JPS61266938A - 液体粘度検出装置 - Google Patents

液体粘度検出装置

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JPS61266938A
JPS61266938A JP10869685A JP10869685A JPS61266938A JP S61266938 A JPS61266938 A JP S61266938A JP 10869685 A JP10869685 A JP 10869685A JP 10869685 A JP10869685 A JP 10869685A JP S61266938 A JPS61266938 A JP S61266938A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
tank
viscosity
ink
head
Prior art date
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Pending
Application number
JP10869685A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Izumi
泉 耕二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS61266938A publication Critical patent/JPS61266938A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 肢止公丘 本発明は、液体粘度検出装置、より詳細には、インクジ
ェット記録装置等におけるインクの粘度を検出するイン
ク粘度検出装置に関する。
従m服 インク供給系からヘッドへインクを圧送し、電歪振動子
等の作用によりヘッドノズルからインクジェットを噴射
させ、インクジェット流からインク滴に分離する粒子化
位置でインク滴を荷電し、荷電滴を偏向電極で偏向させ
て印写を行うインクジェット記録装置においては、粒子
化状態が安定し、常に所定の荷電が行われることが必要
であるが、この粒子化状態はインク粘度に大きく依存す
る。ところで、前述したインクジェット記録装置は、イ
ンクの粘度は環境温度やインク中の水分等の蒸発にとも
ない、その値は時々刻々変化する。
一方、インクの粒子化にはインク粘度が大きく依存して
いる事から、インク粘度を知る事は安定な粒子化のため
の制御を行う上で最も重要な要素である。
そこで、従来、インク貯蔵タンクからポンプによりパイ
プを通してインクを循環させ、インクの粘性抵抗の変化
によりパイプ中の流量が変化するのを流量計により検出
し、この検出結果によりインクに溶剤を供給してインク
粘度を一定にしているものがある(特開昭58−204
53号公報)が、このものはインク粘度の検出を流量針
に頼っている為、精度の良い検出ができず、またポンプ
圧力の変動によっても影響を受けてしまう等の問題があ
った。さらに、インク液中に浮子を設けてインクの比重
を測定し、比重が所定値を超えた時に浮子の作用により
弁を開き、希釈液を加えるようにしてインク粘度を一定
にするものもある(特開昭57−12685号公報)が
、このものはインク粘度の検出を比重測定に置きかえて
おり、正確な粘度検出を行うことができなかった。
旦み 本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたもので、
特に、環境温度や蒸発等によって変化する液体の粘度の
検出を連続的に行なえるようにすることを目的としてな
されたもので、特に、液体供給、循環系を有する装置に
付加することによって粘度の自動検出を可能としたもの
である。
1威 本発明は、上記目的を達成するために、定水頭を維持す
るための第1の液体タンクと、該第1の液体タンクから
液体を流出するためのパイプと、該パイプから流入した
液体を一時的に貯めるための第2の液体タンクと、該第
2の液体タンクから流出された液体を受け入れるための
第3の液体タンクとを有し、前記第2の液体タンクは前
記第3の液体タンクに液体を流出するための開口を底部
に有するとともに液面より上部に大気に開放された開口
を有し、かつ、該第2の液体タンク内の水頭を検出する
水頭検出器を有することを特徴としたものである。以下
、本発明の実施例に基づいて説明する。
第1図は、本発明の一実施例を説明するための構成図で
、図中、1は定水頭を維持するためのヘッドタンク(第
1の液体タンク)、2は前記ヘッドタンク1へ液体を供
給するための下部タンク(第3の液体タンク)、3は下
部タンク2の液体をヘッドタンク1へ供給するためのパ
イプ、4は下部タンク2の液体をヘッドタンク1へ供給
するためのポンプ、5はヘッドタンク1内の水頭を一定
に維持するための三角ゼキ、6は該三角ゼキ5からの溢
れた液体を下部タンクに導くためのパイプ、7はヘッド
タンク1内の液体を流出させるためのパイプ、8は該パ
イプ7より流出した液体を一時的に貯えておくためのタ
ンク(第2の液体タンク)で、該第2の液体タンクは、
下部に液体流出口9.該流出口9に到る液体を整流する
ための整流板10.上部に設けられた大気に連通ずる開
口11.及び、該第2の液体タンク8内の液面を検出す
るための液面センサ12を有している。
まず、液体の循環系について説明すると、液体は、供試
液体の入った下部タンク2からポンプ4を通り、ヘッド
タンク1に流入する。このヘッドタンクlでは液体の一
部がパイプ7に流入し、余剰の液体は三角ゼキ5を越流
し、下部タンク2に回収される。この時、パイプ7に流
入する流量QLと越流する流量Qεの間には、Q E 
> GI Lとなるようなポンプ流量(Q=QL+QE
)を選ぶ。また、ヘッドタンク1の水頭を一定に保つた
めには、ポンプ流量の確保と同時にヘッドタンク1の水
面の面積を充分に大きくとると水面変動が小さくなる。
次に、パイプ7から水頭検出用タンク(第2の液体タン
ク)8に流入した液体は、オリフィス(液体流出口)9
を通って下部タンク2に回収される。
次に、粘度の検出について説明する。
今、水頭検出用タンク8への単位時間当たりの流入、流
出量をそれぞれQin、 Qoutとし、該タンク8の
断面積をS、水頭をhsとすると、が成立する。
ここで、Qinが粘度に依存し、Qoutが粘度にほと
んど依存しない系が構成されれば水頭hsは粘度に依存
することになる。
更に、パイプ7からタンク8への流入量Qinはハーゲ
