JPS6128121A - 位置検出装置 - Google Patents

位置検出装置

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JPS6128121A
JPS6128121A JP14905384A JP14905384A JPS6128121A JP S6128121 A JPS6128121 A JP S6128121A JP 14905384 A JP14905384 A JP 14905384A JP 14905384 A JP14905384 A JP 14905384A JP S6128121 A JPS6128121 A JP S6128121A
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line
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Yoshinori Taguchi
田口 義徳
Tsugunari Yamanami
山並 嗣也
Yasuhiro Fukuzaki
康弘 福崎
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Wacom Co Ltd
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Wacom Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は任ハの指示位置の座標値を簡易かつ止(jlf
に検出しI、Iる位[1″′i′検出装置に関りるもの
Cある1゜ (従来の技術) 従来の位置検出装置としては、磁歪伝達媒体の一端31
k(,1位置指示ペンの先端に設りた駆動コイルにパル
ス電流を印加して前記磁歪仏′ff媒体に磁;を振動波
を生起させ、その時点JZり位置指示ペンの先端または
磁歪伝達媒体の−・端に設(プた検出−コイルに前記磁
歪振動波に基づく誘導電圧を検出するまでの局間を処理
器等で測定し、これより位置指示ペンの指示位置を算出
する如くなしたちのや、M数の駆動線ど検出線とを厚い
に直交して配置し、駆動線に順次電流を流Jととムに検
出線を順次選択して誘導電圧を検出し、71′)イ1〜
のような磁性体を有ηる位置指示ペンで指定した位置を
大きな誘導電圧が誘起された検出線の位置より検出する
ようになしたもの等があった。
(発明が解決しようとする問題点) 前者の装置【51位位置検出装置比較的良好C゛あるが
他の機器からの誘導を受【ノやづく誤動作したり、逆に
ノイズの発生源となる恐れがあり、また後者の装置は座
標位置の分解能が線のl!I隔C・決まり、分解能を上
げるために線の間隔を小さくするとSN比及び安定度が
悪くなり従って分解能を−1げることが困難1であり、
かつ駆動線と検1」i線の交点の真上の位置検出が困難
であり、更にこれらの装置では位置ノ1j示ペンを磁歪
伝達媒体や検出線等に極く接近さぜな(ブれば位置検出
の粘度が極端に低下したり、または検出不能となるため
入力板面上の高さ方向を含めた、いわゆる3次元的な位
置検出ができないという問題点があった。
本発明は前述したにうな従来の問題点をW1決し、1シ
置指定用磁気発生器がどこにも接続されず操作性がよく
、しかも外部からの誘導ノイズ等に強い高粘度な位置検
出装置を捉供りることを目的どづるものC゛ある。
(発明の構成) 本発明は前記問題点を解決づ゛るため、平板状の磁1ノ
1休11、あるいは′#数の長尺の磁性体片を互いに(
よは平行に配列しこれを2相亙いに直交する如く重ね合
わ(!−U構成した磁性体1〔うの−下面の上にX方向
(またはY方向)の励磁線122a〜1221と検出線
123a・〜123hとを交互に並設し、ざらにその上
にYノ)向(またはX方向)の励磁線132a〜132
1ど検出線133a〜133hとを交互に並設し、前記
磁性体11、あるいは磁性体16の下面の下に前記Y方
向(またはX方向)の励磁線132a〜1321と検出
線133a−133hとを連続し−C配設し、さらにそ
の小(こ前記X方向(まlCはY方向)の励磁線122
a〜122Iと検出線123aへ・123 t+とを連
続し−C配設してなるタプレツ1へ部10と、前記X方
向及びY方向の各励磁線に所定周期の交番電流を加える
駆動電流源20ど、前記X方向及びY方向の8検出線に
