JPS61264233A - ベルト張力測定装置 - Google Patents

ベルト張力測定装置

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JPS61264233A
JPS61264233A JP60104952A JP10495285A JPS61264233A JP S61264233 A JPS61264233 A JP S61264233A JP 60104952 A JP60104952 A JP 60104952A JP 10495285 A JP10495285 A JP 10495285A JP S61264233 A JPS61264233 A JP S61264233A
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JP
Japan
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belt
sensor
bearing
load
measuring
Prior art date
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Pending
Application number
JP60104952A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Kanayama
金山 斎
Masaatsu Ito
正篤 伊東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Soken Inc
Original Assignee
Nippon Soken Inc
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Publication date
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Publication of JPS61264233A publication Critical patent/JPS61264233A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複数のプーリー間に張設されたベルトの張力
測定装置、特にこのベルトの走行中の張力を測定するた
めの装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、複数のプーリー間に張設されたベルトの張力を測
定する装置として、このプーリー間のベルト上に測定用
のベアリングを載置し、このベルトをバネ力により微小
量撓ませ、その微小撓量を機械的(ラックアンドピニオ
ン方式)に増幅して上記ベルトの張力を測定していた。
このベルト張力測定方法の原理を第5図を参照して説明
する。
2つのプーリー間に張力Tで張設された全長しのベルト
を、微小量dだけ撓ませた時、このベルトの張力をT+
ΔT1その時のベルトの受ける荷重をW、ベルトの撓み
角をθとすると、W=2(T+ΔT)sin θ  ・
・・・・・■ベルトの断面積をA、ベルトのヤング率を
E、ベルトの最初の張設時のプーリー間の長さをl、撓
んだ時のプーリー間の長さを2′、ベルトの歪みをδと
すると、 ベルトの伸び量はJ’−fであるから ! L        L また上記張力の増加ΔT、ベルト断面積A、ベルトの歪
みδ間には ΔT=AEδ・・・・・・■ の関係があるから ■、■、0式から T=W/2sinθ−AE (1/cos θ−1)f
/L・・・■となる。
ここでθは微小であるから、 cos θ−1,sin θ# tan θとなり、 
tan θ−□であるからこれを0式に代入すると T#Wl/4d・・・・・・■ となる。
したがって、0式から、ベルトの受ける荷重W(バネ力
)とプーリー間の距離lを測定し、撓みildが測定で
きれば、ベルトの張力Tを求めることができる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記のような従来のベルト張力測定原理及びこの原理に
従う上記の荷重センサを組み込んだ測定用ベアリングに
よれば、ベルトの静止中のベルト張力は正確に測定でき
る。しかしベルトの走行中は、温度変化による荷重セン
サの出力変化、測定用ベアリングを収容するケースの振
動によるノイズの発生、ベルトの共振現象による実質的
な撓み量の変化などにより測定誤差を生じるため、ベル
トを撓ませ荷重センサにかかる荷重を測定するだけでは
正確なベルト張力の測定はできないという問題がある。
本発明は上記の点に鑑み、荷重センサを用いてベルト張
力を測定する装置において、ベルト走行中に生じる温度
変化、測定装置の振動、ベルトの共振による測定誤差を
除去することのできるベルト張力測定装置を提供しよう
とするものである。
〔問題点を解決するための手段ゴ 本発明によれば、上記の問題点は、前記の荷重センサに
加えて、温度センサ、加速度センサ及び防振用ベアリン
グを設けることにより解決される。
すなわち上記の問題点を解決するための本発明の構成は
、複数のプーリー間に張設されたベルト上に測定用ベア
リングを載置して該ベルトを微小量撓ませその時の撓み
荷重を前記測定用ベアリング中に設けた荷重センサによ
り検出して前記ベルトの走行時の張力を測定する装置に
おいて、前記荷重センサに温度センサを、また前記測定
用ベアリングの支持ケースに加速度センサをそれぞれ取
付け、これらの荷重センサ、温度センサ、加速度センサ
