JPS6125645Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6125645Y2 JPS6125645Y2 JP18011480U JP18011480U JPS6125645Y2 JP S6125645 Y2 JPS6125645 Y2 JP S6125645Y2 JP 18011480 U JP18011480 U JP 18011480U JP 18011480 U JP18011480 U JP 18011480U JP S6125645 Y2 JPS6125645 Y2 JP S6125645Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cage
- feed
- trough
- chicks
- attached
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004459 forage Substances 0.000 description 4
- 244000144977 poultry Species 0.000 description 3
- 230000002431 foraging effect Effects 0.000 description 2
- 230000000384 rearing effect Effects 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000012840 feeding operation Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Feeding And Watering For Cattle Raising And Animal Husbandry (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、育雛ケージの前面に取付けられ、
特に自走式等の自動給餌装置から供給される飼料
を収容する育雛用給餌トラフに関する。
特に自走式等の自動給餌装置から供給される飼料
を収容する育雛用給餌トラフに関する。
一般に、鶏舎装置の育雛ケージ内で育雛される
雛は初生から約50日位までの間同じケージ内に収
容されることが知られている。この間の飼料の供
給は従来では飼料を受ける給餌トラフを育雛ケー
ジ内に位置するように配置すると共に、このトラ
フ内を移動して飼料を移送するチエーンを設け、
飼料タンクから飼料を各ケージのトラフ内に供給
することで行なわれ、このため雛はケージ内でト
ラフ内の飼料をついばんで採餌するようにされて
いる。しかしながら近年、このようなチエーンを
用いた給餌装置に代えて、自走式等の自動給餌装
置を育雛用にも使用し、給餌作業の管理化や能率
化を促進することが望まれている。この型の給餌
装置はケージにそつて設けられたレール上を移動
するホツパーを備えた台車を有し、この台車がケ
ージにそつて移動することで前記ホツパーからケ
ージの前面に取付けられた給餌トラフ内に飼料を
自動的に所定量供給できるようにしたものであ
り、従つてこの装置を使用するためには、これま
で育雛ケージ内に設けられていた給餌トラフをケ
ージの前面すなわちケージ外に配置することが必
要である。しかしながら給餌トラフをこのように
配置すると、ケージ内の雛は採餌を行なうために
はケージから頭を出し、トラフ内のケージ側側壁
を越えてトラフ内の飼料をついばむよう要求され
るため、たとえば初生時等雛がまだ小さい場合に
前記トラフの側壁が高いと、雛は採餌を行なうこ
とができず、また反対に育雛完了頃に側壁が低す
ぎると、今度は餌こぼしが激しくなり、飼料消費
量が増大する等の問題が生じた。
雛は初生から約50日位までの間同じケージ内に収
容されることが知られている。この間の飼料の供
給は従来では飼料を受ける給餌トラフを育雛ケー
ジ内に位置するように配置すると共に、このトラ
フ内を移動して飼料を移送するチエーンを設け、
飼料タンクから飼料を各ケージのトラフ内に供給
することで行なわれ、このため雛はケージ内でト
ラフ内の飼料をついばんで採餌するようにされて
いる。しかしながら近年、このようなチエーンを
用いた給餌装置に代えて、自走式等の自動給餌装
置を育雛用にも使用し、給餌作業の管理化や能率
化を促進することが望まれている。この型の給餌
装置はケージにそつて設けられたレール上を移動
するホツパーを備えた台車を有し、この台車がケ
ージにそつて移動することで前記ホツパーからケ
ージの前面に取付けられた給餌トラフ内に飼料を
自動的に所定量供給できるようにしたものであ
