JPS6124000B2 - - Google Patents

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JPS6124000B2
JPS6124000B2 JP53129016A JP12901678A JPS6124000B2 JP S6124000 B2 JPS6124000 B2 JP S6124000B2 JP 53129016 A JP53129016 A JP 53129016A JP 12901678 A JP12901678 A JP 12901678A JP S6124000 B2 JPS6124000 B2 JP S6124000B2
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JP
Japan
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sugar cane
roll
rolls
hopper
crusher
Prior art date
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JP53129016A
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JPS5471464A (en
Inventor
Suchiibun Zeru Arekisandaa
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USM Corp
Original Assignee
USM Corp
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Publication date
Application filed by USM Corp filed Critical USM Corp
Publication of JPS5471464A publication Critical patent/JPS5471464A/ja
Publication of JPS6124000B2 publication Critical patent/JPS6124000B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C13SUGAR INDUSTRY
    • C13BPRODUCTION OF SUCROSE; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • C13B10/00Production of sugar juices
    • C13B10/02Expressing juice from sugar cane or similar material, e.g. sorghum saccharatum
    • C13B10/06Sugar-cane crushers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B02CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
    • B02CCRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
    • B02C4/00Crushing or disintegrating by roller mills
    • B02C4/02Crushing or disintegrating by roller mills with two or more rollers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B02CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
    • B02CCRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
    • B02C4/00Crushing or disintegrating by roller mills
    • B02C4/28Details
    • B02C4/32Adjusting, applying pressure to, or controlling the distance between, milling members

