JPS61288399A - X線自動露出制御装置 - Google Patents

X線自動露出制御装置

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JPS61288399A
JPS61288399A JP13004685A JP13004685A JPS61288399A JP S61288399 A JPS61288399 A JP S61288399A JP 13004685 A JP13004685 A JP 13004685A JP 13004685 A JP13004685 A JP 13004685A JP S61288399 A JPS61288399 A JP S61288399A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、X線写真撮影等においてフィルムの黒化度を
自動的に決めるX線自動露出制御装置に関し、特に管電
圧特性に対する補正をより正確に行えると共に各種の撮
影条件に柔軟かつ容易に対応できるX線自動露出制御装
置に関する。
従来の技術 従来のX線自動露出制御装置は、第5図に示すように、
電源1と、X線制御装置2と、高電圧発生装置3と、X
線管装置4と、イメージインテンシファイア(以下r1
.IJと略称する)5と、光電変換チューブ(以下「フ
ォトマル」と略称する)6と、積分器7と、比較器8と
、管電圧信号発生回路9と、可変抵抗器1oと、加算増
幅器11と、黒化度基準レベル設定用のスイッチ回路1
2.13.14と、黒化度微調整用のスイッチ回路15
とを有している。このX線自動露出制御装置は、被写体
16を透過したX線像を光学像に変換する1、I5の出
力光を電気信号に変換してX線フィ−ルム17へのX線
露光量を求めると共に、黒化度信号生成手段によりX線
フィルム17の黒化度の程度を示す黒化度信号を生成し
、上記X線露光量を表す電気信号と黒化度信号とを比較
することにより露出制御をするもので、イメージインテ
ンシファイア間接形の露出制御装置といわれるものであ
る。なお、第5図において、符号18は光学ミラー、符
号19はプリアンプ、符号20゜21は抵抗である。
次に、このような従来のX線自動露出制御装置の動作を
説明する。X線管装置4から放射されたX線は、被写体
16を透過した後X線フィルム17を露光させ、そのX
線像は1.I5に到達して光学像に変換される。この1
.I5の出力光を光学ミラー18で一部取り出し、フォ
トマル6で電気信号に変換する。このフォトマル6から
の電気信号は、プリアンプ19で増幅された後、積分器
7で積分されて上記X線露光量に相当する出力信号S1
とされる。そして、この積分器7の出力信号Siは、比
較器8の一方の入力端子へ入力される。ここで、上記比
較器8の他方の入力端子には、後述の黒化度信号S2が
入力され、この黒化度信号S2と上記X線露光量を表す
出力信号S1とが比較される。そして、上記X線″露光
量の出力信号S□の方が黒化度信号S2より大きくなっ
た時に、比較器8からX線遮断信号S3が出力され、こ
のX線遮断信号S、がX線制御装置2へ入力してX線の
放射を終了させる。これにより、X線フィルム17への
露光量を制御するものである。
ここで、上記比較器8の他方の入力端子へ入力する黒化
度信号S2の生成について説明する。まず、X線フィル
ム17の黒化度は、該X線フィルムを1/2.1/4な
どに分割して撮影する場合と全面撮影する場合とでは、
それぞれ被写体16からの散乱X線の程度が異なるため
、各場合で別々の黒化度基準レベルを設定する必要があ
る。そのため、黒化度基準レベル設定用のスイッチ回路
12、.13が設けられており、例えばフィルムサイズ
l/2.1/4.全面などに応じて切り換えるように、
それぞれ調整用抵抗器12a、12b。
12 c ; 13 a + 13 b t 13 c
が設けられている。また、1.I5のフィールドサイズ
が切り換えて使用されるタイプのものにおいては、同−
入射X線量に対してもそのフィールドサイズによって1
.I5の出力光量が異なるため、1.I5の例えば9イ
ンチ、6インチなどのフィールドサイズごとに黒化度基
準レベルを変更する必要がある。
そのため、黒化度基準レベル設定用の他のスイッチ回路
