JPS6128900B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6128900B2 JPS6128900B2 JP54063935A JP6393579A JPS6128900B2 JP S6128900 B2 JPS6128900 B2 JP S6128900B2 JP 54063935 A JP54063935 A JP 54063935A JP 6393579 A JP6393579 A JP 6393579A JP S6128900 B2 JPS6128900 B2 JP S6128900B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heater
- temperature
- electric heating
- heating device
- current
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005485 electric heating Methods 0.000 claims description 14
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は空気調和機用電熱装置、特に正特性サ
ーミスタを応用したヒータ（PTCヒータと称
す）により構成されるものに関する。
ーミスタを応用したヒータ（PTCヒータと称
す）により構成されるものに関する。
PTCヒータは、ヒータ温度がキユーリー点以
上に上らないために安全性が高く、家庭用のヒー
トポンプ式空気調和機用補助電熱装置として最適
である。本発明はPTCヒータを使つた空気調和
機用電熱装置の改良に係るものである。以下図に
よつて詳述する。
上に上らないために安全性が高く、家庭用のヒー
トポンプ式空気調和機用補助電熱装置として最適
である。本発明はPTCヒータを使つた空気調和
機用電熱装置の改良に係るものである。以下図に
よつて詳述する。
第１図はPTCヒータの温度―電気抵抗（以下
抵抗と称す）特性である。図から明らかな如く温
度が低い、常温付近では抵抗も小さく殆んどフラ
ツトな特性を有しているが、200℃前後のキユー
リー点を越えると急激に抵抗が増大する。Ｇ点が
使用点である。第２図はPTCヒータの運転開始
からの経過時間と電流の関係を示したものであ
る。図のＸに示す如く（Ｙは後述）、運転開始時
はPTCが冷えているので抵抗が小さく定格出力
時の200％以上の電流が流れることがあり、温度
が上つてくると徐々に低下した通常は５〜６分で
定格電流に安定する。
抵抗と称す）特性である。図から明らかな如く温
度が低い、常温付近では抵抗も小さく殆んどフラ
ツトな特性を有しているが、200℃前後のキユー
リー点を越えると急激に抵抗が増大する。Ｇ点が
使用点である。第２図はPTCヒータの運転開始
からの経過時間と電流の関係を示したものであ
る。図のＸに示す如く（Ｙは後述）、運転開始時
はPTCが冷えているので抵抗が小さく定格出力
時の200％以上の電流が流れることがあり、温度
が上つてくると徐々に低下した通常は５〜６分で
定格電流に安定する。
第３図は従来の空気調和機用電熱装置の回路図
である。図において、１はPTCヒータ、２は電
熱装置のスイツチである。PTCヒータは１個の
素子では発熱量が限定されるので、一般には複数
個の素子を並列に接続して使用する。しかし、第
３図の如き従来の使い方をすると、第２図Ｘの特
性からも明らかな如く、例えば500Wのヒータで
も、運転開始時は10A以上の電流が流れることに
なる。空気調和機は、圧縮機電流が一般家庭用で
も10A以上になるので、この圧縮機電流とヒータ
電流が加わつて過電流が流れ、ヒユーズ溶断や、
ラインの電圧降下が大きく、他の電気機械器具の
動作に支障を期す危険があつた。
である。図において、１はPTCヒータ、２は電
熱装置のスイツチである。PTCヒータは１個の
素子では発熱量が限定されるので、一般には複数
個の素子を並列に接続して使用する。しかし、第
３図の如き従来の使い方をすると、第２図Ｘの特
性からも明らかな如く、例えば500Wのヒータで
も、運転開始時は10A以上の電流が流れることに
なる。空気調和機は、圧縮機電流が一般家庭用で
も10A以上になるので、この圧縮機電流とヒータ
電流が加わつて過電流が流れ、ヒユーズ溶断や、
ラインの電圧降下が大きく、他の電気機械器具の
動作に支障を期す危険があつた。
係る欠点を根本的に解決したのが本発明であ
る。第４図は本発明の空気調和機用電熱装置の結
線図である。図において３，４はPTCヒータ、
５はヒータ用リレーでａ〜ｆは該リレーの接点で
ある。又、６は電熱装置のスイツチである。
る。第４図は本発明の空気調和機用電熱装置の結
線図である。図において３，４はPTCヒータ、
５はヒータ用リレーでａ〜ｆは該リレーの接点で
ある。又、６は電熱装置のスイツチである。
図の構成において、リレー５は、運転開始後４
〜５分後にタイマー連動で切り換るか、又は、ヒ
ータの温度を感知して切り換えるなど、いずれに
してもPTCヒータの温度が使用点に近くまで上
昇する間は接点ａ―ｂ、ｄ―ｅがONになり、そ
の後ａ―ｃ、ｄ―ｅに切り換わるようセツトされ
ている。即ち本発明によれば、PTCヒータは、
運転開始時の低温時は直列に接続されており、そ
の後PTCの温度が上つてから並列に切り換えら
