JPS6126622B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6126622B2
JPS6126622B2 JP9609978A JP9609978A JPS6126622B2 JP S6126622 B2 JPS6126622 B2 JP S6126622B2 JP 9609978 A JP9609978 A JP 9609978A JP 9609978 A JP9609978 A JP 9609978A JP S6126622 B2 JPS6126622 B2 JP S6126622B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sample
flow cell
measurement
pump
reaction tube
Prior art date
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Expired
Application number
JP9609978A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5523434A (en
Inventor
Gosuke Anno
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP9609978A priority Critical patent/JPS5523434A/ja
Publication of JPS5523434A publication Critical patent/JPS5523434A/ja
Publication of JPS6126622B2 publication Critical patent/JPS6126622B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Optical Measuring Cells (AREA)
  • Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By The Use Of Chemical Reactions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は生化学分析方法に係わり、特に多項目
の分析を行なう装置に関する。
一般に、病院等で採用されている生化学分析装
置は一定量の血清を反応容器にとり、試薬を加え
て、化学反応を起させ、光の吸収量を測定するこ
とにより行なわれている。
吸光度による生化学分析はさらに、2つの種類
に分けられる。1つはEnd Point法であり、10数
分の反応が完了して定常状態になつた時点で測定
する。他の1つは血清中の酵素(たとえば
GOT,GPT)と試薬を混合し、反応進行に伴う
紫外光の吸収量変化速度を観察するものでRate
Assay法と呼ばれる。多項目を同時に測定する場
合は、この両方の測定法を併用することが多い。
つまり測定項目によつて、測定法を使い分けるこ
とで、最適システムとしている。
いずれの方法も混合液体を一定長の光路をもつ
フローセルと称する容器に導入し、光吸収量を測
定する。
一方、Rate Assay法は、変化速度を測定する
ため絶対値レベルの長時間ドリフトは、ある程度
許されるのに対し、End法は、絶対値を測定する
ので、光源や光検出器のドリフトは致命的であ
る。そのため、随時、ドリフト補正の必要があ
り、たとえば、同一波長の光を2系列の光路を通
して、交互に検出器に入れて構成する方法もあ
る。ところが、多項目の測定装置になると各項目
毎に2系統の光路を確保することは、装置の大型
化、コストの増大など、困難を伴なうことが多
い。
この発明は、上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、簡単な構成で、
処理速度を低下させることなく測定を行い、その
ためにフローセルに吸引するポンプの運転が複雑
にならないようにした自動分析装置を提供するに
ある。
第1図はこの発明の一実施例の全体構成を示す
ブロツク図である。同図において、1は試料を収
容する反応管で、ベルト2、駆動部3とにより矢
印Aの方向に一定速度にて間欠点に移動される。
4は試料分注装置であり、採取された試料例えば
血清を所望の量毎に反応管1へ注入する。反応管
1が恒温槽5により一定温度に保たれながら一定
速度にて矢印Aの方向に移動する途中、試薬注入
装置6又は、7から試薬の注入を受ける。反応管
1が位置Bに到達すると、反応管1中の試料が検
知装置8内のフローセルに吸引される。検知装置
8によつて試料の吸光度が求められ、これを出力
装置9により出力する。
反応管1は更に残存試料を廃棄した後、洗じよ
う部10、乾燥部11を介して循環され、再び使
用に供される。なお、第1図からは明らかでない
が、検査項目に応じた複数個の反応管1が矢印A
と垂直方向に並列に配置されており、位置Bでは
これらの反応管1の夫々に対応して設けられた複
数の検知装置8を用いて、いくつかはレイト法に
より残りはエンド法により分析される構成となつ
ている。レイト法による場合には、位置Bに近い
試薬注入装置7により注入された試薬との反応変
化が所定時間にわたりフローセル13内で測定さ
れる。一方、エンド法による場合には位置Bから
遠い試薬注入装置6により反応管に試薬を注入し
数分程でフローセルに導びかれる。
第2図は検知装置8の一構成図である。12は
試料吸入管、13はフローセル、14はポンプ、
14,14は電磁弁、15は光源、16は光
検出器、17はA/D変換器、18は吸入管位置
制御回路である。
反応管1が位置Bにくると、図示しない制御機
構によりポンプ14が駆動され反応管1中の試
料が吸入管12を介してフローセル13へ導かれ
る。このとき光源15の出力光をフローセル13
に照射し、光検出器16によつてフローセル13
を透過した光量を電気信号に変換する。この電気
信号は図示しない対数変換器を介して吸光度に変
換され、要すれば更に吸光度を濃度又は単位に変
換されたのちA/D変換器17を介して出力装置
9よりデイジタルデータとして出力される。
このような構成の検知装置8はレイト法及びエ
ンド法のいずれによる測定にも用いられる。その
相違は、レイト法では長時間(例えば40秒くらい
の期間)試料をフローセル13中にとどめ、適切
なサンプリング時間毎に多数回吸光度を検出する
のに対し、エンド法では唯1回のみ吸光度を検出
する点にある。したがつてレイト法による測定と
エンド法による測定とを並行して行なう場合、エ
ンド法によつて測定を行なわれる試料は長時間フ
ローセル中に滞留する必要はない。
そこで第3図に示すように、レイト法でフロー
セル内に試料を吸入測定を行なう期間を2分し、
エンド法によつて測定を行なう検知装置8は、そ
の前半で測定を行ない、後半をフローセル13の
汚れや光検出器16のドリフト補正を行なうため