14が設けられており、その接点でフィールドサイズ9
インチと6インチとを切り換えるようになっている。従
って、第5図においては、上記調整用抵抗器12a、1
2b、12cはフィールドサイズ9インチのときの黒化
度基準レベルを設定するものとなり、調整用抵抗器13
a、13b、13cはフィールドサイズ6インチのとき
の黒化度基準レベルを設定するものとなる。このような
調整手段を経て、抵抗20からの出力が黒化度基準信号
S4となる。さらに、X線フィルム17と工。工5とで
は、X線の線質に対する管電圧特性が異なるため、同一
被写体について管電圧を変化させて1.I5の出力光を
電気信号に変換したものの積分信号が一定となるよう放
射xi量を制御した場合、上記X線フィルム17の黒化
度と管電圧との関係は、一般的に第6図に示す曲線aの
ようになる。すなわち、管電圧の変化に対してX線フィ
ルム17の黒化度が一定せず、この場合のX線写真は診
断に供し得ないものとなる。そこで、これを補正するた
め、第6図の曲線aを直線すであると模擬し、この直線
すが示す管電圧特性を打ち消すべく上記直線すと対称な
逆の傾斜を有する直線Cの関係を示す管電圧特性信号を
生成して補正する。そのため、X線制御装置2に接続さ
れた管電圧信号発生回路9から出力された管電圧信号を
、可変抵抗器10で上記直線Cのような管電圧特性に変
換し、抵抗21から管電圧特性補正信号S5を出力する
ようになっている。そして、加算増幅器11で、上記黒
化度基準信号S4に管電圧特性補正信号Ssが加えられ
て上述の補正が行われる。さらにまた、X線フィルム1
7の黒化度は、被写体16の体質の違いや医師等の読影
者の好み等の事情に合わせて、標準的な黒化度を微調整
することが要求される。そのため、黒化度微調整用のス
イッチ回路15が設けられており、例えば標準値を0と
し、+2.+1.−1.−2の合計5ステツプに切り換
えて微調整できるように、それぞれゲイン抵抗15a、
15b、15c、15d、15eが設けられている。そ
して、この黒化度微調整用のスイッチ回路15の出力側
には、黒化度基準信号S4に対して管電圧特性補正信号
S、による補正が行われると共に、標準的な黒化度に対
する個別事情による微調整が施された結果のものとして
、黒化度信号S2が生成される。
発明が解決しようとする問題点 しかし、このようなX線自動露出制御装置においては、
管電圧特性の補正において第6図に示すX線フィルム1
7の黒化度の特性曲線aを直線すで模擬し、この直線す
に対して補正を施しているので、管電圧特性の補正は不
正確となるものであった。従って、X線管装置4に印加
する管電圧の変化に対し、X線フィルム17の黒化度は
、まだ一定とならないものであった。また、黒化度基準
レベル設定用のスイッチ回路12,13及び黒化度微調
整用のスイッチ回路15に接続された調整抵抗の数が多
いので、回路構成が複雑になると共に装置が大形化する
ものであった。さらに、上記黒化度基準レベル設定用の
スイッチ回路12,13や黒化度微調整用のスイッチ回
路15による露出条件の調整は、その操作が複雑で使用
者が自由に調整するのは困難であると共に、専門の技術
者でも読影者の個別事情に合わせて再調整するのは時間
がかかるものであった。そこで、本発明はこのような問
題点を解決することを目的とする。
問題点を解決するための手段 この出願の第一の発明は、被写体を透過したX線像を光
学像に変換する手段の出力光を電気信号に変換してxI
%フィルムへのX線露出光量の信号を求めると共に、黒
化度信号生成手段によりX線フィルムの黒化度信号を生
成し、上記X線露光量を表す出力信号と黒化度信号とを
比較して前者の方が大きくなった時にx!!遮断をする
X線自動露出制御装置において、上記黒化度信号を生成
する手段は、黒化度基準データ及び黒化度微調整データ
並びに管電圧特性補正データを記憶する手段と。
この記憶手段に対して上記各データを設定する手段と、
X線管装置からの管電圧信号を認識する手段と、上記記
憶手段から黒化度基準データを読み出しこれを管電圧特
性補正データを用いて補正演算処理する演算処理手段と
、この演算処理手段からの演算結果を出力する手段とを
有することを特徴とするX、W+自動露出制御装置によ
ってなされる。