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Crushing And Grinding (AREA)
  • Apparatuses For Bulk Treatment Of Fruits And Vegetables And Apparatuses For Preparing Feeds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、砂糖きび粉砕機に関し、より詳細
には細断された砂糖きびを搬送しながら、圧砕し
てスクロースを絞り取る、調整可能な4ロール式
砂糖きび粉砕機に関する。
砂糖の生産は、熱帯または亜熱帯地方において
砂糖きびを栽培することから始まる。砂糖きび
は、亜熱帯地方では約7ケ月、熱帯地方では約12
〜22ケ月の栽培期間を経て収穫される。圃場で収
穫した砂糖きびの茎は近くの砂糖きび粉砕機へ運
搬され、砂糖きびの茎は重いみぞ付鉄製ロールの
間で、同時に含有液汁の絞り出しを助けるための
希釈液の散布を受けながら圧砕すなわち細砕され
る。茎から液汁を絞り取つた後の残滓がバガスで
ある。バガスは繊維状の物質で、ふつうは圧縮さ
れたマツト状になつて粉砕機から出てくる。バガ
スは通常砂糖きび粉砕機に必要なエネルギーを得
るためボイラーで燃やされる。また紙や圧縮紙の
製造にも使用することができる。
スクロースは一連の粉砕機で絞り出される。す
なわち、各粉砕機はある粉砕機からのバガスが直
接かつ連続的に隣接する粉砕機の供給ホツパーへ
送ることができるように直列に配列されている。
連続する粉砕機の各ロールのすき間は、そこを通
過する茎からわずかな量でも液汁を絞り取れるよ
うに設定される。
粉砕機を一般にどのように配置するかは、米国
特許第2783870号に記載されている。その特許で
は、各々が3個のロールすなわち上部ロール、下
部水平砂糖きびロールすなわち供給ロール、およ
びバガスロールからなる2つのロール粉砕機が示
されている。各粉砕機の間にはコンベヤベルトが
配置されている。各粉砕機は、偏向ビームで支持
され、上部ロールの直ぐ下に配置された偏向板を
有している。このT形の部材は、例えば米国特許
第3127831号の第1図に示されている。この偏向
板は曲線からなる固定表面を提供し、その上に、
砂糖きびロールのニツプから出てくる圧砕された
砂糖きびのマツトが支持され、バガスロールを通
過するよう案内される。粉砕機のロールにはニツ
プとなるV形みぞが設けられていて、その間で砂
糖きびが押しつぶされる。また、従来のロールに
は、一般に縦方向に一端から反対の端まで延びて
いる山形溝が付いている。この山形溝は、「グリ
ツピング・フインガー」として傾斜供給シユート
からロール間へ圧砕ニツプの中へ砂糖きびを引つ
張る作用をする。山形溝はロールの有効圧砕面積
を小さくするので、粉砕機の効率を低下させる。
この山形溝は、例えば米国特許第2442065号に示
されている。
隣接するロール間のすき間は、ロール間に入つ
てくる大量のバガスに順応させなければならない
ので、あるいはロールの摩耗を補償してやらなけ
ればならないので時々調整する必要がある。この
問題に対する解決策のひとつが米国特許第
2316843号に示されている。そこでは、上部ロー
ルと供給ロール間のすき間を調節できるように、
上部ロールとバガスロールとは、両者共共通連結
点のまわりに旋回できるようになつている。しか
しながら、構造が複雑で上部ロールとバガスロー
ルとバガスロール間の調節ができない。
従来の粉砕機ではそのフレームの最上部にアン
ビル・ロールがある。この配置では、処理の際砂
糖きびの量が変動するため、「フロート」させる
必要性からのものであるが、アンビル・ロールが
一般に被駆動ロールであるため、精巧なカツプリ
ングを必要とした。この発明では、被駆動アンビ
ル・ロールを最下部に配置しており、調節または
「フロート」する機能も必要としない。
この発明の目的は、砂糖きび粉砕機のロールの
構造を簡単化することにある。
また、この発明の別の目的は、砂糖きび粉砕機
のロールの効率を従来のそれよりも改善すること
にある。
この発明にかかる砂糖きび粉砕機は、4個の処
理ロールで構成され、細断された砂糖きびは粉砕
機へ運搬され、全体に垂直方向を向いている供給
ホツパーへ投入されるようになつている。投入さ
