JPS61236441A - 無段変速機用プ−リ装置における可動シ−ブの加工方法、並びにそれに用いる取付装置 - Google Patents
無段変速機用プ−リ装置における可動シ−ブの加工方法、並びにそれに用いる取付装置Info
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- JPS61236441A JPS61236441A JP7811785A JP7811785A JPS61236441A JP S61236441 A JPS61236441 A JP S61236441A JP 7811785 A JP7811785 A JP 7811785A JP 7811785 A JP7811785 A JP 7811785A JP S61236441 A JPS61236441 A JP S61236441A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、無段変速機、特に一般にパン・ドーネ型と呼
ばれている金jilJiJ無端バンドに多数のVプロツ
クを連続して配列したベルトを用いる無段変速機におけ
るプーリ装置に係り、詳しくは該プーリ装置の可動シー
ブを加工する方法、並びに該加工における可動シーブの
基準面を加工する際に可動シーブを保持する取付装置に
flQする。 τ従来の技術】 近時、パン・ドーネ型の無段変速機を用いた自動車用の
トランスミッションが案出されている。 該トランスミッション1は、第3図に示すように、クラ
ッチ2、正逆転切換え機構3、無段変速機5、減速m車
機構6及び差動m*機構7よりなる。クラッチ2はパウ
ダー1iiaクラツチからなり、エンジンクランク軸1
0の回転をスリーブ軸11を介して正逆転切換え機構3
の歯車12に伝達又は遮断し得る。また、正逆転切換え
機構3はシック1′3及び逆転歯車列15を有しており
、該シフタ13の切換えにより、歯車12の回転を直接
又は逆転歯車列15を介して無段変速機5のプライマリ
プーリ装置16に伝達し得る。そして、無段変速機5は
プライマリプーリ装9f1G、セカンダリプーリ装置!
17及びパン・ドーネ型ベルト19からなり、各プーリ
装置f16.17はそれぞれ固定シーブ16a 、 1
7a及び該固定シーブ上にボールスプライン20.20
を介して摺動自在に嵌挿されている可動シーブ16b
、 17bからなる。 更に、プライマリプーリ装置16の可動シーブ16bに
は大径のピストン部材21が固定されており、該ピスト
ン部材21は固定シーブ16aに固定されたシリンダ部
材22と共働して比較的大きな受圧面積からなる油圧ア
クチェータ23を構成している。また、セカンダリプー
リ装wt17の可動シーブ17bには小径のシリンダ部
材25が固定されており、該シリンダ部材25は固定シ
ーブ17aに固定されたピストン部材26と共働して比
較的小さな受圧面積からなる油圧アクチェータ27を構
成している。なお、29は可動シーブ17bとピストン
部材2Gとの間に縮設されたスプリングで、プーリ装置
17に初期押圧力を付与する。一方、エンジンクランク
軸10から各スリーブ軸を貫通した軸30を介して直接
ポンプ31が連結されており、該ポンプ31からの吐出
油は制御パルプ(図示せず)及び油路32を介してプラ
イマリプーリ装[16の油圧アクチェータ23に連通し
ていると共に、油路33.35を介してセカンダプーリ
装置17の油圧アクチェータ27に連通している。なお
、プライマリプーリ装置16側の油圧アクチェータ23
は制御パルプからの油圧が漏れないように構成されてい
るが、セカンダリプーリ装置11側の油圧アクチェータ
27は遠心力等による過度の油圧上昇を逃がすため、孔
等のリーク手段38が形成されており、所定量の油がリ
ークするように構成されている。また、セカンダリプー
リ装置17の固定シーブ17aと一体に構成されている
軸部36には減速歯車機構6の歯車37が固定されてお
り、該歯車37は減速歯車列39を介して差動歯車機構
7に連結しており、更に該差動1iIirs機構1から
左右車軸40゜40が延出している。 以上の構成に基づき、エンジンクランク軸10の回転は
クラッチ2の接続により歯1112に伝達され、更にシ
フタ13の切換えにより、11112から直接正回転が
無段変速機5に伝達されるか又は逆転歯車列15を介し
て逆回転が無段変速機5に伝達される。 そして、該無段変速機5にて、プライマリプーリ装置1
116及びセカンダリプーリ装置17の各可動シーブ1
6b 、 17bの可動位置により適宜設定された両プ
ーリ装9116.17の有効径に基づき、ベルト19を
介して無段変速され、更に減速歯車機構6及び差動歯車
機構γを介して、所定速度の回転が車軸40゜40に伝
達される。この際、エンジンクランク軸10により軸3
0を介してポンプ31が駆動されており、該ポンプ31
からの吐出油はIItwパルプを介してプライマリプー
リ装W11Gの油圧アクチェータ23に供給・遮断又は
排出されると共に、セカンダリプーリ装置11の油圧ア
クチェータ27に油路33.35を介して常時供給され
ている。そして、制御パルプの制御によりプライマリ側
油圧アクチェータ23に圧油を導入すると、可動シーブ
16bが固定シーブ16a側に移動して該プーリ装置1
