JPS61230441A - センサケ−ブル方式 - Google Patents
センサケ−ブル方式Info
- Publication number
- JPS61230441A JPS61230441A JP60071595A JP7159585A JPS61230441A JP S61230441 A JPS61230441 A JP S61230441A JP 60071595 A JP60071595 A JP 60071595A JP 7159585 A JP7159585 A JP 7159585A JP S61230441 A JPS61230441 A JP S61230441A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sensor
- repeater
- cable
- repeaters
- data
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は分散配置されたセンサからのデータを伝送する
センサケーブル方式に関するものである。
センサケーブル方式に関するものである。
従来の技術
一般に、複数のセンサからのデータを一つの測定系で処
理する場合、センサと測定系との接続方法として、各セ
ンサをそれぞれ独立した伝凍路を用いて測定系に接続す
る並列的な方法と、1本の共通の伝送路に各センサを接
続する直列的な方法がある。
理する場合、センサと測定系との接続方法として、各セ
ンサをそれぞれ独立した伝凍路を用いて測定系に接続す
る並列的な方法と、1本の共通の伝送路に各センサを接
続する直列的な方法がある。
前者の並列的な方法ではセンサ1個に対して1本の伝送
路が必要とされるので、使用するセンサの個数が多い場
合には伝送路の本数も多くなり測定系に接続される伝送
路の束が太くなって接続が困難となる。従って、この方
法はセンサの個数が少ない場合には適しているが、そう
でない場合には不適格である。
路が必要とされるので、使用するセンサの個数が多い場
合には伝送路の本数も多くなり測定系に接続される伝送
路の束が太くなって接続が困難となる。従って、この方
法はセンサの個数が少ない場合には適しているが、そう
でない場合には不適格である。
一方、後者の直列的な方法ではセンサの個数にかかわら
ず伝送路は1本のみであるので、測定系への伝送路の接
続は容易となり、この方法は数多くのセンサを使用する
場合に適している。しかしながら、この場合複数のセン
サからデータを1本の伝送路で送るのでこの伝送路を複
数の通信に分割する、すなわち多重化する必要がある。
ず伝送路は1本のみであるので、測定系への伝送路の接
続は容易となり、この方法は数多くのセンサを使用する
場合に適している。しかしながら、この場合複数のセン
サからデータを1本の伝送路で送るのでこの伝送路を複
数の通信に分割する、すなわち多重化する必要がある。
例えば、多数の海底センサを用いて地震など海底の地殻
変動を検知する海底センサシステムを構成する場合には
、後者の方法、すなわちすべての海底センサを1本のケ
ーブルに直列に接続して各海底センサからの信号を多重
化し測定系に伝送する方法が採られている。
変動を検知する海底センサシステムを構成する場合には
、後者の方法、すなわちすべての海底センサを1本のケ
ーブルに直列に接続して各海底センサからの信号を多重
化し測定系に伝送する方法が採られている。
以下、海底センサシステムを一例にとって多重化による
従来のセンサケーブル方式の説明を行なう。
従来のセンサケーブル方式の説明を行なう。
一般に、地震波は数Km/秒の速度で地殻中を伝搬する
。したがって、沖合を震源地とする地震が発生した際、
海底の地殻変動を海底センサで検出し信号化された情報
ケーブルを通して20〜30万Km/秒の速度の電気信
号又は光信号で陸上の測定系に伝送すれば、海底センサ
が地殻変動の情報をキャッチした直後に、すなわち地震
波が陸上に到達する以前にその地震の情報を陸上で受信
することができる。その結果、陸上で地震の情報をキャ
ッチしてから地震波が到来するまでの時間に警報を発し
て避難を行なう等、地震対策に功を奏することができる
。
。したがって、沖合を震源地とする地震が発生した際、
海底の地殻変動を海底センサで検出し信号化された情報
ケーブルを通して20〜30万Km/秒の速度の電気信
号又は光信号で陸上の測定系に伝送すれば、海底センサ