り、従つてこの装置を使用するためには、これま
で育雛ケージ内に設けられていた給餌トラフをケ
ージの前面すなわちケージ外に配置することが必
要である。しかしながら給餌トラフをこのように
配置すると、ケージ内の雛は採餌を行なうために
はケージから頭を出し、トラフ内のケージ側側壁
を越えてトラフ内の飼料をついばむよう要求され
るため、たとえば初生時等雛がまだ小さい場合に
前記トラフの側壁が高いと、雛は採餌を行なうこ
とができず、また反対に育雛完了頃に側壁が低す
ぎると、今度は餌こぼしが激しくなり、飼料消費
量が増大する等の問題が生じた。
この考案はこのような問題を全て解消するよう
にしたもので、その目的は、初生から育雛完了時
に至るまで雛の成長過程に合せて雛が有効に採餌
を行なうことができるようにした、特に自動給餌
装置に使用される育雛用給餌トラフを提供するこ
とである。
にしたもので、その目的は、初生から育雛完了時
に至るまで雛の成長過程に合せて雛が有効に採餌
を行なうことができるようにした、特に自動給餌
装置に使用される育雛用給餌トラフを提供するこ
とである。
次にこの考案を図示実施例について説明する。
第1図はこの考案による給餌トラフが適用され
る自走式自動給餌装置の一例を示している。
る自走式自動給餌装置の一例を示している。
台車1は鶏舎装置内に配置された育雛ケージ2
をまたぐように枠部材により台形状に構成され、
前記育雛ケージ2は鶏舎装置の縦方向に三段に配
置され、各段の前面すなわち側部には飼料の供給
されるこの考案による給餌トラフ3がケージ2に
そつて取付けられている。前記台車1の上部には
飼料を収容する二つのホツパー4,5が取付けら
れるが、この台車1は鶏舎装置の床上でケージ2
の両側に固定されたレール6,7上に下端の車輪
8を介して支持され、駆動装置(図示されていな
い)により前記車輪8を駆動することでレール
6,7上を走行できるようにされている。前記ホ
ツパー4,5はそれぞれ、前述の台車用駆動装置
と同期して駆動されるオーガー9を備え、従つて
台車1が走行すると、ホツパー4,5内の飼料は
オーガー9により順次各段の給餌トラフ3内に可
撓性ホース10を介して供給できるようにされて
いる。
をまたぐように枠部材により台形状に構成され、
前記育雛ケージ2は鶏舎装置の縦方向に三段に配
置され、各段の前面すなわち側部には飼料の供給
されるこの考案による給餌トラフ3がケージ2に
そつて取付けられている。前記台車1の上部には
飼料を収容する二つのホツパー4,5が取付けら
れるが、この台車1は鶏舎装置の床上でケージ2
の両側に固定されたレール6,7上に下端の車輪
8を介して支持され、駆動装置(図示されていな
い)により前記車輪8を駆動することでレール
6,7上を走行できるようにされている。前記ホ
ツパー4,5はそれぞれ、前述の台車用駆動装置
と同期して駆動されるオーガー9を備え、従つて
台車1が走行すると、ホツパー4,5内の飼料は
オーガー9により順次各段の給餌トラフ3内に可
撓性ホース10を介して供給できるようにされて
いる。
この考案による給餌トラフ3は第2,3図に示
すように、飼料を受ける水平な底壁3a、および
それぞれこの底壁3aに向つて傾斜する対向壁3
b,3cを有している。一方の側壁3bは端部に
内向きフランジ11を備え、飼料の飛散を防止す
る作用を持ち、また他方のケージ側側壁3cは底
壁3aに続く垂直部12と、この垂直部12にた
とえば丁番13により内側に回動できるように取
付けられた回動部14とを有し、その高さを約半
分の距離で調節できるようにされている。こうし
て前記回動部14は側壁3cのほぼ中間位置に取
付けられるが、図示の上方位置においてわずかに
外側に屈曲する断面形状を持ち、また端部には内
向きフランジ14aを有している。このフランジ
14aには適当な間隔でたとえばフツク等の係止
部材15が取付けられ、この係止部材15は第3
図に示すようにケージ2の横部材に係止して回動
部14をその上方位置に保持するようにされてい
る。なお、前記係止部材15はケージ2の横部材
側に設けるようにすることもできる。
すように、飼料を受ける水平な底壁3a、および
それぞれこの底壁3aに向つて傾斜する対向壁3
b,3cを有している。一方の側壁3bは端部に
内向きフランジ11を備え、飼料の飛散を防止す
る作用を持ち、また他方のケージ側側壁3cは底
壁3aに続く垂直部12と、この垂直部12にた
とえば丁番13により内側に回動できるように取
付けられた回動部14とを有し、その高さを約半
分の距離で調節できるようにされている。こうし
て前記回動部14は側壁3cのほぼ中間位置に取
付けられるが、図示の上方位置においてわずかに