6の有効径を大きくし、一方、セカンダリ側油圧アクチ
ェータ27には常時圧油が導入されているが、その受圧
面積がプライマリ側油圧アクチェータ23に比して小さ
く設定されているため、プライマリプーリ装置16の大
径側への移動に伴い、ベルト19を介して、アクチエー
タ27に作用している油圧に抗して可動シーブ17bが
固定シーブ17aと離れる方向に移動し、該セカンダリ
プーリ装置17の有効径が小さくなり、これにより無段
変速機5は増速方向に変速される。 また反対に、IIJIIIバルブの制御によりプライマ
リ側油圧アクチェータ23内の油を排出すると、セカン
ダリ側油圧アクチェータ21に常時作用している油圧(
及びスプリング29)に基づき、プライマリプーリ装W
116の有効径が小さくなると共に、セカンダリプーリ
装置11の有効径が大きくなり、これにより無段変速機
5は減速方向に変速される。 ところで、プーリ装置116.17は、固定シーブ16
a 、 17aの軸部にボールスプライン20を介して
可動シーブ16b 、 17bが摺動自在に支持されて
いるが、可動シーブは、軸部上を滑らかに摺動しかつベ
ルト19と接触するテーパ面がその傾斜角を変化するこ
となく滑らかに回転するこ・とが求められている。この
ため、可動シーブ16b 、 17bのボールスプライ
ン溝に対するテーパ面の振れ精度が所定高精度になるよ
うに加工する必要があり、従来、加工基準を保証すべく
、可動シーブ外側外径面を中央孔部を基準として高精度
に加工し、その後該加工基準面を基にして、テーパ面を
精密加工(研削加工等)し、更にボールスプライン溝を
精密加工(研削加工等)していた。 なおワークの内穴をテーパロッドとボールを用いる支持
するようにしたワーク保持装置として、実開昭56−1
26337号公報がある。
ばれている金jilJiJ無端バンドに多数のVプロツ
クを連続して配列したベルトを用いる無段変速機におけ
るプーリ装置に係り、詳しくは該プーリ装置の可動シー
ブを加工する方法、並びに該加工における可動シーブの
基準面を加工する際に可動シーブを保持する取付装置に
flQする。 τ従来の技術】 近時、パン・ドーネ型の無段変速機を用いた自動車用の
トランスミッションが案出されている。 該トランスミッション1は、第3図に示すように、クラ
ッチ2、正逆転切換え機構3、無段変速機5、減速m車
機構6及び差動m*機構7よりなる。クラッチ2はパウ
ダー1iiaクラツチからなり、エンジンクランク軸1
0の回転をスリーブ軸11を介して正逆転切換え機構3
の歯車12に伝達又は遮断し得る。また、正逆転切換え
機構3はシック1′3及び逆転歯車列15を有しており
、該シフタ13の切換えにより、歯車12の回転を直接
又は逆転歯車列15を介して無段変速機5のプライマリ
プーリ装置16に伝達し得る。そして、無段変速機5は
プライマリプーリ装9f1G、セカンダリプーリ装置!
17及びパン・ドーネ型ベルト19からなり、各プーリ
装置f16.17はそれぞれ固定シーブ16a 、 1
7a及び該固定シーブ上にボールスプライン20.20
を介して摺動自在に嵌挿されている可動シーブ16b
、 17bからなる。 更に、プライマリプーリ装置16の可動シーブ16bに
は大径のピストン部材21が固定されており、該ピスト
ン部材21は固定シーブ16aに固定されたシリンダ部
材22と共働して比較的大きな受圧面積からなる油圧ア
クチェータ23を構成している。また、セカンダリプー
リ装wt17の可動シーブ17bには小径のシリンダ部
材25が固定されており、該シリンダ部材25は固定シ
ーブ17aに固定されたピストン部材26と共働して比
較的小さな受圧面積からなる油圧アクチェータ27を構
成している。なお、29は可動シーブ17bとピストン
部材2Gとの間に縮設されたスプリングで、プーリ装置
17に初期押圧力を付与する。一方、エンジンクランク
軸10から各スリーブ軸を貫通した軸30を介して直接
ポンプ31が連結されており、該ポンプ31からの吐出
油は制御パルプ(図示せず)及び油路32を介してプラ
イマリプーリ装[16の油圧アクチェータ23に連通し
ていると共に、油路33.35を介してセカンダプーリ
装置17の油圧アクチェータ27に連通している。なお
、プライマリプーリ装置16側の油圧アクチェータ23
は制御パルプからの油圧が漏れないように構成されてい
るが、セカンダリプーリ装置11側の油圧アクチェータ
27は遠心力等による過度の油圧上昇を逃がすため、孔
等のリーク手段38が形成されており、所定量の油がリ
ークするように構成されている。また、セカンダリプー
リ装置17の固定シーブ17aと一体に構成されている
軸部36には減速歯車機構6の歯車37が固定されてお
り、該歯車37は減速歯車列39を介して差動歯車機構
7に連結しており、更に該差動1iIirs機構1から
左右車軸40゜40が延出している。 以上の構成に基づき、エンジンクランク軸10の回転は
クラッチ2の接続により歯1112に伝達され、更にシ
フタ13の切換えにより、11112から直接正回転が
無段変速機5に伝達されるか又は逆転歯車列15を介し
て逆回転が無段変速機5に伝達される。 そして、該無段変速機5にて、プライマリプーリ装置1
116及びセカンダリプーリ装置17の各可動シーブ1