が地殻変動の情報をキャッチした直後に、すなわち地震
波が陸上に到達する以前にその地震の情報を陸上で受信
することができる。その結果、陸上で地震の情報をキャ
ッチしてから地震波が到来するまでの時間に警報を発し
て避難を行なう等、地震対策に功を奏することができる
。
第3図は多重化による従来の海底センサシステムの構成
図である。海底センサ内蔵中継多重増幅器(以下、中継
器と略記する)3.〜3Nはそれぞれセンサ部と増幅部
からなり陸上の測定系5と沖合の末端アース6とを結ぶ
1本の銅ケーブル4に直列に接続されている。
図である。海底センサ内蔵中継多重増幅器(以下、中継
器と略記する)3.〜3Nはそれぞれセンサ部と増幅部
からなり陸上の測定系5と沖合の末端アース6とを結ぶ
1本の銅ケーブル4に直列に接続されている。
さて、地震等によって地殻1が変動すると、各中継器3
.〜3.Iのセンサ部が変動を検出してデータを発生す
る。すると、中継器3.〜3にの増幅部は、センサ部か
らの検出データを増幅し、例えば時分割多重方式では割
当てられたフレームにのせて検出データを銅ケーブル4
に送出する。すなわち、時分割多重が行なわれ、中継器
31〜3NからのN個の検出データで1フレームが構成
される多重化データが、銅ケーブル4を通して陸上の測
定系5へ伝送される。そして、測定系5は多重化された
データから各中継器31〜3に毎の情報を読み取ること
により、震源地、地震の強さなど地殻lの変動の模様を
把握することができる。
.〜3.Iのセンサ部が変動を検出してデータを発生す
る。すると、中継器3.〜3にの増幅部は、センサ部か
らの検出データを増幅し、例えば時分割多重方式では割
当てられたフレームにのせて検出データを銅ケーブル4
に送出する。すなわち、時分割多重が行なわれ、中継器
31〜3NからのN個の検出データで1フレームが構成
される多重化データが、銅ケーブル4を通して陸上の測
定系5へ伝送される。そして、測定系5は多重化された
データから各中継器31〜3に毎の情報を読み取ること
により、震源地、地震の強さなど地殻lの変動の模様を
把握することができる。
このようにして、沖合に震源をもつ地震が発生した場合
、海底センサが地震の情報を検出するとほぼ同時に陸上
でその情報が受信されるため、地震波が到来する前に避
難をする等、地震に予め備えることができる。
、海底センサが地震の情報を検出するとほぼ同時に陸上
でその情報が受信されるため、地震波が到来する前に避
難をする等、地震に予め備えることができる。
発明が解決しようとする問題点
上記従来の海底センサシステムのように中継器31〜3
、からのN個の検出データを時分割多重伝送するために
は、中継器31〜3Nの各センサ部のデータ伝送速度を
Q bit/secとすると、伝送路を介して合計N−
Q [bit/sec〕の速度でデータが伝送されなく
てはならず、中継器31〜3、の各増幅部は少なくとも
N−Q〔bit/sec〕の容量を持つ必要がある。従
って、使用するセンサの数すなわち中継器の個数Nが増
えるほど、またセンサの伝送速度Q (bit/sec
〕が大きいほど、各中継器内の増幅部は大容量の高級な
ものでなければならず、コストが高くなるという問題点
を有している。
、からのN個の検出データを時分割多重伝送するために
は、中継器31〜3Nの各センサ部のデータ伝送速度を
Q bit/secとすると、伝送路を介して合計N−
Q [bit/sec〕の速度でデータが伝送されなく
てはならず、中継器31〜3、の各増幅部は少なくとも
N−Q〔bit/sec〕の容量を持つ必要がある。従
って、使用するセンサの数すなわち中継器の個数Nが増
えるほど、またセンサの伝送速度Q (bit/sec
〕が大きいほど、各中継器内の増幅部は大容量の高級な
ものでなければならず、コストが高くなるという問題点
を有している。
また、中継器31〜3.lからのすべてのデータが1本
の銅ケーブル4で伝送されるので、もしも銅ケーブル4
の内部で断線が発生すると、断線地点より末端側(沖合
側)の中継器からの情報は測定系5に伝送されなくなり
、測定系5で地殻1の変動を把握することが不可能にな
りかねないという重大な欠点を持っている。
の銅ケーブル4で伝送されるので、もしも銅ケーブル4
の内部で断線が発生すると、断線地点より末端側(沖合
側)の中継器からの情報は測定系5に伝送されなくなり
、測定系5で地殻1の変動を把握することが不可能にな
りかねないという重大な欠点を持っている。
