JPS61266689A - 蒸解叩解機 - Google Patents
蒸解叩解機Info
- Publication number
- JPS61266689A JPS61266689A JP10063085A JP10063085A JPS61266689A JP S61266689 A JPS61266689 A JP S61266689A JP 10063085 A JP10063085 A JP 10063085A JP 10063085 A JP10063085 A JP 10063085A JP S61266689 A JPS61266689 A JP S61266689A
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- JP
- Japan
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- teeth
- rotating
- beating
- beater
- entire periphery
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は稲藁等の草木性植物より紙原料としてのパルプ
を得るのに最適なものであって、蒸解と叩解を同時に行
うようにした小型で効率的な蒸解叩解機に関するもので
ある。
を得るのに最適なものであって、蒸解と叩解を同時に行
うようにした小型で効率的な蒸解叩解機に関するもので
ある。
(従来技術)
従来、紙の原料であるパルプを得るためには原材料であ
る植物から蒸解によって不純成分を化学的に分解除去し
、セルロース分を残すことが必要であり、例えば第8図
に示すように通常地球釜と呼ばれる高圧容器A内に植物
チップ及び苛性ソーダ−等の薬品を投入して高圧蒸気を
吹込み、釜内圧力、及び温度を上昇させて所定時間保持
し、蒸解処理された繊維は化学的分離のみを施されたわ
けであるので機械的に処理する必要からスクリューコン
ベアC等によりビータ−Bに送られる.そして繊維をバ
ルブ目的に仕上げるため適度の切断、叩き解し、不純成
分を分離させると同時に混合、分散させた後次工程に送
られていた。
る植物から蒸解によって不純成分を化学的に分解除去し
、セルロース分を残すことが必要であり、例えば第8図
に示すように通常地球釜と呼ばれる高圧容器A内に植物
チップ及び苛性ソーダ−等の薬品を投入して高圧蒸気を
吹込み、釜内圧力、及び温度を上昇させて所定時間保持
し、蒸解処理された繊維は化学的分離のみを施されたわ
けであるので機械的に処理する必要からスクリューコン
ベアC等によりビータ−Bに送られる.そして繊維をバ
ルブ目的に仕上げるため適度の切断、叩き解し、不純成
分を分離させると同時に混合、分散させた後次工程に送
られていた。
(発明が解決しようとする問題点)
面して紙を作る木材資源は無限ではなく、原木不足、生
産地の奥地移行、山林労働者の減少、賃金の高騰、近年
の自然保護運動の高まり、バルブ材の需要増大等により
コスト高や。
産地の奥地移行、山林労働者の減少、賃金の高騰、近年
の自然保護運動の高まり、バルブ材の需要増大等により
コスト高や。
資源ナショナリズムの面からも新しい原料開拓の必要性
が求められている。そこで稲藁、床、パカス等の草本性
植物がバルブ原料として見立され、これは−年生である
ので生産サイクルが短く且つ農産物の残滓的な性質のも
のであり、生産コスト面ですぐれた原料であるが、これ
等の原料は農業生産地で産出されるため産出量に合った
少量のバルブ設備を必要とすると共に草本性植物は収穫
後の長期保管が不可能であり、このパルプ設備としては
前記のような従来の設備では工程が長く、大型であり不
適当であった。
が求められている。そこで稲藁、床、パカス等の草本性
植物がバルブ原料として見立され、これは−年生である
ので生産サイクルが短く且つ農産物の残滓的な性質のも
のであり、生産コスト面ですぐれた原料であるが、これ
等の原料は農業生産地で産出されるため産出量に合った
少量のバルブ設備を必要とすると共に草本性植物は収穫
後の長期保管が不可能であり、このパルプ設備としては
前記のような従来の設備では工程が長く、大型であり不
適当であった。
(問題を解決するための手段)
そこで前記の状況に鑑み、従来のパルプ設備と異り小型
の多目的式として工程を短縮し、使用薬品の節約、処理
時間の短縮化を目的とし、蒸解槽l内申央部に回転羽根
2と回転歯3とが交互に固着された回転軸4が上下方向
に軸支された蒸解叩解機であって、前記回転羽根2は円
板5の全周縁に同一平面上へ三角形状の突出部分5aが
設けられ、その一辺が上方へ折曲されて構成された45
bと下方へ折曲されて構成された45 b’ とが交互
に設けられ、且つ円板5面には大径の透孔5Cが複数個
開設されたものであり、前記回転歯3は円板6の全周縁
に同一平面上に突出する鋸歯状の@6aが形成されてな
るものである。
の多目的式として工程を短縮し、使用薬品の節約、処理
時間の短縮化を目的とし、蒸解槽l内申央部に回転羽根
2と回転歯3とが交互に固着された回転軸4が上下方向
に軸支された蒸解叩解機であって、前記回転羽根2は円
板5の全周縁に同一平面上へ三角形状の突出部分5aが
設けられ、その一辺が上方へ折曲されて構成された45
bと下方へ折曲されて構成された45 b’ とが交互
に設けられ、且つ円板5面には大径の透孔5Cが複数個
開設されたものであり、前記回転歯3は円板6の全周縁
