JPS6127172Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6127172Y2 JPS6127172Y2 JP17086181U JP17086181U JPS6127172Y2 JP S6127172 Y2 JPS6127172 Y2 JP S6127172Y2 JP 17086181 U JP17086181 U JP 17086181U JP 17086181 U JP17086181 U JP 17086181U JP S6127172 Y2 JPS6127172 Y2 JP S6127172Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- heat pipe
- heat
- capacitor element
- built
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 5
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 5
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- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 2
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Landscapes
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は放熱を改良したケース内蔵形コンデン
サに係るものである。
サに係るものである。
アルミ電解コンデンサや金属化紙コンデンサ等
の巻回形コンデンサ素子をケースに内蔵したケー
ス内蔵型コンデンサは、巻心部分に近づくに従つ
て放熱効率が低下し、巻心部分において使用中の
温度が最も高くなる。そのために、コンデンサ素
子の巻心部分から表面までの間で温度差が生じ、
電極箔等の熱劣化が特に巻心近傍で大きくなり熱
劣化が不均一になり、コンデンサ素子全体の劣化
が早くなり易い欠点があつた。
の巻回形コンデンサ素子をケースに内蔵したケー
ス内蔵型コンデンサは、巻心部分に近づくに従つ
て放熱効率が低下し、巻心部分において使用中の
温度が最も高くなる。そのために、コンデンサ素
子の巻心部分から表面までの間で温度差が生じ、
電極箔等の熱劣化が特に巻心近傍で大きくなり熱
劣化が不均一になり、コンデンサ素子全体の劣化
が早くなり易い欠点があつた。
本考案は、以上の欠点を改良し、特に巻心の放
熱効率を向上し寿命を改善したケース内蔵型コン
デンサの提供を目的とするものである。
熱効率を向上し寿命を改善したケース内蔵型コン
デンサの提供を目的とするものである。
本考案は、上記の目的を達成するために、ケー
スの底面に貫設されている接続具と、巻回形コン
デンサ素子の巻心に挿入され一端が前記接続具に
接続された第1ヒートパイプと、一端が前記接続
具に接続されケース外部に引き出されている第2
ヒートパイプとを有することを特徴とするケース
内蔵型コンデンサを提供するものである。
スの底面に貫設されている接続具と、巻回形コン
デンサ素子の巻心に挿入され一端が前記接続具に
接続された第1ヒートパイプと、一端が前記接続
具に接続されケース外部に引き出されている第2
ヒートパイプとを有することを特徴とするケース
内蔵型コンデンサを提供するものである。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
図において、1は電極箔とセパレータとを積層
し巻回したコンデンサ素子である。2はアルミ製
の円筒状のケースであり、底面にはプラスチツク
製の円板3がカーリングにより係止されているこ
の円板3の中心には両端にネジ孔を有する接続具
4が貫設されている。5は第1ヒートパイプであ
り、大部分がコンデンサ素子1の巻心に挿入され
かつ先端がネジ状になつており、接続具4の一端
に挿入されている。また、6は第2ヒートパイプ
であり一端が接続具4に挿入され、ケース2外部
に引き出されている。第1及び第2ヒートパイプ
5及び6としては銅やステンレス鋼等の金属パイ
プにメタノールやアセトン等の作動用の液体を封
入したものを用いる。コンデンサ素子1からはリ
ード線7及び8が引き出されていて、ケース2の
上面に係止されているプラスチツク製の円板から
なる蓋9に設けられている外部引出端子10及び
11に各々接続されている。12はコンデンサ素
子1をケース2に固定するためのコンパウンドで
ある。
し巻回したコンデンサ素子である。2はアルミ製
の円筒状のケースであり、底面にはプラスチツク
製の円板3がカーリングにより係止されているこ
の円板3の中心には両端にネジ孔を有する接続具
4が貫設されている。5は第1ヒートパイプであ
り、大部分がコンデンサ素子1の巻心に挿入され
かつ先端がネジ状になつており、接続具4の一端
に挿入されている。また、6は第2ヒートパイプ
であり一端が接続具4に挿入され、ケース2外部
に引き出されている。第1及び第2ヒートパイプ
5及び6としては銅やステンレス鋼等の金属パイ