6b 、 17bの可動位置により適宜設定された両プ
ーリ装9116.17の有効径に基づき、ベルト19を
介して無段変速され、更に減速歯車機構6及び差動歯車
機構γを介して、所定速度の回転が車軸40゜40に伝
達される。この際、エンジンクランク軸10により軸3
0を介してポンプ31が駆動されており、該ポンプ31
からの吐出油はIItwパルプを介してプライマリプー
リ装W11Gの油圧アクチェータ23に供給・遮断又は
排出されると共に、セカンダリプーリ装置11の油圧ア
クチェータ27に油路33.35を介して常時供給され
ている。そして、制御パルプの制御によりプライマリ側
油圧アクチェータ23に圧油を導入すると、可動シーブ
16bが固定シーブ16a側に移動して該プーリ装置1
6の有効径を大きくし、一方、セカンダリ側油圧アクチ
ェータ27には常時圧油が導入されているが、その受圧
面積がプライマリ側油圧アクチェータ23に比して小さ
く設定されているため、プライマリプーリ装置16の大
径側への移動に伴い、ベルト19を介して、アクチエー
タ27に作用している油圧に抗して可動シーブ17bが
固定シーブ17aと離れる方向に移動し、該セカンダリ
プーリ装置17の有効径が小さくなり、これにより無段
変速機5は増速方向に変速される。 また反対に、IIJIIIバルブの制御によりプライマ
リ側油圧アクチェータ23内の油を排出すると、セカン
ダリ側油圧アクチェータ21に常時作用している油圧(
及びスプリング29)に基づき、プライマリプーリ装W
116の有効径が小さくなると共に、セカンダリプーリ
装置11の有効径が大きくなり、これにより無段変速機
5は減速方向に変速される。 ところで、プーリ装置116.17は、固定シーブ16
a 、 17aの軸部にボールスプライン20を介して
可動シーブ16b 、 17bが摺動自在に支持されて
いるが、可動シーブは、軸部上を滑らかに摺動しかつベ
ルト19と接触するテーパ面がその傾斜角を変化するこ
となく滑らかに回転するこ・とが求められている。この
ため、可動シーブ16b 、 17bのボールスプライ
ン溝に対するテーパ面の振れ精度が所定高精度になるよ
うに加工する必要があり、従来、加工基準を保証すべく
、可動シーブ外側外径面を中央孔部を基準として高精度
に加工し、その後該加工基準面を基にして、テーパ面を
精密加工(研削加工等)し、更にボールスプライン溝を
精密加工(研削加工等)していた。 なおワークの内穴をテーパロッドとボールを用いる支持
するようにしたワーク保持装置として、実開昭56−1
26337号公報がある。
従って、従来の加工法は、可動シーブの中央孔を基準に
して加工基準面を加工しているので、テーパ面の精密加
工(研削加工)の外、ボールスプライン溝の精密加工(
研削加工)をも必要になり、該ボールスプライン溝の加
工は、ボラゾン小径砥石等の特殊砥石が必要となり、か
つそのために特殊精密加工設備が不可欠となり、加工が
極めて高価になっていると共に、量産の支障になってい
る。
して加工基準面を加工しているので、テーパ面の精密加
工(研削加工)の外、ボールスプライン溝の精密加工(
研削加工)をも必要になり、該ボールスプライン溝の加
工は、ボラゾン小径砥石等の特殊砥石が必要となり、か
つそのために特殊精密加工設備が不可欠となり、加工が
極めて高価になっていると共に、量産の支障になってい
る。
本発明は、上述問題点を解決して、可動シーブ16b
、 17b @−^精度にかつ低コストで加工し、更に
量産を可能にする可動シーブの加工方法、並びに該可動
シーブの基準面の加工に際して可動シーブを保持する取
付装置を提供することを目的とするものである。 そして、本発明に係る加工方法は、可動シーブの基準面
の加工に際して、第1図(ロ)に示すように、3列以上
のボールスプライン溝20aの所定間隔離れた少なくと
も2位置a、bにて各スプライン溝に当接する取付装W
I43により、該ボールスプライン溝20aを保証とし
て保持した状態で加工基準面42を加工することを特徴
とするものである。 また、本発明に係る可動シーブの取付装置は、上述可動
シーブ基準面の加工に際して、第2図に示すように、取
付具本体49に軸方向に移動自在に嵌挿されている第1
テーパロッド51、及びドローバ−53等により該第1
テーパロツド51に達筆して周方向に移動する第2テー
パロッド55を備えている。また、これら第1及び第2
のテーパロッド51゜55はそれぞれテーパ面上51b
、 55aを有し、更にこれらテーバ面上には、3列
以上の各ポールスプライ、ン溝20aに対応する位置に
て、本体49に放射方向に移動自在にそれぞれ第1及び
第2の駒56゜51が配設されている。そして、これら
駒56.57がテーパロッドのテーパ面51b 、 5
5aに整合するテーパ面56a 、 57a及びボール
スプライン溝20aに当接・係合し得る突起56b 、
57bを有することを特徴とするものである。
、 17b @−^精度にかつ低コストで加工し、更に
量産を可能にする可動シーブの加工方法、並びに該可動
シーブの基準面の加工に際して可動シーブを保持する取
付装置を提供することを目的とするものである。 そして、本発明に係る加工方法は、可動シーブの基準面
の加工に際して、第1図(ロ)に示すように、3列以上
