JPS61246194A - α−オレフインにホスフインを付加する方法 - Google Patents

α−オレフインにホスフインを付加する方法

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JPS61246194A
JPS61246194A JP61037548A JP3754886A JPS61246194A JP S61246194 A JPS61246194 A JP S61246194A JP 61037548 A JP61037548 A JP 61037548A JP 3754886 A JP3754886 A JP 3754886A JP S61246194 A JPS61246194 A JP S61246194A
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diphenylphosphine
phosphine
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compound
hydrogen
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JP61037548A
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ウイリアム エリオツト ベイ
カール エドワード レイネツク
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Stauffer Chemical Co
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Stauffer Chemical Co
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F9/00Compounds containing elements of Groups 5 or 15 of the Periodic Table
    • C07F9/02Phosphorus compounds
    • C07F9/28Phosphorus compounds with one or more P—C bonds
    • C07F9/50Organo-phosphines
    • C07F9/53Organo-phosphine oxides; Organo-phosphine thioxides
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
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    • C07F9/02Phosphorus compounds
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    • C07F9/50Organo-phosphines
    • C07F9/505Preparation; Separation; Purification; Stabilisation
    • C07F9/5059Preparation; Separation; Purification; Stabilisation by addition of phosphorus compounds to alkenes or alkynes

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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 C産業上の利用分野〕 本発明は、α−オレフィンへのホスフィンの付加、並び
に酸化ホスフィン及び硫化ホスフィンを使用する関連方
法に関する。その上特に、本発明は、開始剤を用いるこ
となく筒車な熱反応によって高温でアルキルジフェニル
ホスフィンを調製することに関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする問題点〕α−
オレフィンのホスフィンとの付加反応は、当該技術分野
においてきわめてよく知られている。
例えば、R,Adams等編集の’Organic R
eactions」第13巻、218〜214頁、1l
ouben−Weyl による’Methoden d
er Organischen Chemie J第1
巻、113〜119頁、及びKosolapoff及び
Maierによる’Organic Phosphor
us CompoundsJ第1巻−,61N68頁を
参照。
一般に、α−オレフィンのホスフィンとの反応は、塩基
、酸、遊離基開始剤、又は放射線によって標準的には触
媒される。
ホスフィンとα−オレフィンとの熱反応は・触媒を添加