そこで本発明の目的は、容量の小さい中継器を使って設
備コストが低く、かつケーブル内で断線が発生しても断
線地点より末端側から送られてくる情報をほとんど損な
うことなく測定系に伝送することができるセンサケーブ
ル方式を提供することにある。
備コストが低く、かつケーブル内で断線が発生しても断
線地点より末端側から送られてくる情報をほとんど損な
うことなく測定系に伝送することができるセンサケーブ
ル方式を提供することにある。
問題点を解決するための 段
本発明のセンサケーブル方式は、隣接する複数個のセン
サからなる局所センサ群内の各センサに対応して配置さ
れ、該センサからの検出信号を第1の伝送路に多重化し
て送出する複数の第1の中継器と、局所センサ群と1対
1に対応して配置され、付属センサからの検出信号およ
び第1の伝送路で送られてきた局所センサ群毎の信号を
第2の伝送路にさらに多重化して送出する複数の第2の
中継器とを有し、最上流の第2中継器が測定系に接続さ
れる。なお、第1、第2の伝送路は異なる信号線あるい
はそれぞれ異なる信号線に設定されていてもよく、また
本発明の好ましい態様においては、これらの信号線が光
ファイバから構成されている。さらに、第1、第2の中
継器が行なう多重化は時分割多重あるいは周波数多重で
ある。
サからなる局所センサ群内の各センサに対応して配置さ
れ、該センサからの検出信号を第1の伝送路に多重化し
て送出する複数の第1の中継器と、局所センサ群と1対
1に対応して配置され、付属センサからの検出信号およ
び第1の伝送路で送られてきた局所センサ群毎の信号を
第2の伝送路にさらに多重化して送出する複数の第2の
中継器とを有し、最上流の第2中継器が測定系に接続さ
れる。なお、第1、第2の伝送路は異なる信号線あるい
はそれぞれ異なる信号線に設定されていてもよく、また
本発明の好ましい態様においては、これらの信号線が光
ファイバから構成されている。さらに、第1、第2の中
継器が行なう多重化は時分割多重あるいは周波数多重で
ある。
庇月
第1、第2の中継器がそれぞれ1個のセンサに対応して
設置され、第3図の従来例と同様に各センサの伝送速度
をQ (btt/5ec) 、第1、第2の中継器の個
数を合わせてN個、すなわちセンサの総数もN個として
、本発明による第1、第2の中継器が要する容量を求め
てみる。ここで、第2の中継器の個数をM個、各第2の
中継器に第1の伝送路を介して接続される第1の中継器
の個数をそれぞれn−1個(n:2以上の整数)とする
と、第1、第2の中継器全体でN個であるから、N=M
十M (n−1) =M−n ・・・・(1)となる。
設置され、第3図の従来例と同様に各センサの伝送速度
をQ (btt/5ec) 、第1、第2の中継器の個
数を合わせてN個、すなわちセンサの総数もN個として
、本発明による第1、第2の中継器が要する容量を求め
てみる。ここで、第2の中継器の個数をM個、各第2の
中継器に第1の伝送路を介して接続される第1の中継器
の個数をそれぞれn−1個(n:2以上の整数)とする
と、第1、第2の中継器全体でN個であるから、N=M
十M (n−1) =M−n ・・・・(1)となる。
各第1の伝送路にはn−1個の第1の中継器が接続され
、各第1の中継器には伝送速度Q (bit/secの
センサが接続されているので、時分割多重通信の例を設
定するならば、周期T= 1 /Q [:sec]の間
にn−1個のデータが時分割多重されると第1の伝送路
上にはパルス列(n −1)Q (bit/sec〕の
信号が伝送され、したがって第1の中継器が最低限必要
とする容量は(n −1)Q f:bit/sec〕と
なる。(1)式かられかるように、n−1<Nであるか
らこの第1の中継器の容量(n −1) Q (bit
/sec〕は第3図の従来例の中継器31〜3Nの容量
N・Q [bit/5ec)に比べて小さいものとなる
。
、各第1の中継器には伝送速度Q (bit/secの
センサが接続されているので、時分割多重通信の例を設
定するならば、周期T= 1 /Q [:sec]の間
にn−1個のデータが時分割多重されると第1の伝送路
上にはパルス列(n −1)Q (bit/sec〕の
信号が伝送され、したがって第1の中継器が最低限必要
とする容量は(n −1)Q f:bit/sec〕と
なる。(1)式かられかるように、n−1<Nであるか
らこの第1の中継器の容量(n −1) Q (bit
/sec〕は第3図の従来例の中継器31〜3Nの容量
