JPS61227028A - 板紙箱の両サイドパネルを包装される物品に対して締め付けるための与圧装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、包込み型の板紙箱のサイドパネルが包装され
る製品の回りに強く引張られ、この板紙箱の閉鎖パネル
がその閉鎖位置まで折曲げられて相互に固着される問に
前記の締付けられたサイドパネルがその状態に保持され
るようにした包装形成における新規なまた有益な改良に
関するものである。さらに詳しくは、本発明は、出願人
の先行米国特許第３，４７４．５９０すに開示請求され
た装置の改良、および出願人の先行米国特許第３．５５
６．３８０号に記載の型の板紙箱の改良に関するもので
ある。

〔従来技術と問題点〕

本発明の圧縮システムの主要なる利点は、１つのバック
サイズから他のバックサイズに、あるいは１つのグルー
ピングから他のグルーピングに移行する際の操作を大幅
に簡単化し切換時間を短周するにある。現在の内部圧縮
システムは、包装内部の各容器について１ずつの締付は
出張りを備える。これらの締付は出張りはチェーンによ
って担持され、容器直径から他のものに変更する際に、
前記のチェーンを取替え、またはそれぞれの出張りをチ
ェーンに対して移動させる必要がある。この操作は切換
操作全体の中で最も時間を消費する部分である。

〔発明の目的および効果〕

本発明によれば、締付用出張りがそれぞれの容器から切
離される。このことはまず第１に、より小数の出張りを
使用することを可能にする。閉鎖パネル上に、個々の容
器から離れた位置に、それぞれの切出部を配置すること
により、各種のサイズおよびグルーピングをカバーする
板紙箱または包装紙について共通の圧縮用切出部位置を
使用することができる。その結果、本発明の装置を使用
する場合、相貝なる容器サイズに対応するためには、圧
縮用チェーンを相互に近接または離間させる以外に切換
作業を必要としない。この操作は簡単に校正することが
でき、また自動化されて、非常に簡単化された切換作業
が従来の半分の時間で実施される。

以下本発明を図面に示す実施例について詳細に説明する
。

〔実施例〕

付図について詳細に述べれば、まず第３図においては、
本発明によって形成される板紙箱の素材を示し、この素
材は全体として１０で示されている。この素材１０は全
体として長方形の厚紙ストリット状を成し、これを１２
で示す。ストリップ１２はトップパネル状の中心部を有
し、このトップパネルは、横方向折曲４！１６．１８に
沿ってストリップ１２の他の部分から区画される。第１
サイドパネル２０が折曲線１８に沿ってトップパネル１
４に連結され、このサイドパネル２２に対して、横方向
折曲線２２に沿って内側閉鎖パネル２４が連結されてい
る。

第２のサイドパネル２６が折曲＄１１６に沿ってトップ
パネル１４に連結され、このサイドパネル２６は、横方
向折曲線３０に沿って連結された外側閉鎖パネル２８を
担持している。

サイドパネル２０は下パネル部分３２を有し、この下パ
ネル部分は折曲線２２と３４との間に存在し、折曲線３
４は、それぞれフラップ３８を画成する部分円形切出線
３６によって中断されている。フラップ３８は、素材１
０によって形成された板紙箱内部に包装される容器上に
定心される。

各フラップ３８と整列して、ロック用切出部４０が配置
され、この切出部４０は部分的に折曲線２２を超えて閉
鎖パネル２４の中まで延びている。

出来上った板紙箱の内部に包装される容器または類似製
品のそれぞれの底部がこれらの切出部から突出しその中
にロックされる。

他方のサイドパネル２６は、折曲線３０と４４との間に
延在する同様の下パネル部分４２を有し、折曲線４４は
、それぞれフラップ４８を画成する第２組の弧状切出線
４６によって中断されている。