しない幾つかの特定のハロオレフィンと共に注目されて
いる。例えば、’Organic Reacti−On
S Jには次のように述べられている。すなわちr−−
−−−一・ホスフィンは、触媒を加えずに150℃で幾
つかのフルオロオレフィンに加えられた。テトラフルオ
ロエチレンからモノ及びジ付加物が、テトラフルオロエ
チレンジホスフィンのほかに得られた。これらが遊離基
反応であるかどうかは明らかではない。」脚注の参照文
献を再調査して、他の多くのハロオレフィンは同じ条件
下で反応しないことが指摘された。同様に、Hoube
n−Weylの文献は、117真の表の1行目の触媒の
欄の下が空白になっていることが注目されるべきである
。その脚注の参照文献は明らかに過酸化物型触媒を使用
したものなので、これは誤植であると思われる。
1967年から現在までの期間にわたるケミカルアブス
トラクトのコンピューター調査では、n−ヘキシルジフ
ェニルホスフィンを指示しそして対応するCAコード番
号“RN−18298−00−5”を有する参考文献が
三つだけ見つけ出された。これらの参考文献はいずれも
、ホスフィン(又はアルシンのような関連生成物)の調
製方法には関さす、下記に要約されたようにむしろそれ
らの性質及び有用性に関する。
米国特許第3322542号(Ullmann等)は、
「光互変化合物用安定添加剤」と題される。それの例4
9は[ジフェニルへキシルホスフィンJ (DPHP)
のそのような添加剤としての用途に関し、またその他の
例の幾つかは他のホスフィンの用途に関する。
J、Organomet、Chem、第250巻第1号
、C21−C24のCuvigny等による「ニッケル
により触媒されるアリル基のアルキル化」も、明らかに
エノラートのアリル基のアルキル化用触媒としてのヘキ
シルジフェニルホスフィンの用途に関する。
Physical Organic Chemistr
y第12巻、1836〜43頁のKoketsuによる
「第三ホスフィン、アルシン、及びそれらのオニウム塩
の炭素13 NMRスペクトル」は、ヘキシルジフェニ
ルホスフィンのようなアルキルジフェニルホスフィンを
含む、リン又は砒素原子を有する化合物に関する℃−N
MRスペクトルを報告する。
J、of the Amer、Chem、Soc、第7
7巻、3526〜3529頁(1955)のC,5tu
ebe等による「ジフェニルホスフィン塩化物の調製及
び反応」は、3527〜3528頁にヘキシルジフェニ
ルホスフィンの調製方法を含む。
それは、ジフェニルホスフィン塩化物がグリニヤール試
薬と容易に反応して良好な収率で第三ホスフィンを生ず
ることを指摘する。第1図から、「良好な収率」とは7
0〜75%であると思われる。
この反応を工場規模で行なうことは容易ではないと信じ
られる。
The Journal of Organic Ch
emisty第26巻、5138〜5143頁(196
1)のM、M、Rauhutによる「不飽和化合物への
ホスフィンの遊離基付加」は、遊離基によって開始され
るジフェニルホスフィンの1−オクテンへの付加による
オクチルジフェニルホスフィン、及び他の関連化合物の
調製を記述する。
この反応は、一般的に低収率であり、また完了に達する
のが困難である。
木質的に、非活性化二重結合に対する非触媒熱反応を報
告すると思われる先行技行はどこにもない。
〔問題点を解決するための手段及び作用効果〕前述の先
行技術と対比して、特定の種類のホスフィン(並びにそ
れらの対応する酸化物及び硫化物)が、触媒、遊離基開
始剤、又は放射線の存在なしに、高い収率及び転化率で
α−オレフィンと反応することが今や発見された。所望
の生成物を作るのに、単に少くとも200℃までの温度
上昇で十分であることか′見いだされた。本発明の一般
的態様は、次の通りである。すなわち、本質的に触媒を
使用することなく、第一化合物C1を第二化合物C2と
付加反応させて少くとも一つの第三化合物C3を作る方
法であって、その方法が、C3の収率が少くとも50%
の量に達するのに十分な期間の間、C2の存在下でCI
を少くとも200℃の温度Tに加熱することを含み、そ
のC1とC2とが下記に定義される化合物、すなわち、
(i)第一に、C1が下記構造式を有するホスフィン、
すなわち第一ホスフィン、もしくは第二ホスフィン、又
はそれらの酸化物もしくは硫化物であり、]I H,−P−A ここで、Xは酸素、硫黄、又は不在、A及びBは、水素
、並びに、本質的にいずれの置換基も反応に関与するこ
とはできないという条件付きの、非置換又は置換された
アリール(aryl)、アルキル、アルキルアリール、
及び了り−ルアルキル基、とから独立に選択され、’(
ii )第二に、C2が少くとも一つの末端ビニル基を
含むα−オレフィンであり、そして下記構造式を有し、 ここで、Y及びZは飽和であり、そして水素、並びに、
本質的にいずれの置換基も反応に関与することはできず
、且ついずれも末端二重結合についての活性化剤ではな
