JPS61252982A - スクラム電磁弁 - Google Patents

スクラム電磁弁

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JPS61252982A
JPS61252982A JP9367785A JP9367785A JPS61252982A JP S61252982 A JPS61252982 A JP S61252982A JP 9367785 A JP9367785 A JP 9367785A JP 9367785 A JP9367785 A JP 9367785A JP S61252982 A JPS61252982 A JP S61252982A
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JP
Japan
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valve
solenoid valve
solenoids
scram
solenoid
Prior art date
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Pending
Application number
JP9367785A
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English (en)
Inventor
Ichiro Kano
加野 一郎
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、原子炉の制御棒駆動用水圧を制御するスクラ
ム電磁弁にかかり、独立したN系統からの制御信号を用
いて2アウトオブN論理を遂行して、弁を作動させるの
に、好適なスクラム電磁弁に関する。
〔発明の背景〕
従来の原子炉に使用する、制御棒駆動用水圧を制御する
スクラム電磁弁においては、弁の開閉を制御するソレノ
イドを2個有し、両ソレノイドの同時非励磁のみにより
弁を開く構造を有していた。
この方式では、スクラム電磁弁の制御論理として、2ア
ウトオブ4又は、2アウトオブ5以上を採用する場合、
弁の開閉を制御する系統数と、スクラム電磁弁のソレノ
イド数とが、一致しないため、電源と、ソレノイドの間
で電源しゃ断器を複雑に組み合わせなければならないと
いう欠点があった。
従って、電流しゃ断器と、スクラム電磁弁のソレノイド
との間では、系統分離が、困難であるという欠点があっ
た。
また、2アウトオブ4又は2アウトオブ5以上の論理を
採用した場合、ソレノイド2個を有するスクラム電磁弁
を制御するためには、電源系統を一系統とする方法と二
系統以上を同期化して使用する方法とが、考えられる。
電源系統を一系統とする方法は、スクラム電磁弁が、電
源系統の故障により、容易に開となるという欠点、及び
、2アウトオブ4又は2アウトオビ5以上の論理を採用
したことにより、従来より信頼性が低下するという欠点
がある。
一方、二系統以上を同期化して使用する方法は。
系統数の増加に従い、電源系統も増加させることができ
るが、それと同時に同期化回路が複雑となり、同期化回
路追加による故障モードの増゛加を考慮すると、電源系
統の信頼性の低下又は、電源系統の°部品点数増加によ
る価格増加を招くとう欠点がある。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、原子炉安全保護系で、原子炉の緊急停
止に用いられる制御棒駆動機構の作動論理として、2ア
ウトオブ4,2は2アウトオブ5以上を採用する場合に
、独立した系統数増加に伴う系統分離の複雑化を排除し
各検出器から、スクラム電磁弁のソレノイドまで一貫し
、かつ、系統分離の単純な構成を可能とするスクラム電
磁弁を提供するにある。
〔発明の概要〕
本発明は、4個又は5個以上の制御信号間における2ア
ウトオブ4又は、2アウトオブ5以上の論理を遂行する
ことが、スクラム電磁弁のソレノイドを流れる電流の加
算回路又は、ソレノイド電流による電圧の加算回路、或
いはソレノイドのうち励磁されているソレノイド又は励
磁されていないソレノイドの数の計数回路を用い、所定
の設定値との比較を行なうことにより、容易に可能であ
るというアナツク又はデジタル回路技術を実験により確
認し、従来の、ソレノイドを2個有するスクラム電磁弁
に、2アウトオブ4又は2アウトオブ5以上の論理を適
用することに伴い電源とスクラム電磁弁のソレノイド間
に生ずる電源しゃ断量の系統分離上の困難を排除する手
段として、原子炉の制御棒駆動用水圧を制御するスクラ
ム電磁弁で、弁の開閉を制御するソレノイドの個数を4