また、この出願の第二の発明は、被写体を透過したX線
像を光学像に変換する手段の出力光を電気信号に変換し
てX線フィルムへのX線露光量の信号を求めると共に、
黒化度信号生成手段によりX線フィルムの黒化度信号を
生成し、上記X線露光量を表す出力信号と黒化度信号と
を比較して前者の方が大きくなった時にX線遮断をする
X線自動露出制御装置において、上記黒化度信号を生成
する手段は、黒化度基準データ及び黒化度微調整データ
並びに管電圧特性補正データを記憶する手段と、この記
憶手段に対して上記各データを設定する手段と、X線管
装置からの管電圧信号を認識する手段と、上記記憶手段
から黒化度基準データを読み出しこれを管電圧特性補正
データを用いて補正演算処理する演算処理手段と、この
演算処理手段からの演算結果を出力する手段とを有する
ことを特徴とするX線自動露出制御装置によってなされ
る。
実施例 以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて詳細に説明
する。
第1図は本発明によるX線自動露出制御装置の実施例を
示すブロック図である。このX線自動露出制御装置は、
電源1と、X線制御装置2と、高電圧発生装置3と、X
線管装置4と、イメージインテンシファイア(以下r1
.IJと略称する)5と、フォトマル6と、積分器7と
、比較器8と、管電圧信号発生回路9とを有すると共に
、上記X線管装置4の管電圧信号からX線フィルムの黒
化度信号を生成する手段を有している。このX線自動露
出制御装置は、被写体16を透過したX線像を光学像に
変換する1、I5の出力光をフォトマル6によって電気
信号に変換してX線フィルム17へのX@露光量を求め
ると共に、黒化度信号生成手段によりX線フィルム17
の黒化度の程度を示す黒化度信号を生成し、上記X線露
光量を表す電気信号と黒化度信号とを比較することによ
り露出制御をするものである。なお、第1図において、
符号18は光学ミラー、符号19はプリアンプである。
ここで、本発明における黒化度信号を生成する手段は、
データメモリ22と、データ種類設定スイッチ23と、
第−及び第二のデータスイッチ24.25と、データラ
イトスイッチ26と、中央処理装置(CPU)27と、
読み出し専用メモリ(ROM)28と、読み出し書き込
みメモリ(RAM)29と、A/Dコンバータ3oと、
D/Aコンバータ31とを有している。上記データメモ
リ22は、後述のデータ設定手段から転送される黒化度
基準データ及び黒化度微調整データ並びに管電圧特性補
正データを記憶する手段となるもので、不揮発化された
書込自在のメモリであり、例えば電気的に書き込んだり
消去することができるEEPROMと呼ばれるものであ
る。或いは、電池でバックアップされた通常の読み出し
書き込みメモリ(RAM)であってもよい。
前記データ種類設定スイッチ23は、例えば4ビツトの
データを作るもので、これにより上記データメモリ22
へ記憶させるデータが黒化度基準データか或いは黒化度
微調整データか又は管電圧特性補正データかを区別する
ビットパターンを設定するものである。また、第−及び
第二のデータスイッチ24.25は、例えば8ビツト又
は4ビツトのデータを作るもので、これにより黒化度基
準データ及び黒化度微調整データ並びに管電圧特性補正
データを適宜設定するものである。さらに、データライ
トスイッチ26は、CPU27に対してデータの書き込
みを指令するもので、これを押すことにより上記データ
種類設定スイッチ23のデータを読み込むと共に第−及
び第二のデータスイッチ24.25に設定されたデータ
をデータメモリ22の所定アドレスへ転送するものであ
る。
そして、これらのデータ種類設定スイッチ23と第−及
び第二のデータスイッチ24.25とデータライトスイ
ッチ26とで、上記データメモリ22に対して黒化度基
準データ及び黒化度微調整データ並びに管電圧特性補正
データを設定する手段を構成している。なお、符号32
は上記デー、少種類設定スイッチ23のデータを転送す
るバッファゲート、符号33.34はそれぞれ第一およ
び第二のデータスイッチ24.25のデータを転送する
バッファゲートである。
前記CPU27は、前述の構成各要素の動作を制御する
演算処理器であり、ROM28及びRAM29と一体と