を演算回路に接続し、荷重検出部の温度と測定ベアリン
グ部の振動とによる荷重検出部の出力誤差を補正するよ
うにし、さらに前記測定ベアリングの支持ケースにはそ
の両端が前記ベルトに接する防振用ベアリングを取付け
たことを特徴とするものである。
〔実施例〕
本発明の実施例について図面を参照して説明する。
第1図から第3図は本発明の第1実施例を示す。
第1図において2つのプーリー間に張設されたベルト1
上には、このベルト1の走行中これに接して回転するこ
とのできる測定用ベアリング2が!!2置されている。
第2図に示すように測定用ベアリング2はシャフト3を
介して荷重センサ4に連結されており、ベルト1からの
力はまず測定用ベアリ?グ2が受はシャフト3を介して
荷重センサ4に伝わりベルト1から受ける荷重Wを測定
できるようになっている。測定用ベアリング2、シャフ
ト3及び荷重センサ4はケース5内に収容支持され、シ
ャフト3はケース5に対して同図中N方向に摺動可能で
あるが、S方向にはリング6.7がケース5と測定用ベ
アリング2の内輪との間に介在するため摺動不可能であ
り、ベルト1から受けるN方向の荷重を正しく荷重セン
サ4に伝えるようになっている。またケース5の両端に
はカバーリング8.9が設けられシャフト3がケース5
から飛び出ないようにしている。
再び第1図を参照すると、荷重センサ4には、熱電対1
0が接着されさらに熱電対10は温度計12に接続され
ている。そして熱電対10が荷重センサ4の温度を検出
しこの熱電対出力を温度計12に伝えるようにして温度
センサを構成する。
ケース5の上部の平面部には加速度センサ11が接着さ
れケース5の加速度を測定するようにし、さらにこの加
速度センサ11を加速度センサ用アンプ13に接続して
いる。また荷重センサ4はストレインアンプ14に接続
されている。そしてこれら温度計12、加速度センサ用
アンプ13、ストレインアンプ14は演算回路15に接
続され、荷重センサ4、熱電対10、加速度センサ11
の各出力信号を演算回路15で演算し張力信号を出力す
るようにしている。
ケース5にはその左右にウィング18を取付けその両端
にローラ16 、17を取付けて防振用ベアリングを構
成し、ローラ16 、17をベルト1の上面に荷重をか
けずに接触するようにしている。各ローラ16 、17
は、ウィング18に設けた長溝20 、21及びこれら
ローラ16 、17自体に設けた長溝22 、23を介
して調節ボルト24によりウィング18に取付けられて
おり、したがって第1図において矢印N及びS方向にそ
の位置を調節可能としている。
防振用ベアリングを前記のようにベルト1上面に荷重を
かけずに接触させるには、第3図に示すように、べ′ル
ト1をdだけ撓ませた時の測定用ベアリング2の中心と
防振ベアリングの両ローラ16 、17の中心間高さと
の間の距離りを幾何学的に求め、この距離りに一致する
ようローラ16 、17のウィング18に対する位置を
定めて固定すれば、防振用ベアリングはベルト1に殆ん
ど荷重を加えることなく接することとなる。
さてベルトを微小量撓ませて走行中のベルトの張力を測
定する方法において、撓みによりベルトが受ける荷重W
は荷重センサにより測定されて張力が求められることに
なるが、ベルト走行中の温度上昇により荷重センサには
出力誤差が生じることとなる。
しかし本実施例においては荷重センサ4に熱電対10が
密着しており、この熱電対10とこれと接続する温度計
12から出力される温度信号は演算回路15により比較
演算され、荷重センサ4の出力は常温のセンサ出力に補
正される。
またベルト1の走行中はケース5が例えばエンジンのよ
うな固定場所の振動を受けるため荷重センサ4は、摺動
可能なシャフト部3 (ベアリング2、リング6.7を
含めて)から、ベルト1から受ける力以外の力を受ける
。その力はケース5のN方向の加速度をα、シャフト部
3の質量をmとするとmαで表わされる。この加速度α
はケース5に取付けた加速度センサ11により測定され
加速度センサ用アンプ13から出力される加速度信号が
演算回路15により比較演算されてこのケース5の振動
による荷重センサ4の出力誤差を補正する。
さらにベルトの走行速度がある限界を越えるとベルトが
共振し大きく振動するようになる。この時ベルトの位置
が大きく変化するため、見かけ上撓み量が変化し張力が
測定出来ないこととなる。
ところでベルトの固有振動数fはベルトスパン長をl、
張力をT、ベルト線密度をρとすると、本実施例ではケ
ース5に防振用ベアリングを設けてその両端のローラ1
6 、17をベルト1の上面に接触させているので、こ
の接触点がベルト1の振動の節目となり、実質上ベルト
1のスパン長lが短くなりその結果ベルト1の固有振動
数が大きくなり、そのためベルト1の共振現象はプーリ
ーの高回転でなければ生じないこととなる。このように
してベルト1のスパン長を防振ベアリングにより適当に
短く定めることにより必要なプーリー回転数まで共振を
抑制し張力を正確に測定できるものとなる。また本実施
例においては防振ベアリングの両端ローラ間の距離を調
節可能としているので、測定の対象となるベルトの大き
さ、材質その他により、共振現象を避けるためのベルト
スパン長をきめ細かく調節することができる。
さらにこの防振ベアリングはベルト1に接触しているた
め、共振時以外の小さなベルト振動も抑止するダンパー
としての効果も有している。
なおこの防振用ベアリングは上記実施例のように1つに
限られるものではなく小型の防振ベアリングを多数用い
てもよい。
第4図は本発明の第2実施例を示す。この第2実施例は