のボールスプライン溝20aの所定間隔離れた少なくと
も2位置a、bにて各スプライン溝に当接する取付装W
I43により、該ボールスプライン溝20aを保証とし
て保持した状態で加工基準面42を加工することを特徴
とするものである。 また、本発明に係る可動シーブの取付装置は、上述可動
シーブ基準面の加工に際して、第2図に示すように、取
付具本体49に軸方向に移動自在に嵌挿されている第1
テーパロッド51、及びドローバ−53等により該第1
テーパロツド51に達筆して周方向に移動する第2テー
パロッド55を備えている。また、これら第1及び第2
のテーパロッド51゜55はそれぞれテーパ面上51b
、 55aを有し、更にこれらテーバ面上には、3列
以上の各ポールスプライ、ン溝20aに対応する位置に
て、本体49に放射方向に移動自在にそれぞれ第1及び
第2の駒56゜51が配設されている。そして、これら
駒56.57がテーパロッドのテーパ面51b 、 5
5aに整合するテーパ面56a 、 57a及びボール
スプライン溝20aに当接・係合し得る突起56b 、
57bを有することを特徴とするものである。
本発明に係る取付装置は以上のような構成からなるので
、第1テーパロッド51を移動することにより、両テー
バ面51b 、 56aのくさび作用に基づき第1の駒
56が所定環状位IFaにおける少なくとも3箇所にて
外径方向に移動し、ボールスプライン溝20aに当接・
保合する。同時に、第1テーパロッド51に達筆する第
2テーパロッド55の移動により、両テーパ面S5a
、 57aのくさび作用に基づぎ第2の駒57が、前記
位Maより所定間隔離れた環状位置すにおける少なくと
も3箇所にて外径方向に移動し、ボールスプライン溝2
0aに当接・係合する。これにより、可動シーブ16b
はポールスブライン溝20aを保証として取付装置によ
り取付け・保持される。
、第1テーパロッド51を移動することにより、両テー
バ面51b 、 56aのくさび作用に基づき第1の駒
56が所定環状位IFaにおける少なくとも3箇所にて
外径方向に移動し、ボールスプライン溝20aに当接・
保合する。同時に、第1テーパロッド51に達筆する第
2テーパロッド55の移動により、両テーパ面S5a
、 57aのくさび作用に基づぎ第2の駒57が、前記
位Maより所定間隔離れた環状位置すにおける少なくと
も3箇所にて外径方向に移動し、ボールスプライン溝2
0aに当接・係合する。これにより、可動シーブ16b
はポールスブライン溝20aを保証として取付装置によ
り取付け・保持される。
以下、図面に沿って、本発明による実施例について説明
する。 まず、本発明に係る可動シーブの加工方法について、第
1図に基き説明する。 可動シーブ例えばプライマリ側可動シーブ16bは、第
1図(へ)に示すように、その中央部に固定シーブ軸部
に嵌挿するだめの孔41を形成するブランク加工が施さ
れる。ついで、第1図(b)に示すように、3列のボー
ルスプライン溝20aを形成するためにブローチ加工が
施され、更にその後、熱処理(浸炭処理)が施される。 熱処理による変形量は、ボールスプライン20のボール
径および固定シーブ16a 、 17aのスプライン溝
の許容差により吸収されるので、熱変形を修正する加工
は行なわない。 そして、この状態で、第1図りに示すように、可動シー
ブ16bの外側外径部42が高精度に加工されて基準面
が保証されるが、この際、ボールスプライン溝20aの
所定間wAlllすれた2位@a 、 bにてそれぞれ
3列のスプライン溝に当接する取付装置43により、該
ボールスプライン溝20aを基準保証にして取付けられ
、この状態で基準面42が精密加工される。その後、第
1図@に示すように、該基準面42を基準にしてホルダ
ー45により保持し、この状態でベルト接触面であるテ
ーパ面46が精密に研削加工される。なお、ボールスプ
ライン溝20aは、該スプライン溝を加工証とする基準
面42に基づくテーパ面46の研削加工により、振れ精
度が高精度に保たれるので、原則として研削加工する必
要がないが、例え、基準面42をホルダー45にて保持
した状態で該ボールスプライン溝20aを加工する場合
でも、研削代は最小で足り、また研削加工に代えて、バ
ニッシング等の簡易仕上げ加工でも充分な振れ精度を保
証できる。 ついで、第1図(C)に示す加工基準面42の加工にお
ける可動シーブ1θbの取付装ff143について、第
2図に沿って説明する。 取付装@43は取付具本体49を有しでおり、該本体4
9にはその中央部に孔部49aが形成されていると共に
、その外周部に、ワークを自然状態でクランプするナチ
ュラルクランプからなるワーク受け50が設置されてい
る。更に、本体孔部49aには鍔部51aにより所定量
方向に移動自在にかつキー52により回転を阻止されて
第1テーパロッド51が組込まれており、該ロッド51
はその一端がスピンドル54に連結・固定されると共に
、その他端にテーパ面51bが形成されている。更に、
該ロッド51の中央部には段付の貫通孔部51cが形成
されており、該孔部51cにはドローバ−53が嵌挿し
ている。該ドローバ−53はその一端頭部53aとロッ
ド孔部51Gの段との間に皿バネ55が縮設されて図面
左方向に付勢されていると共に、他端が第1テーパロッ