の較正サイクルとする。すなわち、前半の測定サ
イクルでレイト法の場合と同様に試料がフローセ
ルに吸入されて上述のように吸光度が測定された
後、較正サイクルでは図示しない制御回路によつ
て位置制御回路18が駆動される。位置制御回路
18は吸引管12を反応管1から取り出し、蒸溜
水供給部19へ移す。同時にポンプ14が駆動
され、ポンプ14はフローセル13内の測定が
終了した試料を管22より廃棄するとともに蒸溜
水をフローセル13内に導びく。
この状態で前半の測定サイクルにおけると同様
に光源15が出力光をフローセル13に照射し、
フローセル13を透過した光量を光検出器16に
より検出する。このときの光検出器16の出力は
フローセル13が試料を何ら含まないので基準信
号として用いられる。この基準信号を用いて測定
サイクルで得られた出力信号を補正することによ
り高精度な測定を行なうことができる。
すなわち第4図に示すように、エンド法の測定
は試料と試薬との反応が飽和した領域を測定する
ために、フローセルの汚れや光検出器のドリフト
により破線で示すように変動する。そこで蒸溜水
の吸光度(これを0%Abとする)を求めてドリ
フトの補正を行なうものである。
このようにして測定サイクル(および較正サイ
クル)が終了するとフローセル13を洗じようす
るサイクルが行なわれる。この洗じようサイクル
はレイト法及びエンド法いずれの検知装置も全く
同様に行なうことができる。
なお、第3図は、本願が特徴とする電磁弁を用
いない場合を示すもので、aはレイト法による測
定のサイクルを示し、bはエンド法による測定の
サイクルを示し、cは位置制御回路18が反応管
1と蒸溜水供給部19とのいずれを選択するかを
示し、dはポンプ14の吸、排動作を示し、e
は光検出器16の出力信号を示している。
そこで、本発明による改良動作を以下に示す。
いま測定サイクルの終りでは、フローセル13
内には試料が入つている。較正サイクルの始めで
図示しない制御回路により電磁弁14,14
を駆動させ、管21と管22を短絡管23により
接続させる。これによりフローセル13内の試料
はサイホンの原理により管21,23,22を介
して廃棄液留め25に廃棄される。このとき吸入
管12を蒸留水供給部19に設定しておけば、フ
ローセル13には蒸留水が導かれる。このように
構成することにより、較正サイクルではポンプ1
を駆動させる必要がない。つまり第3図dに
示すような較正サイクルにおけるポンプ14
駆動を行わずに蒸留水をフローセル13に導くの
である。したがつて、エンド法による測定を行な
う検知装置と、レイト法による測定を行なう検知
装置におけるポンプは全く同じように作動させる
ことができるので、ポンプ駆動回路の構成を簡単
化することができる。また弁のみの開閉で独立し
て制御できるので測定時間のムダを無くすことが
できる。
以上詳細に説明したように、この発明によれば
処理速度を何ら低下させることなくエンド法によ
る測定のドリフト補正を制御回路を特に大きく変
えることなく弁の開閉のみで容易に行なうことが
できる。なお上記実施例では測定サイクルの後較
正サイクルを行なつたが、その順序を入れかえて
もよいことは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す図、第2図
はこの発明の一実施例の一部の一構成図、第3図
a〜eはこの発明の一実施例のタイミングチヤー
ト、第4図はエンド法による測定におけるドリフ
トを示す図である。 1……反応管、8……検知装置、13……フロ
ーセル、14……ポンプ、14,14……
電磁弁。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 反応管中の試料をフローセル内に吸引し前記
    試料の光学的特性を測定する装置において、前記
    フローセルに前記試料を吸引するための吸引管
    と、測定が終了した前記試料を前記フローセルか
    ら排出するための排出管と、この排出管に結合さ
    れたポンプと、このポンプを駆動して前記試料を
    前記フローセル内に吸引する手段と、前記吸引さ
    れた試料の測定が終了したときに前記吸引管を前
    記試料を含まない液体中に挿入する手段と、この
    手段に同期して前記ポンプを前記排出管から切り
    離す手段とを備え、サイフオン作用により前記フ
    ローセル内に前記試料を含まない液体を吸引させ
    ることにより測定が終了した前記試料を前記排出
    管を介して廃棄することを特徴とする自動分析装
    置。
JP9609978A 1978-08-09 1978-08-09 Automatic analyzer Granted JPS5523434A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9609978A JPS5523434A (en) 1978-08-09 1978-08-09 Automatic analyzer

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JP9609978A JPS5523434A (en) 1978-08-09 1978-08-09 Automatic analyzer

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Publication Number Publication Date
JPS5523434A JPS5523434A (en) 1980-02-19
JPS6126622B2 true JPS6126622B2 (ja) 1986-06-21

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ID=14155936

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JP9609978A Granted JPS5523434A (en) 1978-08-09 1978-08-09 Automatic analyzer

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS57186152A (en) * 1981-05-12 1982-11-16 Olympus Optical Co Ltd Washing method for flow cell
JPS6324161A (ja) * 1987-03-18 1988-02-01 Olympus Optical Co Ltd 酵素免疫自動測定機における結合物質と非結合物質との分離方法

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JPS5523434A (en) 1980-02-19

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