なって上記データメモリ22から読み出した黒化度基準
データに対し管電圧特性補正データを用いて補正演算処
理する演算処理手段を構成するものである。
前記A/Dコンバータ30は、X線管装置4からの管電
圧信号をデジタル的に認識する手段となるもので、管電
圧信号発生回路9から出力される管電圧信号をデジタル
値に変換するものである。
なお、上記管電圧信号発生回路9は、例えば管電圧12
0KVを直流12Vとするような関係で変換する信号発
生回路である。また、D/Aコンバータ31は、上記C
PU27等からの演算結果を出力する手段となるもので
、デジタル値として出力された演算結果をアナログ信号
に変換して比較器8へ送出するものである。
次に、このように構成されたX線自動露出制御装置の動
作について第1図及び第2図を参照して説明する。まず
、Xg管装置4からX線を放射し。
被写体16を透過してX線フィルム17を露光させ、1
.I5及びフォトマル6を経て積分器7から出力される
X線露光量に相当する出力信号S1の生成は、前述の従
来例(第5図参照)と全く同様に行われ、比較器8の一
方の入力端子(プラス側)へ入力する。そして、上記比
較器8の他方の入力端子(マイナス側)には、上述の黒
化度信号を生成する手段で作られた黒化度信号S2が入
力する。
この黒化度信号S2は次のようにして生成される。最初
に、標準的な黒化度基準データを設定するとし、この黒
化度基準データは例えば8ビツト構成であるとする。ま
ず、データ種類設定スイッチ23を、「黒化度基準デー
タ」の設定を意味するビットパターン、例えば“000
1”に設定する。次に、第一のデータスイッチ24に、
適宜の黒化度の程度を示す黒化度基準データを設定する
この状態でデータライトスイッチ26を押すと、このデ
ータライトスイッチ26からの指令S6がCPU27に
入力し、該CPU27からはバッファゲート32に対し
て読出し指令S7が送出され、CPU27は上記バッフ
ァゲート32を介してデータ種類設定スイッチ23に設
定されたデータを読み出し、「黒化度基準データ」の設
定を表すビットパターンかどうかを判断する(第2図の
ステップA)、、ここでは、上記データ種類設定スイッ
チ23には、「黒化度基準データ」の設定を意味するデ
ータ” OOOl”が設定されているので。
” Y E S”側へ進む、このように「黒化度基準デ
ータ」の設定を認識すると、上記CPU27からはバッ
ファゲート33に対して読出し指令S、が送出され、C
PU27は上記バッファゲート33を介して第一のデー
タスイッチ24に設定された黒化度基準データを読み出
す(ステップB)。そして、この読み出された黒化度基
準データは1図示外の従来公知の手段により設定された
フィルムサイズ(1/2.1/4.全面など)及び1.
I5のフィールドサイズ(9インチ、6インチなど)の
情報をそれぞれバッファゲート35.36を介して取り
込んで各々の情報に応じてデータメモリ22の所定エリ
アへ格納される(ステップC)。
以下、上記フィルムサイズ及び1.Iのフィールドサイ
ズの情報を順次変化させると共に、上記第一のデータス
イッチ24の黒化度基準データをそのフィルムサイズ及
び1.Iのフィールドサイズに対応するビット値に変化
させ、その都度上記データライトスイッチ26を押して
、データメモリ22の所定アドレスへ「黒化度基準デー
タ」を順次格納する。なお、このようにして設定された
黒化度基準データは、いずれも後述の微調整ステップが
O9管電圧は基準点のデータである。
次に、黒化度微調整データを設定する。この黒化度微調
整データは、上記黒化度基準データに対する増減割合を
示すもので、例えば8ビツト構成であるとする。まず、
データ種類設定スイッチ23を、「黒化度微調整データ
」の設定を意味するビットパターン、例えば” OO1
0”に変更して設定する。次に、第一のデータスイッチ
24に、上記黒化度に対する適宜の微調整割合を示す黒
化度微調整データを設定する。この状態でデータライト
スイッチ26を押すと、前述と同様にしてCPU、27
は、バッファゲート32を介してデータ種類設定スイッ
チ23に設定されたデータを読み出し、その内容を判断
する。ここでは、上記データ種類設定スイッチ23には
、「黒化度微調整データ」の設定を意味するデータ“0
