JPS61294275A - 冷凍サイクル用四方弁 - Google Patents

冷凍サイクル用四方弁

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JPS61294275A
JPS61294275A JP13347385A JP13347385A JPS61294275A JP S61294275 A JPS61294275 A JP S61294275A JP 13347385 A JP13347385 A JP 13347385A JP 13347385 A JP13347385 A JP 13347385A JP S61294275 A JPS61294275 A JP S61294275A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
coil
solenoid
thermistor element
way valve
Prior art date
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Pending
Application number
JP13347385A
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English (en)
Inventor
Tokinori Araki
荒木 時則
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、冷凍サイクル、特にヒートポンプ型の空II
機の冷暖房の切換えに用いる冷凍サイクル用四方弁に関
するものである。
従来の技術 近年、冷凍サイクル用四方弁は、空調機のヒートポンプ
化が、進むにつれ、その?#要は急増しており、小型化
、低コスト化、さらには黄機の暖房能力向上の観点から
低熱損失化等の性能改善の要求が強くなっている。
以下、図面を参照しながら、上述した従来の冷凍サイク
ル用四方弁の一例について説明する。
第4図従来の冷凍サイクル用四方弁の断面図を示すもの
である。1は密閉された円筒状の弁本体、2−93は前
記弁本体1の局面の両端に反対方向に接続された吐出管
と吸入管、4.5は前記吸入管3を中央にして両側に設
けられた第−及び第二の導管である。この第一の導管4
は、室内側熱交換器(以下室内器)(図示せず)に接続
され、また第二の導管5は室外側熱交換器(以下室外器
)(図示せず)に接続されている。前記弁本体1に接続
した4本の2.3.4.5はそれぞれ弁本体1内に開口
しており、また並設した3本の管2゜4.5の開口端は
、弁本体1の軸方向に面一にしてシート6を介して弁本
体1に固定されている。
7は前記弁本体1の内部にあって前記シート6面を軸方
向に摺動する摺動弁であり、前記吸入管3と第一の導管
4、又は吸入管3と第二の導管5を択一的に連通せしめ
るU字状の凹面7aを有している。8.9は前記摺動弁
7の両側に連結板10で連結されて配設されたピストン
体で、それぞれ微小穴8a 、9aを有する。11.1
2は前記弁本体1の端面を密封する蓋である。13.1
4は前記蓋11゜12の間の空間(R1)(R2)に開
口する抽気管で、N磁式パイロットパルプ15の通電操
作により前記吸入管3と択一的に切換連通して低圧ガス
を導入する。
以上のように構成された冷凍サイクル用四方弁について
その動作を説明する。
電磁パイロットバルブ15の通電操作により、抽気管1
3.14を介して空間(R1)あるいは空間(R2)と
吸入管3とを択一的に連通して空間内圧力を低下させる
とともに、ピストン体8,9の微小穴8a 、9aを介
して弁本体1内の吐出側圧力を反対側の空間に導入して
高圧とすることにより、雨空間(R1)(R2)の高低
圧力差でピストン体8.9に連結する摺動弁7を移動さ
せる。
そして吐出管2より導入される高圧冷媒を、連通してい
る第二の導管5に流動させ、室内器を凝縮器として用い
て室内を暖房し、又は高温冷媒を、連通している第一の
導管4に流動させ、室外器を凝縮器に且つ室内器を蒸発
器として用いて室内を冷房するものである。
発明が解決しよりとする問題点 しかしながら上記のような構成では、冷媒通路の切換動
作を、弁本体1の両端の空間(R1)と(R2)の圧力
差による摺動弁7の移動によって行っているため、パイ
ロットバルブ15や抽気管13゜14、ピストン体8,
9などのパイロット機構が必要であり、このために大型
で構造が複雑となり、しかも高コストであった。これを
解決する方法として、摺動弁7をソレノイドにより直接
駆動する方式が考えられるが、駆動するために大きなパ
ワーを要するため超大型のソレノイドが必要であり、消
