JPS61271099A - 汚泥の乾燥処理方法 - Google Patents
汚泥の乾燥処理方法Info
- Publication number
- JPS61271099A JPS61271099A JP60113403A JP11340385A JPS61271099A JP S61271099 A JPS61271099 A JP S61271099A JP 60113403 A JP60113403 A JP 60113403A JP 11340385 A JP11340385 A JP 11340385A JP S61271099 A JPS61271099 A JP S61271099A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sludge
- dried
- water content
- dried product
- high viscosity
- Prior art date
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- Pending
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- Treatment Of Sludge (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は下水汚泥等の高水分の汚泥の乾燥処理方法に関
するものである。
するものである。
(従来の技術)
下水汚泥等の有機分を多く含有する高水分の汚泥を乾燥
処理するには特公昭48−44432号公報に記載され
るような内部に加熱流体が供給される撹拌翼により材料
を攪拌しつつ乾燥させる材料攪拌型の伝導乾燥機が広く
用いられている。しかし汚泥は第2図に示されるように
汚泥の種類にもよるが、一般に水分含有率が約50〜6
5%の領域において粘着力が橿大値をとる性質があり、
乾燥途上でlη泥の水分含有率がこの領域に達すると攪
拌翼に汚泥が膜状に付着して熱伝達率が小さくなり乾燥
効率が低下するという問題があった。
処理するには特公昭48−44432号公報に記載され
るような内部に加熱流体が供給される撹拌翼により材料
を攪拌しつつ乾燥させる材料攪拌型の伝導乾燥機が広く
用いられている。しかし汚泥は第2図に示されるように
汚泥の種類にもよるが、一般に水分含有率が約50〜6
5%の領域において粘着力が橿大値をとる性質があり、
乾燥途上でlη泥の水分含有率がこの領域に達すると攪
拌翼に汚泥が膜状に付着して熱伝達率が小さくなり乾燥
効率が低下するという問題があった。
そのため、従来においては第3図に示すように、材料攪
拌型の伝導乾燥機(51)から排出された乾燥汚泥の一
部を循環させて材料攪拌型の伝導乾燥機(51)の投入
前の水分含有率が75〜85%の高水分の汚泥に供給し
、この乾燥汚泥を加えた後の汚泥を予め粘着力が小さい
水分含有率が50%以下のものとして乾燥処理する方法
が採用されていた(発明が解決しようとする問題点) ところが、このような従来方法においては乾燥汚泥の水
分含有率を0〜40%としたとき、循環される乾燥汚泥
量が汚泥量の50%〜400%にも達するため、汚泥重
量当りの材料攪拌型の伝導乾燥機(51)の運転費が大
きくなり、また、乾燥汚泥の循環のための返送機(52
)および乾燥汚泥を焼却炉(53)へ送る移送機(54
)と返送@ (52)へ振分る振分シュート(55)等
の大型な機械類を必要として設備全体が大型となり、ま
た、それに伴なう運転費用も高額となる問題があった。
拌型の伝導乾燥機(51)から排出された乾燥汚泥の一
部を循環させて材料攪拌型の伝導乾燥機(51)の投入
前の水分含有率が75〜85%の高水分の汚泥に供給し
、この乾燥汚泥を加えた後の汚泥を予め粘着力が小さい
水分含有率が50%以下のものとして乾燥処理する方法
が採用されていた(発明が解決しようとする問題点) ところが、このような従来方法においては乾燥汚泥の水
分含有率を0〜40%としたとき、循環される乾燥汚泥
量が汚泥量の50%〜400%にも達するため、汚泥重
量当りの材料攪拌型の伝導乾燥機(51)の運転費が大
きくなり、また、乾燥汚泥の循環のための返送機(52
)および乾燥汚泥を焼却炉(53)へ送る移送機(54
)と返送@ (52)へ振分る振分シュート(55)等
の大型な機械類を必要として設備全体が大型となり、ま
た、それに伴なう運転費用も高額となる問題があった。
(問題点を解決するための手段)
本発明は以上のような問題点を解決するためになされた
ものであり、汚泥を材料攪拌型の伝導乾燥機により乾燥
処理する際に、伝導乾燥機内で汚泥が高粘性を示す高粘
性領域に達する直前に乾燥物を供給し、供給後の汚泥水
分を高粘性領域外まで急激に低下させることを特徴とす
るものである次に本発明を第1図に示した実施例のフロ
ーシートに基いて詳細に説明すると、(1)は内部に高
温の加熱流体が供給される中空でスパイラル状の撹拌翼
