JPS6128928Y2 - - Google Patents

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JPS6128928Y2
JPS6128928Y2 JP15209182U JP15209182U JPS6128928Y2 JP S6128928 Y2 JPS6128928 Y2 JP S6128928Y2 JP 15209182 U JP15209182 U JP 15209182U JP 15209182 U JP15209182 U JP 15209182U JP S6128928 Y2 JPS6128928 Y2 JP S6128928Y2
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JP
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valve
ring
valve body
pressure
fluid
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JP15209182U
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JPS5956466U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】
本考案は弁の開閉装置に関するものであり、特
に第1次側の圧力が第2次側の圧力(背圧)より
も高く保持され、調節可能な例えばコイルバネの
如き適宜な外力により圧力設定がなされ、第1次
側の流体圧力が該設定圧力をこえると弁が開放さ
れるような弁の開閉装置に関する。 従来の弁の閉塞は、流体圧力により弁を弁座に
直接接触せしめ、両者の接触点又は接触面に作用
する接触圧力によつて両者間の流体の流れを阻止
するものであつた。その為弁及び弁座は極めて高
度な精密加工が要求され、コストを増大せしめる
ばかりか、一度弁が開放した後閉止した際、弁及
び弁座の接触位置が変位し完全に閉塞するこそが
困難な為、弁及び弁座を常に適正位置に保持する
ための機構が必要とされた。 このような欠点を除去するため、実公昭47年第
23707号においては、弁ケーシングに装着され、
1次側の流体と連通する連通孔を中央部に有する
弁本体の上部突部にOリングを遊嵌し、その周囲
を囲繞して筒状の弁セツトリングを設け、該弁セ
ツトリング上に圧力設定のためのコイルバネ等の
外力を受けている弁体を載置した構造の弁の閉塞
装置が示されている。この弁の閉塞装置によれ
ば、従来のものに比しOリングの弾性変形を利用
するので弁の閉塞は良好であるが、弁本体の上部
に突部を設けるため弁本体を小型にできず、又O
リングが弁本体側ではなく弁の方に密着し所定の
吹き出し量が得られないことが屡々起る。 本考案は実公昭47年第23707号に示す型式の弁
閉塞装置の改良に係るもので、本考案によりその
欠点が除去された。 本考案の特徴は、 (1) 弁の外周と弁セツトリングの内周との間の間
隙を大として、弁の取出口面積を吹出し面積よ
りも大きくして充分な吹出し量を確保する。 (2) 特にゴム等のOリングを用いる場合には、弁
本体の頂部外周壁に溝部を設ける。溝部がない
とOリングが弁に密着して所定の吹出し量の確
保が困難となる。ゴム等のOリングの代りに金
属パツキングを用いる場合には溝部は不要であ
る。 (3) 弁本体の外周と弁セツトリングの内周との間
の間隙を小さくする。Oリングその他のパツキ
ングが弁本体の所定位置にセツトされなけれ
ば、弁のシール及び吹出し圧力の再現性が失わ
れるので弁本体の外周と弁セツトリングの内周
との間の間隙を小さくした。 (4) 実公昭47年第23707号の考案では所定圧力に
設定するためのバネが吹出し流体に接触する構
造であるが、本考案では吹出し流体がバネ等の
加圧機構に直接接触しないようにし、流体によ
る腐触、錆等の発生がおきない構造としてあ
る。 上述の如き特徴を有する本考案の構成は、第1
次側の圧力流体に連通する孔を有する弁本体と;
該弁本体の頂部外周を囲繞する筒状の弁セツトリ
ングと;弁セツトリング上に載置される弁と;弁
本体、弁セツトリング及び弁により形成される空
間内に載置される弁座と;弁上に所定の設定圧力
を加えるための調節可能なバネの如き外力付与手
段とを有し;第1次側の流体圧力が設定圧力をこ
えると弁が開放されるような弁の開閉装置におい
て、弁本体の頂部外周と筒状の弁セツトリングと
の間の半径方向の間隙を小とし;弁の先端部は弁
