JPS61275337A - キサンタンガム水溶液の安定化法 - Google Patents

キサンタンガム水溶液の安定化法

Info

Publication number
JPS61275337A
JPS61275337A JP11650885A JP11650885A JPS61275337A JP S61275337 A JPS61275337 A JP S61275337A JP 11650885 A JP11650885 A JP 11650885A JP 11650885 A JP11650885 A JP 11650885A JP S61275337 A JPS61275337 A JP S61275337A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
xanthan gum
formula
thiol
aqueous solution
tables
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11650885A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuichi Kanda
神田 勝一
Zenjiro Kawamura
河村 善次郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Nitto Chemical Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nitto Chemical Industry Co Ltd filed Critical Nitto Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP11650885A priority Critical patent/JPS61275337A/ja
Priority to US06/849,337 priority patent/US4810786A/en
Publication of JPS61275337A publication Critical patent/JPS61275337A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)
  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 業上の利用 野 本発明は、水溶液状態における、キサントモナスCXa
nthomonas>属に属する微生物の作用により液
体栄養培地中で生産されたキサンタンガムの安定化法に
関するものである。
l米旦且五 キサンタンガムは、石油採掘、窯業および塗料工業等の
多くの産業分野へ広く利用されているが、その性能は室
温下でもしばしば低下を起し、特に高温時においてはそ
の傾向が著しく、甚しい場合には、目的とする用途への
使用が不可能となる場合もある。
例えば、キサンタンガム水溶液を圧入し地下の油層から
石油を回収する場合に使用する時には、一般的には油層
温度は約40〜100℃となっており、かつ圧入された
キサンタンガム水溶液は注入井から生産井に至るまで地
下の油層に数ケ月および数十ケ月におよぶ長期に存在す
るためにその間のキサンタンガムの品質面での保障が要
求される。同様に、石油ポーリングの泥水工法における
掘削泥水の調整剤としてキサンタンガムが広く用いられ
ているが、近年、石油採掘のための掘削深度はますます
深くなり、地層温度が90℃以上にも達するため、キサ
ンタンガムが分解を起し、キサンタンガムの泥水調整剤
としての機能を失うため、掘削作業に重大な支障を生ず
る。従って、上述の温度領域におけるキサンタンガム品
質の経時変化をできるだけ小さくすることが、キサンタ
ンガムの使用目的を十分満足させるために必要である。
l豆旦互1 本発明者らは、キサンタンガム水溶液の安定化法ないし
、安定化のための添加剤に関して種々の研究を重ねた結
果、複素環式化合物のチオール誘導体を添加ないし配合
することにより、実質的にキサンタンガムの分解を防ぎ
得ることを見い出し本発明に到達した。
すなわち、本発明はキサンタンガム水溶液に複素環式化
合物のチオール誘導体を添加することを特徴とするキサ
ンタンガム水溶液の安定化法に関するものである。
本発明でキサンタンガムを安定化するために使用する複
素環式化合物のチオール誘導体は2−チオイミダゾリト
ン〔(1)式〕、2−メルカプトチアゾリン〔(2)式
〕、ベンゾオキザゾール−2−チオール〔(3)式〕、
N−ピリジンオキサイド−2−チオール〔(4)式) 
、1.3.4−チアジアゾール−2,5−ジチオール〔
(5)式〕および4−ケトチアゾリジン−2−チオール
