JPS6124894Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6124894Y2
JPS6124894Y2 JP12634080U JP12634080U JPS6124894Y2 JP S6124894 Y2 JPS6124894 Y2 JP S6124894Y2 JP 12634080 U JP12634080 U JP 12634080U JP 12634080 U JP12634080 U JP 12634080U JP S6124894 Y2 JPS6124894 Y2 JP S6124894Y2
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JP
Japan
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pin
electrode
collar
groove
hole
Prior art date
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JP12634080U
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JPS5750023U (ja
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  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、容量式液量計発信器の構造に関する
ものである。
容量式液量計発信器は、筒状の外部電極と、こ
れの内部へ空隙を設けて挿入される薄厚筒状の内
部電極とにより構成されており、これらを被測液
中へ垂直に挿入し、外部電極と内部電極との間の
空隙へ浸入する被測液に応じて変化する両電極間
の静電容量値と電気的に検出することにより、被
測液の液量を計測するものとなつている。
しかし、従来のかゝる構造においては、スペー
サにより内部電極が固定されており、電極長が大
になるとき内部電極の取付け作業が困難になると
共に、航空機の燃料計として用いられる場合等に
は、加速の印加により薄厚の内部電極が変形し、
計測上に誤差を生ずる等の欠点を招来していた。
本考案は、従来のかゝる欠点を一挙に解決する
目的を有し、線状の内部電極を用いると共に、外
部電極の外周における中心線の互に反対方向から
挿入される1対のピンにより内部電極を支持する
極めて合理的な構造の、容量式液量計発信器を提
供するものである。
以下、実施例を示す図によつて本考案の詳細を
説明する。
第1図Aは側断面図、同図BはAにおけるX−
X断面図であり、筒状の外部電極1の内部には、
ほゞ中心に合属線等を用いた線状の内部電極2が
挿通され、外部電極1の外周における中心線3の
互に反対方向から挿入された絶縁材製の第1ピン
4および第2ピン5により、内部電極2が支持さ
れるものとなつている。
また、外部電極1の外周に沿つてカラー6が設
けてあり、カラー6には外部電極1の外周方向に
溝7が形成されていると共に、外面から内面にか
けて透孔8が穿設されており、この透孔8と対応
して外部電極1にも透孔9が穿設されている。
一方、透孔8,9をカラー6の外側面から貫通
する第1ピン4の先端部には、内部電極2を収容
して支持する凹部10が形成され、第1ピン4に
対し中心線3の反対方向からカラー6および外部
電極1の透孔8,9を貫通する第2ピン5の先端
部には、第1ピン4の凹部10へ嵌入する凸部1
1が形成されており、凹部10と凸部11とによ
り内部電極2を挾持している。
これらの第1ピン4および第2ピン5の頭部1
2は、カラー6の溝7内へ露出しており、頭部1
2へ接すると共に、溝7内へ嵌入するリング状の
板バネを用いたスプリング13により、脱出が阻
止されている。
なお、内部電極2の支持は、その長さに応じ必
要とする複数箇所で行なえばよいが、第1図に示
すとおり、第1ピン4、第2ピン5と、つぎ第1
ピン21、第2ピン22とが、互に直交する関係
として交互に支持すれば好適である。
第2図Aはスプリング13の正面図、同図Bは
AにおけるY−Y断面図であり、両端が互に重複
するスパイラル状となつており、押広げてカラー
6の溝7内へ嵌入すれば、自ずからリング状とな
り、頭部12へ接するものとなる。
したがつて、スプリング13の嵌入により、各
ピンチ4,5およびカラー6が固定され、内部電
極2が自ずから所定の位置に支持されるため、組
立が容易になると共に、各ピン4,5がスプリン
グ13の作用により、ある程度後退自在であるこ
とによつて、内部電極2へ印加される加速が吸収
され、内部電極2に変形の生ずるおそれが排除さ
れる。
なお、内部電極2の長さに応じては、その両端
部へ適度の張力を与えながら、外部電極1の両端
部において絶線のうえ支持すればよい。
このほか、カラー6を適宜分割してもよく、溝
7の形状をV字状とし、スプリング13として板
バネを用いず、単線のリング状スプリングを用い
ても同様である等、種々の変形が自在である。
以上の説明により明らかなとおり本考案によれ
ば、内部電極が線状のため受ける加速量が減少
し、かつ、支持する各ピンが後退自在なため、内
部電極に変形を生ずるおそれがなくなると共に、
組立が容易となることにより、安価かつ容易に製
せられ、各種液体用の容量式液量計発信器として
多大な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示し、第1図Aは側断面
図、同図BはAにおけるX−X断面図、第2図A
は第1図におけるスプリングの正面図、同図Bは
AにおけるY−Y断面図である。 1……外部電極、2……内部電極、3……中心
線、4……第1ピン、5……第2ピン、6……カ
ラー、7……溝、8,9……透孔、10……凹
部、11……凸部、12……頭部、13……スプ
リング。21……第1ピン(x+90゜方向)、2
2……第2ピン(x+90゜方向)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筒状の外部電極と、この外部電極の外周におけ
    る中心線の互いに反対方向から挿入される第1ピ
    ンと第2ピンによりこの外部電極の内部へ挿通さ
    れる線状の内部電極とを備え、前記外部電極と前
    記内部電極との間の空隙へ侵入する被測液に応じ
    て変化する両電極間の静電容量値を電気的に検出
    することにより被測液の液量を計測する容量式液
    量計発信器において、外側面に外周方向の溝が形
    成されると共に外面から内面にかけて穿設された
    透孔を有する前記外部電極の外周に沿つて設けら
    れたカラーと、このカラーの前記透孔及びこの透
    孔と対応して前記外部電極に穿設された透孔を前
    記カラーの外側面から貫通しかつ頭部が前記カラ
    ーの溝内へ露出すると共に先端部に前記内部電極
    を収容する凹部の形成された第1ピンと、この第
    1ピンに対し前記外部電極の外周における中心線
    の反対方向から前記カラー及び外部電極の透孔と
    貫通しかつ頭部が前記カラーの溝内へ露出すると
    ともに先端部に前記第1ピンの凹部へ嵌入する凸
    部が形成された第2ピンと、この第2ピン及び前
    記第1ピンの頭部へ接するとともに前記カラーの
    溝内へ嵌入するリング状のスプリングとからなる
    ことを特徴とする容量式液量計発信器。
JP12634080U 1980-09-05 1980-09-05 Expired JPS6124894Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12634080U JPS6124894Y2 (ja) 1980-09-05 1980-09-05

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JP12634080U JPS6124894Y2 (ja) 1980-09-05 1980-09-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5750023U JPS5750023U (ja) 1982-03-20
JPS6124894Y2 true JPS6124894Y2 (ja) 1986-07-26

Family

ID=29486770

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JP12634080U Expired JPS6124894Y2 (ja) 1980-09-05 1980-09-05

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JPS5750023U (ja) 1982-03-20

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