費電力も大きくなるため未だ商品化されていない。さら
に上記の構成では、暖房時においては圧縮機で圧縮され
た高温高圧ガスが吐出管2より第二の導管5を経て室内
器に達し、凝縮器として熱交換し、熱を室内に放出して
暖めるものであるが、吐出!!2より弁本体1の内部に
導入された高温高圧ガスは、弁本体1からの放熱と、摺
動弁7やシート6などによる低圧低温ガス側への熱り−
クとにより、第二の導管5から導出される時には10℃
近くも温度降下をきたしており、その結果、凝縮器にお
ける熱効率が低下し、システムの暖房能力を大巾にダウ
ンさせるという問題点も有していた。
本発明は、上記問題点を鑑み、低コストで小型のパイロ
ットバルブレス型でありながら、消費電力が小さく、し
かち暖房時における四方弁での熱リーク量を軽減するこ
とにより、システムの暖房能力をアップすることができ
る冷凍サイクル用四方弁を提供するものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の冷凍サイクル用四
方弁は、冷凍通路を切換える摺動弁を直接ソレノイドに
より駆動するとともに、このソレノイドのコイルと直列
に接続さた正特性サーミスタ素子を熱交換的に取り付け
て、前記コイルを正特性サーミスタ素子の直列回路への
通電を暖房運転時に行うよう構成したものである。
作用 本発明は上記した構成によって、ソレノイドのコイルへ
の通電電流を、通電初期のみ大きくし、大きな吸引力を
引き出して弁切換を行うとともに、その後は、正特性サ
ーミスタ素子の電流制限作用により保持トルク相当の通
電電流に絞ることができるため、コイルへの大電流通電
時間は極めて短かくなる。その結果、コイルの小型化が
図れることから、弁切換が、従来の如くパイロット機構
や超大型のソレノイドを用いなくても可能となり、大幅
な低コスト化、小型化、低入力化が図れるものである。
しかも暖房運転時には、前記正特性サーミスタ素子の電
流制限による発熱量が弁本体へ伝熱されるため、四方弁
における熱リーク量が軽減され、システムの暖房能力の
向上も併せて図れるものである。
実施例 以下、本発明の一実施例における冷凍サイクル用四方弁
について図面を参照しながら説明する。
第1図は本発明の一実施例における冷凍サイクル用四方
弁の非通電時(冷房状態)の断面図を示すものである。
16は弁本体を形成するシリンダ、17は前記シリンダ
1Gの一端16aに嵌合溶接された蓋である。18は前
記117に取り付けられた吐出管であり、圧縮1119
の吐出側に接続されている。20は前記圧縮′a19の
吸入側に接続された吸入管であり、前記シリンダ1Gの
側壁16bに取り付けられている。
21、22は前記吸入管20の取付位置の裏側の側壁1
8Cから吸入管20とは反対方向に導出された第一、第
二のII管であり、各々凝縮器又は蒸発器として可逆的
に機能する室内器23、室外器24に接続されている。
25は前記シリンダ16内にあって軸方向へ旧動可能な
スプール弁であり、樹脂性コーティング25aを有する
。このスプール弁25の一端と中央部には、前記シリン
ダ16の内壁16dに周接し受圧部を形成する第一、第
二の環状のシート弁25b、25Cを有し、他端は後述
する操作用ソレノイド27のプランジャ部25dを有し
、かつ前記環状シート弁25b、 25cの両サイドを
連通する中空導孔25eを有している。26は前記シリ
ンダ16の他端を閉塞する蓋である。21は前記蓋26
の中央に固定的に取り付けられた操作用のソレノイドで
あり、固定鉄心28、コイル29、復帰バネ30より構
成されており、コイル29への通電制御により、前記ス
プール弁25が前記復帰バネ30に抗してシリンダ16
内を軸方向に摺動する。31は前記117の外面にカシ
メ等により密着して熱交換的に取り付けられたドーナツ
型の絶縁樹脂モールドタイプの正特性サーミスタ素子で
あり、リード線32により前記コイル29と直列にして
電源に接続されている。なお、前記スプール弁25にお
ける第一の環状シート弁25bと第二の環状シート弁2
50の位置は、第1図のようにスプール弁25の第一の
位置(電源33オフ状態)において吸入9!F20と第
一の導9121を連通させると共に、電源33オンによ
りコイル29が励磁されてスプール弁25が吸入された
第二の位置(第2図−暖房状1)に゛おいて吸入管20
と第二の導!!22を連通させる如く設計されている。
以上のように構成された冷凍サイクル用四方弁について
、以下第1図〜第3図を用いてその動作を説明する。第
1図は電源33オフ状態、つまりコイル29が非通電時
の態様(冷房状態)を示したもので、スプール弁25の
プランジャ部25dIltt!帰バネ30の作用で図の