それぞれ接続されたX方向及びY方向の信号選択手段3
1,32ど、前記磁性体11あるいは16に局部的な磁
気バイアスを加える位置指定用磁気発生器40ど、該X
方向及びY方向のイ訂を択子段より取り出される各誘導
雷J1:h1 +ら少なくとも前記位置指定用磁気発生
器のX方向及びY方向の指示座標を検出1−る処理装置
50どを(−11えたことを特徴とするものである。
(実施例) 第1図は本発明の一実施例の要部(14成を小りもので
、図中、10はタブレフ1ル部、20は駆動電流源、3
1.32は信号選択手段2例えばマルチブレクリ−1/
IOは位置指定用磁気発生器1例えば棒磁石、50は処
理装置である。
タブレット部10は、平板状の磁性体11どX方向導体
部12どY方向合体部13どからなっている。磁性体1
1としては磁りを接近さけてb磁化されfit < 、
即ら保持りが小さく1」つ透磁−tく(μ)の高い材料
、例えばアモルファス合金、パーマロイ合金等が好まし
い。アモルファス合金としては、例えばV e 79 
B 1e S l 5(原子%)(保 −持方0.20
e、透磁率<11 ) = 14,000)等が使用で
きる。また、磁性体11は平板(シート)状であるが、
アモルファス合金は製造上、厚さが20〜50μmの薄
いものを作れるので、これをそのまま適用してもよい。
X方向導イホ部12は、銅線のような線状導体を多数平
行にブラスヂツクノイルム121等Cラミネートしたも
のからなっており、該線状導体が励磁線122a〜12
2iど検出線123a〜123hを構成する如くなって
いる。このX方向導体部12は長手方向の略中央付近で
二つ折りにされ、その間に前記磁性体11が収納される
如くなっている。X方向導体部12の磁性体11の下面
11bの下に位置づ−る部分12b側の各励磁線122
a、 122b、 122c、 122d。
122e、 122f、 122g、 12211の一
端は、磁性体11の上面11aの上に位置する部分12
a側の励磁線122b、 122c、 122d、 1
22e、 122f、 122L、122h、 122
 tの一端にそれぞれ接続さね、即ち励磁線122a−
i22iは直列に接続され、励磁線122aの他端と励
磁線1221の他端は駆動電流源20に接続される。ま
た、各励磁線122a〜1221は、X方向と直交覆る
方向、即らY方向に沿って所定間隔をおいて互いに平行
に配置されている。部分12a側の各検出線123a〜
123hの一端はそれぞれマルチプレクサ−31に接続
され、部分12b側の一端は共通に接地される。
また、各検出線123a〜123 hはそれぞれ励磁線
122a〜1221のぞれぞれの間に互いに平行に配f
i?!されている。
Y方向身体部13は、プラスデックフィルム131と励
磁線132a〜1321と検出線133a〜133 h
とからなっており、その細部の1fIS造はX方向導体
部12と同様である。第2図に示すように、Y方向身体
部13の磁性体11の上面11aの」二に位置する部分
13aはX方向導体部12の部分12aの上に、またY
方向身体部13の磁性1ホ11の下面11bの下に位置
する部分13bはX方向う9体部1“2の部分12bの
上になる如く配置される。
巷だ各励磁線132a〜1321は駆動電流源20に接
続され、各検出線133a〜133ハはマルチプレクサ
32に接続される。なJ3、X方向導体部12とY方向
身体部13との配置は、部分13aの上に部分1、28
が位置し、部分13bの上に部分12bが位置づる如く
なしても良い。また、これらタルッ1〜部10は、外部
からの誘導やノイズの発散を防ぐため、第3図に示すよ
うに非磁性の金属、例えばアルミ板1/Iでその上部を
覆う如くなしても良い。なd5.15は合成樹脂等から
なる保持板である。
駆動電流m20は所定周期の交番電流(ここでいう交番
電流とは正弦波、矩形波、三角波等の全てを含む)を常
時、励磁線122a〜1221及び132a〜1321
に送出する。また、マルチプレクサ37゜$2は処理装
置50からの制御信号に従って検出線+23a 〜12
3h及び133a〜133hの出力信号を処理装置50
’\選択的に送出する如くなっている。
このような構成におい(、検出線123a〜123 b
及び133a〜133bには前記励磁線122a〜12
21及び1328〜1321を流れる交番電流に塁つく
電磁誘導により誘導電圧が発生する。この電磁誘導(,
