JPS61256256A - 電気液体クロマトグラフ - Google Patents
電気液体クロマトグラフInfo
- Publication number
- JPS61256256A JPS61256256A JP60098478A JP9847885A JPS61256256A JP S61256256 A JPS61256256 A JP S61256256A JP 60098478 A JP60098478 A JP 60098478A JP 9847885 A JP9847885 A JP 9847885A JP S61256256 A JPS61256256 A JP S61256256A
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- JP
- Japan
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- column
- voltage
- charge
- liquid
- separation
- Prior art date
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- Pending
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- Treatment Of Liquids With Adsorbents In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（イ）産業上の利用分野
液体クロマトグラフおよび電気泳動法を利用している工
業、薬品、医療等の分野である。
業、薬品、医療等の分野である。
（ロ）従来の技術
従来、高速液体クロマトグラフィーでのカラム中での分
離機構は吸着平衡、分配平衡、イオン交換平衡、立体排
除等による。高速液体クロマトグラフィーはその分離が
すぐれているため多方面で利用されている。
離機構は吸着平衡、分配平衡、イオン交換平衡、立体排
除等による。高速液体クロマトグラフィーはその分離が
すぐれているため多方面で利用されている。
しかしながら、この手法をさらにこれまで分離が困難で
あつた化合物間について用いるため、さらに新たな手法
が求められている。
あつた化合物間について用いるため、さらに新たな手法
が求められている。
また、電気泳動法ではアクリルアミドゲル、アガロース
ゲルなどの軟かいゲルをカラム中に保ち電気泳動により
試料の分離が行なわれているが、カラムが軟かいゲルに
よりなつているため、カラムを持ち運ぶことはよくない
。
ゲルなどの軟かいゲルをカラム中に保ち電気泳動により
試料の分離が行なわれているが、カラムが軟かいゲルに
よりなつているため、カラムを持ち運ぶことはよくない
。
（ハ）発明が解決しようとする問題点
この発明は液体クロマトグラフィーでこれまで全く利用
されていなかつた物質の溶液中での移動度差を利用する
ものである。すなわち液体クロマトグラフィーの新たな
分離機構として、電場による移動度差による分離機構を
加える。これにより従来の分離機構では分離できなかつ
た化合物が新たな分離機構を併用することにより分離で
きるようになる。
されていなかつた物質の溶液中での移動度差を利用する
ものである。すなわち液体クロマトグラフィーの新たな
分離機構として、電場による移動度差による分離機構を
加える。これにより従来の分離機構では分離できなかつ
た化合物が新たな分離機構を併用することにより分離で
きるようになる。
また、この発明は液体クロマトグラフィーに用いられて
いる充てん剤をカラムに用いる電気泳動による分離法と
もいえる。すなわち機械的に強度のある充てん剤を用い
た電気泳動法であり、カラムの持ち運びによるカラムの
損傷が生じなく、またカラムの均一化がはかれる。
いる充てん剤をカラムに用いる電気泳動による分離法と
もいえる。すなわち機械的に強度のある充てん剤を用い
た電気泳動法であり、カラムの持ち運びによるカラムの
損傷が生じなく、またカラムの均一化がはかれる。
（ニ）問題点を解決するための手段
液体クロマトグラフィーに用いられている充てん剤をつ
めたカラムの両端、またはカラムの一部に電圧を印加し
、カラム中で物質の電荷により発生する物質個有の移動
度を生じさせ、これにより従来の分離機構に加え、新た
に移動度による分離が加えられる。
めたカラムの両端、またはカラムの一部に電圧を印加し
、カラム中で物質の電荷により発生する物質個有の移動
度を生じさせ、これにより従来の分離機構に加え、新た
に移動度による分離が加えられる。