個ないしは%5個以上にして、2個以上が非励磁の時に
弁を開く構造としたものである。
〔発明の実施例〕
第1図は1発明の実施例の断面図、第2図は、発明の実
施例の外形図を示す。
原子炉の制御用駆動機構に使用するスクラム電磁弁は、
三方弁であり、配管に垂直に取付けられた、弁作動部l
と弁4から成っている。
弁作動部には、内部にコア2を含み、上部に4個のソレ
ノイド3を設けている。
4個のソレノイドは、独立した4系統のそれぞれに対応
している。また、4個のソレノイドの励磁・非励磁に従
ってコア2が作動する。第 図で示すように、コア2は
、各系統に対応して2個ずつ、計8個あり、その中心を
上方から下方へ抜ける空気導管5が配置されている。
第1図で示すように、各4個のソレノイド3には、各コ
ア2が接続され、ソレノイド3の励磁・非励磁によって
空気導管5の空気流を通過し・しゃ断する。即ち第3図
で示すよういにコア2には。
バネ7が、結合され、コア2を固定している電磁石の電
流がしゃ断されると、コア゛2を押し出して。
空気導管5の空気通過用穴をふさぎ、空気流をしゃ断す
る。
空気流、コア2の挿入によってしゃ断されると。
弁4は、開き、配管6を通っている空気が、右側から、
左側へ流れる。これにより制御棒駆動機構のスクラム弁
を開き、制御棒か原子炉に挿入させる。
第1図から、わかるように、コア2の挿入と、空気流の
しゃ断は、2アウトオブ4論理に従っている。第4図は
、空気流による制御棒駆動機構を示す。
本発明の実施例によれば、2アウトオブ4論理の遂行手
段として、空気を用いた機械的機構を採用しているため
、材質の経年変化や、長期にわたる、炉心付近の放射線
照射による機能劣化の影響を受けることなく、長期間、
安定に作動するという効果がある。
また、2アウトオブ4論理を演算する独立した4系統に
一対一対応するソレノイドを有しているため、従来のコ
ンタクタを用いた電流しゃ断による原子炉制御棒挿入機
構に比べて系統分離が、物理的および電気的に容易であ
るという効果がある。
さらに、スクラム電磁弁の構造として、1電気信号によ
る論理演算がないため、強固な構造とすることができ、
耐震性が強く、かつ、配管火災などの際の耐火性が卓れ
ているという効果がある。
また、同時に温度変化や、電磁波による誤動作も、ない
という効果がある。
最後に、従来のソレノイド2個を有するスクラム電磁弁
においては、電源と、ソレノイドとの結線に系統分離は
、適用されておらず、電流しゃ所用コンタクタまでしか
含まれていなかったが本発明の実施例によれば、4系統
の独立な電源があれば、容易に、電源系統から、スクラ
ム電磁弁のソレノイドまでを、系統分離に含ませること
ができ、システムが一貫するという効果があり、かつ同
時に、原子炉緊急停止系層制御盤を、4系統同一の構造
として、標準化できるという効果がある。
従って、システム全体の価格が低下するという効果があ
る。
第5図は、本発明の他の実施例を示すもので、第 図と
異なるのは、4個のソレノイドの励磁が非励磁かに対応
して、0が1のデジタル量として論理ゲートに入力され
、その出力としては、入力信号のうち、2個以上が、非
励磁の時、オフとなるような機能を有する電気的素子を
、4個のツレ′イドと・弁の制御機構の中間に挿入した
ことである。
この実施例によれば、2アウトオブ4論理を遂行する手
段として、電気的素子を使用しているため、スクラム電
磁弁の機械的構造が単純となるという効果がある。
また、スクラム電磁弁の弁駆動機構の占有する空間が、
電気的素子の使用により小さくでき、従って、スクラム
電磁弁の寸法を小型化できるという効果がある。
さらに、電気的素子の信頼性を上げるために、複数個の
電気的素子を並列して結線することなどにより、4個の
ソレノイドをスクラム電磁弁の開閉制御に使用する際の
、設計上の自由度を上げるという効果がある。
そのうえ、ソレノイド付属の27ウトオブ4論理実行用
の電気的素子を交換することにより、入力信号点数、言
い換えると、ソレノイドの個数をN個に拡張した場合で
も、容易に27ウトオブN′論理による開閉機構を有す
るスクラム電磁弁を構成することができ、従ってスクラ
ム電磁弁を、2アウトオブN論理の下で標準化し、かつ
、2アウトオブN論理遂行部の拡張性を上げることが可
能となるという効果がある。
第6図は、本発明の他の実施例を示すもので、第5図と
異なるのは、4個のソレノイドを流れる電流に着目し4
個の電流の和が、あらかじめ設定された比較器の電流値
より小さい時、又は、4個の電圧の和が、あらかじめ設
定された比較器の電圧値より小さい時に、スクラム電磁
弁の開閉を制御している電源をしゃ断しスクラム電磁弁