防振用ベアリングの構造を変えたもので、ベルl−1の
裏面上にも防振用・ベアリングを設置し、。
ベルト1の表裏に接するローラ16 、25及び17 
、26によりベルト1を挟むようにしている。
なお、第1、第2実施例とも、防振用ベアリングは前記
のように荷重をかけずに接するだけに限られす、張力の
測定の精度に許される範囲内でベルトに押しつけるよう
に設置してもよい。
さらに、荷重センサ4の温度測定用には前記実施例の熱
電対10に代えて、測温抵抗体、温度ゲージを用いても
よい。
〔発明の効果〕
本発明は、ベルト撓み時の荷重を検出する荷重センサの
、温度変化による出力誤差と振動による出力誤差とを補
正して常温、正常時におけるベルト走行中の張力を正確
に測定することができ、さらにベルトの高速走行時の共
振現象の発生を阻止することができるので、ベルト走行
時の広範囲にわたってその張力の測定が可能となる。こ
のようにして本発明によれば、ベルト走行中の温度変化
、測定装置の振動、及びベルトの共振による測定の誤差
を除去することのできるベルト張力測定装置が得られる
ものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例の構成図、第2図は第1図
の■〜■線による拡大断面図、第3図は同上実施例にお
ける防振用ベアリングとベルトとの接触状態の説明図、
第4図は本発明の第2実施例の要部を示す構成図、第5
図はベルト張力の測定原理を示す説明図である。 1・・・ベルト、    2・・・測定用ベアリング、
3・・・シャフト、   4・・・荷重センサ、5・・
・測定用ベアリングケース、 10・・・熱電対、  11・・・加速度センサ、12
・・・温度計、   15・・・演算回路、16 、1
7 、25 、26・・・防振用ベアリングローラ。 1・・・ベルト 2・・・測定用ベアリング 4・・・荷重センサ 5・・・測定用ベアリングケース 10・・・熱電対 11°°゛加速度センサ 12・・温度計 15°°°演算回路 16、17・・ 防振用ベアリングローラ第1図 1・・・ベルト 2°°°測定用ベアリング 3゛°゛シャフト 4・・・荷重センサ 5・・・測定用ベアリングケース 2・・・測定用ベアリング 16、17・・・防振用ベアリングローラ第3図 第4図 第5図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.複数のプーリー間に張設されたベルト上に測定用ベ
    アリングを載置して該ベルトを微小量撓ませこの撓み荷
    重を前記測定用ベアリング中に設けた荷重センサにより
    検出して前記ベルトの走行時の張力を測定する装置にお
    いて、前記荷重センサに温度センサをまた前記測定用ベ
    アリングの支持ケースに加速度センサを、それぞれ取付
    け、これら荷重センサ、温度センサ及び加速度センサを
    演算回路に接続し、荷重検出部の温度と測定用ベアリン
    グ部の振動とによる荷重検出部の出力誤差を補正するよ
    うにし、さらに前記測定ベアリングの支持ケースにはそ
    の両端部が前記ベルトに接する防振用ベアリングを取付
    けたことを特徴とするベルト張力測定装置。
  2. 2.前記防振用ベアリング両端部の前記ベルト接触部間
    のスパン長さを調節可能となしたことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載のベルト張力測定装置。
JP60104952A 1985-05-18 1985-05-18 ベルト張力測定装置 Pending JPS61264233A (ja)

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JP60104952A JPS61264233A (ja) 1985-05-18 1985-05-18 ベルト張力測定装置

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JP60104952A JPS61264233A (ja) 1985-05-18 1985-05-18 ベルト張力測定装置

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JPS61264233A true JPS61264233A (ja) 1986-11-22

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JP (1) JPS61264233A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2803588A1 (de) * 2013-05-16 2014-11-19 Krones Aktiengesellschaft Verfahren und Vorrichtung zur Herstellung von Umreifungsgebinden sowie Messanordnung zur Erfassung einer Bandspannung solcher Umreifungsgebinde
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WO2017130246A1 (ja) * 2016-01-28 2017-08-03 バンドー化学株式会社 張力測定装置

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