また、溶離液のカラム中での流速を、ポンプ送液を止め
てこれによる流速を零に保ち、かつ従来の分離機構が作
用しない分離条件にすると移動度のみによる分離が実現
でき、新たな電気泳動法となる。
てこれによる流速を零に保ち、かつ従来の分離機構が作
用しない分離条件にすると移動度のみによる分離が実現
でき、新たな電気泳動法となる。
（ホ）実施例
以下図に示す実施例に基いて、この発明を詳細する。た
だしこれにより発明が限定されるものではない。
だしこれにより発明が限定されるものではない。
第１図はこの発明の電気液体クロマトグラフィーの一実
施例であり、キヤリヤ液送液ポンプ（１）、注入部（５
）、液体クロマトグラフ充てん剤を充てんしたカラム（
６）ただしカラム材質は通電しない材料たとえばガラス
、テフロンなどを使用する、紫外分光検出器（７）と順
につなぐ。直流電源より注入部か注入部前に接地ターミ
ナルをつなぎ（１０、２）、正か負のターミナルを（９
）につなぐ。（９）より落下した溶離液はビーカ（１３
）にたまる。（９）と（１３）の間にも電圧が発生する
ので一定の距離に離しておく。
施例であり、キヤリヤ液送液ポンプ（１）、注入部（５
）、液体クロマトグラフ充てん剤を充てんしたカラム（
６）ただしカラム材質は通電しない材料たとえばガラス
、テフロンなどを使用する、紫外分光検出器（７）と順
につなぐ。直流電源より注入部か注入部前に接地ターミ
ナルをつなぎ（１０、２）、正か負のターミナルを（９
）につなぐ。（９）より落下した溶離液はビーカ（１３
）にたまる。（９）と（１３）の間にも電圧が発生する
ので一定の距離に離しておく。
試料は（５）で注入され、直流電源よりの印加電圧が零
のときは送液ポンプからの溶離液によりカラム中で運ば
れていき通常の液体クロマトグラフィーの分離機構で分
離される。
のときは送液ポンプからの溶離液によりカラム中で運ば
れていき通常の液体クロマトグラフィーの分離機構で分
離される。
電圧を印加すると、試料中の荷電をもつ化合物はその電
荷の正負によりカラム中で出口へ向つて、電圧を印加し
ない場合よりも運くまたは早く移動するが、全く中性の
化合物は電圧に依存しないでカラム中を移動する。
荷の正負によりカラム中で出口へ向つて、電圧を印加し
ない場合よりも運くまたは早く移動するが、全く中性の
化合物は電圧に依存しないでカラム中を移動する。
第２図の実験条件は次のようである。
注入部としてループインジエクター（ループ溶量０．５
マイクロリツトル）、カラムとしてＯＤＳ３μｍ粒子径
を充てんしたテフロン材質カラム（内径０．５ｍｍ、長
さ９ｃｍ）、溶離液としてメタノール、水、０．０１Ｎ
ＫＨ２ＰＯ４水溶液、ＩＮＮａ２ＨＰＯ４水溶液を９０
：１０：２：０．２の割合で混合し用いた。
マイクロリツトル）、カラムとしてＯＤＳ３μｍ粒子径
を充てんしたテフロン材質カラム（内径０．５ｍｍ、長
さ９ｃｍ）、溶離液としてメタノール、水、０．０１Ｎ
ＫＨ２ＰＯ４水溶液、ＩＮＮａ２ＨＰＯ４水溶液を９０
：１０：２：０．２の割合で混合し用いた。
試料は電荷をもたない化合物としてウラシル（１）、電
荷をもつ化合物として第四級ビリジニウム塩（２）を用
い、送液ポンプで溶離液を流しながら（Ａ）０、（Ｂ）
５ＫＶ、（Ｃ）１０ＫＶの電圧をカラムに印加した。試
料（２）は試料（１）より電圧を印加することにより、
カラム中での移動速度が遅くなり試料（１）より完全に
分離した。なお注入部は接地、カラム出口に正電圧を印
加した。
荷をもつ化合物として第四級ビリジニウム塩（２）を用
い、送液ポンプで溶離液を流しながら（Ａ）０、（Ｂ）
５ＫＶ、（Ｃ）１０ＫＶの電圧をカラムに印加した。試
料（２）は試料（１）より電圧を印加することにより、
カラム中での移動速度が遅くなり試料（１）より完全に
分離した。なお注入部は接地、カラム出口に正電圧を印
加した。
第１図はこの発明の電気液体クロマトグラフの一実施例
の構成説明図、第２図はこの発明により行なつた一分離
例を示す。 第１図の構成部について （１）送液ポンプ、（２）ステソレス管、（３）ユニオ
ン、（４）テフロン管、（５）注入部、（６）ガラスカ
ラム又はテフロンカラム、（７）紫外分光検出器、（８
）シリコンゴム管、（９）ステソレス管、（１０）導線
、（１１）直流電源 または交流電源、（１２）溶離液
、（１３）ビーカ。矢印は溶離液の流れを示す。 第２図について 印加電圧は（Ａ）、（Ｂ）、（Ｃ）について０Ｖ、５Ｋ
Ｖ、１０ＫＶで、注入部は接地としカラム出口に正電圧
を加えた。試料（１）はウラシル、試料（２）はシス−
Ｎ−メチル−４−β−スチリルピリミデイジユム アイ
オダイドを用いた。なお試料（２）の構造式を下に示す
。
