JPS6128625Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6128625Y2 JPS6128625Y2 JP9804684U JP9804684U JPS6128625Y2 JP S6128625 Y2 JPS6128625 Y2 JP S6128625Y2 JP 9804684 U JP9804684 U JP 9804684U JP 9804684 U JP9804684 U JP 9804684U JP S6128625 Y2 JPS6128625 Y2 JP S6128625Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flexible conduit
- tube
- octopus
- tip
- wing pieces
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 241000238413 Octopus Species 0.000 claims description 17
- 238000001990 intravenous administration Methods 0.000 claims description 3
- 238000010253 intravenous injection Methods 0.000 claims description 3
- 230000000474 nursing effect Effects 0.000 description 2
- 210000004204 blood vessel Anatomy 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の目的〕
(産業上の利用分野)
この考案は医療に用いる点滴セツトに関し、特
にその一部材であるタコ管の構造に係わる。
にその一部材であるタコ管の構造に係わる。
(従来技術)
これまで一般に使われている点滴セツトのタコ
管イは、図面第8図に示すように点滴管ロの先端
に接続部ハを介して連結され、そのタコ管イの先
端部に形成した小径段部ニに、針ホの密冠ヘを直
接挿着する形式になつている。
管イは、図面第8図に示すように点滴管ロの先端
に接続部ハを介して連結され、そのタコ管イの先
端部に形成した小径段部ニに、針ホの密冠ヘを直
接挿着する形式になつている。
(考案が解決しようとする問題点)
ところで、実際に患者に点滴セツトを施す場
合、タコ管は宙に浮いた状態に置かれるから、一
応患者の都合のよい方向で支持固定するのである
が、一旦固定後は、患者としても動きが取れず
(無闇に動くとタコ管が外れたり、穿刺した針の
先端が血管を損傷するおそれあり)、患者側とし
ても看護側としてもまことに不都合であつた。
合、タコ管は宙に浮いた状態に置かれるから、一
応患者の都合のよい方向で支持固定するのである
が、一旦固定後は、患者としても動きが取れず
(無闇に動くとタコ管が外れたり、穿刺した針の
先端が血管を損傷するおそれあり)、患者側とし
ても看護側としてもまことに不都合であつた。
本考案は従来のこのような実情に鑑みてなされ
たもので、タコ管の前方に翼片を取付けた可撓導
管を保持させることにより、上記難点を克服した
ものである。
たもので、タコ管の前方に翼片を取付けた可撓導
管を保持させることにより、上記難点を克服した
ものである。
(実施例)
以下図面の実施例によつて説明すると、第1図
において1がタコ管で、その後端部が接続管6を
介して点滴管5と連結されることは従来と変りな
い。2がタコ管1の先端口に一体的に接合された
可撓導管で、最少限、タコ管1の先端部を基点と
して任意の方向性を得られる長さに選定する。そ
してこの可撓導管2の先端には、針9の密冠9a
や延長管10の密冠10aに接合する管状密栓3
を装着してある。そしてさらに、可撓導管2の外
側には、一定の方向を選んだ可撓導管2を、絆創
膏等により患者の肌面に止着する際の補助的役割
を果す翼片4が取付けられている。
において1がタコ管で、その後端部が接続管6を
介して点滴管5と連結されることは従来と変りな
い。2がタコ管1の先端口に一体的に接合された
可撓導管で、最少限、タコ管1の先端部を基点と
して任意の方向性を得られる長さに選定する。そ
してこの可撓導管2の先端には、針9の密冠9a
や延長管10の密冠10aに接合する管状密栓3
を装着してある。そしてさらに、可撓導管2の外
側には、一定の方向を選んだ可撓導管2を、絆創
膏等により患者の肌面に止着する際の補助的役割
を果す翼片4が取付けられている。
この翼片4は、可撓導管2に固着してもよい
が、延長管を使用する場合を考えると、着脱可能
とすることが望ましい。なんとなれば普通の針9
を接続する場合第1図A及び第6図には翼片4が
必要であるが、延長管10を介して静脈留置針1
1を接続する場合(第1図B及び第7図)には、
翼片4が不要となるばかりでなく、かえつて障害
になるからである。即ちさらにくわしく述べる
と、不要の翼片4が宙に浮いた状態で遊んである
から、シーツその他の障害物に突当つて可撓導管
2の管状密栓3が外れてしまうおそれがあるから
である。
が、延長管を使用する場合を考えると、着脱可能
とすることが望ましい。なんとなれば普通の針9
を接続する場合第1図A及び第6図には翼片4が
必要であるが、延長管10を介して静脈留置針1
1を接続する場合(第1図B及び第7図)には、
翼片4が不要となるばかりでなく、かえつて障害
になるからである。即ちさらにくわしく述べる
と、不要の翼片4が宙に浮いた状態で遊んである
から、シーツその他の障害物に突当つて可撓導管
2の管状密栓3が外れてしまうおそれがあるから
である。
翼片4の好ましい実施例を第2図乃至第4図に
示す。即ち、材質をプラスチツク等の弾力材と
し、内側に附勢力を保持させた優弧状の抱持部4
aの両側方やゝ上向きに翼4b,4bを一体的に
設けて成る。その着脱にあたつては、第3図に示
すように両翼4b,4bを指で摘んで矢視の如く
中心方向へ寄せ合うようにすれば、優弧状の抱持
