JPS6129213Y2 - - Google Patents

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JPS6129213Y2
JPS6129213Y2 JP18244278U JP18244278U JPS6129213Y2 JP S6129213 Y2 JPS6129213 Y2 JP S6129213Y2 JP 18244278 U JP18244278 U JP 18244278U JP 18244278 U JP18244278 U JP 18244278U JP S6129213 Y2 JPS6129213 Y2 JP S6129213Y2
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JP
Japan
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container
length
water
pipe
wall
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JP18244278U
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JPS5599611U (ja
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  • Pretreatment Of Seeds And Plants (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は種籾の催芽機に関するものであり、
更に詳述すれば種籾袋の出入れが自由に行える四
角形の容器を利用した催芽機において、シヤワー
ヘツドの取付けについて工夫するとともに、流通
用の水(湯)を容器内全体からまんべんなく(容
器の四隅部分に死に水ができ、くさり水となるの
を防止する)吸引するようにしたものである。
従来の催芽機にあつては円筒の容器内に揚水羽
根およびヒータ等を内蔵したパイプを立設し、そ
のパイプの上方から分岐パイプを介して環状にシ
ヤワーヘツドを配置して催芽を行つていた。しか
しこのように円筒容器内部に前記パイプを立設す
ると、種籾の出し入れが不自由で、かつ催芽期に
頻繁に催芽状態を目視しなければならないときシ
ヤワーヘツドからの噴出水を浴びながら視なけれ
ばならないため使用者が使用しずらい欠点があつ
た。
また、実開昭54−62910号に開示された催芽機
においては、上記欠点の一部について改良されて
いるものの、シヤワーヘツド1つにて散水を行つ
ているために、循環する水の重さに耐える構造が
複雑かつ極めて剛性を必要とし、機構、構造が複
雑な欠点を有していた。
この考案は四角形の容器(実施例では長方形)
外に揚水ポンプおよびヒータ等を配置するととも
にシヤワーヘツドを二列状に取付け、シヤワーヘ
ツドが取付くパイプをエルボに回転自在に嵌合に
し、前方側パイプと容器の前方側内壁間の長さ
B1と手前側パイプと手前側内壁間の長さB3は略
等しくなるよう配置するとともに、吸引口は容器
の横長さAの略中央で、前方側と手前側の双方に
吸引口を有する吸引パイプの長さB2は前方側内
壁1bと前方側吸引口6b間の長さB1と手前側
内壁1cと手前側吸引口6b間の長さB3は略等
しくなるように配設し、もつて種籾の出し入れに
便ならしめ、作業者がシヤワーの水を浴びること
なく催芽状態を目視できるとともに、容器内の水
をまんべんなく吸引循環させる催芽機を提供する
ものである。
以下この考案の内容を実施例図にもとづき説明
する。
1は上面が開口された断面四角形の容器であ
り、2は該容器1内に嵌め込まれたすのこ板であ
る。該すのこ板2は水の流通孔2bを多数穿設し
た板部2aと該板部2aを前記容器1の内底面1
aから適当な間隔をあけて隔室3を設けるための
脚部2cより構成されている。なお脚部2cにも
水の流通孔2dが穿設されている。
5は前記隔室3内に臨ませた吸引部であり、該
吸引部5は流通パイプ5aと該パイプ5aの一方
先端に直角状、すなわちT字型に取付けた吸引パ
イプ5bよりなり、該吸引パイプ5bの左右先端
は下向に折曲げし、その折曲げした両先端に吸引
口6a,6bが開口されている。この吸引口6
a,6bは容器1の横長さAの略中央に位置し、
かつ縦長さB間を略3等分する、すなわち前方側
内壁1bと前方側吸引口6a間の長さB1と吸引
パイプ5bの長さB2と手前側内壁1cと手前側
吸引口6b間の長さB3は略同一長さ(B1=B2
B3)になるよう配置されるとともに内底面1aと
一定距離をおいて配置されている。また前記流通
パイプ5aの他方先端は容器1の側壁に穿設され
た連通孔7に嵌合し後述する揚水ポンプに連通し
ている。
8は容器1の側方に取付けられた箱体、9は箱
体8内に配置された揚水モータであり、10はそ
のモータ9の吐水口にパイプ11を介して立設さ
れたヒータ管10である。該揚水モータ9の吸水
口は前記流通パイプ5aの他方先端とパイプ12
を介して連通している。13a,13bはヒータ
管10の上部左右のエルボ10a,10b内に回
動自在に嵌合したパイプであり、該パイプ13
a,13bは前記容器1の前方側内壁1bと手前
側内壁1cと平行で、かつ該パイプのうち前方側
パイプ13aと前記容器1の前方側内壁1b間の
長さB1と該パイプのうち手前側パイプ13bと
手前側内壁1c間の長さB3は略同一長さとなる
位置に配置されており、すなわち前述した前方側
内壁1bと吸引口6a間の長さB1と、吸引パイ
プ5bの長さB2と、手前側内壁1cと吸引口6
bあいだの長さB3間の長さは略々同一長さとな
つている。該パイプ13a,13bの先端は盲蓋
がされている。また容器1の右側方壁1a壁には
断面コの字形で、その中央部にピン挿入用孔25
aを設けた係合部25が固定されている。なお揚
水モータ9の吸水口は前記流通パイプ5aの他方
先端とパイプ12を介して連通している。前記し
たパイプ13a,13bの適宜の位置にはエルボ
14を介してシヤワーヘツド15が複数個取付け
られており、ヒータ管10内を上昇した水は、パ
イプ13a,13b内とエルボ14内を通過して
シヤワーヘツド15内に入り、これより容器1内
に散水循環される。16はヒータ管10内に取付
けたヒータで、このヒータ16は前記箱体8内に
取付けた温度調節装置17と、該管10内に内蔵