N・Q [bit/5ec)に比べて小さいものとなる
。
また、第2の伝送路にはすべてのセンサからのデータが
伝送されるので、周期T= 1 / Q C5eclの
間にN個のデータが時分割多重されることになり、第2
の伝送路上のパルス列はN −Q [bit/sec〕
となる。従って、第2の伝送路に接続される第2の中継
器は従来例の中継器31〜3Nと同様にN・Q (bi
t/sec]の容量を必要とする。
伝送されるので、周期T= 1 / Q C5eclの
間にN個のデータが時分割多重されることになり、第2
の伝送路上のパルス列はN −Q [bit/sec〕
となる。従って、第2の伝送路に接続される第2の中継
器は従来例の中継器31〜3Nと同様にN・Q (bi
t/sec]の容量を必要とする。
なお、(1)式より第2の中継器の個数は、M−一 〔
個〕 ・・・(2)となり、第1の
中継器の個数は、 と表わすことができる。
個〕 ・・・(2)となり、第1の
中継器の個数は、 と表わすことができる。
すなわち、本発明のような構成をとることによって、従
来と異なるの検出能力を持ちながらN個の量で済むこと
になり、従来と同様の大容量の中継器は□個でよい。さ
らに、nは2以上の整数であるから大容量の中継器は従
来の半分以下の個数に減少させることができる。
来と異なるの検出能力を持ちながらN個の量で済むこと
になり、従来と同様の大容量の中継器は□個でよい。さ
らに、nは2以上の整数であるから大容量の中継器は従
来の半分以下の個数に減少させることができる。
また、第1、第2の2本の伝送路をそれぞれ異なる第1
、第2の信号線上に設定すれば、第1の信号線に断線が
発生しても、その第1の信号線の末端側に接続されてい
る第1の中継器で多重化されるデータが欠損するだけで
あり、大きな損害を受けることはない。
、第2の信号線上に設定すれば、第1の信号線に断線が
発生しても、その第1の信号線の末端側に接続されてい
る第1の中継器で多重化されるデータが欠損するだけで
あり、大きな損害を受けることはない。
実施例
以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明のセンサケーブル方式の一実施例にかか
る海底センサシステムの構成図である。
る海底センサシステムの構成図である。
第1図において、1.2.5.6は第3図の従来例と同
様にそれぞれ地殻、海水面、測定系および末端アースを
示している。陸上の測定系5にはケーブルによって海水
面2下に海底センサ内蔵高級中継多重増幅器(以下、高
級中継器と略記する)9+(i=1.・・・・・・、M
)と局所センサ群8i(i=1.・・・・・・、M)が
交互にそれぞれM個直列に接続されている。局所センサ
群81はやはりケーブルによって直列に接続されたn−
1個(n:2以上の整数)の海底センサ内蔵低級中継多
重増幅器(以下、低級中継器と略記する)7から構成さ
れており、M個の高級中継器9.およびM(n−1)個
の低級中継器7はすべて予め定められた間隔で配置され
ている。また、ケーブル内にはデータ伝送用に1本の銅
製の信号線10が設けられており、この信号線IOによ
ってすべての高級中継器9、および低級中継器7がデー
タの伝送を行なう。それぞれの低級中継器7はセンサ部
7sと増幅部7Aとを有し、センサ部7sは地殻1の変
動を検知して伝送速度Q (bit/sec〕で検出デ
ータを増幅部7Aに送出し、増幅部7Aは(n −1)
Q [:bit/sec:]の容量を有しセンサ部7
sからの検出データと信号線IO上を搬送周波数f1で
送られてきたデータとの時分割多重を行ないさらに増幅
した後、再び信号線10に搬送周波数f1でこれらのデ
ータを送出する。
様にそれぞれ地殻、海水面、測定系および末端アースを
示している。陸上の測定系5にはケーブルによって海水
面2下に海底センサ内蔵高級中継多重増幅器(以下、高
級中継器と略記する)9+(i=1.・・・・・・、M
)と局所センサ群8i(i=1.・・・・・・、M)が
交互にそれぞれM個直列に接続されている。局所センサ
群81はやはりケーブルによって直列に接続されたn−
1個(n:2以上の整数)の海底センサ内蔵低級中継多
重増幅器(以下、低級中継器と略記する)7から構成さ
れており、M個の高級中継器9.およびM(n−1)個
の低級中継器7はすべて予め定められた間隔で配置され
ている。また、ケーブル内にはデータ伝送用に1本の銅
製の信号線10が設けられており、この信号線IOによ