の構成説明図、第２図はこの発明により行なつた一分離
例を示す。 第１図の構成部について （１）送液ポンプ、（２）ステソレス管、（３）ユニオ
ン、（４）テフロン管、（５）注入部、（６）ガラスカ
ラム又はテフロンカラム、（７）紫外分光検出器、（８
）シリコンゴム管、（９）ステソレス管、（１０）導線
、（１１）直流電源 または交流電源、（１２）溶離液
、（１３）ビーカ。矢印は溶離液の流れを示す。 第２図について 印加電圧は（Ａ）、（Ｂ）、（Ｃ）について０Ｖ、５Ｋ
Ｖ、１０ＫＶで、注入部は接地としカラム出口に正電圧
を加えた。試料（１）はウラシル、試料（２）はシス−
Ｎ−メチル−４−β−スチリルピリミデイジユム アイ
オダイドを用いた。なお試料（２）の構造式を下に示す
。
Claims (1)
- 液体クロマトグラフィーに用いられている充てん剤をつ
めたカラムの両端、又はカラムの一部分に電圧を印加で
き、かつその時のポンプ送液によるカラム中の溶離液速
度は零から有限値の速度に設定することができる装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60098478A JPS61256256A (ja) | 1985-05-09 | 1985-05-09 | 電気液体クロマトグラフ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60098478A JPS61256256A (ja) | 1985-05-09 | 1985-05-09 | 電気液体クロマトグラフ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61256256A true JPS61256256A (ja) | 1986-11-13 |
Family
ID=14220756
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60098478A Pending JPS61256256A (ja) | 1985-05-09 | 1985-05-09 | 電気液体クロマトグラフ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61256256A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01248045A (ja) * | 1988-03-29 | 1989-10-03 | Tosoh Corp | 電気泳動分取装置 |
| US6428666B1 (en) * | 1999-02-22 | 2002-08-06 | Sandia National Laboratories | Electrokinetic concentration of charged molecules |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS588466A (ja) * | 1981-07-07 | 1983-01-18 | Jidosha Kiki Co Ltd | 両ハンドル舵取装置 |
| JPS60142252A (ja) * | 1983-12-29 | 1985-07-27 | Shimadzu Corp | 液体クロマトグラフイ− |
-
1985
- 1985-05-09 JP JP60098478A patent/JPS61256256A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS588466A (ja) * | 1981-07-07 | 1983-01-18 | Jidosha Kiki Co Ltd | 両ハンドル舵取装置 |
| JPS60142252A (ja) * | 1983-12-29 | 1985-07-27 | Shimadzu Corp | 液体クロマトグラフイ− |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01248045A (ja) * | 1988-03-29 | 1989-10-03 | Tosoh Corp | 電気泳動分取装置 |
| US6428666B1 (en) * | 1999-02-22 | 2002-08-06 | Sandia National Laboratories | Electrokinetic concentration of charged molecules |
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