外側に屈曲する断面形状を持ち、また端部には内
向きフランジ14aを有している。このフランジ
14aには適当な間隔でたとえばフツク等の係止
部材15が取付けられ、この係止部材15は第3
図に示すようにケージ2の横部材に係止して回動
部14をその上方位置に保持するようにされてい
る。なお、前記係止部材15はケージ2の横部材
側に設けるようにすることもできる。
従つて初生時等雛がまだ小さい場合には、前記
回動部14を内側に回動し、そのフランジ14a
を二点鎖線で示すように垂直部12の傾斜部分に
当接させて支持することによりケージ側側壁3c
を低くし、雛が容易に側壁3cを越えて底壁3a
上の飼料をつつけるようにすることができる。ま
た育雛中期から完了時までは、前記回動部14を
起こして係止部材15によりその上方位置に保持
することによつて側壁3cを高くし、餌こぼしを
防止して有効な採餌を行なうことが可能となる。
回動部14を内側に回動し、そのフランジ14a
を二点鎖線で示すように垂直部12の傾斜部分に
当接させて支持することによりケージ側側壁3c
を低くし、雛が容易に側壁3cを越えて底壁3a
上の飼料をつつけるようにすることができる。ま
た育雛中期から完了時までは、前記回動部14を
起こして係止部材15によりその上方位置に保持
することによつて側壁3cを高くし、餌こぼしを
防止して有効な採餌を行なうことが可能となる。
このようにこの考案によれば、育雛ケージに取
付けられる給餌トラフのケージ側側壁の高さを調
節できるようにしたため、自走式等の自動給餌装
置の使用が可能となるだけでなく、極めて有効な
採餌を行なうことができ、育雛作業を大幅に改善
することができる。
付けられる給餌トラフのケージ側側壁の高さを調
節できるようにしたため、自走式等の自動給餌装
置の使用が可能となるだけでなく、極めて有効な
採餌を行なうことができ、育雛作業を大幅に改善
することができる。
第1図は自走式自動給餌装置の一例を示す概略
斜視図であり、第2,3図はそれぞれこの考案に
よる給餌トラフの斜視図および横断面図である。 2:育雛ケージ、3:給餌トラフ、3c:ケー
ジ側側壁。
斜視図であり、第2,3図はそれぞれこの考案に
よる給餌トラフの斜視図および横断面図である。 2:育雛ケージ、3:給餌トラフ、3c:ケー
ジ側側壁。
Claims (1)
- 育雛ケージの前面に取付けられ、自走式等の自
動給餌装置から供給される飼料を収容する育雛用
給餌トラフにおいて、前記トラフ3が飼料を受け
る水平な底壁3a、および前記底壁に向かつて傾
斜する第1と第2の側壁3b,3cを備え、第1
の側壁3bがその上端部に内向きフランジ11を
備え、またケージ側の第2の側壁3cが底壁3a
に続く垂直部12と、前記垂直部に蝶番13によ
つて内側に回動できるように取付けられた回動部
14とを備え、ケージ側の側壁の高さを2段階に
調節できることを特徴とする育雛用給餌トラフ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18011480U JPS6125645Y2 (ja) | 1980-12-17 | 1980-12-17 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18011480U JPS6125645Y2 (ja) | 1980-12-17 | 1980-12-17 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57102970U JPS57102970U (ja) | 1982-06-24 |
JPS6125645Y2 true JPS6125645Y2 (ja) | 1986-08-01 |
Family
ID=29976417
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18011480U Expired JPS6125645Y2 (ja) | 1980-12-17 | 1980-12-17 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6125645Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-12-17 JP JP18011480U patent/JPS6125645Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57102970U (ja) | 1982-06-24 |
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