ド51から突出してネジ部53bが形成されている。 また、該突出ネジ部53bには第2テーパロッド55が
固定されており、該ロッド55には前記第1テーパロッ
ドのテーパ面51′bと同様なテーパ面55aが形成さ
れている。そして、第1テーパロッドテーバ面51b及
び第2テーパロッドテーバ面55a上にはそれぞれ可動
シーブ16bの3列のボールスプライン溝20aに対応
するよう第1及び第2の胸56゜57が配設されており
、従ってこれら3個からなる2組の駒56.57はスプ
ライン溝20aの所定間隔離れた2位@a 、 b即ら
3×2箇所で該スプライン溝20aに当接・係合し得る
。また、第1及び第2の駒56.57はそれぞれ取付具
本体49のボス部49dに形成された孔49b 、 4
9cに放射方向移動自在に嵌挿しており、かつその内周
面はそれぞれロッドテーバ面51b 、 55aと嵌合
し得る傾斜からなるテーパ面56a 、 57aになっ
ていると共に、外周部にはそれぞれスプライン溝20a
と係合し得る突起56b 、 sybが形成されており
、更に円周方向に本体49に亘ってスプリングリング5
9.59が呑口されて、両テーバ面56a 、 51b
及び57a 、 55aが常に密接するように付勢され
ている。 本実施例は以上のような構成からなるので、まず可動シ
ーブ16bを、その3列のボールスプライン溝20aが
3分割の駒56.57に位相が合うようにして、取付具
本体ボス部49dに挿入し、かつシーブテーバ面46が
ワーク受け50に当接するまで押込む。そしてこの状態
で、加工機のチャック用スイッチ(図示せず)をオンす
ると、スピンドル54を介して第1テーパロッド51が
図面左方向(矢印方向)に引張られ、更にテーバ面51
b 、 Seaのくさび作用により第1の駒56がスプ
リングリング59に抗して外径方向(矢印方向)に移動
し、381の駒5Gの各突起56bが3列のボーにスプ
ライン溝20aにそれぞれ当接・係合する。また、第1
テーパロッド51の左方向移動により、皿バネ55を介
してドローバー53を周方向に移動して、該ドローバ−
53と一体に第2テーパロッド55も左方向(矢印方向
)に移動する。すると、同様にテーバ面55a 、 5
7aのくさび作用により第2の駒57もスプリングリン
グ59に抗して外径方向(矢印方向)に移動し、3個の
駒57の各突起57bが3列のボールスプライン溝20
aにそれぞれ当接・係合する−これにより、可動シーブ
16bは所定間隔離れた2位置a 、 bにて、それぞ
れ3列のスプライン溝208に当接・係合する2組の駒
56・57により、ボールスプライン溝を基準として保
持され、更にナチュラルクランプからなるワーク受け5
0にてシーブテーバ面4Gをバックアップされ、この状
態で、加工基準面となるシーブ外側外径部42が高精度
に機械加工される。 そして、該加工基準面42の加工が終了すると、チャッ
ク用スイッチがオフされてスピンドル54を介して第1
テーパロッド51が右方向に戻され、同時に第2テーパ
ロッド55も周方向に戻され、スプリングリング59に
より第1及び第2の駒が内径方向に移動し、取付装[4
3による可動シーブ16bの取付は保持が解除される。 【発明の効果] 本発明は以上のような構成からなるので、ボールスプラ
イン溝20aの所定間隔−れた少なくとも2位11a
、 bにて各スプライン溝に当接する取付装置43によ
り、ボールスプライン溝20aを保証として保持した状
態で加工基準面42を加工するので、ボールスプライン
溝と加工基準面42との関係が高精度に規定され、従っ
て該加工基準面42を基準として加工されるシーブテー
バ面46等の後加工も、ボールスプライン溝との関係で
高精度に維持され、可動シーブ16bの振れ精度を高精
度に納めることができると共に、ボールスプライン溝2
0aの加工は行わなくてもよく、また例え行ったとして
も、簡単な仕上げ加工で足り、ボールスプライン溝を保
証とした精度の高い加工基準面42に基づき後加工工程
が容易になることと相まって、可動シーブの加工コスト
を大幅に低く押さえることができる。 また、可動シーブ16bの取付装置1f43は第1及び
第2のテーパロッドsi、 ss、並びに第1及び第2
の駒56.57からなる極めて簡単な構成からなると共
に、第1テーパロッド51を移動するだけで、極めて容
易に可動シーブを取付【プ・保持できるものでありなが
ら、第1及び第2の駒56.57がボールスプライン溝
20aの所定間隔離れた位@a 、 bで各ボールスプ
ライン溝に当接・係合するので、確実かつ正確にボール
スプライン溝を基準保証として可動シーブを取付け・保
持することができ、可動シーブの量産加工が可能となる
。 更に、取付具本体49にナチュラルクランプからなるワ
ーク受け50にてシーブテーバ面46を受けると、基準
加工面42の加工時における抵抗によりシーブが変形す
ることを防止できると共に、熱処理工程又は前加工工程
により、テ叩バ面46がボールスプライン溝20aに対
して大幅にくるいを生じたものはキャンセルすることが
でき、不良品の早期発見により無駄な加工をなくすこと
ができ、かつ一層の精度向上を図ることができる。
する。 まず、本発明に係る可動シーブの加工方法について、第
1図に基き説明する。 可動シーブ例えばプライマリ側可動シーブ16bは、第