れた砂糖きびは最初の1対のロール、すなわち砂
糖きびロールである最上方ロールと供給ロールで
ある第1の側方ロールとの間のニツプに落下す
る。砂糖きびは、ここで最初の圧砕を受け、次に
最上方ロールと別のロール、すなわち最下方のア
ンビル・ロールとの間を通過する。ここで第2の
圧砕を受けた砂糖きびはアンビル・ロールと第2
の側方ロールすなわちバガス・ロールとの間を通
過して第3の圧砕を受ける。圧砕された砂糖きび
はバガスとなつて次の粉砕機へ運搬され、その垂
直供給ホツパーへ投入するためのコンベヤベルト
の上に落ちる。垂直供給ホツパーすなわちシユー
トは、細断された砂糖きびが重力によつて砂糖き
びロールと供給ロールの間を通過するのを助ける
ものである。これにより従来のロールに通常設け
られている山形溝を無くすることができる。山形
溝が無いと各ロールの各回転について砂糖きびと
接触するロールの処理表面が増加する結果、粉砕
機の効率はかなり向上する。また、1つの粉砕機
に4個のロールを配置する構成により、粉砕機か
ら偏向ビームと偏向板を無くすることができる。
さらに、アンビル・ロールは粉砕機の最下方に配
置させれ、固定位置でその回転駆動が行われる結
果、従来の粉砕機に必要であつた精巧なカツプリ
ングは必要でない。
この発明の各ロールは、その両端にある微調整
ネジ装置を動かすことによつて独立に調整するこ
とができる。各ロールには、その両端にある油圧
ピストン装置あるいは手動で制御されるバイアス
部材により圧力が加えられる。さらに2つの側方
ロールは調整可能な偏心支持部に軸支されてお
り、ロール間のすき間を変えるための、あるいは
ロールの摩損を補償するための調整をすることが
できる。
この発明の目的や利点は、以下の図面について
の説明でさらに明瞭になる。
第1図は砂糖きび粉砕機10を示す。最初に粉
砕機10は砂糖きびばかりでなく、甜菜等の処理
にも使用し得ることに留意されたい。粉砕機10
は、片方だけしか図示されていないが、1対の平
行に配置されたフレーム12からなつている。フ
レーム12は上部フレーム14と下部フレーム1
6を含む。フレーム12の間には、ロール装置が
軸支されている。ロール装置は、上部フレーム1
4に回転できるように配置されている最上方ロー
ルすなわち砂糖きびロール20と、上部フレーム
14と下部フレーム16の間の受入れ溝13すな
わち凹部内に軸支されて配置されている第1図の
左側に示す第1の側方ロールすなわち供給ロール
と、下部フレーム16に配置され主原動機(図示
せず)により回転駆動される最下方ロールすなわ
ちアンビル・ロール24と、上部フレーム14と
下部フレーム16との間の受入れ溝15に軸支さ
れて配置されている第1図の右側に示す第2の側
方ロールすなわちバガス・ロール26とからな
る。上部フレーム14と下部フレーム16には相
互に合わさるラグ17と18が並んでおり、それ
ぞれに同心の孔19が貫通している。上下のフレ
ーム14,16は、孔19に通されたピン21で
一諸に固定されている。
上方にある3個のロールのそれぞれは、その両
端に、(図面には片側のみが示されている)バイ
アス装置30を有している。第1図において、砂
糖きびロール20とバガス・ロール26に対して
は、同じバイアス装置30が示されている。この
特殊なバイアス装置30はトツプ・キヤツプ34
で支持されており、トツプ・キヤツプ34の両側
に1つづつ、1対の従属ラグ60が付いている。
上部フレーム14には、トツプ・キヤツプの従属
ラグ60を受け入れるための複列の直立ラグ62
が付いている。トツプ・キヤツプ34は、ラグ6
0と62のそれぞれの同心孔66に通されたピン
64によりフレーム12に固定されている。
砂糖きびロール20に対するバイアス装置30
は、移動可能な微調整ネジ軸36を駆動するよう
に配置された油圧ピストン・シリンダー32を有
している。ネジ軸36の半径方向内端は凸面38
になつていて、軸受板42の凹面40に対し渦動
できるように合わされている。軸受板42は軸受
45の周囲に配置された軸受ハウジング43の一
部である。ネジ軸36の下端にある肩49の周囲
にリング47が配置されている。このリング47
は、軸受ハウジング43に固定されているので、
ネジ軸の垂直方向の動きはそのままジヤーナル7
0の垂直方向の動きとなる。各ネジ軸36の上端
に、調整ナツト44がはめられている。調整ナツ
ト44とトツプ・キヤツプ34の一部をなす円環
肩50の間に、スラスト軸受48がネジ軸36の