セツトリングの内周壁内に突出し両者間の半径方
向の間隙は弁の取出口面積が吹出し面積よりも大
きくなるように充分大とし、外力付与手段は吹出
し流体が直接接触しないように配置されている。 以下実施例を示す図面について本考案を説明す
る。 第1図において、1は圧力流体に連通する孔2
を有する弁本体で、圧力流体が収容されている容
器又は圧力流体が流れる配管等に取り付けられ
る。弁本体1の頂部3は突出している。4は筒状
の弁セツトリングで弁本体1の頂部3を囲繞し且
つ肩部3a上に載置されている。5は弁でその先
端部5aは弁セツトリング4内に突出し、肩部5
bは弁セツトリングの上端面上に載置されてい
る。弁体1の突出部3、弁セツトリング4の内壁
及び弁5の突出部5aとにより形成される環状空
間6内には弁座7が設けられている。弁座7はゴ
ム等の弾性材料、軟質又は硬質の樹脂又は金属等
の材料よりなりパツキングの役目を果している。
8は弁のケーシングで弁本体1に螺合8aしてい
る。ケーシング8内には弁本体1の頂部3、弁セ
ツトリング4及び弁5を収納し弁が開放したとき
に圧力流体が流入する室9があり、室9には外部
に流体を排出する出口10が設けられている。1
1は弁5を押えるための弁押えロツドでケーシン
グ8内の隔壁12を貫通して上方に延長してい
る。弁押えロツド11には隔壁12との間にシー
ル用パツキング13があり、室9内に流入した流
体が上部室14内に流入するのを防止する。弁押
えロツド11の肩部15にはスプリング受16が
係合し、スプリング受16上にはスプリング17
が載置されている。スプリング17の頂部にはス
プリング押え18があり、その上には内部を押え
ロツド11が貫通し外部に位置定め用ロツクナツ
ト19が螺合する調整ネジ部を有するボルト20
が載置されている。21はケーシング8の頂部に
螺合するキヤツプナツトである。ボルト20の下
部はケーシング8の頂部内径ネジ部8bと螺合し
ている。 上述の如き構造であるから、キヤツプナツト2
1を外し、ロツクナツト19をゆるめ、ボルト2
0を時計方向に回転すればケーシング8の頂部ネ
ジ部8bとの螺合によりボルト20は下向きに移
動し、その力はスプリング押えロツド11を介し
てスプリング17を圧縮し所定の圧力をスプリン
グ受16を介して弁押えロツド11に加え、従つ
て弁5は弁本体1の肩部3a上にある弁セツトリ
ング4を押圧する。 第2図は、第1図の弁本体1、その肩部3a上
に載置される弁セツトリング4、該セツトリング
4上に載置される弁5及びこれらにより形成され
る空間6内に配設される弁座7を拡大して示すも
のである。第2図では弁座7はOリングで常圧時
では破線の状態であるが、弁本体1を圧力流体と
接続して中央部2から流体圧力が空間6内に加わ
つたときは実線に示すように変形する。 今、弁5の突出部5aの外径をD1、弁セツト
リング4の内径をD2、弁と弁座の当たり面の内
径即ち弁口径をDとし、圧力流体の圧力が、バネ
17により予め設定されている圧力より高くなつ
て流体が空間6内に流出したとき弁5がバネに抗
して上昇するリフトをLとする(JIS B8210参
照)とき、本考案においては充分な吹出し量を確
保するために弁の取出口面積π/4(D2 2−D1 2)が吹 出し面積πDL(低揚程式の場合)よりも大とな
るように弁5の突出部5aの外周と弁セツトリン
グ4の内周との間の間隙即ちD2−D1を充分大き
くしてある。又第2図示の如くゴム等のOリング
を用いるときには、弁本体1の突出部3の頂部外
周壁に溝部3bを設ける。溝部3bを設けると加
圧下のOリングは実線の如く変形し、設定圧力を
こえたとき、弁本体1の孔2から圧力流体が空間
6内に流入し弁5がその圧力によりバネに抗して
上昇したとき弁本体側に密着するが、溝部3bが
ないと、Oリングが弁5の前記間隙の中に入りこ
み弁5側に密着して、弁本体の突出部3と弁セツ
トリング4との間の狭い間隙から流体が吹き出
し、所定の吹出し量が得られなくなる。更に弁本
体1の突出部3と弁セツトリング4の内周壁との
間隙を極めて小さくし、弁セツトリング4が突出
部3をガイドとして嵌合するようにしてOリング
その他の弁座7が弁本体の所定位置にセツトされ
るようにし、弁のシール及び吹出し圧力の再現性
を良好に保持してある。 第3図示の実施例では第2図示のOリングの代
りに矩形断面のリング7を装着した場合を示す。 第4図、第5図の実施例は弁座7として金属リ
ングを用いた場合で第4図はC型リング、第5図
はV型リングを使用してある。金属としては銅、
ステンレ等を用いる。第4図示の例では弁本体1