1図(へ)に示すように、その中央部に固定シーブ軸部
に嵌挿するだめの孔41を形成するブランク加工が施さ
れる。ついで、第1図(b)に示すように、3列のボー
ルスプライン溝20aを形成するためにブローチ加工が
施され、更にその後、熱処理(浸炭処理)が施される。 熱処理による変形量は、ボールスプライン20のボール
径および固定シーブ16a 、 17aのスプライン溝
の許容差により吸収されるので、熱変形を修正する加工
は行なわない。 そして、この状態で、第1図りに示すように、可動シー
ブ16bの外側外径部42が高精度に加工されて基準面
が保証されるが、この際、ボールスプライン溝20aの
所定間wAlllすれた2位@a 、 bにてそれぞれ
3列のスプライン溝に当接する取付装置43により、該
ボールスプライン溝20aを基準保証にして取付けられ
、この状態で基準面42が精密加工される。その後、第
1図@に示すように、該基準面42を基準にしてホルダ
ー45により保持し、この状態でベルト接触面であるテ
ーパ面46が精密に研削加工される。なお、ボールスプ
ライン溝20aは、該スプライン溝を加工証とする基準
面42に基づくテーパ面46の研削加工により、振れ精
度が高精度に保たれるので、原則として研削加工する必
要がないが、例え、基準面42をホルダー45にて保持
した状態で該ボールスプライン溝20aを加工する場合
でも、研削代は最小で足り、また研削加工に代えて、バ
ニッシング等の簡易仕上げ加工でも充分な振れ精度を保
証できる。 ついで、第1図(C)に示す加工基準面42の加工にお
ける可動シーブ1θbの取付装ff143について、第
2図に沿って説明する。 取付装@43は取付具本体49を有しでおり、該本体4
9にはその中央部に孔部49aが形成されていると共に
、その外周部に、ワークを自然状態でクランプするナチ
ュラルクランプからなるワーク受け50が設置されてい
る。更に、本体孔部49aには鍔部51aにより所定量
方向に移動自在にかつキー52により回転を阻止されて
第1テーパロッド51が組込まれており、該ロッド51
はその一端がスピンドル54に連結・固定されると共に
、その他端にテーパ面51bが形成されている。更に、
該ロッド51の中央部には段付の貫通孔部51cが形成
されており、該孔部51cにはドローバ−53が嵌挿し
ている。該ドローバ−53はその一端頭部53aとロッ
ド孔部51Gの段との間に皿バネ55が縮設されて図面
左方向に付勢されていると共に、他端が第1テーパロッ
ド51から突出してネジ部53bが形成されている。 また、該突出ネジ部53bには第2テーパロッド55が
固定されており、該ロッド55には前記第1テーパロッ
ドのテーパ面51′bと同様なテーパ面55aが形成さ
れている。そして、第1テーパロッドテーバ面51b及
び第2テーパロッドテーバ面55a上にはそれぞれ可動
シーブ16bの3列のボールスプライン溝20aに対応
するよう第1及び第2の胸56゜57が配設されており
、従ってこれら3個からなる2組の駒56.57はスプ
ライン溝20aの所定間隔離れた2位@a 、 b即ら
3×2箇所で該スプライン溝20aに当接・係合し得る
。また、第1及び第2の駒56.57はそれぞれ取付具
本体49のボス部49dに形成された孔49b 、 4
9cに放射方向移動自在に嵌挿しており、かつその内周
面はそれぞれロッドテーバ面51b 、 55aと嵌合
し得る傾斜からなるテーパ面56a 、 57aになっ
ていると共に、外周部にはそれぞれスプライン溝20a
と係合し得る突起56b 、 sybが形成されており
、更に円周方向に本体49に亘ってスプリングリング5
9.59が呑口されて、両テーバ面56a 、 51b
及び57a 、 55aが常に密接するように付勢され
ている。 本実施例は以上のような構成からなるので、まず可動シ
ーブ16bを、その3列のボールスプライン溝20aが
3分割の駒56.57に位相が合うようにして、取付具
本体ボス部49dに挿入し、かつシーブテーバ面46が
ワーク受け50に当接するまで押込む。そしてこの状態
で、加工機のチャック用スイッチ(図示せず)をオンす
ると、スピンドル54を介して第1テーパロッド51が
図面左方向(矢印方向)に引張られ、更にテーバ面51
b 、 Seaのくさび作用により第1の駒56がスプ
リングリング59に抗して外径方向(矢印方向)に移動
し、381の駒5Gの各突起56bが3列のボーにスプ
ライン溝20aにそれぞれ当接・係合する。また、第1
テーパロッド51の左方向移動により、皿バネ55を介
してドローバー53を周方向に移動して、該ドローバ−
53と一体に第2テーパロッド55も左方向(矢印方向
)に移動する。すると、同様にテーバ面55a 、 5
7aのくさび作用により第2の駒57もスプリングリン
グ59に抗して外径方向(矢印方向)に移動し、3個の
駒57の各突起57bが3列のボールスプライン溝20
aにそれぞれ当接・係合する−これにより、可動シーブ
16bは所定間隔離れた2位置a 、 bにて、それぞ
れ3列のスプライン溝208に当接・係合する2組の駒
56・57により、ボールスプライン溝を基準として保
持され、更にナチュラルクランプからなるワーク受け5
0にてシーブテーバ面4Gをバックアップされ、この状