〔(6)式〕等であり、それぞれ次式で示されるもので
ある。
(1)式     (21式    (3)式(4)式
     (5)式    (6)式ここで、Xは水素
原子、アルカリ金属またはアンモニウムである。
■の  i■ 本発明で安定化されるキサンタンガムとはキサントモナ
ス(χanthomonas)属に属する微生物の作用
により液体栄養培地中で生産される物質で、市販品とし
ては米国ケルコ(Kelco)社のにelzanおよび
Xanflood、米国ファイグ−(Pfizer)社
のFlocon。
およびPfizer Xanthan Biopoly
mer(いずれも商品名)等がある。本発明が対象とし
ている安定化を意図するキサンタンガム水溶液の濃度は
約o、ooot〜10重量%であり、特に約0.000
1〜5重量%水溶液に対して本発明を適用することが好
ましい。
前記の安定化剤は一種または必要に応じて二種以上を混
合してキサンタンガムに添加することができ、また、従
来から知られている安定化剤と併用することもできる。
本発明における安定化剤の使用量はキサンタンガム10
0重量部に対して0.05〜20重量部が望ましい。0
.05重量部以下では安定化の効果が少なく、また一方
20重量部をこえて添加しても、20重量部の場合とそ
の効果は殆ど変らず従って経済的にも好ましくない。
本発明における、キサンタンガムに安定化剤を添加ない
し配合する方法としては、粉末状キサンタンガムに粉末
状の安定化剤をミキサー、ブレンダーを用いて混合する
方法や酩醇ブロス液(fer−n+entation 
broth)に粉末または水溶液状の安定化剤を混合す
る方法を採用してもよいし、またキサンタンガム水溶液
に安定化剤の粉末ないしその水溶液を添加して攪拌する
方法を採用してもよい。
本発明によって得た安定化されたキサンタンガム水溶液
の安定化効果は、室温の場合であっても、また90℃と
いう高温であっても得られるが、特に高温時における安
定化効果は有用なものである。
キサンタンガム水溶液を作る水の種類は、使用される用
途に応じて異なるが、特に限定されず、海水、地下水、
河川水、市水および工業用水の中から任意に選択するこ
とができる。
以下、実施例によって本発明を具体的に説明する。
遺11逆11 Kelzan (商品名、)lelco社製キサンタン
ガム)5.0gをイオン交換水1000 gに溶解し0
.5%水溶液にしたものの溶液粘度は2410cp (
ブルックフィールド粘度計隘20−クー、6rpm、2
5℃)であった。
上記、キサンタンガムを3%塩化ナトリウム水溶液に溶
解させて0.1%のキサンタンガム水溶液を作りPH9
に調整後、この溶液粘度を測定し初期粘度(Ao)とし
、次いでこの溶液に2−チオイミダゾリトンを所定量添
加しガラスアンプル中で110“Cで3時間および20
時間加熱処理してそれぞれの粘度(A1)を測定し、こ
れらの測定値から該溶液の品質の経時変化を粘度積分百
分率(At/Ao X 100)として算出して第1表
に示した。
以下の実施例も本実施例と同様にして粘度積分百分率を
算出した。
第  1  表 実施例1において3%塩化ナトリウム水溶液の代わりに
3%塩化ナトリウム−0,3%塩化カルシウム水溶液お
よび2−チオイミダゾリトンの代わりに2−メルカプト
チアゾリンを用い、さらに加熱処理の温度を120℃と
した以外は実施例1と同様にして第2表の結果を得た。
第  2  表 実施例1において3%塩化ナトリウム水溶液の代わりに
り3%塩化ナトリウム−0,3%塩化カルシウム水溶液
を用いキサンタンガム水溶液の濃度を0.08%とし、
2−チオイミダゾリトンの代わりにベンゾオキザゾール
−2−チオールを用いた以外は実施例1と同様にして第
3表の結果を得た。
第  3  表 実施例1において3%塩化ナトリウム水溶液の代わりに
水道水を用いキサンタンガム水溶液の濃度を0.12%
とし、2−チオイミダゾリトンの代わりにN−ピリジン
オキサイド−2−チオールを用い、さらに加熱処理温度
を100℃とした以外は実施例1と同様にして第4表の
結果を得た。
第  4  表 実施例1においてキサンタンガム水溶液の濃度を0.1
2%とし、2−チオイミダゾリトンの代わりに1.3.
4−チアジアゾール−2,5−ジチオールを用い、さら
に加熱熱処理温度を115℃とした以外は実施例1と同
様にして第5表の結果を得た。
第  5  表 実施例1において3%塩化ナトリウム水溶液の代わりに
水道水を用いキサンタンガム水溶液の濃度を0.8%と
し、2−チオイミダゾリトンの代わりに4−ケトチアゾ
リジン−2−チオールを用い、さらに加熱処理温度を1
05℃とした以外は実施例1と同様にして第6表の結果
を得た。
第  6  表