(2)を備えた材料攪拌型の伝導乾燥機であり、水分含
有率が75〜85%程度の汚泥が供給機(3)によって
その投入口(4)から投入される。汚泥はスパイラル状
の攪拌翼(2)によって順次後方の排出口(5)に向っ
て移送されつつ加熱され乾燥されて行くが、第2図に示
すように汚泥によっても異なるがそれに連れて汚泥の粘
性、付着力等の粘着性が次第に上昇することは前述のと
おりである。そこで本発明においては水分検出器(6)
によって汚泥の水分含有率を測定し、水分含有率が50
〜65%の高粘性領域に達する直前の位置を検出して制
御器(7)により制御される乾燥物供給機(8)によっ
て乾燥物を投入する。投入位置は水分含有率の変動に応
じて前後方向に移動できるようにしておくことが好まし
いが、汚泥の性状が安定したものであり、水分含有率が
多くの汚泥が高粘性を示す50〜65%に達する位置が
一定しているときには固定しておくこともでき、またこ
のような場合には水分検出器(6)を省略することもで
きる。乾燥物としては、高粘性領域の直前の水分含有率
よりも低水分のものであればよいが、例えば汚泥を乾燥
させた乾燥汚泥や、これを更に焼却処理して得られた水
分含有率が0%の焼却灰等のほか、焼却灰との分離が容
易で循環使用のできる粒度100〜400μの珪砂や、
おが屑、もみがら等を用いることができる。図示のフロ
ーシートにおいては、乾燥汚泥を焼却炉(9)によって
焼却し、排ガス゛をサイクロン(10)で分離してホッ
パ(11)に捕集された焼却灰をプロア(12)によっ
て乾燥物供給機(8)へ返送して使用している。このよ
うに乾燥物が供給されると、汚泥の水分含有率は第2図
に示されるように脱水汚泥が高い粘着性を示す50〜6
5%の高粘性領域を飛び越して50%以下の高粘性領域
外まで急激に低下することとなり、攪拌翼(2)への付
着が防止されるので攪拌翼(2)と汚泥との間の熱伝達
率が低下することもなく、常に安定した乾燥処理が行わ
れる。なお、第2図からも明らかなように、乾燥物の投
入量は汚泥の水分含有率を10〜15%引下げることが
できる程度とすれば十分であるこのように本発明おいて
は攪拌翼(2)に乾燥処理中の汚泥が付着することがな
いので常に優れた乾燥効率が維持され、また従来のよう
に予め汚泥に乾燥汚泥を混合しておくものとは異なり、
汚泥の水分含有率が高粘性領域に達する直前の位置にお
いて乾燥物を供給するので循環量が従来の10〜25%
となり、設備の小型化と消費電力の大幅な削減が可能と
なった。
ものであり、汚泥を材料攪拌型の伝導乾燥機により乾燥
処理する際に、伝導乾燥機内で汚泥が高粘性を示す高粘
性領域に達する直前に乾燥物を供給し、供給後の汚泥水
分を高粘性領域外まで急激に低下させることを特徴とす
るものである次に本発明を第1図に示した実施例のフロ
ーシートに基いて詳細に説明すると、(1)は内部に高
温の加熱流体が供給される中空でスパイラル状の撹拌翼
(2)を備えた材料攪拌型の伝導乾燥機であり、水分含
有率が75〜85%程度の汚泥が供給機(3)によって
その投入口(4)から投入される。汚泥はスパイラル状
の攪拌翼(2)によって順次後方の排出口(5)に向っ
て移送されつつ加熱され乾燥されて行くが、第2図に示
すように汚泥によっても異なるがそれに連れて汚泥の粘
性、付着力等の粘着性が次第に上昇することは前述のと
おりである。そこで本発明においては水分検出器(6)
によって汚泥の水分含有率を測定し、水分含有率が50
〜65%の高粘性領域に達する直前の位置を検出して制
御器(7)により制御される乾燥物供給機(8)によっ
て乾燥物を投入する。投入位置は水分含有率の変動に応
じて前後方向に移動できるようにしておくことが好まし
いが、汚泥の性状が安定したものであり、水分含有率が
多くの汚泥が高粘性を示す50〜65%に達する位置が
一定しているときには固定しておくこともでき、またこ
のような場合には水分検出器(6)を省略することもで
きる。乾燥物としては、高粘性領域の直前の水分含有率
よりも低水分のものであればよいが、例えば汚泥を乾燥
させた乾燥汚泥や、これを更に焼却処理して得られた水
分含有率が0%の焼却灰等のほか、焼却灰との分離が容
易で循環使用のできる粒度100〜400μの珪砂や、
おが屑、もみがら等を用いることができる。図示のフロ
ーシートにおいては、乾燥汚泥を焼却炉(9)によって
焼却し、排ガス゛をサイクロン(10)で分離してホッ
パ(11)に捕集された焼却灰をプロア(12)によっ
て乾燥物供給機(8)へ返送して使用している。このよ
うに乾燥物が供給されると、汚泥の水分含有率は第2図
に示されるように脱水汚泥が高い粘着性を示す50〜6
5%の高粘性領域を飛び越して50%以下の高粘性領域
外まで急激に低下することとなり、攪拌翼(2)への付
着が防止されるので攪拌翼(2)と汚泥との間の熱伝達
率が低下することもなく、常に安定した乾燥処理が行わ
れる。なお、第2図からも明らかなように、乾燥物の投