いという条件付きの、非置換又は置換されたアルキル及
びアリールアルキル基、とから独立に選択され、そして
、mが整数で少くである。
本発明の好ましい態様は、下記のとおりである。
すなわち、 (1)C3は、下記構造式を有する化合物又は混合化合
物である。すなわち、 ここで、A、B、X、Y、Z、及びmは全て先に定義さ
れた通りであり、そして、nは整数で、少くとも1であ
り、且つmより小さいかあるいはmと等しい。
(2)A及びBがアリール基、Y及びZが独立に水素又
はアルキル基である。
(3)A及びBがフェニル基である。
(4)Yが水素である。
(5)Zは、1〜38、好ましくは6〜30の炭素原子
を含むアルキル基である。
(6)C3は、エイコシルジフェニルホスフィン、ヘキ
シルジフェニルホスフィン、又はドコシルジフェニルホ
スフィンでアル。
(7)C1はジフェニルホスフィンである。
(8)C2は、エイコセン、ドコセン、又は1−ヘキセ
ンである。
(9) C1/C2のモル比はおおよそm/lであり、
mはC2におけるのと同じ値である。
(10)反応圧力は、大気圧、又は大気圧以上、好まし
くは680atm(10000psia)以下、より好
ましくは68atm(1000psia)以下である。
(11)C1及びC2の供給方法には、連続的な供給方
法を含み、またC1と02とを加熱されたチューブの中
に供給することを含む。
(12)C3の流出方法には、それの流れを絞ることを
含み、またそれを不活性雰囲気中に追い出して、そこか
ら揮発物質をフラッシュ蒸発させることを含む。 、。
(13)フラッシュした揮発物質は回収され、そして任
意に再循環することができる。
(14)反応温度は、500℃以下であり、好ましくは
250〜350℃である。
これらは、先行技術及び下記比較例の両者と対比された
下記例により説明される。比較例は先行技術ではない。
この発明において有用である好ましいホスフィン(並び
に対応する酸化物及び硫化物)は、以下において二者択
一的に「第一化合物」又は「CI」と呼ぶ。CIは、ジ
フェニルホスフィンのようなただ一つのP−H結合にあ
っては単一反応性(monoreactive)である
ことがしばしば好まれる。
フェニルホスフィンのようなCIは多反応性(mult
ireactive)であると信じられる。C1が単一
反応性である場合、それは好ましくは下記構造式を有す
る、 H,−P−A ここで、Xは酸素、硫黄、又は不在、A及びBは、水素
並びに、「本質的にいずれの置換基も反応に関与するこ
とはできない」という条件付きの、非置換又は置換され
たアリール、アルキル、アルキルアリール、及びアリー
ルアルキル基、とから独立に選択される。前述の条件は
、ハロゲン化化合物を除外する。許容される置換基は、
例えばアルコール、エーテル、シラン、及びアミンを含
む。
この発明で使用するのに好まれるα−オレフィンは、以
下において二者択一的に「第二化合物」又は「C2」と
呼ぶ。C2が、ヒゝニル基のようなただ一つの反応性末
端C=C結合にあっては単一反応性であることが、しば
しば最も好ましい。
C2が多反応性である場合、それは好ましくは下記構造
式を有する、 ここで、Y及びZは飽和であり、そして水素、並びに、
本質的にいずれの置換基も反応に関与することはできず
、且ついずれも末端二重結合についての活性化剤ではな
いという条件付きの、非置換又は置換されたアルキル及
びアリールアルキル基、とから独立に選択され、またm
は整数で、少くともIである。
単一反応性の01が単一反応性の02と反応する場合(
全ての例におけるように)、反応生成物(以下「第三化
合物」又は「C3」と称す)はほとんど全て単一種類で
ある。しかしながら、C2が複数のビニル基を有する多
反応性化合物であり、そしてC1が単一反応性化合物で
ある場合には、C3ハ下記構造式によりそれぞれが表わ
される色々な生成物の混合物となる・ ここで、A、B、X、Y、Z、及びmは全て先に定義さ
れた通りであり、また、net整数で、少くとも1であ
り、そしてmより小さいかあるいはmと等しい。
C1と02とが両方とも多反応性である場合、より一層
広い範囲の生成物が可能になる。限度内では、きわめて
大きな分子は、特にワックス形のものを作ることが可能
である。そのような大きい分子は、高温の触媒配位子に
とって特に有利であり得る低い蒸気圧を有するように信
じられる。
反応速度を増大するために、オレフィンが過剰に存在す
ることがしばしば好まれる(下記の例6参照ン。
反応温度Tは、少くとも200℃1好ましくは500℃
まで、そして最も好ましくは250℃〜350℃の範囲
である。
反応圧力は、好ましくは大気圧、又は大気圧以上、好ま
しくは680a tm (10000ps ia)まで
、より好ましくは68atm (1000psia)ま
でである。個々ノ圧力は、反応温度及びそれらのモル比
におけるCI及びC2の揮発度に主として依存し、そし
てその圧力は調節されるか又は成行きにまかされる。