に同一平面上に突出する鋸歯状の@6aが形成されてな
るものである。
(作用)
上記の技術的手段は次のように作用する。
蒸解槽l内の回転羽根2は回転軸4により部面して、バ
ルブ原料は内部に空気を含有して浮力が大きく上下方向
の流動性が悪いため上下槽の移動がなく均一化が困難で
あるが、回転羽根2を数段に設け、又回転歯3をその間
の回転軸に固着しであるので、それぞれの層内で叩解及
び分散が行われ1回転歯3の歯6aは切断を呈すると同
時に叩解も行う、又、前記回転羽根2の円板5面に開設
した透孔6cも原料の流動、分散剪断を行う。
ルブ原料は内部に空気を含有して浮力が大きく上下方向
の流動性が悪いため上下槽の移動がなく均一化が困難で
あるが、回転羽根2を数段に設け、又回転歯3をその間
の回転軸に固着しであるので、それぞれの層内で叩解及
び分散が行われ1回転歯3の歯6aは切断を呈すると同
時に叩解も行う、又、前記回転羽根2の円板5面に開設
した透孔6cも原料の流動、分散剪断を行う。
(実施例)
86図は草本性植物用の蒸解叩解機であり、蒸解槽1内
に前記の回転羽根2と回転歯3を交互に5段に固着した
回転軸4がモーター7により駆動され回転するようにな
っており、大径の原料投入口8と、別途水又は薬品投入
口9が設けられ、下端にはバルブ10が設けられている
。
に前記の回転羽根2と回転歯3を交互に5段に固着した
回転軸4がモーター7により駆動され回転するようにな
っており、大径の原料投入口8と、別途水又は薬品投入
口9が設けられ、下端にはバルブ10が設けられている
。
又、蒸解槽1の外周面の大部分は加温用蒸気室12に覆
われたものである。槽1内の上部には案内羽根11が周
壁に固着され、回転羽根2により攪拌され周壁に沿って
盛上り叩解度が少なくなりやすい1部の原料液の叩解効
果を高めるために最上部の回転羽根2の羽根5b、5b
’部に導くようにしたものであり、例えば従来の地球釜
を使用した場合に比較して使用薬品が材料比14〜18
%が5〜8%に、使用水量が30〜40%に、消費エネ
ルギー35〜50%に処理時間7〜10時間(ビータ−
処理時間も含む)が1〜1.5時間に減少した。
われたものである。槽1内の上部には案内羽根11が周
壁に固着され、回転羽根2により攪拌され周壁に沿って
盛上り叩解度が少なくなりやすい1部の原料液の叩解効
果を高めるために最上部の回転羽根2の羽根5b、5b
’部に導くようにしたものであり、例えば従来の地球釜
を使用した場合に比較して使用薬品が材料比14〜18
%が5〜8%に、使用水量が30〜40%に、消費エネ
ルギー35〜50%に処理時間7〜10時間(ビータ−
処理時間も含む)が1〜1.5時間に減少した。
第7図は木材性原料等の植物性R維素パルプ製造用の実
施例であり、原料片の大きさから回転下根2と回転歯3
との間隔を大にし且つ3段(効果) 以−ヒのように本発明にがかる蒸解叩解機は蒸解槽内中
央部に回転羽根と回転歯とが交互に固着された回転軸が
上下方向に軸支され、前記回転羽根は円板の全周縁に同
一平面上へ三角形状の突出部分が設けられ、その一辺が
上方へ折曲された歯と下方へ折曲された歯とが交互に設
けられ、且つ円板面には、大径の透孔が複数個開設され
てなり、前記回転歯は円板の全周縁に鋸歯状の歯が形成
されてなる構成としたことにより、槽内で切断、叩打等
による繊維組織の細分化と細分化による薬品の浸透が同
時に行われるので叩解、浸透、分解が繰り返されて促進
され、短い所要時間によって処理が完了するものである
。従って従来の地球釜、ビータ−を使用する方式に比し
て加圧加温なしの処理が可能であり、使用薬品、使用水
量、消費動力及び処理時間が大巾に減少し、低コスト化
が可能となり設備コストも少なくて済むという効果があ
る。
施例であり、原料片の大きさから回転下根2と回転歯3
との間隔を大にし且つ3段(効果) 以−ヒのように本発明にがかる蒸解叩解機は蒸解槽内中
央部に回転羽根と回転歯とが交互に固着された回転軸が
上下方向に軸支され、前記回転羽根は円板の全周縁に同
一平面上へ三角形状の突出部分が設けられ、その一辺が
上方へ折曲された歯と下方へ折曲された歯とが交互に設
けられ、且つ円板面には、大径の透孔が複数個開設され
てなり、前記回転歯は円板の全周縁に鋸歯状の歯が形成
されてなる構成としたことにより、槽内で切断、叩打等
による繊維組織の細分化と細分化による薬品の浸透が同
時に行われるので叩解、浸透、分解が繰り返されて促進
され、短い所要時間によって処理が完了するものである
。従って従来の地球釜、ビータ−を使用する方式に比し
て加圧加温なしの処理が可能であり、使用薬品、使用水
量、消費動力及び処理時間が大巾に減少し、低コスト化
が可能となり設備コストも少なくて済むという効果があ
る。
第1図はこの発明の基本構成を示す説明図、第2図はこ
の発明に使用される回転羽根の実施例の平面図、第3図
は同断面図、第4図は同回転歯の実施例の平面図、第5
図は同断面図、第6図、第7図は蒸解叩解機の実施例を
示す断面図である。 ■・・・蒸解槽、2・・・回転羽根、3・・・回転歯、
5b、5b’ ・・・羽根、5C・・・透孔、6a・・
・歯。
の発明に使用される回転羽根の実施例の平面図、第3図
は同断面図、第4図は同回転歯の実施例の平面図、第5
図は同断面図、第6図、第7図は蒸解叩解機の実施例を
示す断面図である。 ■・・・蒸解槽、2・・・回転羽根、3・・・回転歯、
5b、5b’ ・・・羽根、5C・・・透孔、6a・・
・歯。
Claims (1)