の孔2から空間6に加わる流体圧力はC型リング
の内面に作用し、シールはa,b,cの3点接触
により得られる。一方第5図のV型リングの場合
はシールはd,e,fにおける接触により得られ
る。 次に実施例を示す。 実施例
【表】 弁座としては何れもOリングを用い、良好な結
果が得られた。又5,7,8についてはC型リン
グを用いかなり良好な結果が得られた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の断面図、第2図はそ
の要部拡大図、第3図はOリングの代りに矩形リ
ングを用いた場合、第4図は金属製のC型リン
グ、第5図は金属製V型リングを用いた場合を示
す。 主要部分の符号の説明、1……弁本体、2……
弁本体の孔、3……弁本体の頂部、3a……弁本
体の肩部、4……弁セツトリング、5……弁、5
a……弁突部、6……弁、弁セツトリング及び弁
本体により形成される空間、7……弁座、8……
弁のケーシング、9……流体流入室、10……流
体出口、11……弁押え口カド、17……バネ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 第1次側の圧力流体に連通する孔を有する弁
    本体と;該弁本体の頂部外周を囲繞する筒状の
    弁セツトリングと;弁セツトリング上に載置さ
    れる弁と;弁本体、弁セツトリング及び弁とに
    より形成される空間内に載置される弁座と;弁
    上に所定の設定圧力を加えるための調節可能な
    外力付与手段とを有し;第1次側の流体圧力が
    設定圧力をこえると弁が開放されるような弁の
    開閉装置において、弁本体の頂部外周と筒状の
    弁セツトリングとの間の半径方向の間隙を小と
    し;弁の先端部は弁セツトリングの内周壁内に
    突出し、両者間の半径方向の間隙は弁の取出口
    面積が吹出し面積よりも大きくなるように充分
    大とし、外力付与手段は吹出し流体が直接接触
    しないように配置されていることを特徴とする
    弁の開閉装置。 2 特許請求の範囲第1項に記載の弁の開閉装置
    において、前記弁本体の頂部外周に溝を設けて
    あることを特徴とする弁の開閉装置。
JP15209182U 1982-10-08 1982-10-08 弁の開閉装置 Granted JPS5956466U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15209182U JPS5956466U (ja) 1982-10-08 1982-10-08 弁の開閉装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP15209182U JPS5956466U (ja) 1982-10-08 1982-10-08 弁の開閉装置

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Publication Number Publication Date
JPS5956466U JPS5956466U (ja) 1984-04-13
JPS6128928Y2 true JPS6128928Y2 (ja) 1986-08-27

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ID=30336854

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JP15209182U Granted JPS5956466U (ja) 1982-10-08 1982-10-08 弁の開閉装置

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH11311345A (ja) * 1998-04-28 1999-11-09 Takei Seisakusho:Kk 安全弁
JP5110252B2 (ja) * 2006-09-19 2012-12-26 Nok株式会社 バルブのシール構造
CN109073104B (zh) * 2016-03-31 2020-07-31 株式会社富士金 溢流阀

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JPS5956466U (ja) 1984-04-13

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