プにメタノールやアセトン等の作動用の液体を封
入したものを用いる。コンデンサ素子1からはリ
ード線7及び8が引き出されていて、ケース2の
上面に係止されているプラスチツク製の円板から
なる蓋9に設けられている外部引出端子10及び
11に各々接続されている。12はコンデンサ素
子1をケース2に固定するためのコンパウンドで
ある。
すなわち、コンデンサ素子1に電圧が印加され
発熱が生じると巻心付近に発生した熱は第1ヒー
トパイプ5に伝達される。この第1ヒートパイプ
5の一端に熱が加わるとこの熱が他端に伝達さ
れ、従つて接続具4に伝達される。接続具4に伝
達された熱は第2ヒートパイプ6の一端に伝わ
り、第2ヒートパイプ6の他端から周囲の空間に
放散される。すなわち、コンデンサ素子1の最も
発熱の多い巻心付近のほとんどの熱をケース2を
通さず、第1及び第2ヒートパイプ5及び6を通
して直接、周囲の空間に放散できるので、コンデ
ンサ素子1の熱劣化の片寄りを軽減でき全体的に
熱劣化を改善できる。また、各ヒートパイプ5及
び6をケース2の底面に係止した円板3に直接貫
挿することなく、接続具4に貫設しているので密
閉不良となることもない。
発熱が生じると巻心付近に発生した熱は第1ヒー
トパイプ5に伝達される。この第1ヒートパイプ
5の一端に熱が加わるとこの熱が他端に伝達さ
れ、従つて接続具4に伝達される。接続具4に伝
達された熱は第2ヒートパイプ6の一端に伝わ
り、第2ヒートパイプ6の他端から周囲の空間に
放散される。すなわち、コンデンサ素子1の最も
発熱の多い巻心付近のほとんどの熱をケース2を
通さず、第1及び第2ヒートパイプ5及び6を通
して直接、周囲の空間に放散できるので、コンデ
ンサ素子1の熱劣化の片寄りを軽減でき全体的に
熱劣化を改善できる。また、各ヒートパイプ5及
び6をケース2の底面に係止した円板3に直接貫
挿することなく、接続具4に貫設しているので密
閉不良となることもない。
また、ケース2外部に引き出された第2ヒート
パイプ6が着脱自在となつているので、コンデン
サの定格や使用状態によつて任意のヒートパイプ
を接続できる。
パイプ6が着脱自在となつているので、コンデン
サの定格や使用状態によつて任意のヒートパイプ
を接続できる。
以上の通り、本考案によれば密閉を損うことな
く熱劣化を軽減でき、寿命特性等の改良されたケ
ース内蔵型コンデンサが得られる。
く熱劣化を軽減でき、寿命特性等の改良されたケ
ース内蔵型コンデンサが得られる。
図は本考案の実施例の正面断面図を示す。
1……コンデンサ素子、2……ケース、3……
円板、4……接続具、5……第1ヒートパイプ、
6……第2ヒートパイプ。
円板、4……接続具、5……第1ヒートパイプ、
6……第2ヒートパイプ。
Claims (1)
- 巻回形コンデンサ素子をケースに内蔵したケー
ス内蔵型コンデンサにおいて、ケースの底面に貫
設されている接続具と、巻回形コンデンサ素子の
巻心に挿入され一端が前記接続具に接続された第
1ヒートパイプと、一端が前記接続具に接続され
ケース外部に引き出されている第2ヒートパイプ
とを有することを特徴とするケース内蔵型コンデ
ンサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17086181U JPS5877040U (ja) | 1981-11-18 | 1981-11-18 | ケ−ス内蔵型コンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17086181U JPS5877040U (ja) | 1981-11-18 | 1981-11-18 | ケ−ス内蔵型コンデンサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5877040U JPS5877040U (ja) | 1983-05-24 |
JPS6127172Y2 true JPS6127172Y2 (ja) | 1986-08-13 |
Family
ID=29962806
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17086181U Granted JPS5877040U (ja) | 1981-11-18 | 1981-11-18 | ケ−ス内蔵型コンデンサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5877040U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008277562A (ja) * | 2007-04-27 | 2008-11-13 | Daikin Ind Ltd | コンデンサユニット |
-
1981
- 1981-11-18 JP JP17086181U patent/JPS5877040U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5877040U (ja) | 1983-05-24 |
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