JPS61291994A - タンパク質膜の製造方法及びそれに用いる装置 - Google Patents
タンパク質膜の製造方法及びそれに用いる装置Info
- Publication number
- JPS61291994A JPS61291994A JP60134986A JP13498685A JPS61291994A JP S61291994 A JPS61291994 A JP S61291994A JP 60134986 A JP60134986 A JP 60134986A JP 13498685 A JP13498685 A JP 13498685A JP S61291994 A JPS61291994 A JP S61291994A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode
- liquid
- thin film
- knob
- electrodeposition
- Prior art date
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- Granted
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- Peptides Or Proteins (AREA)
- Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(a) 発明の技術分野
本発明は電着法により荷電コロイド粒子の薄膜を電極上
に製造するための装置に関するものである。
に製造するための装置に関するものである。
(b) 従来技術と問題点
これまで金属などの電極表面上に、タンパク質などの高
分子電解質や生体膜断片等、荷電コロイド粒子を薄膜状
に構成するには、キャスト法やセルを用いる電着法が主
として用いられてきたが、キャスト法の場合には製膜に
時間がかかったり、均一な薄膜を得にくいといった欠点
の他少量の試料液に適用するのが困難という欠点も存在
した。一方、セルを用いる電着法の場合にはセルへの吸
着等による試料の損失が大きかったり、セルからの不純
物の混入の問題がつきまとうという欠点が存在した。
分子電解質や生体膜断片等、荷電コロイド粒子を薄膜状
に構成するには、キャスト法やセルを用いる電着法が主
として用いられてきたが、キャスト法の場合には製膜に
時間がかかったり、均一な薄膜を得にくいといった欠点
の他少量の試料液に適用するのが困難という欠点も存在
した。一方、セルを用いる電着法の場合にはセルへの吸
着等による試料の損失が大きかったり、セルからの不純
物の混入の問題がつきまとうという欠点が存在した。
(C) 発明の目的
本発明は容器としてのセルを用いることなく。
少量の試料液から迅速かつ簡単に、電極上に薄膜を製造
するための装置を得ることを目的としている。
するための装置を得ることを目的としている。
(d) 発明の構成
本発明を図面にもとづいて説明すると、第1図において
水平な台1に固定した垂直軸2にノブ3により垂直方向
に位置調節可能な可動性のアーム4が装着されており、
さらにアーム4にはマイクロメータヘッド5が垂直に固
定されて取り付けられている。マイクロメータヘッド5
には電着の際一方の電極6となる金属9例えば白金板が
取り付けられている。水平な台1には。
水平な台1に固定した垂直軸2にノブ3により垂直方向
に位置調節可能な可動性のアーム4が装着されており、
さらにアーム4にはマイクロメータヘッド5が垂直に固
定されて取り付けられている。マイクロメータヘッド5
には電着の際一方の電極6となる金属9例えば白金板が
取り付けられている。水平な台1には。
ノブ7により水平方向に位置調節可能な可動性のステー
ジ8が取り付けられており、その上に絶縁材で作られた
電極ホルダー9が固定されている。電極ホルダー9上に
は電着の際他方の電極となる材料9例えばガラス基板上
に蒸着された金属電極10が、一時的に固定される。
ジ8が取り付けられており、その上に絶縁材で作られた
電極ホルダー9が固定されている。電極ホルダー9上に
は電着の際他方の電極となる材料9例えばガラス基板上
に蒸着された金属電極10が、一時的に固定される。
(61実施例
上記のように装置を構成した後、まずノブ7によりステ
ージ8を動かし、電極10が電極6の真下に(るように
し、ついでノブ3により。
ージ8を動かし、電極10が電極6の真下に(るように
し、ついでノブ3により。
電極6と電極10の間隔を十分にあけ、電極10上に荷
電コロイド粒子を含む液11を滴下する。ここでマイク
ロメータヘッド5を回転し。
電コロイド粒子を含む液11を滴下する。ここでマイク
ロメータヘッド5を回転し。
電極6と電極10との間隔を小さくしてい(と。
電極6と荷電コロイド粒子を含む液11が接触し、第2
図に示すような中央部の窪んだ円柱が表面張力により形
成される。さらにマイクロメータヘッド5を回転してい
(と、荷電コロイド粒子を含む液11は電極6と電極1
0との間で第3図に示すような、中央部のふくらんだ円
柱をなすに至る。ここで電極6と電極10間に直流電源
12により、電線13を通して電圧を印加すると、荷電
コロイド粒子は電気泳動し電極lo上に電着される。こ
の際、印加する電圧の向きは荷電コロイド粒子が電極1
0上に電着されるように、荷電コロイド粒子のもつ荷電
の符合を考慮して決定する。また、電極6と電極10間
の距離はマイクロメータヘッド5の目盛から容易に求め
られる。ついでノブ3によりアーム4を上方に動かし、
電極10上の液を取り除(ことにより電極10上に荷電
コロイド粒子の薄膜が製造される。
図に示すような中央部の窪んだ円柱が表面張力により形
成される。さらにマイクロメータヘッド5を回転してい
(と、荷電コロイド粒子を含む液11は電極6と電極1
0との間で第3図に示すような、中央部のふくらんだ円
柱をなすに至る。ここで電極6と電極10間に直流電源
12により、電線13を通して電圧を印加すると、荷電
コロイド粒子は電気泳動し電極lo上に電着される。こ
の際、印加する電圧の向きは荷電コロイド粒子が電極1
0上に電着されるように、荷電コロイド粒子のもつ荷電
の符合を考慮して決定する。また、電極6と電極10間
の距離はマイクロメータヘッド5の目盛から容易に求め
られる。ついでノブ3によりアーム4を上方に動かし、
電極10上の液を取り除(ことにより電極10上に荷電
コロイド粒子の薄膜が製造される。
+f) 発明の効果