反応は、調節の理由のために、最も好ましくは不活性雰
囲気で行なわれる。これは、所望されるC3が酸化ホス
フィンよりはむしろホスフィンである場合に本質的なこ
とである。
全ての例においてそうであるように、ハツチ操作を用い
ることができる。チューブの出口で流れを制限した加熱
チューブに、C1とC2との混合物をゆっくりとポンプ
で注入することによる連続操作を用いることも提案され
る。流れを制限することが、所望の生成物を作るのに必
要な背圧と反応チューブ内の滞留時間とをもたらす。C
3はその後不活性雰囲気中に追い出されて揮発物質がそ
こから蒸発し、そして任意に再循環される。
〔実施例〕
搬−上 この例は、エイコシルジフェニルホスフィンの8用型を
説明する。
500 m lの三つロフラスコにエイコセン(108
g、0.386mol、 NEODENE 20として
シェル社より人手)を加えた。そのフラスコにはマグネ
ティック・スターラー、凝縮器、及び窒素の入口を取付
けた。
エイコセンは、100℃に保持し且つフラスコを交互に
真空にしそして窒素を再び満たすことによって脱気され
た。ジフェニルホスフィン塩化物から調製したジフェニ
ルホスフィンは、それの調製に由来する残留溶剤である
7%のジ−n−ブチルエーテル、それに3%の酸化ジフ
ェニルホスフィンを含む混合物の形であった。このジフ
ェニルホスフィン混合物(77,5g 、0.388m
ol)をカニユーレによって加えた。反応混合物は、G
C及び赤外分析用に試料採取された。GC分析は、その
時ホスフィンの6%がそれの酸化物の形であることを示
した。混合物の温度は、急速な攪拌と加熱とによって2
50℃になった。その温度を、250と265℃の間に
47時間の間保った。赤外分析は、P−H(2300c
m −’ )  とオレフィン(1650cm−’) 
 との反応が90%よりも大きいことを示した。温度を
約130℃に下げ、そしてわずかに濁った、薄黄色の混
合物を、上部に蒸留器を取付けた500mj!フラスコ
にカニユーレで移した。揮発物質を10mmHgの絶対
圧力でその後除去した。マントルの温度は130〜32
8℃の範囲であった。留出物の温度は167〜212℃
の範囲であった。留出物(27,6g )のGC分析(
面積百分率)はその留出物がジフェニルホスフィン6.
6g及び酸化ジフェニルホスフィン1.5gを含むこと
を示唆した。このように、最初のホスフィンの8.1g
が回収された。転化率は89%であった。残留物は15
3gの重量であった。収率は、回収されたジフェニルホ
スフィンを基準にして95%であった。12.4gの炭
化水素が回収された。これは89%の転化率及び96%
の収率に対応する。
生成物のGC分析(面積%)は、それが下記のものを含
むことを示した。すなわち、 エイコシルジフェニルホスフィン  84%酸化エイコ
シルジフェニルホスフィン 4%トリフェニルホスフィ
ン及びその 酸化物(合計)             3%C2゜
炭化水素            5%ジフェニルホス
フィン及びその酸化物 痕跡少数の未確認成分    
      4%留出物のGC分析(面積%)は、それ
が下記のものを含むことを示した。すなわち、 ジ−n−ブチルエーテル       9%ジフェニル
ホスフィン       24%酸化ジフェニルホスフ
ィン      5.5%エイコセン        
     19%エイコサン            
 25%エイコサンは、出発物質のオレフィン中に存在
したものであって反応の間に形成されたものではないと
信じられた。この所信を支持するものが例2に見いださ
れるが、そこでは留出物は対応する物質すなわちトコサ
ンを非常に少量含んでいた。
開−」− この例は、ドコシルジフェニルホスフィンの調製を説明
する。
例1と同様の方法で、ドコセン(Aldrichよす入
手)とジフェニルホスフィンとを窒素下にて250℃で
27時間の間反応させた。真空蒸留により未反応のオレ
フィンとジフェニルホスフィンとを除去して、ドコシル
ジフェニルホスフィンを得た。
収率は、回収されたオレフィンを基準にして96%であ
った。転化率は、回収されたオレフィンを基準にして5
7%であった。
GC分析(面積%)は、出発物質のジフェニルホスフィ
ンが約3%の酸化物を含むことを示した。
それはまた、最終生成物が下記のものを含むことをも示
した。すなわち、 ドコシルジフェニルホスフィン   90%酸化ドコシ
ルジフェニルホスフィン  5%トリフェニルホスフィ
ン       2%ジフェニルホスフィン、ドコセン
、 及びトコサン             痕跡例1と例
2の両方において、n−アルキルと5ec−アルキルと
の混合物がおよそ9515の比率で得られた。
例3 この例は、ヘキシルジフェニルホスフィンの調製を説明
する。
焼きなました厚肉のパイレックス(商品名)ガラスチュ
ーブに、1−ヘキセン(0,75m1.0.006mo
f)及びジフェニルホスフィン(0,10mI!、0.