を開くような構造を有することである。
この実施例によれば、2アウトオブ4論理を遂行する手
段として、電気的素子を使用しているため、スクラム電
磁弁の機械的構造が単純となるという効果がある。
また、スクラム電磁弁の弁駆動機構の占有する空間が、
電気的アナログ素子の使用により小さくでき、従って、
スクラム電磁弁の寸法を小型化できるという効果がある
マタ、電気的アナログ素子を使用しているため耐放射線
性が強く、原子炉炉心下部のような耐放射線線量が強い
場所で長時間使用しても、材質変化による抵抗値変化が
少なく、2アウトオブ4論理を、高い信頼性で遂行でき
るという効果がある。
さらに、2アウトオブ4論理遂行の信頼性を上げ、緊急
時に必ずスクラム電磁弁を開とすることができるよう電
気的アナログ素子を2個使用し、両者を直列にして、ス
クラム電磁弁の開閉制御を行うことにより、スクラム電
磁弁作動の信頼性を、上げることができるという効果が
ある。
そのうえ、デジタル素子と異なり、アナログ素子の電流
又は、電圧の加算による方式は、誤パルスや、過電圧に
よる素子の故障が、起こりにくいため、抵抗の精度さえ
正しく配置すれば、2アウトオブ4論理が確実に遂行で
きるという、信頼性増大の効果がある。
〔発明の効果〕
本発明によれば、スクラム電磁弁の制御論理として、2
アウトオブ4又は、2アウトオブ5以上を採用する場合
、弁の開閉を制御する系統数と、スクラム電磁弁のソレ
ノイド数とが一致するため。
電源とソレノイドの間に、電流しゃ断器を複雑に組み合
わせて結線する必要がないという効果がある。
従って、各系統毎の検出器から、スクラム電磁弁のソレ
ノイドまで、各系統毎に一貫して分離することができ、
電気的及び、物理的系統分離が容易で、単純であるとい
う効果がある。
また、電気的に系統分離が容易なために、スクラム電磁
弁の開閉制御論理として、2アウトオブ4又は、2アウ
トオブ5以上を採用した場合でも、各系統を流れる電流
の電源系統から系統分離が可能であり、電源系統の信頼
性を容易に上げることができるという効果がある。
また、同時に、電源系統の系統分離を含めた、多重系の
スクラム電磁弁制御が、スクラム電磁弁の構造を、変更
するだけで、容易に可能であるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の4ソレノイドスクラム電磁
弁の断面図、第2図は、4ソレノイドスクラム電磁弁の
外形図、第3図は空気しゃ新機構の説明図、第4図は、
原子炉停止系の制御棒駆動機構の説明図、第5図は、電
気的素子を使用した4ソレノイドスクラム電磁弁の構成
図、第6図は、アナログ素子と比較器を使用した4ソレ
ノイドスクラム電磁弁の構成図である。 1・・・弁作動部、2・・・コア 3・・・ソレノイド
数4・・・弁可動部、5・・・空気導管、9・・・電磁
石、12・・・比較器6

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、原子炉の制御棒駆動用水圧を制御するスクラム電磁
    弁において、弁の開閉を制御するソレノイドを4個有し
    、その4個のソレノイドのうち、2個以上が非励磁とな
    った時に弁を開く構造を有することを特徴とするスクラ
    ム電磁弁。
JP9367785A 1985-05-02 1985-05-02 スクラム電磁弁 Pending JPS61252982A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9367785A JPS61252982A (ja) 1985-05-02 1985-05-02 スクラム電磁弁

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JP9367785A JPS61252982A (ja) 1985-05-02 1985-05-02 スクラム電磁弁

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JPS61252982A true JPS61252982A (ja) 1986-11-10

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ID=14089036

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JP9367785A Pending JPS61252982A (ja) 1985-05-02 1985-05-02 スクラム電磁弁

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