1磁性体11を介して行なわれるIこめ、磁性体11の
透磁率が大きい程、前記誘導雷ITの電ノエ1直は大き
くなる。どころで、磁性体11の透磁率は外部から加わ
る磁気バイアスによって大きく変化づる。その変化のよ
うづ−は磁性体の組成、前記交流電流の周波数あるいは
磁性体に熱処理を加えること等にJ:つて異なり、第4
図に示すように所定量の磁気バイアスを加えた時に最大
どなるように設定づ゛ることかできる。従ってこの場合
は、磁性体11に前記所定量程度の磁気バイアスを加え
ると、励磁線1228〜122i、 132a〜132
1から検出線123a〜123.b。
133a〜133hへ誘起する電圧が大きくなる。
今、第1図において位置11テア1 HJ #磁7JJ
i40かN極を下にして検出線123aからX方向の距
6:ill: x S、また検出線133aからY方向
の距81 y Sだ(J隔でたY方向身体部13の位置
A(7方向の距離はOどする。)上にあり、前記所定(
イ)Pi!度の磁気バイアスを磁性体11に加えている
ものとする。
この時、X方向の検出線123a〜123hには第5図
に示すようなiny3m圧v1〜v8が発生する。
第5図において、横軸は検出線123a〜123hの位
置をそれぞれ×1〜×8とするX方向の座標位置を示し
、縦軸は電圧値を示しているが、前記各電圧■1〜v8
は位置A直下で最大値(極大値)となる。前記各電圧V
、〜v8はマルチプレクサ31より得られるので、これ
らより誘起電圧が極大値となるX座標値を処理装置50
′C″演算して求めれば、棒磁石40のX座標値X、を
求めることができる。
座標値×8を求める算出方法の一つとして、第5図にお
【プる極大値付近の波形を適当な函数で近似し、その函
数の極大値の座標を求める方法が”  ある。例えば、
各検出1IA123a〜123hの間隔をΔXとし、第
5図において座標×3から座標X5までを2次函数(図
中、実線で示す)で近似すると、次のようにして算出す
ることができる。まず、各検出線の電圧と座標値より V3=a (x3−x、 )  +b   ・・・・・
・(1)V  =a (x5−x、)  +b   −
・・・(3)となる。ここで、a、bは定数(a<O)
である。
また、 X 4X 3−Δx        −−(4)x5−
x3=2AX・・・・・・(5)となる。(4)、(5
)式を(2L(3)式に代入して整理すると、 x  =X  + AX/ 2 ((3V  −4V4
s3         3 +v5)/(v3−2v4+v5)) ・・・・・・(6) トナル。従ッテ、検出線123c、 123d、 12
3eに誘起する電圧V3.V4.V5、及び検1n11
23cの座標値x3 (既知)から処理装置50で(6
)式の演算を行なうことにより棒磁石40のX座標値を
算出できる。また、棒磁石40をY軸に沿って動かして
も同一のX座標値が得られる。
また、Y方向の検出線133a〜133hにも第5図と
同様な誘導電圧が得られ、前記同様の演綿処理によって
Y座標値y3を求めることができる。
また、前述したように位置指定するためには磁性体11
に局部的に数Oel¥度の磁気バイアスを与えるのみで
良いから、位置指定用棒磁石40を磁性体11より7方
向に多少離隔させて用いることもできる。ここで、位置
指定用棒磁石40のN極側の一端より磁性体11に加わ
る磁気バイアス量(即ち、磁界強さ)は該磁性体11と
棒磁石40の一端との間の距離、即ちZ方向の距離の2
乗に反比例する。従って、位置指定用棒磁石40の7方
向の距離をOとした時、例えば第6図に示すようにタブ
レット部10の上部に通常形成される入力面70上に棒
磁石40の一端が接した時に、該棒磁石40より磁性体
11に加えられる磁気バイアスが前記透磁率を最大とす
る値になるよう棒磁石40の磁界強さを設定すれば、該
棒磁石40の7方向の距離の略2乗に反比例して透磁率
が減少し、検出線123a 〜123h、 133a 
〜133hへの誘導電圧が減少する。第5図において、
■3〜v5は棒磁石40のN極側の一端を前記位置A上
で7方向にわずかの距離(5#程度)をおいて保持した
場合の誘導電圧を示すものである。
指示位置における誘導電圧値VSは磁性体11の透磁率
の変化特性、棒磁石40の磁界強さ及びZ方向の距離で
決まるから、該電圧V、がわかれば棒磁石40の7方向
の距離(位置)を算出することができる。しかしながら