0006mol)を加えた。ジフェニルホスフィンは、
CC分析で示されたようにおおよそ11%の酸化ジフェ
ニルホスフィンを含んでいた。反応チューブは真空ライ
ンに接続され、そして反応混合物は凍結融解サイクルに
より脱気した。反応チューブを真空下で火炎により封じ
込めた。そのチューブを60時間の間250℃に加熱し
た。反応チューブ内の推定圧力は32 a tm (4
50ps ig)であった。反応チューブを室温まで冷
却し、そしてそのシールを割って開けた。過剰の1−ヘ
キセンは真空にして除去した。得られた生成物の量は0
.14gであり、粗の収率は90%であった。
生成物のCC分析(面積%)は、それが下記のものを含
むことを示した。すなわち、 ヘキシルジフェニルホスフィン    74%酸化n−
ヘキシルジフェニルホスフィン16%ジフェニルホスフ
ィン         4%少量の未確認成分    
       6%5ec−アルキルに対するn−アル
キル比は、またしても約9515であった。
上較土工旦 例1を本質的に反復したが、反応温度は約200℃(2
50℃の代りに)そして反応時間は46時間(47時間
の代りに)とした。転化率は30%(89%の代りに)
であった。
捉案炭土且 反応時間が150時間(47時間の代りに)であること
を除いて、比較例4Cを本質的に反復した。
転化率は80%より大きいであろうと信じられる。
例  5 例1を本質的に反復したが、反応温度はおよそ225℃
(250℃の代りに)そして反応時間は48時間(47
時間の代りに)とした。転化率は約70%(89%の代
りに)であった。
例6 例1を本質的に反復したが、オレフィン/ホスフィンの
モル比は2/l  (1/lの代りに)、反応温度は3
00℃(250℃の代りに)、そして反応時間は4.5
時間(47時間の代りに)とした。転化率は約90%(
89%の代りに)で、実質的には変わらなかった。
炭−エ ジフェニルホスフィン(1,0g、5.4 mmol)
 とエイコセン(1,5g、5.4 mmol)とを窒
素雰囲気下にて21時間の間230〜255℃で加熱し
たことを除いて、例1を本質的に反復した。CC分析(
面積%)は、約50%のジフェニルホスフィン転化率を
示した。
止較炭工旦 触媒として大量(4,9mo1%)の1,1−アゾビス
−シクロヘキサンカルボニトリル(0,5m/!のトル
エン中に65■)を、230〜255℃加熱の5時間の
間で加えたことを除いて、例7を木質的に反復した。そ
れに続(16時間の間は250〜265℃で加熱し、約
75%のジフェニルホスフィン転化率が得られた。
大量の触媒を使用した比較例7Cで得られた反応速度の
増加は、触媒を使用しない例7と比べてかなり小さいこ
とが注目される。更にまたその増加は、例6におけるよ
うにより高い温度及び/又はより大きいオレフィン/ホ
スフィンのモル比を用いて得ることができるものと比べ
て微々たるものである。
終りに当って、前述の例は全て単一反応性の01化合物
が単一反応性の02化合物と反応することに関してはい
るが、本発明が、C1及び/又はC2が多反応性化合物
である対応化合物に拡張すると思われることは注目され
るべきである。特に、C1は二つ以上の反応性P−H原
子団を含む化合物であることができ、そしてC2は二つ
以上の末端C=C結合を含む化合物であることができる
。そのような生成物もまた配位子としての有用性を有す
ると期待される。
少くとも生成物の多くは、全ての例と比較例とにおいて
示されたバッチ操作よりむしろ連続操作によって有利に
作れるということが、更にまた信じられる。
本発明が、CIのリン原子が砒素原子により置換された
対応化合物に拡張することもまた信じられる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、本質的に触媒を使用することなく、第一化合物C1
    を第二化合物C2と付加反応させて少くとも一つの第三
    化合物C3を作る方法であって、その方法が、C3の収
    率が少くとも50%の量に達するのに十分な期間の間、
    C2の存在下でC1を少くとも200℃の温度Tに加熱
    することを含み、そのC1とC2とが下記に定義される
