螺合している。
検査されるカラーブラウン管(3)は、ネック部(6)
を上記支持体(15)に支持された偏向ヨーク(1)に
挿通し、かつソケット(2)にアウターリードピンを挿
入して、その前面側面部の支持体(11)により基台(
10)上に支持される。この基台(10)上に支持され
たカラーブラウン管(3)に対して、上記偏向ヨーク(
1)は、送りねじ(14)の前端部に取り付けられたつ
まみ(16)を回転することにより、矢印(A)で示す
ようにネック部(6)外側に沿って上記カラーブラウン
管(3)の管軸方向に移動することができる。
なお、上記ソケット(2)は−図示しない電源部に接続
されており、カラーブラウン管(3)の各電極には、こ
のソケット(2)および電源部に接続された高圧ケーブ
ル(17)を介してキャビティキャップ(4)から所定
の電圧が印加され、また偏向ヨーク(1)はアースに接
続することができるようになっている。
たとえばネッδ部(6)に封入された電子銃(5)が第
2図に示すように6枚構成の電子レンズ系からなるもの
については、先端の第6グリツド電極(19)には、こ
の電極(19)に取り付けられたコンバーゼンスカップ
(20)を介して、高圧ケーブル(17)から供給され
る25〜35KVの陽極電圧が、第3、第5グリツド電
極(21) 、 (22)で構成されるフォーカス電極
には、6〜12KV程度の電圧が、また第2、第4グリ
ツド電極(23) 、 (24) ニは400〜800
V、第1グリツド電極(25)にはov、カソード電極
(26)には50〜150V程度の電圧が印加される。
耐電圧検査はつぎのようにおこなわれる。
まずカラーブラウン管(3)を上記検査装置に取り付け
、ソケット(2)および高圧ケーブル(17)を介して
上記カラーブラウン管(3)の各電極に、カソード電極
には動作時より若干高い電圧を、その他の電極にはその
動作時とほぼ同じ電圧を印加するとと砺に、偏向ヨーク
(1)をアースに接続する。
しかるのち送りねじ(14)を交互に正逆両方向に回転
して、このアースに接続された偏向ヨーク(1)をネッ
ク部(6)外側に沿って管軸方向に複数回繰返し往復移
動させる。
このようにすると、各電極の電圧に対応して帯電したネ
ック部(6)内壁の電位はネック部(6)内壁と偏向ヨ
ーク(1)との間のキャパシティを通してアースに接続
されるため、偏向ヨーク(1)が通過するごとにその部
分の電位が変化する。そしてこの電位変化により、ネッ
ク部(6)内壁と電極、および電極間の電位バランスが
くずれて、スパークを発生したり、またネック部(6)
内壁や電極に付着している管内微粒子が移動してスパー
クやストレーエミッションを発生したりし、潜在的に内
在する耐電圧低下要因を顕現させて、これを劣化させる
。かくしてその後偏向ヨーク(1)を正規位置に置いて
検査してもスパークやストレーエミッションを発生せず
、その耐電圧を十分に保証する検査とすることができる
つぎに他の実施例につい述べる。
上記実施例では、偏向ヨークをアースに接続して往復移
動させたが、この往復移動するときの偏向ヨークの電位
は、カラーブラウン管の電極に印加する高電圧より低け
ればよく、たとえば数百ボルト以下の電圧を印加した状
態でおこなってもよし罵。
また上記実施例では、カラーブラウン管のネック部に偏
向ヨークを密着し、これを往復移動させたが、この偏向
ヨークのかわりに、たとえば金属筒など他の導電部材を
装着し、この導電部材をアースまたは数百ボルト位下の
電圧を印加して往復移動させてもよい。
なお上記実施例は、カラーブラウン管の耐電圧検査につ
いて述べたが、この発明の検査方法は。
耐電圧が要求される他の陰極線管にも適用することがで
きる。
〔発明の効果〕
陰極線管の外囲器外側に、その管軸に沿って移動自在に
導電部材を配置し、この陰極線管の各電極にその動作時
とほぼ同じ電圧を印加するとともに、上記導電部材を接
地または上記陰極線管の高電圧電極に印加する電圧より
低い電圧を印加して。
上記管軸に沿って移動させ、陰極線管に潜在的に内在す
る耐電圧低下要因を劣化したのちに耐電圧検査をするよ
うにしたので、その後の耐電圧特性を保証十分にする。
検査をおこなうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例であるカラーブラウン管の
耐電圧検査方法を説明するための図、第2図はカラーブ
ラウン管の電子銃の構成を示す図、第3図は従来のカラ
ーブラウン管の耐電圧検査方法を説明するための図であ
る。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)陰極線管の外囲器外側にその管軸に沿って移動自
    在に導電部材を配置し、上記陰極線管の各電極にその動
    作時とほぼ同じ電圧を印加するとともに上記導電部材を
    接地または上記陰極線管の高電圧電極に印加する電圧よ
    り低い電圧を印加して上記管軸に沿って移動のち、上記
    陰極線管の耐電圧を検査することを特徴とする陰極線管
    の検査方法。
  2. (2)導電部材を管軸に沿って複数回往復移動させるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の陰極線管の
    検査方法。
  3. (3)導電部材として偏向ヨークを使い、この偏向ヨー
    クを管軸に沿って移動することを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の陰極線管の検査方法。
  4. (4)導電部材を筒体に構成し、この筒体を管軸に沿っ
    て移動することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の陰極線管の製造方法。
JP13615485A 1985-06-24 1985-06-24 陰極線管の検査方法 Pending JPS61294738A (ja)

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