JPS61259693A - 洗濯機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の技術分野］ 本発明は、洗い槽の周壁を固定周壁部と可動周壁部とか
ら構成して主にこれら筒周壁部と洗濯物との摩擦接触に
より洗浄作用を得る洗濯機に関する。

［発明の技術的背景とその問題点］ 水出願人は、新しい衣類洗濯方法として先に特願昭５８
−１０１２８３号を出願した。これは基本的には、洗い
槽の周壁を、上方に位置する固定周壁部ど、下方に位置
されて正逆回転駆動される可動周壁部どから構成し、洗
１茫物を主に筒周壁部から受【プる接触摩擦力により洗
浄するというものである。

この場合、可動周壁は回転することから円筒状に形成さ
れる。又、固定周壁部も、可動周壁部が円筒状に形成さ
れることから、それに合わせて同じく円筒状に形成する
のが一般的である。

しかしながら、可動周壁部はともかく、固定周壁部も円
筒状に形成することは、洗い槽全体として見た場合、そ
の内容積が小さくなり、洗濯物の収容量が少なくなる。

［発明の目的］ 本発明の目的は、洗い槽の内容積の増大化を図ることが
でき−る洗ＩＦＩを提供するにある。

［発明の概要］ 本発明は、可動周壁部を円筒状に形成すると共に、固定
周壁部を角筒状に形成することにより、洗い槽の内容積
の増大化を図ると共に、その角筒状をなす固定周壁部の
隅角部の少なくとも一個の隅角部に内方に突出する突部
を設けることにより、洗浄効果の向上を図ったものであ
る。

［発明の実施例］ 以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。第３
図において、１は基台２に固定された外箱、３は外箱１
内に配設された洗い槽であり、この洗い槽３は本質的に
はその周壁を固定周壁部と可動周壁部どにより構成する
ものであるが、これをこの実施例では外箱１内に固定さ
れる固定槽４と浅底容器状の撹拌体５どの組合わせによ
り達成している。以下このことを第１図及び第２図をも
参照して詳述するに、固定槽４は下方部を有底の円筒壁
部４ａとして形成すると共に、その上方部分を円筒壁部
４ａよりも−回り大きな四角い角筒壁部／１．　ｂとし
て形成している。そして、角筒壁部４ｂの四隅角部のう
ち、例えば第２図に示すように左側後方の隅角部に角筒
壁部／Ｉｂ内に突出する突部６を形成している。この場
合、突部６は洗ｉ’？ｆｆ時のスプラッシフを防止する
ために、上端部が第１図に示す通常の洗い水位Ａ以下に
位置するように形成するものである。また、円筒壁部／
Ｉａの上端部分の段部４Ｃには環状溝７を形成している
。

斯かる固定槽４は脱水能を収容する脱水受は槽（図示せ
ず）と共にプラスチックにより一体成形され、上端部を
外箱１上端に固定している。一方、容器状撹拌体５はプ
ラスチック製で、その周壁を円筒状に形成している。こ
の場合、容器状撹拌体５の周壁高さを固定槽４の円筒壁
部４ａの周壁高さよりやや小なる高さ即ち深さどし、直
径を円筒壁部４ａ内で回転し得る範囲の大きざとしてい
る。

また、この容器状撹拌体５の上端部には環状リブ５ａを
有したフランジ５ｂを一体に形成すると共に、内面には
水ないし布に対する撹拌性能の向上を図るべく突条部５
Ｃを形成している。斯かる容器状撹拌体５は固定槽４の
内下方即ち円筒壁部４ａ内に配置し、上端の環状リブ５
ａを固定槽４の環状溝７内に挿入するようにして、底部
を固定槽４底部に軸受機構８に支持された洗い軸９に連
結している。１０は基台２上に配設した洗いモータ、１
１はこの洗いモータ１０の回転を減速して洗い軸９に伝
達する減速機構であり、洗いモータ１０が有する駆動プ
ーリ１２と減速機構１１が有する従動プーリ１３との間
をベルト１４により連結している。１５は排水弁機構で
、洗い槽３内の水を固定槽４底部から排水ホース１６を
介して機外に排出し得るＪ：うにしている。１７は固定
槽４に設りだ揚水路で、これは容器状撹拌体４の下面に
突設した裏羽根５ｄのポンプ作用により吐出される水を
」上部のリントフィルタ１８に案内するだめのものであ
る。

上記構成において、洗い運転は洗いモータ１０により容
器状撹拌体５を正逆回転さゼることから該容器状撹拌体
５の周壁から−Ｆ方に露出した固定槽４の角筒壁部４ｂ
を洗い槽３のうちの固定周壁部として機能させ、また容
器状撹拌体５の周壁を可動周壁部として機能させること
としている。