、実際には該電圧V を電圧V3〜v5より式を用いて
算出づることが困難であるので、棒磁石40の7方向の
正確な距離を知ることはできない。そこで電圧V。
の代りに指示位置に最も近い検出線の電圧、即ち誘導電
圧v1〜v8の中で最も大きな電圧値(第5図の例では
v4)を取り出し、これを予めいくつか設定した閾値電
圧V□と比較し、その結果より棒磁石40の7方向のお
およその距離を求めることができる。なお、棒磁石40
の指示位置が各検出線の中間付近に位置する場合と各検
出線付近に位置する場合とでは、Z方向の距離が同一で
も前記量も大きな誘導電圧の電圧値にかなりの相違が生
じることになるが、予めその差を考慮して閾値を設定し
ておくこともでき、また検出線及び励磁線の本数を増し
間隔を詰めて差を少なくすることもできる。
第7図は駆動電流源20の具体例を示すものである。同
図において、21はファンクションジェネレータ、例え
ばインターシル製IC18038であり、コンデンサC
と抵抗Rの値で定まる所定の周波数の正弦波信号を出力
する。また22はパワードライバであり、オペアンプと
電流増幅器とからなっており、前記正弦波信号を電流増
幅して励磁線122a〜122i、 132a〜132
1へ送出する。
第8図は位置指定用磁気発生器40の具体例を示す断面
図、第9図はその電気回路図である。
同図において、41は合成樹脂等からなるペン状の容器
であり、その一端には同じく合成樹脂等からなる先端先
細状の中空スライド管42が軸方向に摺動自在に収容さ
れている。また、43は前記スライド管42内に収納さ
れる如く容器41の一端に取り付けられた棒磁石である
。また、44は容器41の側面より操作可能な位置に取
り付けられた操作スイッチであり、45は超音波信号の
送信機、46は超音波の送波器で、電池47とともに容
器41内の適所に収納されている。前記容器41を保持
し中空スライド管42の先端を入力面に接触させ位置指
定し、スイッチ44を操作すれば、送信機45内の発振
回路458及び増幅器45−bが動作し、送波器46よ
り測定開始を示す信号1例えば所定周波数の連続パルス
信号を超音波信号に変えて発信する。この時、容器41
を入力面に対して強く押し付(プると、スライド管42
が容器41内にスライドし棒磁石43の先端が入力面に
近接し、また逆に軽く押し付けるとスライド管42がス
プリング48の弾撥力により突出したままとなり棒磁石
43の先端が入力面より離れることになり、従って棒磁
石43の7方向の指示位置を容易に変えることができる
第10図は処理装置50の具体的構成を示す回路ブロッ
ク図である。同図において、前述した送波器46より測
定開始を示す超音波信号が送出されると、該超音波信号
は受波器51で受波され、更に受信器52で増幅・波形
整形されて入力バッファ53に送出される。演算処理回
路54は入力バッフ753より前記測定開始信号を読み
取り、測定開始を認識すると、出力バッファ55を介し
て切換回路56及びマルチプレクサ31へ制御信号を送
り、X方向の検出線123a〜123hの誘導電圧を増
幅器57へ順次入力する。前記各誘導電圧は増幅器57
で増幅され検波器58で整流されて直流電圧に変換され
、更にアナログ−ディジタル(A/D)変換器59にて
ディジタル値に変換され入ツノバッファ53を介して演
算処理回路54に送出ざ”れる。演算処理回路54では
前記各誘導電圧(ディジタル値)をメモリ60に一時記
憶し、これらの中より最大の電圧値を有する誘導電圧V
k’(k=1.2・・・・・・8)を検出する。更に演
算処理回路54はメtす60内より前記誘導電圧V と
その前後の誘導電圧vk−1、”k+iを取りに 出し、これらをそれぞれ前記(6)式における電圧V3
 、V4 、V5として(6)式の演算処理を、行ない
、X座標値を求める。また一方、前記最大の誘導電圧V
、と予め閾値メモリ61内に記憶さけた所定の閾値電圧
V□とを比較し、棒磁石40の7座標値を求める。
次に演算処理回路54は出力バッファ55を介して切換
回路56及びマルチプレクサ32に制御信号を送り、Y
方向の検出線133a〜133hの誘導電圧を順次入力
し、前述と同様の処理を行ないY座標値を求める。
このようにして求められたディジタル値のX。
Y及び2の座標値は出力バッファ62を介してディジタ
ル表示器(図示せず)に送出され表示され、またはコン
ピュータ(図示せず)に送出され処理されたり、あるい