まわりに配置されている。各バイアス装置30
は、第2図に部分的に示されているように、それ
ぞれの対応するロールのジヤーナル70に作用を
及ぼす。
砂糖きびロール20は、その両端に1個づつ、
それぞれフレーム12のすぐ内側にロール側面液
汁リング72を有し、また複数のV形溝82で構
成された処理表面80を有している。アンビル・
ロール24と同様に供給ロール22およびバガ
ス・ロール26もまた複数のV形溝84を有して
いる。複数のドレン溝88がロールの周囲に設け
られているのはアンビル・ロール24だけであ
る。ドレン溝88は細い深溝で、圧砕された砂糖
きびが液汁を再吸収できないようにし、液汁の流
出を容易にする。各ロールには、回転中の溝8
4,86から沈積した砂糖きびを除去するために
スクレーパ・ナイフ86が配置されている。砂糖
きびロール20と側方ロール22,26には、ド
レン溝がない、その理由はこの発明の場合圧砕さ
れた砂糖きびのたどる経路が従来のU形経路とは
異なつているためである。
粉砕機10の稼動は、細断された砂糖きびを第
1図の左上隅に一部図示されているコンベヤベル
ト100から粉砕機10へ運搬することから始ま
る。コンベヤベルト100は砂糖きびを垂直供給
ホツパーすなわちシユート102の中に供給す
る。垂直供給ホツパー102は、その頂部を蝶番
でホツパーに取り付けられた全体に平らな壁面1
04を有している。バイアス式加圧シリンダー1
06すなわち往復動装置が垂直ホツパー102と
蝶番付壁面104の間に配置されていて、シリン
ダー106を作動させると、蝶番付壁面が前後に
振動して、供給ホツパー102内に生じている砂
糖きびの詰りを解きほぐす。供給ホツパー102
には、その基部近くに蝶番付ドア103が設けら
れていて、必要なときに粉砕機10や供給ホツパ
ー102の掃除ができる。また供給ホツパー10
2には、粉砕機に搬入される砂糖きびの増加また
は減少を検出するための上方レベル検出器110
と下方レベル検出器112がホツパーの壁面のひ
とつに設置されている。検出器110または11
2のいずれかが作動すると、信号が適当な回路
(図示せず)を通じてコンベヤベルト100の速
度制御装置へフイードバツクされて、最適の流量
にするため、必要に応じてベルトを減速または増
速する。
いつたん垂直供給ホツパー102に入つた細断
砂糖きびは、反時計まわりに回転している砂糖き
びロールと時計まわりに回転している供給ロール
22の間の圧砕ニツプに直接、落される。砂糖き
びは、砂糖きびロール20と供給ロール22間の
ニツプに重力で落ちるようになつているため、ロ
ール間のニツプへ砂糖きびを引き込むために必要
であつた従来の山形溝は不要である。ロールの処
理表面を広く占めていたこの山形溝が無いこと
は、粉砕機の効率を向上させ、そしてロール1回
転につき処理される圧砕砂糖きびおよびバガスの
量、したがつて絞り出されるスクロース量を増加
させる。砂糖きびは粉砕機の中を進んで、次に砂
糖きびロール20とアンビル・ロール24の間を
通過し、そこでさらに圧砕され、スクロースが絞
り取られる。
この発明の場合には、アンビル・ロール24は
フロートしていないので原動機(図示せず)との
連結には、より簡単なカツプリングを採用するこ
とが可能である。
砂糖きびロール20とアンビル・ロール24の
間を通過した後、圧砕された砂糖きびはバガス・
ロール26とアンビル・ロール24の間のニツプ
へ送られ、ここでこの粉砕機10における最後の
圧砕を受け、スクロースが絞り出される。出てき
たパルプ状の残滓すなわちバガスは、第1図の右
下隅に一部が示されている別のコンベヤベルト1
20の上に落ちて、さらに処理するため次の粉砕
機へ送られるか、あるいは燃料としてボイラーへ
送られる。
もし、バガスをさらに処理する場合には、コン
ベヤベルト120がその残滓を前述したのと同様
に後に続く粉砕機の垂直供給ホツパーへ運搬する
ことになる。後に続く粉砕機の圧砕ニツプはもつ
と狭くなる。すなわち、その粉砕機の砂糖きびロ
ール20と供給ロール22、砂糖きびロール20
とアンビル・ロール24、およびアンビル・ロー
ル24とバガス・ロール26との間の距離は、そ
れぞれ前より小さくなつている。それは後の処理
ではバガスのスクロース含有量がわずかなためで
ある。
ロール表面間の距離は、必要に応じてそれぞれ
のネジ軸36にある調整ナツト44をまわして調
整できる。ナツト44の回転でネジ軸36とそれ
に関連する軸受板42が垂直方向に動き、それに