入量は汚泥の水分含有率を10〜15%引下げることが
できる程度とすれば十分であるこのように本発明おいて
は攪拌翼(2)に乾燥処理中の汚泥が付着することがな
いので常に優れた乾燥効率が維持され、また従来のよう
に予め汚泥に乾燥汚泥を混合しておくものとは異なり、
汚泥の水分含有率が高粘性領域に達する直前の位置にお
いて乾燥物を供給するので循環量が従来の10〜25%
となり、設備の小型化と消費電力の大幅な削減が可能と
なった。
(発明の効果)
本発明は以上の発明からも明らかなように、材料攪拌型
の伝導乾燥機内に投入した汚泥中にその水分含有率が5
0〜65%の高粘性領域に達する直前の位置において乾
燥物を供給して水分含有率を高粘性領域外まで急激に低
下させるので、汚泥が攪拌翼に付着して熱伝達率が減少
し乾燥効率が低下することはなく、また、乾燥物も乾燥
途中で乾燥が進行中の汚泥に供給すればよいので乾燥物
の供給量も少なくすみ、運転費を少なくすることができ
るものである。よって本発明は従来のこの種汚泥の乾燥
処理方法の問題点を一掃したものとして産業の発展に寄
与するところは極めて大なものである。
の伝導乾燥機内に投入した汚泥中にその水分含有率が5
0〜65%の高粘性領域に達する直前の位置において乾
燥物を供給して水分含有率を高粘性領域外まで急激に低
下させるので、汚泥が攪拌翼に付着して熱伝達率が減少
し乾燥効率が低下することはなく、また、乾燥物も乾燥
途中で乾燥が進行中の汚泥に供給すればよいので乾燥物
の供給量も少なくすみ、運転費を少なくすることができ
るものである。よって本発明は従来のこの種汚泥の乾燥
処理方法の問題点を一掃したものとして産業の発展に寄
与するところは極めて大なものである。
第1図は本発明の実施例を示すフローシート、第2図は
汚泥の水分含有率と粘着−力との関係を示すグラフ、第
3図は従来の処理方法を示すフローシートである。 (1):材料攪拌型の伝導乾燥機、(2):攪拌翼。
汚泥の水分含有率と粘着−力との関係を示すグラフ、第
3図は従来の処理方法を示すフローシートである。 (1):材料攪拌型の伝導乾燥機、(2):攪拌翼。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、汚泥を材料攪拌型の伝導乾燥機により乾燥処理する
際に、伝導乾燥機内で汚泥が高粘性を示す高粘性領域に
達する直前に乾燥物を供給し、供給後の汚泥水分を高粘
性領域外まで急激に低下させることを特徴とする汚泥の
乾燥処理方法。 2、乾燥物として汚泥の焼却灰を循環使用する特許請求
の範囲第1項記載の汚泥の乾燥処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60113403A JPS61271099A (ja) | 1985-05-27 | 1985-05-27 | 汚泥の乾燥処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60113403A JPS61271099A (ja) | 1985-05-27 | 1985-05-27 | 汚泥の乾燥処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61271099A true JPS61271099A (ja) | 1986-12-01 |
Family
ID=14611408
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60113403A Pending JPS61271099A (ja) | 1985-05-27 | 1985-05-27 | 汚泥の乾燥処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61271099A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015155768A (ja) * | 2014-02-20 | 2015-08-27 | 株式会社栗本鐵工所 | 乾燥装置及びその制御方法 |
JP2015223542A (ja) * | 2014-05-27 | 2015-12-14 | 株式会社チサキ | 原料加熱処理方法及び装置 |
-
1985
- 1985-05-27 JP JP60113403A patent/JPS61271099A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015155768A (ja) * | 2014-02-20 | 2015-08-27 | 株式会社栗本鐵工所 | 乾燥装置及びその制御方法 |
JP2015223542A (ja) * | 2014-05-27 | 2015-12-14 | 株式会社チサキ | 原料加熱処理方法及び装置 |
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