はディジタル−アナログ(D/A)変換器63を介して
アナログ信号に変換され処理される。前記Z座標値は立
体物(但し、高さの極く低いものに限る。)を入力面上
に載置してその形状を入力する場合の他、入力図形の線
の太さのパラメータ等として用いることもできる。なお
、Y方向の誘導電圧より7座標値を求めることができる
のはいうまでもない。
またー、実施例中の励磁線及び検出線の本数は−例であ
り、これに限定されないことはいうまでもない。また、
検出線の間隔は2〜6姻程度であれば、比較的精瓜良く
位置検出ができることが実験により確かめられている。
また、位置指定用磁気発生器も棒磁石に限定されること
はなく、板。
リング、角体等でもよく、あるいは電磁石でもよい。
前記実施例において、測定開始を示す信号を位置指定用
磁気発生器40から処理装置50まで超音波信号を用い
て伝送したのは、位置指定用磁気発生器40をコードレ
スとし操作性を良くするためであって、コードを用いて
電気信号のまま伝送しても良いことはいうまでもない。
また、前記測定開始を示す信号は単に座標検出のタイミ
ングを演算処理回路54に認識させる為のものであるか
ら特に磁気発生器40より送ることを要するものではな
く、処理装M50自体に設けたキーボードその他のスイ
ッチ回路より前記タイミングを認識させる信号を送る如
くなしても良い。
第11図は本発明の磁性体の別の実施例を示ずものであ
る。同図においで、16は磁性体であって、例えば直径
が0.13mmのアモルファスワイヤ(磁性体片)16
1を複数本、所定間隔(1〜2mm)をおいて互いにほ
ぼ平行に配列し、これをプラスチックフィルム162等
でラミネートしたシート163を2枚、そのワイヤがX
方向及びY方向に沿って互いに直交する如く重ね合わせ
てなっており、より検出精度を上げることができる。
(発明の効果) 以上説明したように本発明によれば、平板状の磁性体の
上面の上にX方向(またはY方向)の励磁線と検出線と
を交互に並設し、さらにその上にY方向(またはX方向
)の励磁線と検出線とを交互に並設し、前記磁性体の下
面の下に前記Y方向(またはX方向)の励磁線と検出線
とを連続して配設し、さらにその下に前記X方向(また
はY方向)の励磁線と検出線とを連続して配設してなる
タブレット部と、前記X方向及びY方向の各励磁線に所
定周期の交番電流を加える駆動電流源と、前記X方向及
びY方向の各検出線にそれぞれ接続されたX方向及びY
方向の信号選択手段と、前記磁性体に局部的な磁気バイ
アスを加える位置指定用磁気発生器と、該X方向及びY
方向の信号選択手段より取り出される各誘導電圧から少
なくとも前記位置指定用磁気発生器のX方向及びY方向
の指示座標を検出する処理装置とを備えたので、励磁線
と検出線との間の磁束変化が磁性体内のみで行なわれ、
その結合が畜で検出電圧が大きくなり、従ってSN比が
良くなり、また外部からの誘導を受けにくくかつ外部へ
の誘導ノイズの発生が少ない。また、X方向及びY方向
の励磁線と検出線を共通の磁性体の周囲に配設したため
、X方向及びY方向の励磁線ど検出線と位置指定用磁気
発生器との間の距離がほぼ同一となり、その検出出力が
X方向及びY方向でほぼ同一となり、従って検′出精度
を向上させることができる。また、磁性体にわずかの磁
気バイアスを加えるのみで位置指定できるため、位置指
定用磁気発生器を磁性体に近接さゼる必要がなく、有効
読取り高さを大きくとることができ、また強磁性体以外
の金属を入力面上に載置することもできる。更に2次元
的なX、Y座標値の他にこれらに直交するZ座標値を検
出することができるため、立体物の形状を直接入力した
り、X及びY座標値以外のパラメータを位置指定ととも
に変化さぼることができる。また、磁性体として一部の
長尺の磁性体片を互いにほぼ平行に配列しこれを2組互
いに直交覆る如く重ね合わせて構成したものを用いれば
、より検出精度を上げることができる他、前記同様の利
点がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の説明に供するもので、第1図は本発明の
一実施例を示す一部切欠分解斜視図、第2図はタブレッ
ト部のY方向の励磁線に沿う断面図、第3図はタブレッ
ト部にアルミ板による覆いを取りつけた状態を示す一部
切欠斜祝図、第4図は磁気バイアス対透磁率の特性図、
第5図はX方向の各検出線に発生する誘導電圧の一例を