この発明は9以上説明したように容器としてのセルを用
いずに電着を行なうためのもので。
いずに電着を行なうためのもので。
本装置を用いることにより、セルからの不純物の混入を
避けられる他、試料の損失を最小限に押えつつ、迅速か
つ簡単に均一性の高い薄膜製造が可能であるという特長
をもっている。
避けられる他、試料の損失を最小限に押えつつ、迅速か
つ簡単に均一性の高い薄膜製造が可能であるという特長
をもっている。
さらに、必要に応じてアーム4.マイクロメータヘッド
5.ステージ8の各部にステッピングモータ駆動のもの
を用いることにより容易に自動化が可能である。
5.ステージ8の各部にステッピングモータ駆動のもの
を用いることにより容易に自動化が可能である。
本発明の装置を用いて製造したタンパク質薄膜は、バイ
オセンサー、情報変換素子などへの応用が可能である。
オセンサー、情報変換素子などへの応用が可能である。
第1図は2本発明の実施例を示す構成図、第2図、第3
図は実施例における荷電コロイド粒子を含む液の形状変
化を示すものである。 1・・・水平台 8・・・ステージ2・・・
垂直軸 9・・・電極ホルダー3・・・ノ ブ
10・・・電 極4・・・アーム
11・・・荷電コロイド粒子を含む液5・・・マイ
クロメータヘッド12・・・直流電源6・・・電極
13・・・電線 7・・・ノ ブ
図は実施例における荷電コロイド粒子を含む液の形状変
化を示すものである。 1・・・水平台 8・・・ステージ2・・・
垂直軸 9・・・電極ホルダー3・・・ノ ブ
10・・・電 極4・・・アーム
11・・・荷電コロイド粒子を含む液5・・・マイ
クロメータヘッド12・・・直流電源6・・・電極
13・・・電線 7・・・ノ ブ
Claims (1)
- 平板電極表面上にタンパク質などの高分子電解質や生体
膜断片等、荷電コロイド粒子の薄膜を製造するための装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60134986A JPS61291994A (ja) | 1985-06-20 | 1985-06-20 | タンパク質膜の製造方法及びそれに用いる装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60134986A JPS61291994A (ja) | 1985-06-20 | 1985-06-20 | タンパク質膜の製造方法及びそれに用いる装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61291994A true JPS61291994A (ja) | 1986-12-22 |
JPH0243836B2 JPH0243836B2 (ja) | 1990-10-01 |
Family
ID=15141251
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60134986A Granted JPS61291994A (ja) | 1985-06-20 | 1985-06-20 | タンパク質膜の製造方法及びそれに用いる装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61291994A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009008556A1 (ja) * | 2007-07-11 | 2009-01-15 | National Institute For Materials Science | 柔らかで自立性があるタンパク質ナノ薄膜、その製造法及び応用 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4883127A (ja) * | 1972-02-10 | 1973-11-06 | ||
JPS5055335A (ja) * | 1973-06-06 | 1975-05-15 | ||
JPS5649997A (en) * | 1979-09-29 | 1981-05-06 | Tokyo Shibaura Electric Co | Heat rate control device of nuclear reactor |
-
1985
- 1985-06-20 JP JP60134986A patent/JPS61291994A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4883127A (ja) * | 1972-02-10 | 1973-11-06 | ||
JPS5055335A (ja) * | 1973-06-06 | 1975-05-15 | ||
JPS5649997A (en) * | 1979-09-29 | 1981-05-06 | Tokyo Shibaura Electric Co | Heat rate control device of nuclear reactor |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009008556A1 (ja) * | 2007-07-11 | 2009-01-15 | National Institute For Materials Science | 柔らかで自立性があるタンパク質ナノ薄膜、その製造法及び応用 |
JP2009131725A (ja) * | 2007-07-11 | 2009-06-18 | National Institute For Materials Science | 柔らかで自立性があるタンパク質ナノ薄膜、その製造法及び応用 |
EP2179779A3 (en) * | 2007-07-11 | 2011-11-02 | National Institute for Materials Science | A flexible free-standing ultrathin or thin protein membrane, its fabrication method and application |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0243836B2 (ja) | 1990-10-01 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |