JPS61292599A - 放射性廃棄物用容器 - Google Patents
放射性廃棄物用容器Info
- Publication number
- JPS61292599A JPS61292599A JP13427385A JP13427385A JPS61292599A JP S61292599 A JPS61292599 A JP S61292599A JP 13427385 A JP13427385 A JP 13427385A JP 13427385 A JP13427385 A JP 13427385A JP S61292599 A JPS61292599 A JP S61292599A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- radioactive waste
- waste
- detector
- solidified
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は例えば使用済燃料再処理後の廃棄物等の放射性
廃棄物をセメント同化体、ガラス同化体等として密封管
理するための放射性廃棄物用容器に関する。
廃棄物をセメント同化体、ガラス同化体等として密封管
理するための放射性廃棄物用容器に関する。
(発明の技術的背景とその問題点〕
使用済燃料を再処理した後の廃棄物はpu、cm等の中
性子、α線を放出する重核を含むため、半減期が長く、
有害性の物質を有するのでその管理が重要である。廃棄
物内のこれらの核種を定量する方法として、第4図に示
すように廃棄物固化体用の容器Aを囲むポリエチレン等
の材質からなる側壁1の内部に複数の孔を設け、これら
の孔に中性子検出器3を挿入設置し、廃棄物固化体から
放出される中性子を測定するパッシブ中性子法がある。
性子、α線を放出する重核を含むため、半減期が長く、
有害性の物質を有するのでその管理が重要である。廃棄
物内のこれらの核種を定量する方法として、第4図に示
すように廃棄物固化体用の容器Aを囲むポリエチレン等
の材質からなる側壁1の内部に複数の孔を設け、これら
の孔に中性子検出器3を挿入設置し、廃棄物固化体から
放出される中性子を測定するパッシブ中性子法がある。
この方法は中性子検出器3に近い廃棄物同化体から放出
する中性子発生量を検出するには適している。しかしな
がら、中性子検出器3の感度に対する中性子線源位置の
関係を示す第5図から明らかなように容器中心位置側の
領域になるにつれてpu、cm等のα放射能の定量は精
度が極めて悪くなる。また、廃棄物固化体の単核が偏在
している場合には廃棄物固化体内の単核の定量化の精度
が極めて低い問題がある。
する中性子発生量を検出するには適している。しかしな
がら、中性子検出器3の感度に対する中性子線源位置の
関係を示す第5図から明らかなように容器中心位置側の
領域になるにつれてpu、cm等のα放射能の定量は精
度が極めて悪くなる。また、廃棄物固化体の単核が偏在
している場合には廃棄物固化体内の単核の定量化の精度
が極めて低い問題がある。
本発明の目的は、使用済燃料を再処理した後の廃棄物等
の放射性廃棄物をセメント固化体、ガラス固化体等の固
化体として容器に密封管理するに際して、放射性廃棄物
からの中性子等の放射線を精度よく検出して放射性廃棄
物を安全に管理できる放射性廃棄物用容器を提供するこ
とにある。
の放射性廃棄物をセメント固化体、ガラス固化体等の固
化体として容器に密封管理するに際して、放射性廃棄物
からの中性子等の放射線を精度よく検出して放射性廃棄
物を安全に管理できる放射性廃棄物用容器を提供するこ
とにある。
本発明は、放射性廃棄物固化体を密封する放射性廃棄物
容器において、この容器面から少なくとも前記同化体に
くい込む放射線検出器設置用の空間部を固化体に対する
外部からの密封性を保持した状態で設けたことを特徴と
する放射性廃棄物用容器である。
容器において、この容器面から少なくとも前記同化体に
くい込む放射線検出器設置用の空間部を固化体に対する
外部からの密封性を保持した状態で設けたことを特徴と
する放射性廃棄物用容器である。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明に係る放射性廃棄物用容器を示す斜視図
、第2図は第1図のA−A線に沿う断面図である。
、第2図は第1図のA−A線に沿う断面図である。
第1図および第2図において、容器5内には使用済燃料
を再処理した後の放射性廃棄物の固化体が充填されてい
る。容器5はその底面に容器5の高さ方向に延設され、
それぞれ所定の間隔をおいて3個の空間部6が形成され
ている。この空間部6はそれぞれ容器5の密封性を保持
した状態で設けられている。これらの空間部6にそれぞ
れ中性子検出器7が設置される。このような放射性廃棄
物用容器において、中性子検出器7は放射性廃棄物5の
固化体のほぼ中心領域およびその周辺領域に設置されて
いる。第3図は容器5の中心からの距離と中性子検出器
7による感度との関係を示す。
を再処理した後の放射性廃棄物の固化体が充填されてい
る。容器5はその底面に容器5の高さ方向に延設され、
それぞれ所定の間隔をおいて3個の空間部6が形成され
ている。この空間部6はそれぞれ容器5の密封性を保持
した状態で設けられている。これらの空間部6にそれぞ
れ中性子検出器7が設置される。このような放射性廃棄
物用容器において、中性子検出器7は放射性廃棄物5の
固化体のほぼ中心領域およびその周辺領域に設置されて
いる。第3図は容器5の中心からの距離と中性子検出器
7による感度との関係を示す。
第3図から明らかなように容器5の中心領域では感度が
高く、容器5の中心領域から容器5の側壁になるにつれ
て感度は低下するが、その低下の割合は極めて少ない。
高く、容器5の中心領域から容器5の側壁になるにつれ
て感度は低下するが、その低下の割合は極めて少ない。
本実施例では、空間部6として3個の柱状空間部の例を