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)キサンタンガム(Xanthan Gum)の水
    溶液に複素環式化合物のチオール誘導体を添加すること
    を特徴とするキサンタンガム水溶液の安定化法。
  2. (2)複素環式化合物のチオール誘導体が、2−チオイ
    ミダゾリドン〔(1)式〕、2−メルカプトチアゾリン
    〔(2)式〕、ベンゾオキザゾール−2−チオール〔(
    3)式〕、N−ピリジンオキサイド−2−チオール〔(
    4)式〕、1,3,4−チアジアゾール−2,5−ジチ
    オール〔(5)式〕および4−ケトチアゾリジン−2−
    チオール〔(6)式〕から選ばれたものである特許請求
    の範囲第1項記載のキサンタンガム水溶液の安定化法。 ▲数式、化学式、表等があります▼(1)式▲数式、化
    学式、表等があります▼(2)式▲数式、化学式、表等
    があります▼(3)式▲数式、化学式、表等があります
    ▼(4)式▲数式、化学式、表等があります▼(5)式
    ▲数式、化学式、表等があります▼(6)式ここで、X
    は水素原子、アルカリ金属またはアンモニウムである。
JP11650885A 1985-04-08 1985-05-31 キサンタンガム水溶液の安定化法 Pending JPS61275337A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11650885A JPS61275337A (ja) 1985-05-31 1985-05-31 キサンタンガム水溶液の安定化法
US06/849,337 US4810786A (en) 1985-04-08 1986-04-08 Stabilization of xanthan gum in aqueous solution

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11650885A JPS61275337A (ja) 1985-05-31 1985-05-31 キサンタンガム水溶液の安定化法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61275337A true JPS61275337A (ja) 1986-12-05

Family

ID=14688876

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11650885A Pending JPS61275337A (ja) 1985-04-08 1985-05-31 キサンタンガム水溶液の安定化法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61275337A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63289040A (ja) * 1987-02-23 1988-11-25 ローヌ‐プーラン・シミ 陽イオン性化合物とキサンタンゴムを含有する水性組成物

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63289040A (ja) * 1987-02-23 1988-11-25 ローヌ‐プーラン・シミ 陽イオン性化合物とキサンタンゴムを含有する水性組成物

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1263584A (en) Stabilized galactomannan gum compositions
GB2070028A (en) Liquid gel concentrates
US6976538B2 (en) Methods and high density viscous salt water fluids for treating subterranean zones
US4634538A (en) Water swellable clay composition and method to maintain stability in salt contaminated water
JPH04289393A (ja) 石油業界で使用されるスクレログルカンゲル
EP1460121A1 (en) Well treating fluids
US5028341A (en) Well servicing fluid
JPH0363599B2 (ja)
US4369124A (en) High viscosity complexed aqueous gels and methods and additives for forming such gels
US4728446A (en) Corrosion inhibitor for brines
GB2177711A (en) Liquid polymer containing compositions for thickening aqueous mediums
JPH0139686B2 (ja)
JPS61275337A (ja) キサンタンガム水溶液の安定化法
GB2090308A (en) Stabilized solutions of modified cellulose in brine and their use as completion and workover fluids
US4317758A (en) Viscosity-stabilized aqueous solutions
EP0137872B1 (en) Well drilling and completion fluid composition
EP0171962B1 (en) Water-swellable clay composition
EP0194254A4 (en) HIGH DENSITY BRINE FLUID AND ITS USE IN THE MAINTENANCE OF WELLBORE DRILLS.
US3379708A (en) Esters of tall oil pitch and polyoxyethylene compounds and their use as drilling fluid additives
JPS61233030A (ja) キサンタンガム水溶液の安定化法
US4810786A (en) Stabilization of xanthan gum in aqueous solution
GB2032982A (en) Drilling fluids
US3879299A (en) Controlling salt contaminated drilling fluids by the addition of an admixture of a water soluble chromate and ethylene dicarboxylic acid
US3567634A (en) Corrosion inhibitor deterioration reducer
GB1591313A (en) Wellbore fluids and dry mix additive packages for use in such fluids