010”が設定されているので、第2図のステップAは
11 N OIj側へ進み、ステップDで’YES’″
側へ進む。このように「黒化度微調整データ」の設定を
認識すると、上記CPU27はバッファゲート33を介
して第一のデータスイッチ24に設定された黒化度微調
整データを読み出す(ステップE)。そして、この読み
出された黒化度微調整データは、図示外の従来公知の手
段により設定された微調整ステップ(+2.+1.O,
−1,−2)の情報をバッファゲート37を介して取り
込んでそのステップ情報に応じてデータメモリ22の所
定エリアへ格納される(ステップC)。以下、前述と同
様にして、微調整ステップの情報を順次変化させると共
に、それぞれの微調整ステップに対応する黒化度微調整
データをデータメモリ22の所定アドレスに順次格納す
る。
次に、管電圧特性補正データを設定する。この管電圧特
性補正データは、X線フィルム17と工。
I5とでX線の線質に対する管電圧特性が異なるのを補
正するものである。そして、本発明では。
第6図に示す曲線aのような管電圧特性に対してこれを
打ち消すため、例えば第3図に示す三本の折@dに近似
して補正するものである。まず、データ種類設定スイッ
チ23を、「管電圧特性補正データ」の設定を意味する
ビットパターン、例えば“OO11”に変更して設定す
る。次に、第一のデータスイッチ24の下4ビット2°
〜23に例えば管電圧40KV時の適宜の補正割合を示
す管電圧特性補正データを設定すると共に上4ビット2
4〜27に例えば管電圧60KV時の適宜の補正割合を
示す管電圧特性補正データを設定し、かつ第二のデータ
スイッチ25の4ビツトに例えば管電圧120KV時の
適宜の補正割合を示す管電圧特性補正データを設定する
。ここで、管電圧80KV時を基準値とし、この場合の
補正割合は「0」とする。そして、第3図に示すように
、管電圧80KV未滴の領域では補正は減算「−」とし
、80KVを超える領域では補正は加算「+」とするこ
とにより、第6図に示す曲線aのような管電圧特性に対
してこれを打ち消すための補正とする。
この状態でデータライトスイッチ26を押すと、前述と
同様にしてCPU27は、゛バッファゲート32を介し
てデータ種類設定スイッチ23に設定されたデータを読
み出し、その内容を判断する。
ここでは、上記データ種類設定スイッチ23には、「管
電圧特性補正データ」の設定を意味するデータ“001
1”が設定されているので、第2図のステップAは” 
N O”側へ進むと共にステップDも“No”側へ進み
、ステップFで“YES″′側へ進む。このように「管
電圧特性補正データ」の設定を認識すると、上記CPU
27はバッファゲート33,34を介して第−及び第二
のデータスイッチ24.25に設定された管電圧特性補
正データを読み出す(ステップG)。そして、この読み
出された管電圧特性補正データは、データメモリ22の
所定エリアへ格納される(ステップC)。
次に、上記のようにして格納されたデータメモリ22の
各データを用いて、比較器8の他方の入力端子に送出す
る黒化度信号S2の生成を具体的に説明する。いま、第
1図において、フィルムサイズを1/2.’1.I5の
フィールドサイズを9インチとし、このときの黒化度基
準データを“A″とする。また、微調整ステップを「−
1」とし、この「−1」に対する黒化度微調整データの
微調整割合を10%とする。従って、このときの上記黒
化度基準データ1(A”に対する増減割合は一10%と
なる。さらに、管電圧特性補正データは、第一のデータ
スイッチ24に設定された40KV時のものが12%、
同じ<60KV時のものが10%、第二のデータスイッ
チ25に設定された120KV時のものが5%であると
する。そして、実際にX線管装置4に印加された管電圧
が70KVであるとすると、このときの黒化度信号の値
又は、第3図における管電圧60KVから80KVまで
の直線を表す式を用いて、 =AX0.9X0.95=0.855Aとなる。この黒
化度信号の値XがD/Aコンバータ31に送出され、こ
こでアナログ信号に変換され、黒化度信号S2として比
較器8の他方の入力端子に入力される。そして、この比
較器8で上記黒化度信号S2と前述のX線露光量を表す