したサーモスタツト18とにより調節されて該パ
イプを上昇(揚水)される水を所望の温度(催芽
温度)に加温する。なおこのヒータ16による加
温が進んで水の温度が設定温度以上となつた場合
には、サーモスタツト18がこれを検知して温度
調節装置17を働かせ、ヒータ16の加温をコン
トロールする。19はサーモスタツト18に還装
した上下動自在な空だき防止用スイツチすなわち
浮子スイツチ、20は容器1の上部側に穿設した
溢水口、21は容器1内の水を排出するためのホ
ース、22は種籾を収容した網袋である。
また23は前記パイプ13a,13bを支持す
るための金具であり、該金具23に引掛け金具2
4の一方を引掛け他方をパイプ13a,13bに
引掛けて支持する。
この考案に係る催芽機は上述した如き構成であ
るから先ずすの子板2を容器1内に嵌めこみ、次
いで種籾を収容した網袋22をすの子板2上に隙
間を生じないように積み重ねる。
そして容器1内に水若しくは温水(例えば予浸
期(浸種)用として14℃以下の温水)を入れ、次
いで揚水モータ9のスイツチを「入」とし、且つ
ヒータ16のスイツチを「入」とすれば、揚水モ
ータ9によつて容器1内の水は吸水口6から前
後・左右むらなく吸水されてヒータ管10内に送
水されると共に、空だき防止スイツチ19の浮子
は上昇し空だき防止スイツチが「入」となりヒー
タ16に通電する。そして送水された水はこのヒ
ータ16によつて催芽に適する温度(例えば予浸
(浸種)期では14℃、催芽機では32℃)に加温さ
れて上部のシヤワーヘツド15……より容器1内
に散水循環され(このとき、温水は空気と触れて
充分な酸素を含むと共に、籾の呼吸その他による
不純物を空気中に放出し、水の劣化を防ぐととも
に水中の酸素溶存量を高める。容器1内に収容さ
れた網袋22内の種籾を浸す(このとき、種籾は
深積みされていないので上段の種籾の圧力がごく
わずかしか下段に加わらず、上・下段の種籾が略
同条件下におかれ、もつて酸素の供給が充分に行
うことができると共に、温水が種籾中をスムーズ
に通過することができるので均一な催芽を行うこ
とができる。)そして適当時間後(この時間は従
来の時間、例えば予浸期で72時間、催芽機で20時
間より短いものである。)に均一なハトむね状態
と成し、種籾の発芽条件を全く同一化することが
できる。
上記作業中において催芽期に芽が伸すぎると網
袋を容器外に持ち出す場合又は播種時に芽を損傷
するおそれがあるため、頻繁に目視しなければな
らないが、このときパイプ13a,13bと前方
側内壁1bと手前側内壁1c間の距離を充分設け
てあるので作業者はシヤワー水を浴がなくなると
ともに、種籾に均等且つ充分な酸素の供給も行え
る効果も有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は一部
破載断正面図、第2図は一部載断平面図、第3図
は左側面図である。 1……容器、1a……内底面、1b,1c……
前後内壁、2……すのこ板、2b……水の流通
孔、2d……脚部、2d……水の流通孔、3……
隔室、5……吸引部、5a……流通パイプ、5b
……吸引パイプ、6……吸引口、8……箱体、9
……揚水モータ、10……ヒータ管、13……パ
イプ、14……エルボ、15……シヤワーヘツ
ド、16……ヒータ、22……網袋。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上面が開口された四角形の容器内に内底面に対
    し適当な間隔をあけて水の流通孔が多数穿設され
    たすの子板を嵌め込むことにより隔室を設け、該
    隔室内には吸水口を臨ませ、前記容器の近辺には
    容器内の水を前記吸引口から吸引して揚水するモ
    ータと該揚水された水を加温するヒータを内蔵し
    たヒータ管を配置するとともに、一方端に盲蓋を
    した前記容器の縦長さと略同一長さを有する二個
    のパイプの他方端を該ヒータ管にエルボを介して
    回動自在に嵌合させ、該一方のパイプと前記容器
    の前方側内壁間の長さB1と該他方のパイプと手
    前側内壁間の長さB3は略等しくなるように配設
    するとともに、前方側と手前側に吸引口を有する
    吸引パイプは容器の横長さAの略中央で、かつ吸
    引パイプの長さB2は容器の前方側内壁間と前方
    側の吸引口間の長さB1と手前側内壁間と手前側
    の吸引口間の長さB3は等しくなるように配設
    し、該パイプには複数個のシヤワーヘツドを取付
    けたことを特徴とする催芽機。
JP18244278U 1978-12-31 1978-12-31 Expired JPS6129213Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18244278U JPS6129213Y2 (ja) 1978-12-31 1978-12-31

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18244278U JPS6129213Y2 (ja) 1978-12-31 1978-12-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5599611U JPS5599611U (ja) 1980-07-11
JPS6129213Y2 true JPS6129213Y2 (ja) 1986-08-29

Family

ID=29194119

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18244278U Expired JPS6129213Y2 (ja) 1978-12-31 1978-12-31

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6313Y2 (ja) * 1981-06-16 1988-01-05
JPS59163311U (ja) * 1983-04-19 1984-11-01 株式会社タイガーカワシマ 催芽機

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Publication number Publication date
JPS5599611U (ja) 1980-07-11

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