態で、加工基準面となるシーブ外側外径部42が高精度
に機械加工される。 そして、該加工基準面42の加工が終了すると、チャッ
ク用スイッチがオフされてスピンドル54を介して第1
テーパロッド51が右方向に戻され、同時に第2テーパ
ロッド55も周方向に戻され、スプリングリング59に
より第1及び第2の駒が内径方向に移動し、取付装[4
3による可動シーブ16bの取付は保持が解除される。 【発明の効果] 本発明は以上のような構成からなるので、ボールスプラ
イン溝20aの所定間隔−れた少なくとも2位11a
、 bにて各スプライン溝に当接する取付装置43によ
り、ボールスプライン溝20aを保証として保持した状
態で加工基準面42を加工するので、ボールスプライン
溝と加工基準面42との関係が高精度に規定され、従っ
て該加工基準面42を基準として加工されるシーブテー
バ面46等の後加工も、ボールスプライン溝との関係で
高精度に維持され、可動シーブ16bの振れ精度を高精
度に納めることができると共に、ボールスプライン溝2
0aの加工は行わなくてもよく、また例え行ったとして
も、簡単な仕上げ加工で足り、ボールスプライン溝を保
証とした精度の高い加工基準面42に基づき後加工工程
が容易になることと相まって、可動シーブの加工コスト
を大幅に低く押さえることができる。 また、可動シーブ16bの取付装置1f43は第1及び
第2のテーパロッドsi、 ss、並びに第1及び第2
の駒56.57からなる極めて簡単な構成からなると共
に、第1テーパロッド51を移動するだけで、極めて容
易に可動シーブを取付【プ・保持できるものでありなが
ら、第1及び第2の駒56.57がボールスプライン溝
20aの所定間隔離れた位@a 、 bで各ボールスプ
ライン溝に当接・係合するので、確実かつ正確にボール
スプライン溝を基準保証として可動シーブを取付け・保
持することができ、可動シーブの量産加工が可能となる
。 更に、取付具本体49にナチュラルクランプからなるワ
ーク受け50にてシーブテーバ面46を受けると、基準
加工面42の加工時における抵抗によりシーブが変形す
ることを防止できると共に、熱処理工程又は前加工工程
により、テ叩バ面46がボールスプライン溝20aに対
して大幅にくるいを生じたものはキャンセルすることが
でき、不良品の早期発見により無駄な加工をなくすこと
ができ、かつ一層の精度向上を図ることができる。
第1図Q−(2)は本発明に係る可動シーブの加工方法
の各工程を示す正面断面図、第2図は可動シーブの取付
は装置を示す正断面図、第3図は本発明のMIeとなる
無段変速機を備えたトランスミッションを示す全体断面
図である。 1・・・トランスミッション、5・・・無段変速機、1
6・・・プライマリプーリ装置、16a・・・固定シー
ブ、16b・・・可動シーブ、11・・・セカンダリプ
ーリ、17a・・・固定シーブ、17b・・・可動シー
ブ、19・・・(パン・ドーネ型)ベルト、20・・・
ボールスプライン、20a・・・ボールスプライン溝、
41・・・孔、42・・・加工基準面、43・・・取付
giM、45・・・ホルダ、4G・・・シーブテーバ面
、a、b・・・2位置、49・・・取付具本体、50・
・・ワーク受け、51・・・第1テーパロッド、51b
・・・テーバ面、53・・・ドローパー、55・・・第
2テーパロッド、55a −°°テーバ面、56・・・
第1の駒、56a・・・テーバ面、56b・・・突起、
51・・・第2の駒、57a・・・テーバ面、57b・
°・突起。 特許出願人 富士重工業株式会社代理人 弁理士
小 槙 信 浮 量 弁理士 村 井 道 第1図
の各工程を示す正面断面図、第2図は可動シーブの取付
は装置を示す正断面図、第3図は本発明のMIeとなる
無段変速機を備えたトランスミッションを示す全体断面
図である。 1・・・トランスミッション、5・・・無段変速機、1
6・・・プライマリプーリ装置、16a・・・固定シー
ブ、16b・・・可動シーブ、11・・・セカンダリプ
ーリ、17a・・・固定シーブ、17b・・・可動シー
ブ、19・・・(パン・ドーネ型)ベルト、20・・・
ボールスプライン、20a・・・ボールスプライン溝、
41・・・孔、42・・・加工基準面、43・・・取付
giM、45・・・ホルダ、4G・・・シーブテーバ面
、a、b・・・2位置、49・・・取付具本体、50・
・・ワーク受け、51・・・第1テーパロッド、51b
・・・テーバ面、53・・・ドローパー、55・・・第
2テーパロッド、55a −°°テーバ面、56・・・
第1の駒、56a・・・テーバ面、56b・・・突起、
51・・・第2の駒、57a・・・テーバ面、57b・
°・突起。 特許出願人 富士重工業株式会社代理人 弁理士
小 槙 信 浮 量 弁理士 村 井 道 第1図
Claims (2)
- (1)固定シーブの軸部にボールスプラインを介して摺
動自在に支持されている可動シーブを有する無段変速機
用プーリ装置における可動シーブの加工方法であって、 可動シーブの中央部に孔を形成するブランク加工工程と
、該ブランク加工により形成された孔に3列以上のボー
ルスプライン溝を形成するブローチ加工工程と、そして
これらボールスプライン溝の所定間隔離れた少なくとも
2位置にて各スプライン溝に当接する取付装置により、