ってすべての高級中継器9、および低級中継器7がデー
タの伝送を行なう。それぞれの低級中継器7はセンサ部
7sと増幅部7Aとを有し、センサ部7sは地殻1の変
動を検知して伝送速度Q (bit/sec〕で検出デ
ータを増幅部7Aに送出し、増幅部7Aは(n −1)
Q [:bit/sec:]の容量を有しセンサ部7
sからの検出データと信号線IO上を搬送周波数f1で
送られてきたデータとの時分割多重を行ないさらに増幅
した後、再び信号線10に搬送周波数f1でこれらのデ
ータを送出する。
それぞれの高級中継器9iはセンサ部91と増幅部9
iAを有している。センサ部9 Isは低級中継器7の
センサ部7sと同様に伝送速度Q [bit/sec]
を有し、増幅部9、はM n Q (bit/sec]
の容、量を、有してセンサ部9、から送られた検出デー
タを信号線10上を搬送周波数f、で送られてきた局所
センサ群8.のデータに時分割多重化しさらに信号線1
0上を搬送周波数f2で高級中継器9i+1から送られ
てきた末端側のデータに時分割多重化した後、これらの
データを増幅して信号線10を用いて搬送周波数f2で
測定系5側の高級中継器9.−1に送出する。
iAを有している。センサ部9 Isは低級中継器7の
センサ部7sと同様に伝送速度Q [bit/sec]
を有し、増幅部9、はM n Q (bit/sec]
の容、量を、有してセンサ部9、から送られた検出デー
タを信号線10上を搬送周波数f、で送られてきた局所
センサ群8.のデータに時分割多重化しさらに信号線1
0上を搬送周波数f2で高級中継器9i+1から送られ
てきた末端側のデータに時分割多重化した後、これらの
データを増幅して信号線10を用いて搬送周波数f2で
測定系5側の高級中継器9.−1に送出する。
次に、本実施例の動作を説明する。
ま1、局所センサ群81の各低級中継器7のセンサ部7
sおよび各高級中継器91のセンサ部9Iが伝送速度Q
[bit/sec]で検出データを発生すると、各低
級中継器7の増幅部7Aがセンサ部7sからの検出デー
タと、末端方向の低級中継器7より伝送されてきた検出
データを多重化し、さらに増幅しつつ信号線10を通し
て搬送周波数f1で高級中継器9、へ伝送する。次に、
高級中継器91の増幅部9 iAは、対応する局所セン
サ群8.より信号線10上を搬送周波数f1で送られて
きたデータと末端側の高級中継器9.+1から同じ信号
線10上を搬送周波数f2で送られてきたデータおよび
センサ部9 isから送られてきた検出データとを多重
化し、増幅しつつ、これらのデータを搬送周波数f2で
測定系5側の次の高級中継器9.−1へ伝送する。
sおよび各高級中継器91のセンサ部9Iが伝送速度Q
[bit/sec]で検出データを発生すると、各低
級中継器7の増幅部7Aがセンサ部7sからの検出デー
タと、末端方向の低級中継器7より伝送されてきた検出
データを多重化し、さらに増幅しつつ信号線10を通し
て搬送周波数f1で高級中継器9、へ伝送する。次に、
高級中継器91の増幅部9 iAは、対応する局所セン
サ群8.より信号線10上を搬送周波数f1で送られて
きたデータと末端側の高級中継器9.+1から同じ信号
線10上を搬送周波数f2で送られてきたデータおよび
センサ部9 isから送られてきた検出データとを多重
化し、増幅しつつ、これらのデータを搬送周波数f2で
測定系5側の次の高級中継器9.−1へ伝送する。
このようにして1本の信号線10を用いて、M個の局所
センサ群内の各低級中継器7からの検出データが搬送周
波数f1で各高級中継器に伝送され、さらに各高級中継
器からの検出データが加えられて、M−n個のデータが
搬送周波数f2で測定系5へ伝送される。
センサ群内の各低級中継器7からの検出データが搬送周
波数f1で各高級中継器に伝送され、さらに各高級中継
器からの検出データが加えられて、M−n個のデータが
搬送周波数f2で測定系5へ伝送される。
従って、本実施例によれば全体でM−n個の中継器のう
ち容量M n Q (bit/sec〕の高級のものが
M個あれば、残りのM(n−1)個が容量(n−1)Q
(bit/5eclの低級なものであってもよく、容
ff1M n Q [bit/sec]の高級中継器が
M−n個必要であった従来方式に比べて大幅にコストダ
ウンできる。
ち容量M n Q (bit/sec〕の高級のものが
M個あれば、残りのM(n−1)個が容量(n−1)Q