応じて軸受ハウジング43とジヤーナル70を支
持している軸受45が動く。軸受ハウジング43
に固定されたリング47がネジ軸36の下部リム
49の上に重なつて接触しているので、ナツト4
4に適当な回転を与えれば、ロールとその関連ジ
ヤーナルは上方へ動く。各調整ナツト44は手動
で回転させることができる。すなわち、調整ナツ
ト44の周囲には複数の孔124が設けてあり、
そこに長い手工具を差し込んでナツトを手動で回
わすことができる。調整ナツト44は、遠隔操作
に都合のよいモータ駆動歯車で回すことも可能で
ある。二つの調整ナツト44の一致した同期調整
を行うため、クラツチ127および各調整ナツト
44と噛み合う歯車129と共に、回転できるよ
うに軸支された軸125を、第2図に示すように
取り付けることができる。
もう1つのバイアス装置30は、第1図の供給
ロール22について示されているように、ばね負
荷偏心装置130を含むものである。ばね負荷偏
心装置130は、ネジ軸134の外端部に固定さ
れた回転ハンドル輪132を有し、ネジ軸134
はフレーム12に固定された1対の板133のネ
ジ穴を通つて延びており、ネジ軸136の内端部
はばね部材136の上端と回転できるように接触
している。ばね部材136の下端はロール22の
ジヤーナル70を支持する軸受ハウジング150
と回転できるように接触している。ハンドル輪1
32を回わすと、ばね部材136の半径方向外側
の端が変位し、砂糖きびが供給ロール22と砂糖
きびロール20またはアンビル・ロール24との
間を通過するとき、砂糖きびに調整可能な「フロ
ーテイング」力を砂糖きびロール22が与えられ
るように、ジヤーナル70に適度な片寄りを生じ
させる。
この実施例では、供給ロール22のジヤーナル
70は第1図のように、回転できる軸受ハウジン
グ150に偏心させて取り付けられており、軸受
ハウジング150は上部フレーム14と下部フレ
ーム16間の凹部内に支持されている。
軸受ハウジング150が回転すると、その中に
配置されている偏心取付けのジヤーナル70は砂
糖きびロール20およびアンビル・ロール24に
向つてまたは離れるように楕円軌道上を動く。こ
のようにジヤーナル70が軸受ハウジング150
に偏心して取り付けられていることが、ロールの
摩耗により、あるいは砂糖きびの有効な圧砕をす
るため1個または2個の隣接するロールとの間の
距離を変える必要性により、時々行わなければな
らない供給ロールの並進調整を可能にしている。
第3図に、供給ロール22を支持するもう1つ
の装置を示す。それは1対の細長フレーム160
(片側のみを示す)が、その一端で、粉砕機10
のフレーム12の間に軸支された第1の軸162
のまわりに揺動できるようになつているもので、
細長フレーム160の他端は軸受ハウジング16
1内にある供給ロール22のジヤーナル70を支
持している。供給ロール22のジヤーナル70を
支持している軸受ハウジング161は細長フレー
ム160にある細長溝164の中でその調整移動
ができるように配置されている。細長フレーム1
60に固定されているナツト168が回転可能な
ネジ軸170を支持しており、ネジ軸の他端は回
転できるように軸受ハウジング161に取付けら
れている。ネジ軸170を回わすと、供給ロール
22が他のロールに対しては横方向に接近または
後退するように、そして細長フレーム160に関
しては縦方向に移動する。
細長フレーム160の中間点に揺動できるよう
に取付けられた第2のナツト172は、回転可能
な第2のネジ軸180の一端を受け入れている。
第2のネジ軸の他端は粉砕機10のフレーム12
に揺動できるように取付けられたネジ付ボス18
2を通つて延びている。第2のネジ軸180の頂
端にはハンドル184が、ネジ付ボス182に対
して回転できるように取付けられている。ハンド
ル184を回わすと、第2のネジ軸180が第2
ナツト172およびネジ付ボス182の中で回転
して供給ロール22を、細長フレーム160の第
1軸162のまわりに上方に向つて、または下方
に向つて円弧状に動かす。この2つのネジ軸17
0と180を回わすことにより、砂糖きびロール
20またはアンビル・ロール24、もしくはその
両者に対する供給ロール22の関係位置を調整す
ることができる。この実施例では、供給ロール2
2を回転駆動するために、そのジヤーナル70の
周囲に配置されたスプロケツト194と第1軸1
62上のスプロケツト192との間にはチェーン