部4aが内側附勢力に抗して開拡するから、その
状態で可撓導管2より外しあるいは逆に指を放せ
ば弾力により原形に復元して可撓導管2を抱持す
る。
示す。即ち、材質をプラスチツク等の弾力材と
し、内側に附勢力を保持させた優弧状の抱持部4
aの両側方やゝ上向きに翼4b,4bを一体的に
設けて成る。その着脱にあたつては、第3図に示
すように両翼4b,4bを指で摘んで矢視の如く
中心方向へ寄せ合うようにすれば、優弧状の抱持
部4aが内側附勢力に抗して開拡するから、その
状態で可撓導管2より外しあるいは逆に指を放せ
ば弾力により原形に復元して可撓導管2を抱持す
る。
(作用)
次に作用を第6図と第7図によつて説明する。
第6図は通常静脈注射針を使用する場合で、タ
コ管1に保持させた可撓導管2をUターン状に屈
曲させて、その先端の管状密栓3を針の密冠に接
合し、さらに可撓導管2の翼片4を管2に沿つて
適宜移動させた上、肌面に密着させた状態で、絆
創膏等Sにより止着する。他方第7図は、延長管
10を使用する場合で、タコ管1に保持させた可
撓導管2にさらに延長管10を継ぎ、その延長管
10の先端の管状密栓10bを静脈留置針11の
密冠11aに挿着し、さらに肌面に絆創膏等によ
り止着する。そして可撓導管2の翼片4は、前記
のように支障があるので取外しておく(同図点線
表示)。
コ管1に保持させた可撓導管2をUターン状に屈
曲させて、その先端の管状密栓3を針の密冠に接
合し、さらに可撓導管2の翼片4を管2に沿つて
適宜移動させた上、肌面に密着させた状態で、絆
創膏等Sにより止着する。他方第7図は、延長管
10を使用する場合で、タコ管1に保持させた可
撓導管2にさらに延長管10を継ぎ、その延長管
10の先端の管状密栓10bを静脈留置針11の
密冠11aに挿着し、さらに肌面に絆創膏等によ
り止着する。そして可撓導管2の翼片4は、前記
のように支障があるので取外しておく(同図点線
表示)。
すると、上記いずれの場合においても、可撓導
管2は、タコ管1の先端を基点として方向性が自
在であるので、タコ管1の位置、方向性の設定が
任意に選定でき(Uターン、宙吊りが可)看護側
としてはタコ管の支持固定の作業が省けるととも
に静脈注射針の位置の安定性が確保できる。他方
患者側としては身体の拘束状態から相対的に解放
される結果となり、まことに好都合である。
管2は、タコ管1の先端を基点として方向性が自
在であるので、タコ管1の位置、方向性の設定が
任意に選定でき(Uターン、宙吊りが可)看護側
としてはタコ管の支持固定の作業が省けるととも
に静脈注射針の位置の安定性が確保できる。他方
患者側としては身体の拘束状態から相対的に解放
される結果となり、まことに好都合である。
図面は本考案装置の実施例を示すもので、第1
図は斜視図、第2図は翼片のみの斜視図、第3図
は翼片の可撓導管2に対する着脱動作を示す正面
図(可撓導管2のみ縦断)、第4図は翼片を可撓
導管2に取付けた状態の斜視図、第5図は絆創膏
Sにより肌面に止着した状態の斜視図、第6図は
使用状態(通常静脈注射針使用の場合)の斜視
図、第7図は同じく使用状態(延長管を介して留
置針使用の場合)の斜視図である。なお第8図は
従来のタコ管を示す斜視図である。 1……タコ管、2……可撓導管、3……管状密
栓、4……翼片。
図は斜視図、第2図は翼片のみの斜視図、第3図
は翼片の可撓導管2に対する着脱動作を示す正面
図(可撓導管2のみ縦断)、第4図は翼片を可撓
導管2に取付けた状態の斜視図、第5図は絆創膏
Sにより肌面に止着した状態の斜視図、第6図は
使用状態(通常静脈注射針使用の場合)の斜視
図、第7図は同じく使用状態(延長管を介して留
置針使用の場合)の斜視図である。なお第8図は
従来のタコ管を示す斜視図である。 1……タコ管、2……可撓導管、3……管状密
栓、4……翼片。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 タコ管1の先端口に適宜長さの可撓導管2を
継ぎ、その可撓導管2の先端に静脈注射針の接
続部等に接合する管状密栓3を装着し、さらに
その可撓導管2に翼片4を設けたことを特徴と
する点滴セツトにおける方向自在タコ管装置。 2 翼片4が可撓導管2に着脱可能に設けられて
いる実用新案登録請求の範囲第1項記載の点滴
セツトにおける方向自在タコ管装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9804684U JPS6114042U (ja) | 1984-06-29 | 1984-06-29 | 点滴セツトにおける方向自在タコ管装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9804684U JPS6114042U (ja) | 1984-06-29 | 1984-06-29 | 点滴セツトにおける方向自在タコ管装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6114042U JPS6114042U (ja) | 1986-01-27 |
JPS6128625Y2 true JPS6128625Y2 (ja) | 1986-08-25 |
Family
ID=30657602
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9804684U Granted JPS6114042U (ja) | 1984-06-29 | 1984-06-29 | 点滴セツトにおける方向自在タコ管装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6114042U (ja) |
-
1984
- 1984-06-29 JP JP9804684U patent/JPS6114042U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6114042U (ja) | 1986-01-27 |
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