出力信号S1とが比較され、上記出力信号S1の方が黒
化度信号S2より大きくなった時に、該比較器8からX
線遮断信号S、が出力され、このX線遮断信号S、がX
線制御装置2へ入力してX線の放射を終了させるにれに
より、xiフィルム17へのX線照射時間が制御され、
その露光量が適正に制御される。
なお、第1図においては、管電圧特性補正データを設定
する手段として第−及び第二のデータスイッチ24.2
5を用いるものとして示したが。
本発明はこれに限られず、第二のデータスイッチ25を
省いてデータ種類設定スイッチ23と第一のデータスイ
ッチ24のみとの組合せでもよい。
また、第3図に示す管電圧特性の補正のための折線dは
、三本に限られず、それ以上の数の折線であってもよい
。この場合は、より精度の高い補正ができる。さらに、
管電圧信号発生回路9からの管電圧信号は、A/Dコン
バータ30を介してデジタル的に読み取るものとしたが
、他の従来公知の手段であってもよい。
以上はこの出願の第一の発明についての説明であるが1
次にこの出願の第二の発明について説明する。この第二
の発明は、第1図に示すように、上述のデータライトス
イッチ26と並列に処理選択スイッチ38を設けたもの
であり、その他の構成は上述の第一の発明と全く同じで
ある。そして、上記データライトスイッチ26と処理選
択スイッチ38とで、基準データ変更復帰手段を構成し
ている。この基準データ変更復帰手段は、上述の黒化度
基準データに対して黒化度の微調整を指令する手段から
指令された微調整割合に応じて演算処理した結果を新し
い黒化度基準データに変更するものである。
ここで、上述の標準的な黒化度基準データに対して新し
い黒化度基準データに変更する動作について説明する。
まず、第1図に示すデータ種類設定スイッチ23は、「
標準的なデータの使用」を意味するビットパターン、例
えば“o o o o ”に設定しておく。いま、デー
タメモリ22には、上記第一の発明で説明したようにし
て、xiフィルム17の各フィルムサイズ及び1.I5
の各フィールドサイズに応じて黒化度基準データが記憶
されているとする。このような状態で成る被写体16に
ついてX線写真撮影を行った後、使用するX線フィルム
17の種類を変えたことにより、微調整ステップは「+
2」が適度な黒化度を与える状態となったとする。そこ
で、微調整ステップは「+2」を選択し、上記処理選択
スイッチ38を押しながらデータライトスイッチ26を
押す。すると、上記標準的な黒化度基準データを微調整
ステップで「+2」相当、例えば20%増加したデータ
を新しい黒化度基準データ(微調整ステップが「0」の
ときのデータ)として扱うサイン情報が上記データメモ
リ22に記憶される。このサイン情報は、例えば8ビツ
ト構成のデータであり、例えば、2°〜25のビットは
変更割合データを意味し、2′′のビットは減算側へ−
1又は−2の変更か(ビット値1(0!I )或いは加
算側へ+1又は+2の変更か(ビット値″1′″)を意
味し、27のビットは標準的な黒化度基準データを用い
るか(ビット値rt Ort )或いは2°〜2s及び
26の情報を用いて標準的な黒化度基準データを増減し
て用いるか(ビット値パ1”)を意味するように設定さ
れる。このようにして変更した新しい黒化度基準データ
を元の標準的な黒化度基準データに戻すには、上記処理
選択スイッチ38を押さないでデータライトスイッチ2
6のみを押せばよい、このとき、上記データメモリ22
内に記憶されたサイン情報の27のビット値が“0”に
リセットされ、標準的な黒化度基準データの使用状態と
なる。
なお、この黒化度基準データの変更は、重ねて複数回行
うことができる。
そして、標準的な黒化度基準データまたはそれを適宜の
増減割合で変更した新しい黒化度基準データを使用して
演算処理し、黒化度信号の値をD/Aコンバータ31へ
出力する手順は、第4図に示すフローチャートのように
なる。
発明の効果 本発明は以上のように構成されたので、管電圧特性の補
正において第3図に示すような特性曲線aに対してこれ
を打ち消すために上記折線dに近似して補正することに
より、管電圧特性の補正を正確に行うことができる。従
って、X線管装置4に印加する管電圧の変化に対し、X
線フィルム17の黒化度を略一定とすることができる。