190が掛けられており、第1軸162上のフレ
ーム12の外側に配置された別のスプロケツト1
98と主原動機の歯車装置(図示せず)との間に
は第2のチェーン196(例えば)または他の駆
動手段が掛けられている。ここでは供給ロールに
ついてのみ説明したが、他のロールも同様にして
駆動することができる。
以上、調整可能な新規のロール装置を用いた独
特の砂糖きび粉砕機について示したが、このロー
ル装置は、ロール1回転につき絞り出されるスク
ロース量を増加できると同時に、従来装置では標
準装備であつた高価な構成部品を無くすることが
できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は明瞭にするため一部を削除した砂糖き
び粉砕機の側面図、第2図は第1図の−線断
面図、第3図は粉砕機の側方ロールに対する代り
の支持調整機構の部分側面図である。 10……砂糖きび粉砕機、12……フレーム、
14……上部フレーム、16……下部フレーム、
17,18……ラグ、20……砂糖きびロール、
22……供給ロール、24……アンビル・ロー
ル、26……バガス・ロール、30……バイアス
装置、32……油圧ピストン・シリンダ、34…
…トツプ・キヤツプ、36……微調整ネジ軸、3
8……凸面、43……軸受ハウジング、44……
調整ナツト、45……軸受、47……リング、4
8……スラスト軸受、70……ロールジヤーナ
ル、72……ロール側面液汁リング、82,84
……V形溝、86……スクレーパ・ナイフ、88
……ドレン溝、100……コンベヤ・ベルト、1
02……垂直供給ホツパー、104……平壁面、
106……往復動装置、110,112……レベ
ル検出器、10……コンベヤ・ベルト、124…
…手工具挿入孔、125……回転軸、127……
クラツチ、129……歯車、130……ばね負荷
偏心装置、132……ハンドル輪、134……ネ
ジ軸、160……細長フレーム、161……軸受
ハウジング、162……第1軸、164……溝、
168……ナツト、170……ネジ軸、172…
…ナツト、180……ネジ軸、182……ネジボ
ス、184……ハンドル輪、190,196……
チェーン、192,194,198……スプロケ
ツト。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 1対のほぼ平行に置かれたフレーム部材と、
    前記フレーム部材間に軸支された少なくとも4つ
    の砂糖きび圧砕用ロールとから成り、該ロール
    は、前記フレーム部材の対応する頂部の間に配置
    された最上方の砂糖きびロールと、前記砂糖きび
    ロールのほぼ下方に配置されその間にニツプを形
    成している最下方のアンビル・ロールと、前記砂
    糖きびロールとアンビル・ロールとの間のニツプ
    の側方に平行に配置された供給ロールと、前記砂
    糖きびロールとアンビル・ロールとの間のニツプ
    の他の側方に平行に配置されたバガス・ロールと
    を含み、上方に配置された前記3個のロールは相
    互間の距離および前記最下方のアンビル・ロール
    に対する距離に関して調整可能であり、前記砂糖
    きびロールとアンビル・ロールの側方に配置され
    ている前記ロールの少なくとも1つが、他のロー
    ルに対して調整できるようにフレーム部材間に支
    持されており、前記1のロールは調整可能なフレ
    ームの一端に軸支され、前記調整可能なフレーム
    はその他端で粉砕機のフレーム部材間にピボツト
    軸で取り付けられており、さらに前記調整可能な
    フレームは少くとも2つの調整機構を具備し、そ
    の第1調整機構は前記調整可能なフレームに沿つ
    て長手方向に前記1のロールの横移動を調整する
    ことができ、その第2調整機構は前記調整可能な
    フレームと粉砕機のフレーム部材間に配置され前
    記1のロールが円弧運動を行えるようにしている
    ことを特徴とする砂糖きび粉砕機。 2 フレーム部材の間に軸支された前記ロールの
    少くとも1つが、他のロールのどれか1つに向つ
    てまたは離れて横方向に移動できるように、偏心
    調整式の軸受ハウジングの中に装着されている特
    許請求の範囲第1項記載の砂糖きび粉砕機。 3 前記ロールの少なくとも1つが、その両端で
    軸受ハウジング内の軸受に軸支されており、前記
