JPS61239613A - 油浸コンデンサ - Google Patents
油浸コンデンサInfo
- Publication number
- JPS61239613A JPS61239613A JP8055285A JP8055285A JPS61239613A JP S61239613 A JPS61239613 A JP S61239613A JP 8055285 A JP8055285 A JP 8055285A JP 8055285 A JP8055285 A JP 8055285A JP S61239613 A JPS61239613 A JP S61239613A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- capacitor
- paper
- linseed oil
- immersed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
- Organic Insulating Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は金属化層を電極とし紙とポリプロピレンフィル
ムケ誘電体とした高電圧用途、電力用途。
ムケ誘電体とした高電圧用途、電力用途。
電気機器用途、電子通信用途等、各種用途の油浸コンデ
ンサに関するものである。
ンサに関するものである。
従来の技術
2ヶ−ノ
従来より金属箔を電極として用いたり金属化層を電極と
して用いた各種構成の油浸コンデンサが考えられてきて
いる。
して用いた各種構成の油浸コンデンサが考えられてきて
いる。
発明が解決しようとする問題点
しかし、より小型軽量な油浸コンデンサを得るため高電
位傾度設計とするには対向する電極層間や電極端部で発
生する部分放電による放電劣化や放電による熱破壊が常
に大きな問題となυ高耐圧高信頼性ある小型軽量な油浸
コンデンサの具現化は極めて重要であるにもかかわらず
困難なことであった。
位傾度設計とするには対向する電極層間や電極端部で発
生する部分放電による放電劣化や放電による熱破壊が常
に大きな問題となυ高耐圧高信頼性ある小型軽量な油浸
コンデンサの具現化は極めて重要であるにもかかわらず
困難なことであった。
本発明は油浸コンデンサにおいて設計電位傾度を高める
上で常に問題となる部分放電開始電圧を向上するととも
に、安定したコンデンサ特性を得て高耐圧、高品質なコ
ンデンサを提供するものである。
上で常に問題となる部分放電開始電圧を向上するととも
に、安定したコンデンサ特性を得て高耐圧、高品質なコ
ンデンサを提供するものである。
問題点を解決するための手段
本発明は片面金属化紙とポリプロピレンフィルム全型ね
、金属化層を電極とし、金属化紙の紙部とポリプロピレ
ンフィルム部の2層を誘電体として巻回し、巻回端面に
電極導出用金属溶射層を設け、リード線接続をしたコン
デンサ素子に亜麻仁油あるいは亜麻仁油を含む含浸油全
含浸した油浸コンデンサである。
、金属化層を電極とし、金属化紙の紙部とポリプロピレ
ンフィルム部の2層を誘電体として巻回し、巻回端面に
電極導出用金属溶射層を設け、リード線接続をしたコン
デンサ素子に亜麻仁油あるいは亜麻仁油を含む含浸油全
含浸した油浸コンデンサである。
作用
上記構成によりコンデンサの部分放電開始電圧が著しく
向上する。
向上する。
なお、亜麻仁油と混合される含浸剤としては芳香族炭化
水素系絶縁油や脂肪族炭化水素系絶縁油等があり、例え
ばアルキルベンゼン、シフ 1Jルアルカン、アルキル
ナフタレン、フタル酸エステル。
水素系絶縁油や脂肪族炭化水素系絶縁油等があり、例え
ばアルキルベンゼン、シフ 1Jルアルカン、アルキル
ナフタレン、フタル酸エステル。
フタル酸エーテル、ポリブデン、鉱物油、植物油がある
。さらに酸化防止剤や電圧安定剤等の添加剤を含む場合
も本発明効果は良好で、特にエポキシ系安定剤盆含む場
合は長期信頼性を向上する効果がある。
。さらに酸化防止剤や電圧安定剤等の添加剤を含む場合
も本発明効果は良好で、特にエポキシ系安定剤盆含む場
合は長期信頼性を向上する効果がある。
i ヶ、。
! 以下、本発明の実施例について添付図
面を参照して説明する。
面を参照して説明する。
第1図において、1は片面金属化紙、2はその金属化層
である。3はポリプロピレンフィルム、4は捲回端面に
設けられた電極導出用金属溶射層である。5は含浸した
亜麻仁油あるいは亜麻仁油を含む含浸油である。なお、
金属化紙1の金属化層2は真空蒸着にて形成される蒸着
金属層であり、蒸着金属はアルばニウムや亜鉛である。
である。3はポリプロピレンフィルム、4は捲回端面に
設けられた電極導出用金属溶射層である。5は含浸した
亜麻仁油あるいは亜麻仁油を含む含浸油である。なお、
金属化紙1の金属化層2は真空蒸着にて形成される蒸着
金属層であり、蒸着金属はアルばニウムや亜鉛である。
次に、上記第1図に示す構成のコンデンサの具体例につ
いて説明する。
いて説明する。
片面亜鉛蒸着紙1を用い1第1図に示す構成のコンデン
サ素子ムを多数個作成した。ポリプロピレンフィルム3
は18μm厚である。このコンデンサ素子人に含浸油と
してフタル酸エステル、ジアリルアルカン、亜麻仁油、
亜麻仁油とジアリルアルカンの混合油、亜麻仁油とアル
キルベンゼンの混合油ケそれぞれ含浸して油浸コンデン
サを試作した。これらの油浸コンデンサの20°Cでの
部分放電開始電圧を測定した結果を第1表に示す。
サ素子ムを多数個作成した。ポリプロピレンフィルム3
は18μm厚である。このコンデンサ素子人に含浸油と
してフタル酸エステル、ジアリルアルカン、亜麻仁油、
亜麻仁油とジアリルアルカンの混合油、亜麻仁油とアル
キルベンゼンの混合油ケそれぞれ含浸して油浸コンデン
サを試作した。これらの油浸コンデンサの20°Cでの
部分放電開始電圧を測定した結果を第1表に示す。
(以下余白)
6ヘー。
6ベーノ
第1表の結果より、本発明の亜麻仁油あるいは亜麻仁油
全含む含浸油を含浸した油浸コンデンサは極めて高い部
分放電開始電圧を得ることが明らかである。
全含む含浸油を含浸した油浸コンデンサは極めて高い部