容器底部を受けるため、第２０ツク切出部５０がそれぞ
れのフラップ４８と整列させられている。

これらの切出部５０は折曲線３０を超えて外側閉鎖パネ
ル２８の中まで延びている。

内側閉鎖パネル２４は主°ロックパネルと見なされ、主
ロック５２を担持している。これに対して、外側閉鎖パ
ネル２８はオスロックパネルと見なされ、オスロック５
４を担持している。

トップパネル１４はピンの首部を受けるための適当な間
口５６を備える。ざらに、タブ６２を画成する切出線５
８と折曲線６０の組合せを備え、出来上った板紙箱の内
側に向かってこれらのタブを押すと指受穴６４が作られ
る。

前述のような板紙箱素材１０は米国特許第３．５５６．
３８６号によるものであって、それ自体として公知であ
る。本発明によれば、ｒｊ！１！！パネル２４と２８の
中に圧縮用の切出部６６を備えることによって、この素
材１０とこれから形成される板紙箱が改良される。各圧
縮用切出部６６は、対応の折曲１２２．３０に対して大
体平行にまたこれから離間した長方形の底８１１６８を
含む。また各圧縮用切出部６６はドーム状を成すように
弧状切出線７０によって画成された部分を含む。各弧状
切出線７０はそれぞれの折曲線２２．３０に対向してい
る。

圧縮用切出部６６は閉鎖パネル２４．２８の幅方向にＪ
３いて所望の位置に配置することができ、その位置は、
ロック用切出部４０．５０の位置およびまたは容器の所
望の位置とはまったく無関係であるものと了解されたい
。

本発明による板紙箱の改良点を述べたので、次に第１図
、第２図および第４図〜第７図について説明する。これ
らの図は全体として包装装置の細部を示し、この包装装
置は本発明の特色を成す圧縮装置と組合されている。公
知のように、たとえば縦列と横列に配置されたピンを包
装する際に、これらのピンまたは類似の容器はグループ
別に配置される。図示の実施態様の場合、各グループは
６個の容器を含む。板紙箱の素材１０を各容器グループ
の上側に配置し、容器が首部とフタとを有する場合、こ
れらの首部とフタが素材の間口５６を通過する。次に第
２図の右端に示すように、サイドパネル２０．２６を折
曲げて、容器グループの側面に沿って延在させる。この
時点において、閉鎖パネル２４．２８はサイドパネル２
０．２６の延長部として下方に垂れている。

第４図と第５図において７２．７４で示される適当なプ
ラウワ７２．７４または類似部材を用いる通常の場合に
は、容器に対する板紙箱の締付けが存在せず、閉鎖パネ
ル２４と２８が容器グループの下方において重ね合わさ
れ、閉鎖パネル２４が閉鎖パネル２８の前方に前進させ
られる。これらの閉鎖パネル２４．２８が第６図の水平
位置に近付くとき、主０ツク５２とオスロック５４が相
互に係合して閉鎖部＄４２４．２６を相互にロックする
。この方法はそれ自体本発明の一部を成すものではない
から詳細には説明されない。

本発明によれば、サイドパネル２０．２２の下部が容器
の周囲に強く引張られ、第６図に示ずようにパネル部分
３２．４２が容器の底部の周囲に強く引張られ、容器を
サイドパネル２０．２６と係合させることが望まれる。

そのため、圧縮用切出部６６と、全体として７６で示す
可変平面圧縮装置とが備えられる。この装置７６は一対
のチェーン７８．８０を含み、これらのチェーンは第１
図に最もよく見られるように定間隔で２組の出張８２を
担持している。これらのチェーン７８゜８０は、第４図
と第５図において平らなストリップ８４として図示され
ている容器支持体の面の下方の共通面に配置されている
。これらのチェーン７８．８０は連続的であって、所定
通路を通過する。チェーン７８．８０の通路は、これら
のチェーンが急速に相互の方に移動する第１集中部８６
を含む。これにつづいて第２集中部８８がある。