示しているが空間部の個数は固化体の大ぎさによって任
意に選定することができる。また空間部は容器の底面か
ら容器の高さ方向に延設されたものに限定される訳でな
く、容器の側壁から容器の軸方向側に延設してもよい。
示しているが空間部の個数は固化体の大ぎさによって任
意に選定することができる。また空間部は容器の底面か
ら容器の高さ方向に延設されたものに限定される訳でな
く、容器の側壁から容器の軸方向側に延設してもよい。
さらに第3図に示すような空間部とともに第1図に示し
たような容器の側壁に複数個の中性子検出器用孔を設け
、それらの孔に中性子検出器を設置してもよい。この場
合、第2図と第5図に示す感度曲線を合成した感度曲線
が得られ、固化体内のPu、Cm等の分布の偏りにかか
わらず中性子の定fft1度がさらに向上する。
たような容器の側壁に複数個の中性子検出器用孔を設け
、それらの孔に中性子検出器を設置してもよい。この場
合、第2図と第5図に示す感度曲線を合成した感度曲線
が得られ、固化体内のPu、Cm等の分布の偏りにかか
わらず中性子の定fft1度がさらに向上する。
本発明において空間部に設置される検出器は中性子検出
器に限らず、放射性廃棄物から放出される放射線を検出
できるものであればよい。また、放射性廃棄物は核燃料
の再処理廃棄物に限らず、容器内に固化体として収納さ
れるものであればよい。
器に限らず、放射性廃棄物から放出される放射線を検出
できるものであればよい。また、放射性廃棄物は核燃料
の再処理廃棄物に限らず、容器内に固化体として収納さ
れるものであればよい。
以上のように本発明によれば、放射性廃棄物の固化体か
ら放出される中性子、γ線等を感度よく検出することが
でき、また固化体が大型の場合にも線源領域付近に検出
器が設置されるので中性子、γ線等の検出により″単核
定量化の精度を高めることができる。
ら放出される中性子、γ線等を感度よく検出することが
でき、また固化体が大型の場合にも線源領域付近に検出
器が設置されるので中性子、γ線等の検出により″単核
定量化の精度を高めることができる。
第1図は本発明に係る放射性廃棄物用容器を一部透視で
示す斜視図、第2図は第1図へ−A線に沿う断面図、第
3図は第1図の容器における容器中心領域からの距離と
検出器の感度との関係を示すグラフ、第4図は従来の放
射性廃棄物用容器の容器を一部透視で示す要部斜視図、
第5図は第4図の容器における容器中心領域からの距離
と検出器の感度との関係を示すグラフである。 1・・・容器側壁、2・・・孔、3・・・中性子検出器
、5・・・容器、6・・・空間部、7・・・中性子検出
器。 第 2 図 茶4ヨ 第5図
示す斜視図、第2図は第1図へ−A線に沿う断面図、第
3図は第1図の容器における容器中心領域からの距離と
検出器の感度との関係を示すグラフ、第4図は従来の放
射性廃棄物用容器の容器を一部透視で示す要部斜視図、
第5図は第4図の容器における容器中心領域からの距離
と検出器の感度との関係を示すグラフである。 1・・・容器側壁、2・・・孔、3・・・中性子検出器
、5・・・容器、6・・・空間部、7・・・中性子検出
器。 第 2 図 茶4ヨ 第5図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、放射性廃棄物の固化体を密封する放射性廃棄物用容
器において、この容器面から少なくとも前記固化体にく
い込む放射線検出器設置用の空間部を固化体に対する外
部からの密封性を保持した状態で設けたことを特徴とす
る放射性廃棄物用容器。 2、放射線検出器が、中性子検出器である特許請求の範
囲第1項記載の放射性廃棄物用容器。 3、放射性廃棄物が、核燃料を再処理した後の廃棄物で
ある特許請求の範囲第1項記載の放射性廃棄物用容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13427385A JPS61292599A (ja) | 1985-06-21 | 1985-06-21 | 放射性廃棄物用容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13427385A JPS61292599A (ja) | 1985-06-21 | 1985-06-21 | 放射性廃棄物用容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61292599A true JPS61292599A (ja) | 1986-12-23 |
Family
ID=15124427
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13427385A Pending JPS61292599A (ja) | 1985-06-21 | 1985-06-21 | 放射性廃棄物用容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61292599A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015190761A (ja) * | 2014-03-27 | 2015-11-02 | 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 | 放射性物質の保管容器 |
-
1985
- 1985-06-21 JP JP13427385A patent/JPS61292599A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015190761A (ja) * | 2014-03-27 | 2015-11-02 | 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 | 放射性物質の保管容器 |
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