(bit/5eclの低級なものであってもよく、容
ff1M n Q [bit/sec]の高級中継器が
M−n個必要であった従来方式に比べて大幅にコストダ
ウンできる。
次に、他の実施例について説明する。
第2図は他の実施例にかかる海底センサシステムの構成
図である。この実施例は第1図の実施例において、各高
級中継器9Lをケーブル内の信号線IOで接続する代り
に異なるケーブル内の銅製のバックアップ信号線11で
接続したものである。かくして、各低級中継器7が搬送
周波数f1で送出したデータは信号線lOで伝送され、
また各高級中継器9.が搬送周波数f2で送出したデー
タはバックアップ信号線11で伝送される。なお、この
場合には信号線が異なるので2つの搬送周波数f1 と
f2は同じ値でもかまわない。
図である。この実施例は第1図の実施例において、各高
級中継器9Lをケーブル内の信号線IOで接続する代り
に異なるケーブル内の銅製のバックアップ信号線11で
接続したものである。かくして、各低級中継器7が搬送
周波数f1で送出したデータは信号線lOで伝送され、
また各高級中継器9.が搬送周波数f2で送出したデー
タはバックアップ信号線11で伝送される。なお、この
場合には信号線が異なるので2つの搬送周波数f1 と
f2は同じ値でもかまわない。
このような構成にすることによって、断線が発生すると
断線地点より末端側の海底センサによる情報が完全に失
われるという従来方式が有している問題点が改善される
。例えば、第2図において、局所センサ群8□のケーブ
ル内のA点で信号線10に断線が発生したとしても、高
級中継器93から末端側の情報は、高級中継器9□及び
9.を接続するバックアップ信号線11により、測定系
5に伝送される。したがって、A点における断線によっ
て失われる情報は、断線地点Aと、高級中継器93間の
低級中継器7からの情報のみで済む。
断線地点より末端側の海底センサによる情報が完全に失
われるという従来方式が有している問題点が改善される
。例えば、第2図において、局所センサ群8□のケーブ
ル内のA点で信号線10に断線が発生したとしても、高
級中継器93から末端側の情報は、高級中継器9□及び
9.を接続するバックアップ信号線11により、測定系
5に伝送される。したがって、A点における断線によっ
て失われる情報は、断線地点Aと、高級中継器93間の
低級中継器7からの情報のみで済む。
なお、本発明のセンサケーブル方式の実施例として地震
探知用海底センサシステムを例にとって説明したが、本
発明は海底だけでなく陸上のシステムでもよく、また地
震の検知に限らず、温度センサ、湿度センサ、光センサ
等を用いた気象観測など1次元、2次元、3次元の広範
囲にわたり数多くの測定点を有するシステムにできるこ
とは言うまでもない。
探知用海底センサシステムを例にとって説明したが、本
発明は海底だけでなく陸上のシステムでもよく、また地
震の検知に限らず、温度センサ、湿度センサ、光センサ
等を用いた気象観測など1次元、2次元、3次元の広範
囲にわたり数多くの測定点を有するシステムにできるこ
とは言うまでもない。
また、上記実施例におけるケーブル内の信号線10およ
びバックアップ信号線11は銅からなっているが、アル
ミ等の他の導電性材料でもよく、さらに、光ファイバと
してもよい。特に、光ファイバは外部の磁界の変動によ
る電磁誘導を生じることがなく、また伝送損失が少なく
、伝送容量が大きいので、光ファイバを用いると、電磁
誘導に起因するノイズを除去することができるとともに
、ケーブルの細径化および測定スパンの長大化を図るこ
とができる。
びバックアップ信号線11は銅からなっているが、アル
ミ等の他の導電性材料でもよく、さらに、光ファイバと
してもよい。特に、光ファイバは外部の磁界の変動によ
る電磁誘導を生じることがなく、また伝送損失が少なく
、伝送容量が大きいので、光ファイバを用いると、電磁
誘導に起因するノイズを除去することができるとともに
、ケーブルの細径化および測定スパンの長大化を図るこ
とができる。
例えば、銅ケーブルで測定スパンを数10Kmとるため
に必要な銅線径が1〜2mmφであるのに対し、光ファ
イバでは約l mmφの光フアイバ心線で数1100K
もの測定スパンをとることができる。
に必要な銅線径が1〜2mmφであるのに対し、光ファ
イバでは約l mmφの光フアイバ心線で数1100K
もの測定スパンをとることができる。
また、低級中継器7、高級中継器91〜9.による信号