- 蒸解槽内中央部に回転羽根と回転歯とが交互に固着され
た回転軸が上下方向に軸支され、前記回転羽根は円板の
全周縁に同一平面上へ三角形状の突出部分が設けられ、
その一辺が上方へ折曲された歯と下方へ折曲された歯と
が交互に設けられ、且つ円板面には、大径の透孔が複数
個開設されてなり、前記回転歯は円板の全周縁に鋸歯状
の歯が形成されてなることを特徴とする蒸解叩解機。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60100630A JPH0643673B2 (ja) | 1985-05-14 | 1985-05-14 | 蒸解叩解機 |
CN 87102890 CN87102890A (zh) | 1985-05-14 | 1987-04-16 | 蒸煮器/打浆机装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60100630A JPH0643673B2 (ja) | 1985-05-14 | 1985-05-14 | 蒸解叩解機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61266689A true JPS61266689A (ja) | 1986-11-26 |
JPH0643673B2 JPH0643673B2 (ja) | 1994-06-08 |
Family
ID=14279154
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60100630A Expired - Lifetime JPH0643673B2 (ja) | 1985-05-14 | 1985-05-14 | 蒸解叩解機 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0643673B2 (ja) |
CN (1) | CN87102890A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1995027099A1 (fr) * | 1994-03-27 | 1995-10-12 | Isamu Goto | Procede de lessivage de fibres non ligneuses et lessiveur correspondant |
CN103711018A (zh) * | 2012-09-29 | 2014-04-09 | 冯秀娟 | 一种可去除纤维中杂质的分散机 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003064587A (ja) * | 2001-08-24 | 2003-03-05 | Daizen:Kk | 原材料が非木材によるパルプ製造方法及びパルプ製造システム装置 |
CN104404808A (zh) * | 2014-11-10 | 2015-03-11 | 合肥宏图彩印有限公司 | 一种锥形磨浆机转子 |
CN107287959B (zh) * | 2015-06-17 | 2018-10-30 | 汪小敏 | 一种卫生纸机的打浆设备 |
CN104891503B (zh) * | 2015-06-18 | 2017-08-08 | 无锡恒诚硅业有限公司 | 一种白炭黑打浆机 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56123493A (en) * | 1980-03-03 | 1981-09-28 | Iseki Agricult Mach | Fiber collecting machine of plant |
-
1985
- 1985-05-14 JP JP60100630A patent/JPH0643673B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1987
- 1987-04-16 CN CN 87102890 patent/CN87102890A/zh active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56123493A (en) * | 1980-03-03 | 1981-09-28 | Iseki Agricult Mach | Fiber collecting machine of plant |
Cited By (2)
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WO1995027099A1 (fr) * | 1994-03-27 | 1995-10-12 | Isamu Goto | Procede de lessivage de fibres non ligneuses et lessiveur correspondant |
CN103711018A (zh) * | 2012-09-29 | 2014-04-09 | 冯秀娟 | 一种可去除纤维中杂质的分散机 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0643673B2 (ja) | 1994-06-08 |
CN87102890A (zh) | 1988-11-02 |
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