    化合物、すなわち、 (i)第一に、C1が下記構造式を有するホスフィン、
    すなわち第一ホスフィン、もしくは第二ホスフィン、又
    はそれらの酸化物もしくは硫化物であり、 ▲数式、化学式、表等があります▼ ここで、Xは酸素、硫黄、又は不在、 A及びBは、水素、並びに、本質的にい ずれの置換基も反応に関与することはで きないという条件付きの、非置換又は置 換されたアリール(aryl)、アルキル、アルキルア
    リール、及びアリールアルキル 基、とから独立に選択され、 (ii)第二に、C2が少くとも一つの末端ビニル基を
    含むα−オレフィンであり、そして下記構造式を有し、 ▲数式、化学式、表等があります▼ ここで、Y及びZは飽和であり、そして水素、並びに、
    本質的にいずれの置換基も反応に 関与することはできず、且ついずれも末 端二重結合についての活性化剤ではない という条件付きの、非置換又は置換され たアルキル及びアリールアルキル基、と から独立に選択され、そして、 mが整数で、少くとも1である、 α−オレフィンにホスフィンを付加する方法。 2、C3が、下記構造式、すなわち、 ▲数式、化学式、表等があります▼ ここで、A、B、X、Y、Z、及びmは全て先に定義さ
    れた通りであり、そして、 nが整数で、少くとも1であり、且つm より小さいかあるいはmと等しい、 を有する化合物又は混合化合物である特許請求の範囲第
    1項記載の方法。 3、A及びBがアリール基、そしてY及びZが独立に水
    素又はアルキル基である特許請求の範囲第1項記載の方
    法。 4、A及びBがフェニル基である特許請求の範囲第3項
    記載の方法。 5、Yが水素である特許請求の範囲第3項記載の方法。 6、Zが1から38までの炭素原子を含むアルキル基で
    ある特許請求の範囲第3項記載の方法。 7、Zが6から30までの炭素原子を含む特許請求の範
    囲第6項記載の方法。 8、C3がエイコシルジフェニルホスフィンである特許
    請求の範囲第1項記載の方法。 9、C3がヘキシルジフェニルホスフィンである特許請
    求の範囲第1項記載の方法。 10、C3がドコシルジフェニルホスフィンである特許
    請求の範囲第1項記載の方法。 11、C1がジフェニルホスフィンである特許請求の範
    囲第1項記載の方法。 12、C2がエイコセンである特許請求の範囲第1項記
    載の方法。 13、C2がドコセンである特許請求の範囲第1項記載
    の方法。 14、C2が1−ヘキセンである特許請求の範囲第1項
    記載の方法。 15、C1/C2のモル比がおおよそm/lであり、m
    がC2におけるのと同じ値である特許請求の範囲第1項
    記載の方法。 16、圧力Pが大気圧又は大気圧以上である特許請求の
    範囲第1項記載の方法。 17、Pが680atm(10000psia)以下で
    ある特許請求の範囲第16項記載の方法。 18、Pが68atm(1000psia)以下である
    特許請求の範囲第17項記載の方法。 19、C1及びC2を連続的な方法で供給することを含
    む特許請求の範囲第16項記載の方法。 20、C3の流れを絞ることを含む特許請求の範囲第1
    9項記載の方法。 21、C1及びC2を加熱されたチューブの中に供給す
    ることを含む特許請求の範囲第19項記載の方法。 22、C3を不活性雰囲気中に追い出し、そしてそこか
    ら揮発物質がフラッシュ蒸発することを含む特許請求の
    範囲第19項記載の方法。 23、フラッシュした揮発物質を回収することを更に含
    む特許請求の範囲第22項記載の方法。 24、回収した揮発物質を再循環することを含む特許請
    求の範囲第23項記載の方法。 25、Tが500℃以下である特許請求の範囲第1項記
    載の方法。 26、Tが250℃〜350℃の範囲である特許請求の
    範囲第25項記載の方法。
JP61037548A 1985-03-04 1986-02-24 α−オレフインにホスフインを付加する方法 Pending JPS61246194A (ja)

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