JPS6127489Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は汗取装置を備えた新規のベビーラツク
に関するものである。

尚、図示せる実施例は一対の飾側板７，７′の
間に渡し設けた座部１の後側に背凭部２を寝起自
在に、同じく前側に足受部３と足踏部４とをほぼ
Ｌ字状を呈する固定状態に夫々設け、これ等座部
１、背凭部２、足受部３、足踏部４の上に周縁に
立上部５を備えた敷蒲団６を敷設し、この敷蒲団
６の背凭個所の上辺と立上部５の上辺に面フアス
ナー９，９′を取付けると共にこれとは別個に、
吸水性および弾性を備えた材料を以て取替自在の
カバー１３を被着した主に頚筋の汗を吸い取る汗
取体１０を構成し、この汗取体１０の底面に上記
の面フアスナー９，９′と位置替え自在に係合す
る面フアスナー１１を取付け、これ等面フアスナ
ー９，９′，１１を相互に係合せしめて汗取体１
０を敷蒲団６に於ける背凭個所の上辺または立上
部５の上辺に択一的に着脱可能に固定すると共に
これ等とは別個に、上記の顎部分を凹彎状に形成
した掛蒲団１５を構成し、この掛蒲団１５に於け
る凹彎部１６を含む上辺部に同上辺部と同じ形状
を呈する袋状カバー１７を被着し、このカバー１
７と掛蒲団１５とに相互に係合して同カバー１７
の抜け外れを防止する面フアスナー１８，１８′
等係止具を取付けると共に当該掛蒲団１５を上記
の敷蒲団６の上に載置し、この掛蒲団１５の下辺
に面フアスナー２０，２０′により係止する一対
の止紐２１，２１′を取付けて当該止紐２１，２
１′を上記の飾側板７，７′の間に渡し設けた横杆
１９に係止し、更に掛蒲団１５の両側縁部２２，
２２′を上記の立上部５の両側辺と両飾側板７，
７′との間に挟入し、この両側縁部２２，２２′の
外面と両飾側板７，７′の内面とに相互に係合し
て掛蒲団のずり落ちを阻止する面フアスナー２
３，２３′等係止具を取付けたものである。

本考案は叙上のように敷蒲団の周縁に立上部を
形成し、この立上部と両飾側板との間に掛蒲団の
両側縁部を挟入し、この両側縁部の外面と両飾側
板の内面とに相互に係合して敷蒲団のずり落ちを
阻止する面フアスナー等係止具を取付けたので掛
蒲団がずり落ちる危惧がなく、加うるに敷蒲団の
背凭個所の上辺に面フアスナー等係止具を取付け
ると共にこれとは別個に構成した頚筋の汗を吸い
取る汗取体の底面に上記の面フアスナー等係止具
と係合する面フアスナー等係止具を取付け、これ
等面フアスナー等係止具を相互に係合せしめて汗
取体を敷蒲団に於ける背凭個所の上辺に着脱可能
に固定するようにしたので就寝時の乳児の汗取り
を確実に為し得る効果がある。

【図面の簡単な説明】

図は本考案ベビーラツクの実施例を示すもので
あつて、第１図は全体の一部省略斜視図、第２図
は同じく一部切截正面図、第３図は第１図Ａ−Ａ
線に沿う断面図、第４図は全体の分解斜視図であ
る。 １……座部、２……背凭部、３……足受部、４
……足踏部、５……立上部、６……敷蒲団、７，
７′……飾側板、９，９′……両フアスナー、１０
……汗取体、１１……面フアスナー、１３……カ
バー、１５……掛蒲団、１６……凹彎部、１７…
…カバー、１８，１８′……面フアスナー、１９
……横杆、２０，２０′……面フアスナー、２
１，２１′……止紐、２２，２２′……側縁部、２
３，２３′……面フアスナー。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 敷蒲団の周縁に立上部を形成し、この立上部と
   両飾側板との間に掛蒲団の両側縁部を挾入し、こ
   の両側縁部の外面と両飾側板の内面とに相互に係
   合して掛蒲団のずり落ちを阻止する面フアスナー
   等係止具を取付け、更に敷蒲団の背凭個所の上辺
   に両フアスナー等係止具を取付けると共にこれと
   は別個に構成し頚筋の汗を吸い取る汗取体の底面
   に上記の面フアスナー等係止具と係合する面フア
   スナー等係止具を取付け、これ等面フアスナー等
   係止具を相互に係合せしめて汗取体を敷蒲団に於
   ける背凭個所の上辺に着脱可能に固定して成るベ
   ビーラツク。