分放電開始電圧を得ることが明らかである。
次に、比較例として、第2図に示す両面金属化紙全対向
する電極とする構成のコンデンサ素子Bを、両面亜鉛蒸
着紙6を用い、18μm厚さのポリプロピレンフィルム
7を使用して多数個試作し、このコンデンサ素子Bに亜
麻仁油、亜麻仁油とジアリルアルカンの混合油をそれぞ
れ含浸し、比較用の油浸コンデンサを作成した。20°
Cでのこのコンデンサの初期tanδ値の電圧特性全測
定した結果を第2表に示す。
する電極とする構成のコンデンサ素子Bを、両面亜鉛蒸
着紙6を用い、18μm厚さのポリプロピレンフィルム
7を使用して多数個試作し、このコンデンサ素子Bに亜
麻仁油、亜麻仁油とジアリルアルカンの混合油をそれぞ
れ含浸し、比較用の油浸コンデンサを作成した。20°
Cでのこのコンデンサの初期tanδ値の電圧特性全測
定した結果を第2表に示す。
(以下余白)
7・\−7
第2表の結果より1本発明の片面金属化紙を用いた構成
のコンデンサは初期tanδ特性が良好で、高電圧はど
顕著であり高電圧課電時の発熱が少く熱的劣化や破壊の
少くなることが明らかである。
のコンデンサは初期tanδ特性が良好で、高電圧はど
顕著であり高電圧課電時の発熱が少く熱的劣化や破壊の
少くなることが明らかである。
以上、実施例においては亜麻仁油と混合する例として、
ジアリルアルカン、アルキルベンゼンについて記したが
フタル酸エステル等、他の油を混合しても同様の効果を
得た。また亜麻仁油と他の油の混合油の場合の混合割合
は本実施例では亜麻仁油60%金記したが亜麻仁油10
%以上であれば効果は大きく、特に実施例の混合割合に
制限されるものではない。
ジアリルアルカン、アルキルベンゼンについて記したが
フタル酸エステル等、他の油を混合しても同様の効果を
得た。また亜麻仁油と他の油の混合油の場合の混合割合
は本実施例では亜麻仁油60%金記したが亜麻仁油10
%以上であれば効果は大きく、特に実施例の混合割合に
制限されるものではない。
発明の効果
以上のように、本発明の油浸コンデンサによれば、以下
の効果がある。
の効果がある。
(1)コンデンサの部分放電開始電圧が著しく向上する
。
。
(2) コンデンサの特性上極めて重要なtanδ値
が良好である。
が良好である。
(3)電圧破壊テストで極めて高い破壊電圧値を得9ベ
ー。
ー。
る。
等の効果を有し高電位傾度の油浸コンデンサ設計を可能
としかってない高耐圧、高品質な油浸コンデンサを提供
する。
としかってない高耐圧、高品質な油浸コンデンサを提供
する。
第1図は本発明の一実施例を示す油浸コンデンサの要部
断面図、第2図は比較例としての油浸コンデンサの要部
断面図である。 1・・・・・片面金属化紙、2・・・・・・金属化紙、
3・・・・・・ポリプロピレンフィルム、4・・・・・
・電極導出用金属溶射層、5・・・・・・含浸油。
断面図、第2図は比較例としての油浸コンデンサの要部
断面図である。 1・・・・・片面金属化紙、2・・・・・・金属化紙、
3・・・・・・ポリプロピレンフィルム、4・・・・・
・電極導出用金属溶射層、5・・・・・・含浸油。
Claims (1)
- 片面金属化紙の金属化層を電極とし、対向する電極間
の誘電体層が各々金属化紙の紙部とポリプロピレンフィ
ルム部の2層よりなるよう前記片面金属化紙と前記ポリ
プロピレンフィルムを重ねて巻回し、巻回端面に電極導
出用金属溶射層を設け、前記電極導出用金属溶射層にリ
ード線接続をしたコンデンサ素子を形成し、前記コンデ
ンサ素子に亜麻仁油あるいは亜麻仁油を含む含浸油を含
浸した油浸コンデンサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8055285A JPS61239613A (ja) | 1985-04-16 | 1985-04-16 | 油浸コンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8055285A JPS61239613A (ja) | 1985-04-16 | 1985-04-16 | 油浸コンデンサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61239613A true JPS61239613A (ja) | 1986-10-24 |
Family
ID=13721505
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8055285A Pending JPS61239613A (ja) | 1985-04-16 | 1985-04-16 | 油浸コンデンサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61239613A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5210039A (en) * | 1975-07-14 | 1977-01-26 | Seikosha Co Ltd | Supplemental controller of data processer |
JPS6019272A (ja) * | 1983-07-12 | 1985-01-31 | Seiko Epson Corp | マイクロプロセツサのデ−タ入力回路 |
-
1985
- 1985-04-16 JP JP8055285A patent/JPS61239613A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5210039A (en) * | 1975-07-14 | 1977-01-26 | Seikosha Co Ltd | Supplemental controller of data processer |
JPS6019272A (ja) * | 1983-07-12 | 1985-01-31 | Seiko Epson Corp | マイクロプロセツサのデ−タ入力回路 |
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