れる。従つて、例えば第４図の如く２個のヒータ
を並列に使用するものにあつては、始動時の抵抗
は、並列接続時に対して４倍になるのでヒータに
流れる電流も４分の１になる。
〜５分後にタイマー連動で切り換るか、又は、ヒ
ータの温度を感知して切り換えるなど、いずれに
してもPTCヒータの温度が使用点に近くまで上
昇する間は接点ａ―ｂ、ｄ―ｅがONになり、そ
の後ａ―ｃ、ｄ―ｅに切り換わるようセツトされ
ている。即ち本発明によれば、PTCヒータは、
運転開始時の低温時は直列に接続されており、そ
の後PTCの温度が上つてから並列に切り換えら
れる。従つて、例えば第４図の如く２個のヒータ
を並列に使用するものにあつては、始動時の抵抗
は、並列接続時に対して４倍になるのでヒータに
流れる電流も４分の１になる。
本発明の電流特性を示したのが第２図のＹであ
る。図から明らかな如く、本発明によれば、ヒー
タ電流は定格電流を大幅に越えることはない。
る。図から明らかな如く、本発明によれば、ヒー
タ電流は定格電流を大幅に越えることはない。
従つて、従来の抵抗ヒータと同様に空気調和機
用電熱装置として組み込んでも過電流によるヒユ
ーズ切れ等の影響が解消される。
用電熱装置として組み込んでも過電流によるヒユ
ーズ切れ等の影響が解消される。
以上詳述した如く、本発明によれば従来PTC
ヒータの最大の欠点であつた、運転開始時の過電
流が解消され複数個のヒータを直列、並列接続変
換することにより、フラツトな電流特性を得るこ
とも可能であり、極めて実用性が高く応用範囲が
広い空気調和機用電熱装置が得られる。
ヒータの最大の欠点であつた、運転開始時の過電
流が解消され複数個のヒータを直列、並列接続変
換することにより、フラツトな電流特性を得るこ
とも可能であり、極めて実用性が高く応用範囲が
広い空気調和機用電熱装置が得られる。
第１図はPTCヒータの温度―抵抗特性図、第
２図はPTCヒータの運転時間電流特性図、第３
図は従来の空気調和機用電熱装置の結線図、第４
図は本発明の空気調和機用電熱装置の結線図であ
る。 １……PTCヒータ、２……電熱装置のスイツ
チ、３……PTCヒータ、４……PTCヒータ、５
……ヒータ用リレー、６……電熱装置のスイツ
チ。
２図はPTCヒータの運転時間電流特性図、第３
図は従来の空気調和機用電熱装置の結線図、第４
図は本発明の空気調和機用電熱装置の結線図であ
る。 １……PTCヒータ、２……電熱装置のスイツ
チ、３……PTCヒータ、４……PTCヒータ、５
……ヒータ用リレー、６……電熱装置のスイツ
チ。
Claims (1)
- １ 正特性サーミスタヒータを運転開始時は複数
個直列に接続し、前記正特性サーミスタヒータの
温度が略一定に達した後は並列接続に切り換える
リレー接点を備え、該リレー接点が、タイマー若
しくはヒータ温度感知手段により切換えられるこ
とを特徴とする空気調和機用電熱装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6393579A JPS55158436A (en) | 1979-05-25 | 1979-05-25 | Electric heater system for air-conditioning machine |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6393579A JPS55158436A (en) | 1979-05-25 | 1979-05-25 | Electric heater system for air-conditioning machine |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55158436A JPS55158436A (en) | 1980-12-09 |
| JPS6128900B2 true JPS6128900B2 (ja) | 1986-07-03 |
Family
ID=13243692
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6393579A Granted JPS55158436A (en) | 1979-05-25 | 1979-05-25 | Electric heater system for air-conditioning machine |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS55158436A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0423959U (ja) * | 1990-06-22 | 1992-02-26 | ||
| CN110966720B (zh) * | 2019-11-06 | 2021-05-28 | 珠海格力电器股份有限公司 | 电加热器状态检测控制方法、计算机可读存储介质及空调 |
-
1979
- 1979-05-25 JP JP6393579A patent/JPS55158436A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55158436A (en) | 1980-12-09 |
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