ポリグラフ、第6図は位置指定用棒磁石より磁性体に印
加される磁束のようすを示す説明図、第7図は駆動電流
源の具体例を示す電気回路図、第8図は位置指定用磁気
発生器の具体例を示す断面図、第9図はその電気回路図
、第10図は処理装置の具体的構成を示す回路ブロック
図、第11図は磁性体の別の実施例を示す一部切欠斜視
図である。 10・・・タブレット部、20・・・駆動電流源、31
.32・・・マルチプレクサ、40・・・位置指定用磁
気発生器、50・・・処理装置、11゜16・・・磁性
体、122a〜122i、 132a〜1321・・・
励磁線、123a 〜123h、 133a 〜133
h・・・検出線。 特許出願人  株式会社 ワコム 代理人弁理士  吉 1)精 孝 第4図 石&鈑バイアス (Oe) 第5図 XI   X2   X3   X4XS  XS  
 XS   X7   XsXラダ托14し惑ト士Pイ
装置 第6区 第7図   、2 第8図 第9図 第10図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)平板状の磁性体の上面の上にX方向(またはY方
    向)の励磁線と検出線とを交互に並設し、さらにその上
    にY方向(またはX方向)の励磁線と検出線とを交互に
    並設し、前記磁性体の下面の下に前記Y方向(またはX
    方向)の励磁線と検出線とを連続して配設し、さらにそ
    の下に前記X方向(またはY方向)の励磁線と検出線と
    を連続して配設してなるタブレット部と、前記X方向及
    びY方向の各励磁線に所定周期の交番電流を加える駆動
    電流源と、前記X方向及びY方向の各検出線にそれぞれ
    接続されたX方向及びY方向の信号選択手段と、前記磁
    性体に局部的な磁気バイアスを加える位置指定用磁気発
    生器と、該X方向及びY方向の信号選択手段より取り出
    される各誘導電圧から少なくとも前記位置指定用磁気発
    生器のX方向及びY方向の指示座標を検出する処理装置
    とを備えたことを特徴とする位置検出装置。
  2. (2)タブレット部の周囲を非磁性金属で覆うようにな
    したことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の位置
    検出装置。
  3. (3)複数の長尺の磁性体片を互いにほぼ平行に配列し
    これを2組互いに直交する如く重ね合わせて構成した磁
    性体の上面の上にX方向(またはY方向)の励磁線と検
    出線とを交互に並設し、さらにその上にY方向(または
    X方向)の励磁線と検出線とを交互に並設し、前記磁性
    体の下面の下に前記Y方向(またはX方向)の励磁線と
    検出線とを連続して配設し、さらにその下に前記X方向
    (またはY方向)の励磁線と検出線とを連続して配設し
    てなるタブレット部と、前記X方向及びY方向の各励磁
    線に所定周期の交番電流を加える駆動電流源と、前記X
    方向及びY方向の各検出線にそれぞれ接続されたX方向
    及びY方向の信号選択手段と、前記磁性体に局部的な磁
    気バイアスを加える位置指定用磁気発生器と、該X方向
    及びY方向の信号選択手段より取り出される各誘導電圧
    から少なくとも前記位置指定用磁気発生器のX方向及び
    Y方向の指示座標を検出する処理装置とを備えたことを
    特徴とする位置検出装置。
  4. (4)タブレット部の周囲を非磁性金属で覆うようにな
    したことを特徴とする特許請求の範囲第3項記載の位置
    検出装置。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53125726A (en) * 1977-04-11 1978-11-02 Kokusai Denshin Denwa Co Ltd Code generator
JPS542023A (en) * 1977-06-07 1979-01-09 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Tablet input unit

Patent Citations (2)

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