の多重化は時分割多重でなく、周波数分割多重としても
よい。
の多重化は時分割多重でなく、周波数分割多重としても
よい。
発明の詳細
な説明したように本発明によれば、大容量の高級な中継
器だけでなく容量の小さい低級な中継器を用いることが
できるため、コストの低減化が実現されるとともに、ケ
ーブルの断線による損害も最小限に抑えることができる
。さらに、ケーブルとして光フアイバケーブルを用いれ
ば、ノイズが低減される他、測定スパンの長大化および
ケーブルの細径化を図ることができるのでケーブルの布
設も非常に容易なものとなる。
器だけでなく容量の小さい低級な中継器を用いることが
できるため、コストの低減化が実現されるとともに、ケ
ーブルの断線による損害も最小限に抑えることができる
。さらに、ケーブルとして光フアイバケーブルを用いれ
ば、ノイズが低減される他、測定スパンの長大化および
ケーブルの細径化を図ることができるのでケーブルの布
設も非常に容易なものとなる。
第1図は本発明の一実施例にかかるセンサケーブル方式
を適用した海底センサシステムの構成図、第2図は他の
実施例の構成図、 第3図は従来の海底センサシステムの構成図である。 (主な参照番号) 5・・測定系、 7・・低級中継器、 8、〜8工・・局所センサ群、 9、〜9M・・高級中継器、 10・・信号線、11・
・バックアップ信号線
を適用した海底センサシステムの構成図、第2図は他の
実施例の構成図、 第3図は従来の海底センサシステムの構成図である。 (主な参照番号) 5・・測定系、 7・・低級中継器、 8、〜8工・・局所センサ群、 9、〜9M・・高級中継器、 10・・信号線、11・
・バックアップ信号線
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)間隔を置いて配置された複数のセンサを1本のケ
ーブルで直列に接続し、該複数のセンサからの各検出信
号を多重化して測定系に伝送するセンサケーブル方式に
おいて、 隣接する複数個のセンサからなる局所センサ群内の各セ
ンサに対応して配置され、該センサからの検出信号を第
1の伝送路に多重化して送出する複数の第1の中継器と
、 前記局所センサ群と1対1に対応して配置され、付属セ
ンサからの検出信号および前記第1の伝送路で送られて
きた局所センサ群毎の信号を第2の伝送路にさらに多重
化して送出する複数の第2の中継器とを有することを特
徴とするセンサケーブル方式。 (3)前記第1、第2の伝送路がそれぞれ前記ケーブル
内の異なる信号線上に設定されている特許請求の範囲第
1項記載のセンサケーブル方式。 (4)前記第1、第2の中継器が行なう多重化が時分割
多重あるいは周波数分割多重である特許請求の範囲第1
項ないし第3項のうちいずれか1項に記載のセンサケー
ブル方式。 (5)前記信号線が光ファイバからなる特許請求の範囲
第2項ないし第4項のうちいずれか1項に記載のセンサ
ケーブル方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60071595A JPS61230441A (ja) | 1985-04-04 | 1985-04-04 | センサケ−ブル方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60071595A JPS61230441A (ja) | 1985-04-04 | 1985-04-04 | センサケ−ブル方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61230441A true JPS61230441A (ja) | 1986-10-14 |
Family
ID=13465174
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60071595A Pending JPS61230441A (ja) | 1985-04-04 | 1985-04-04 | センサケ−ブル方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61230441A (ja) |
-
1985
- 1985-04-04 JP JP60071595A patent/JPS61230441A/ja active Pending
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