左方に付勢され、両環状シート弁25b、 25cによ
り吸入管20と第一の導!!21が連通され、一方、吐
出管18と、第二の導v122もスプール弁25の中空
導孔25eを通って連通される。従って冷媒ガスは、圧
縮機19→吐出管18→第二の導管22→室外器24→
膨wt器34→室内器23→第一の導管21→吸入管2
0→圧縮機19のサイクル回路となる。
次に電源33をオンとすると、コイル29へ通電されて
スプール弁25のプランジャ部25dは復帰バネ30の
付勢力に抗して固定鉄心28に吸着され、第二の環状シ
ート弁250が蓋26に当接して止まり、その後はコイ
ル29と直列に接続された正特性サーミスタ素子31の
電流制限作用により、スプール弁25の保持トルク相当
の電流に絞られる(第3図)。
この結果、両環状シート弁25b、 2Scにより、第
2図に示すように吸入管20と第二の導管22は連通さ
れる一方、吐出管18と第一の導管21も連通される。
この時、冷媒ガスは圧縮機19→吐出管18→第一の導
管21→室内器23→膨張器34→室゛外器24→第二
の導管22→吸入管20→圧縮1119のサイクル回路
となり、暖房状態となる。この時、正特性サーミスタ素
子31の電流制限により生じる発熱は、蓋17を通して
弁本体内に伝熱され、高温高圧ガスからの放熱を抑えて
いる。
以上の・ように本実施例によれば、冷媒通路を構成する
吐出!!18、吸入管20、第一、第二の導管21゜2
2を切換えるスプール弁25を直接駆動するソレノイド
27のコイル29と、正特性サーミスタ素子31とを直
列に接続することにより、ソレノイド27のコイル29
への通電電流を通電補則のみ大きくして大きな吸引力を
引き出して弁切換を行うとともに、その後は正特性サー
ミスタ素子31の電流制限作用により保持トルク相当の
通電電流に絞ることができるためコイル29への大電流
通電時間は穫めて短かくなる。その結果、コイル29の
小型化が図れることから、弁切換が従来の如くパイロッ
トパルプ機構や超大型のソレノイドを用いなくても可能
となり大巾な低コスト化、小型化1.低入力化が図れる
ものである。さらに暖房運転時には正特性サーミスタ素
子31の電流制限による発熱層が蓋11を通して弁本体
内部の高ms圧ガスに伝熱され、その結果、四方弁にお
ける熱り−ク量が軽減され、システムの暖房能力の向上
も併せて図れるものである。
発明の効果 以上のように本発明は、冷媒通路を切換える摺動弁を直
接ソレノイドにより駆動すると共に、このソレノイドの
コイルと直列に接続した正特性サーミスタ素子を弁本体
と熱交換的に取り付けて、前記コイルと正特性サーミス
タ素子の直列回路への通電を暖房運転時に行うことによ
り、低コストで小型のパイロットバルブレス型でありな
がら消費電力が小さく、しかも暖房時における四方弁で
の熱リーク量を軽減することによりシステムの暖房能力
をアップすることができる冷凍サイクル用四方弁を提供
できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本発明の一実施例の冷凍サイクル用四
方弁を示し、第1図は冷房状態を示す断面図、第2図は
暖房状態を示す断面図、第3図は正特性サーミスタ素子
の電流制限作用によるコイル電流の経時変化特性図、第
4図は従来の冷凍サイクル用四方弁の断面図を示したも
のである。 16・・・シリンダ、18・・・吐出管、19・・・圧
縮機、20−・・吸入管、21.22・・・導管、23
・・・室内器、24・・・室外器、25・・・摺動弁(
スプール弁)、27・・・ソレノイド、29・・・コイ
ル、31−・・正特性サーミスタ素子、33・・・電源
代理人   森  本  義  弘 第1図 一−7一一 第2図 屯d

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1. 弁本体を形成するシリンダと、このシリンダに接
    続した吸入管、吐出管および2本の冷媒通路用の導管と
    、前記シリンダ内を摺動して前記4本の導管により形成
    した冷媒通路を切換える摺動弁と、この摺動弁を直接駆
    動するソレノイドと、このソレノイドのコイルと直列に
    接続し且つ前記シリンダの一部に熱交換的に取付けた正
    特性サーミスタ素子とを備え、前記コイルと正特性サー
    ミスタ素子の直列回路への通電を暖房運転時に行う冷凍
    サイクル用四方弁。
JP13347385A 1985-06-19 1985-06-19 冷凍サイクル用四方弁 Pending JPS61294275A (ja)

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