また、従来のような多数の調整抵抗は不要なので、回路
構成が簡単になると共に装置を小形化することができる
。さらに、黒化度基準データ及び黒化度微調整データ並
びに管電圧特性補正データは、データ記憶手段であるデ
ータメモリ22に記憶されているので、露出条件の調整
は使用者においても容易に行うことができる。また、第
二の発明においては、撮影条件の変化等に対し、標準的
な黒化度基準データを新しい条件に対応して新しい黒化
度基準データに容易に変更できるので、各種の撮影条件
に対し柔軟に対応した露出条件で適正な黒化度のX線写
真を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるX線自動露出制御装置の実施例を
示すブロック図、第2図は黒化度基準データ及び黒化度
微調整データ並びに管電圧特性補正データをデータ記憶
手段へ格納する手段を示すフローチャート、第3図は管
電圧特性補正データの管電圧に対する補正割合を示すグ
ラフ、第4図は第二の発明における標準的な黒化度基準
データまたは適宜の増減割合で変更した新しい黒化度基
準データの使用の手順を示すフローチャート、第5図は
従来のX線自動露出装置を示すブロック図。 第6図は管電圧に対するX線フィルムの黒化度の変化を
示す特性図である。 1・・・電  源 2・・・X線制御装置 3・・・高電圧発生装置 4・・・X線管装置 5・・・イメージインテンシファイア(1,I)6・・
・フォトマル 8・・・比較器 9・・・管電圧信号発生回路 16・・・被写体 17・・・X線フィルム 22・・・データメモリ 23・・・データ種類設定スイッチ 24.25・・・データスイッチ 26・・・データライトスイッチ 27・・・中央処理装置(CPU) 30・・・A/Dコンバータ 31・・・D/Aコンバータ 38・・・処理選択スイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被写体を透過したX線像を光学像に変換する手段
    の出力光を電気信号に変換してX線フィルムへのX線露
    出光量の信号を求めると共に、黒化度信号生成手段によ
    りX線フィルムの黒化度信号を生成し、上記X線露光量
    を表す出力信号と黒化度信号とを比較して前者の方が大
    きくなった時にX線遮断をするX線自動露出制御装置に
    おいて、上記黒化度信号を生成する手段は、黒化度基準
    データ及び黒化度微調整データ並びに管電圧特性補正デ
    ータを記憶する手段と、この記憶手段に対して上記各デ
    ータを設定する手段と、X線管装置からの管電圧信号を
    認識する手段と、上記記憶手段から黒化度基準データを
    読み出しこれを管電圧特性補正データを用いて補正演算
    処理する演算処理手段と、この演算処理手段からの演算
    結果を出力する手段とを有することを特徴とするX線自
    動露出制御装置。
  2. (2)被写体を透過したX線像を光学像に変換する手段
    の出力光を電気信号に変換してX線フィルムへのX線露
    光量の信号を求めると共に、黒化度信号生成手段により
    X線フィルムの黒化度信号を生成し、上記X線露光量を
    表す出力信号と黒化度信号とを比較して前者の方が大き
    くなった時にX線遮断をするX線自動露出制御装置にお
    いて、上記黒化度信号を生成する手段は、黒化度基準デ
    ータ及び黒化度微調整データ並びに管電圧特性補正デー
    タを記憶する手段と、この記憶手段に対して上記各デー
    タを設定する手段と、X線管装置からの管電圧信号を認
    識する手段と、上記記憶手段から黒化度基準データを読
    み出しこれを管電圧特性補正データを用いて補正演算処
    理する演算処理手段と、この演算処理手段からの演算結
    果を出力する手段と、上記黒化度基準データに対して黒
    化度の微調整を指令する手段から指令された微調整割合
    に応じて演算処理した結果を新しい黒化度基準データに
    変更する基準データ変更復帰手段とを有することを特徴
    とするX線自動露出制御装置。
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