ン・ボアズイユの公式から、 ただし、Δh=Ho −hs。
ν;液体の動粘性係数、1.;パイプ7の長さ。
d L  iパイプ7の内径、ρ;液体の密度、ΔP;
圧力差、ΔhS;水頭差、HO;オリフィス10からタ
ンク2の水面までの定水頭、hsHタンク7の水頭2g
;重力加速度+ Ce;パイプの流量係数である。
また、Qoutはトリチェリの定理から、Qout =
S o ・Co −■7庁−”・(3)である。
ただし、SO;オリフィス10の断面積。
CO;オリフィス10の流量係数である。
前記(1)、  (2)、(3)式からQin’(Qo
utなる水頭hsは上昇又は下降し、Qin=Qout
で平衡状態になり、この平衡状態でのhsは、液体の動
粘度νが支配的である。従って、下部タンク2の水頭h
sを知ることによって、インクの粘度を精度良く検出す
ることができる。より厳密な測定を要するならば、(2
)式からもわかるように、密度ρを検出する必要がある
が、液体の密度は数%程度しか変化しないことから、h
sへの寄与は小さい。
次に、グリセリン水溶液を用いて粘度測定をした実験例
について説明する。
第2図は、実験に用いたグリセリン水溶液の既知の粘度
の温度特性で、曲線Aは蒸発率20%。
曲線Bは0%の粘度特性で、液体の粘度の温度特性は、
高温時(低粘度時)に、その傾きがゆるやかになり、普
通は、検出精度が悪くなる。
以後の実験結果は、密度の効果も検討するために、全て
静粘性係数μ(CP) =ρ・νで書き直しであるが、
前述のとおり密度ρの変化は非常に小さく (数%程度
)、はぼ動粘度係数ν(C3t )と見なして良い。
第3図は、実験に用いた検出装置の要部構成図で、図中
、第1図と同様の作用をする部分には第1図と同一の参
照番号が付しである。
第3図において、Ho=60mm〜150mm。
dL (パイプ7の直径) = 1.0〜3.Oa+m
、 1 、  (パイプ7の長さ)=30〜70mm、
do(オリフィス10の直径) = 0.6mm〜1.
5ma+のちとで粘度検出精度を評価した。粘度の代用
特性hsの利得Δhsは、 Δhs=f(νlll1n)−+(νmax ) −(
4)で表わすと、Δhsが最大となる為には、HOに大
きく依存し、Hoが大きい程大きな利得が得られる。
HO一定のもとでは、dl 、IL、doは、第4図に
示すように、Δhsが最大となるような最適値がそれぞ
れ存在する。参考までにパラメータdL。
j!1 doが最適値となる時のオリフィスの流量係数
COは粘度に対して、わずかに依存するが、はぼ一定と
みなせる程度であった。
第5図は、上述のごとくして測定した測定結果の一例を
示す図で、同図から明らかなように、粘度の代用特性で
ある水頭hsと静粘度μについて充分な検出が得られて
いる。
第6図は、同一のdL、14 、do、Hoと、実験か
ら求めた(:、a、Ceを用いて水uhsを計算で求め
た結果を示す。
第5図及び第6図の特性図からもわかるように、第2図
に関して説明したように、従来は液体の粘度が低粘度の
時dは検出が困難であったが、本発明による検出装置で
は逆に、検出精度(dhs/dμ)が上がるという特徴
をもっている。これにより明らかなように、本発明にお
いては、定水頭)(oを増し、パイプ長ELを長くする
ことによって検出精度を向上させることが可能となる。
蓋果 以上の説明から明らかなように、本発明によると、液体
の、供給、循環系を有する装置に付加することによって
、液体をサンプリングしたり、温度を管理したりするこ
となく粘度を連続的に自動検出することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による液体粘度検出装置の一実施例を
説明するための構成図、第2図は、蒸発率をパラメータ
としたインク粘度と温度との関係を示す図、第3図は、
本発明の実験に使用した粘度検出装置の一例を示す要部
構成図、第4図は、静粘度係数をパラメータとしたパイ
プ径と長さとの関係を示す図、第5図は、粘度と水頭と
の関係を示す実験結果図、第6図は計算値を示す図であ
る。 ■・・・第1の液体タンク、2・・・第3の液体タンク
。 7・・・パイプ、8・・・第2の液体タンク、12・・
・液面センサ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、定水頭を維持するための第1の液体タンクと、
    該第1の液体タンクから液体を流出するためのパイプと
    、該パイプから流入した液体を一時的に貯めるための第
    2の液体タンクと、該第2の液体タンクから流出された
    液体を受け入れるための第3の液体タンクとを有し、前
    記第2の液体タンクは前記第3の液体タンクに液体を流
    出するための開口を底部に有するとともに液面より上部
    に大気に開放された開口を有し、かつ、該第2の液体タ
    ンク内の水頭を検出する水頭検出器を有することを特徴
    とする液体粘度検出装置。
JP10869685A 1985-05-21 1985-05-21 液体粘度検出装置 Pending JPS61266938A (ja)

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JP10869685A JPS61266938A (ja) 1985-05-21 1985-05-21 液体粘度検出装置

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JPS61266938A true JPS61266938A (ja) 1986-11-26

Family

ID=14491318

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JP10869685A Pending JPS61266938A (ja) 1985-05-21 1985-05-21 液体粘度検出装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102301604B1 (ko) * 2021-03-24 2021-09-10 주식회사 에코코어기술 정유량 약품공급장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102301604B1 (ko) * 2021-03-24 2021-09-10 주식회사 에코코어기술 정유량 약품공급장치

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