次に上記構成の作用につき説明する。洗い時には洗い槽
３内に例えば第１図にＡで示ず水位まで水を供給し月つ
洗濯物を投入する。そして、洗い運転は洗いモータ１０
により容器状撹拌体５を正逆回転駆動することによって
行なう。

さて、このような洗い運転において、洗濯物は容器状撹
拌体５の周壁と角筒壁部４ｂどにわたって接触するため
、下方の部分では容器状撹拌体５からこれとの摩擦接触
により回転力が与えられ、上部位では角筒壁部４ｂによ
り拘束力を受け、こうした異方向摩擦力を同時に受ける
ことにより洗濯物にねじれ或は圧迫作用を与え、しかも
これが容器状撹拌体５の回転方向の反転により繰返し行
われると共に、容器状撹拌体５の回転に伴う遠心力によ
り洗濯物が容器状撹拌体５の周方向に押されその反作用
を上部の角筒壁部４ｂから内方に向けて受けることによ
り上下に反転する作用をも生じ複雑な動きが与えられる
。このとき容器状撹拌体５から回転力が与えられた洗濯
物は固定槽４の角筒壁部４ｂと摩擦□接触しつつ周方向
に移動する＝６− が、突部６に遭遇り−ると、この突部６がら受（プる大
ぎな抵抗力と容器状撹拌体５から受りる回転力との相乗
作用で上下に反転する作用を強く受（ｊ１更に突部６を
越えＪ：うとすることにＪ：り角筒壁部／Ｉｉ）の中心
方向へど押しやられるようになる。このようにして洗濯
物の上下方向の入替え及び径方向の入替えがより積極的
に行われて洗濯物全体がむらなく洗われるものである。

上記構成によれば、固定槽４の上部位を角筒壁部４ｂと
したため、固定槽４全体を円筒状に形成したものに比べ
て洗い槽３の内容積は大きくなり、一度に洗い得る洗濯
物量が多くなる。このように固定槽４の」ニ部位を角筒
壁部４ｂに形成したことは、換言ずれば、四角の外箱１
と形状的に合致するから、外箱１と固定槽４との間に生
ずる不必要なスペースをできるだけ少ｔ〒くし、その分
洗い槽３の内容積ひいでは一度に洗い得る洗濯物量の増
加を図ったことを意味する。

また、固定槽４の一隅角部に突部６を形成したので、洗
濯物に対する撹拌効果が高くなり結果として洗濯物の洗
浄効果が向上する。しかも、その突部６は固定槽３と一
体に形成できるのでコスト的にも有利で、しかも一体成
形しても組立時におりる容器状撹拌体５の挿入を妨げる
ことはない。

尚、本発明は上記し且つ図面に示す実施例に限定される
ものではなく、例えば突部６は四隅角部の全てに設Ｃブ
でもよい等、実施に当っては要旨を逸説しない範囲で種
々の変更が可能である。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明は、洗い槽の上部周壁を構成
する固定周壁部を角筒状に形成したので、洗い槽の内容
積を大きくすることができ、またその角筒状をなす固定
周壁部の隅角部の少なくとも一個の隅角部に内方に突出
する突部を設けたので、洗濯物に対する撹拌効果が向上
し洗浄効果を向上させることができるという優れた効果
を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図は第２図
中■−１線に沿う要部の縦断面図、第２図はｉｐ面図、
第３図は縦断面図である。 図中、１は外箱、３は洗い槽、４は固定４＋Ｖ、＝１ａ
は円筒壁部、４ｂは角筒壁部（固定周壁部）、５は容器
状撹拌体（可動周壁部）、６は突部、１０は洗いモータ
である。 出願人　　株式会社　　東　　芝 ｒ・〆・丁・ 代ｍ！人　　弁理士　佐　藤　　強′　。 １′・　−７゜ 第１　図 第２　図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、洗い槽の周壁を上方に位置する固定周壁部と下方に
   位置されて正逆回転駆動される可動周壁部とから構成し
   たものにおいて、前記可動周壁部を円筒状に形成すると
   共に、前記固定周壁部を角筒状に形成し、その角筒状を
   なす固定周壁部の隅角部の少なくとも一個の隅角部に内
   方に突出する突部を設けたことを特徴とする洗濯機。 ２、突部は上端が洗い時の水位よりも下方に位置するよ
   うに設けられていることを特徴とする特許請求の範囲第
   １項に記載の洗濯機。