    1のロールは各軸受ハウジングに連結されている
    調整手段を用いて横移動をさせることができ、前
    記調整手段は回転できるナツトとネジ軸とで構成
    されていて、前記ナツトを回わすとネジ軸がフレ
    ームと軸受ハウジングとの間で前記軸受ハウジン
    グを動かすように作用する特許請求の範囲第1項
    記載の砂糖きび粉砕機。 4 前記ロール両端の調整手段が、両者の間に回
    転できるように組合わされた軸を有し、前記調整
    手段の1つを回転させると、両調整手段が対応す
    る同期運動ができるようになつている特許請求の
    範囲第2項記載の砂糖きび粉砕機。 5 前記ロールのうちの2個のロールで形成する
    ニツプへ砂糖きびを落下させるように前記フレー
    ム部材を全体として垂直に配置された供給ホツパ
    ーを備え、前記ロール間にニツブへ砂糖きびを垂
    直に落下させることにより、ロール間への砂糖き
    びの受け入れが促進されると共に円筒形ロール1
    回転につき高い砂糖きび圧砕効率が得られること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の砂糖き
    び粉砕機。 6 前記の全体として垂直を向いている供給ホツ
    パーが、頂部を蝶番で前記ホツパーに取り付けら
    れた少くとも1個の壁面を有するシユートから成
    り、前記蝶番取付けの壁の下端には加圧シリンダ
    ーが装着されていて、前記加圧シリンダーの作動
    により蝶番取付けの壁面が振動して砂糖きびの渋
    滞によるホツパーの詰りを防止するようになつて
    いる特許請求の範囲第5項記載の砂糖きび粉砕
    機。 7 前記砂糖きび粉砕機が、細断された砂糖きび
    をホツパーの頂部へ供給するためのコンベヤ装置
    を少くとも1つ有しており、前記ホツパーには内
    部の砂糖きびのレベルが低レベルであることを感
    知する検出器が設置されていて、前記検出器が機
    構を作動させてホツパーへ供給中のコンベヤベル
    トの速度を増すようになつている特許請求の範囲
    第5項記載の砂糖きび粉砕機。 8 前記砂糖きび粉砕機が、細断された砂糖きび
    をホツパーの頂部へ供給するためのコンベヤ装置
    を少くとも1つ有しており、前記ホツパーには内
    部の砂糖きびのレベルが高レベルであること感知
    する検出器が設置されていて、前記検出器が機構
    を作動させて、ホツパーへの供給中のコンベヤベ
    ルトの速度を減らすようになつている特許請求の
    範囲第5項記載の砂糖きび粉砕機。 9 前記フレーム部材のそれぞれが、前記フレー
    ム部材と下部フレーム部材とからなつている特許
    請求の範囲第5項記載の砂糖きび粉砕機。 10 前記供給ロールとバガス・ロールのそれぞ
    れが、その両端に、上部フレーム部材と下部フレ
    ーム部材の間にある受け入れ溝の中に配置されて
    いる軸受ハウジングを有している特許請求の範囲
    第9項記載の砂糖きび粉砕機。
JP12901678A 1977-10-19 1978-10-19 Sugar cane crusher Granted JPS5471464A (en)

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BR (1) BR7806895A (ja)
CA (1) CA1100019A (ja)
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IT7828890A0 (it) 1978-10-19
GB2007996A (en) 1979-05-31
FR2410044B3 (ja) 1981-08-14
FR2422721A1 (fr) 1979-11-09
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CA1100019A (en) 1981-04-28
AR216185A1 (es) 1979-11-30
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BR7806895A (pt) 1979-05-08
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