該ボールスプライン溝を保証として保持した状態で加工
基準面を加工する加工基準加工工程と、更に該加工基準
面を基準として保持した状態で、可動シーブのテーパ面
等を加工する後加工工程とからなる可動シーブの加工方
法。 - (2)固定シーブの軸部にボールスプラインを介して摺
動自在に支持されている可動シーブを有する無段変速機
用プーリ装置における可動シーブの基準面の加工に際し
て用いる取付装置であって、取付具本体に軸方向に移動
自在に嵌挿されている第1テーパロッド、及び該第1テ
ーパロッドに連牽して周方向に移動する第2テーパロッ
ドを備え、かつこれら第1及び第2のテーパロッドがそ
れぞれテーパ面を有し、更にこれらテーパ面上に、3列
以上の各ボールスプライン溝に対応するようにそれぞれ
第1及び第2の駒を放射方向に移動自在に配設し、かつ
これら駒が前記テーパロッドのテーパ面に整合するテー
パ面及びボールスプライン溝に当接・係合し得る突起を
有することを特徴とした可動シーブの取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7811785A JPH0649256B2 (ja) | 1985-04-11 | 1985-04-11 | 無段変速機用プ−リ装置における可動シ−ブの加工方法、並びにそれに用いる取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7811785A JPH0649256B2 (ja) | 1985-04-11 | 1985-04-11 | 無段変速機用プ−リ装置における可動シ−ブの加工方法、並びにそれに用いる取付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61236441A true JPS61236441A (ja) | 1986-10-21 |
JPH0649256B2 JPH0649256B2 (ja) | 1994-06-29 |
Family
ID=13652937
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7811785A Expired - Lifetime JPH0649256B2 (ja) | 1985-04-11 | 1985-04-11 | 無段変速機用プ−リ装置における可動シ−ブの加工方法、並びにそれに用いる取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0649256B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005080033A1 (ja) * | 2004-02-23 | 2005-09-01 | Jtekt Corporation | 車両用軸受装置の製造方法 |
CN106378745A (zh) * | 2016-09-06 | 2017-02-08 | 安徽江淮汽车股份有限公司 | 一种用于花键轴装配的止坠装置 |
CN112247609A (zh) * | 2020-11-03 | 2021-01-22 | 扬州工业职业技术学院 | 一种汽车零部件加工用固定夹具 |
WO2021112033A1 (ja) * | 2019-12-06 | 2021-06-10 | Ntn株式会社 | 等速自在継手部品の把持方法 |
-
1985
- 1985-04-11 JP JP7811785A patent/JPH0649256B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005080033A1 (ja) * | 2004-02-23 | 2005-09-01 | Jtekt Corporation | 車両用軸受装置の製造方法 |
US7963036B2 (en) | 2004-02-23 | 2011-06-21 | Jtekt Corporation | Method of manufacturing bearing device for vehicle |
CN106378745A (zh) * | 2016-09-06 | 2017-02-08 | 安徽江淮汽车股份有限公司 | 一种用于花键轴装配的止坠装置 |
WO2021112033A1 (ja) * | 2019-12-06 | 2021-06-10 | Ntn株式会社 | 等速自在継手部品の把持方法 |
CN114761164A (zh) * | 2019-12-06 | 2022-07-15 | Ntn株式会社 | 等速万向联轴器部件的把持方法 |
CN112247609A (zh) * | 2020-11-03 | 2021-01-22 | 扬州工业职业技术学院 | 一种汽车零部件加工用固定夹具 |
CN112247609B (zh) * | 2020-11-03 | 2022-03-01 | 扬州工业职业技术学院 | 一种汽车零部件加工用固定夹具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0649256B2 (ja) | 1994-06-29 |
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