この集中部においてチェーン７８．８０は容器グループ
の運動路に対してわずかに傾斜している。

この部分に沿って閉鎖パネル２４．２８が相互の方向に
引張られて、下パネル部分３２．４２を、包装されつつ
ある容器の回りに強く引張る。

次にチェーン７８．８０の走路は拡大部９０を含む。こ
の拡大部において両側のチェーンは形成された容器から
離間する。

第８図と第９図について述べれば、こられの図において
代表的出張８２が図示されている。各出張８２は長方形
輪郭を有し、厚い板からなる。出張８２の一方の縁は９
２のようにベベルを備え、これに対して出張の他の部分
は、フィンガ９６の大部分を着座させたグループ９４以
外は均一厚さを有する。フィンガ９６はざら頭を有する
一対のネジ９８によって出張りに対して固着されている
。

図から明らかなように、各フィンガ９６は出張り８２か
ら突出し、また丸いノーズ１００を有し、このノーズは
、フィンガ９６を対応の圧縮切出部６６の中に入りやす
（するように、フィンガ９６の軸線から一方の側に片寄
らせている。フィンガ９６の突出部は反対側縁に弧状案
内部１０２を備える。この案内部はそれぞれの圧縮切出
部６６の中においてフィンガの突出ノーズを定心させる
のに役立つ。

各キャリアチェーン７８．８０は一定間隔に支持バー１
０４を担持し、これらのバーはその垂直のバレルピン１
０６を備えている。これらのバレルピン１０６は第８図
と第９図において見られるように、出張８２のベベル部
分９２０大径孔１０８に挿通されている。孔１０８は第
８図と第９図に見られるように水平に対して一定角度に
ある。これにより出張８２は第９図において実線で示す
ような作動水平位置をとることができ、また出張８２は
第９図において鎖線で示すような下方傾斜位置まで下降
しまたは枢転することができる。

出張８２の下向き傾斜角度は、孔１°０８の壁面がピン
１０６と係合することによって制限されることは理解さ
れよう。

またこの際、各出張セットのフィンガ９６は、施用され
る板紙箱のそれぞれの閉鎖パネルの圧縮用切出部６６の
間隔と等間隔に配置されていることを注意しなければな
らない。また下記において説明するように、本発明によ
る包装を形成するために製品グループに施用されるすべ
ての板紙箱において、圧縮用切出部は均一間隔に配置さ
れている。

いま第４図について述べれば、チェーンの出張り８２が
相互に集中するに従って、そ°れらのフィンガ９６のノ
ーズ１００が圧縮用切出部６６の中に受けられるレベル
にくる。そこで、出張８２が、包装されつつある製品お
よび板紙箱と共に装置の走路に沿って進むに従って、出
張は徐々に相互の方向に動き、同時に閉鎖パネル２４．
２６が製品下方に折曲げられる。圧縮用切出部６６の中
に係合したフィンガ９６が出張８２の上向き枢転を生じ
、第６図に示すように出張りが水平位置をとるに至る。

この時点において、出張８２は閉鎖パネル２４と２８を
最大重なり合い関係にもたらしており、その結果、第６
図に見られるようにサイドパネル２０．２６のパネル部
分３２．４２は包装される製品の底部の回りに引張られ
て強く係合させられる。

フィンガ９６を出張８２の上面のくぼみの中に設けるこ
とにより、出張８２のベベル部分９２と反対の側の縁部
１１０は、それぞれの圧縮用切出部６６の中への各フィ
ンガ９６の進入を制限するストッパ面として作用するこ
とができ、この面はその場合、閉鎖パネル２４と２６を
相互の方に引張って、包装される製品を第６図に図示の
ようにサイドパネル２０．２６の内がわに圧縮する手段
を成す。

包装が形成されたのち、出張８２とフィンガ９６を引戻
す必要がある。出張８２の水平面における運動を保証す
るため、支持バー１１６は第７図に図示のように出張８
２の下側面に配置される。

これらの出張８２が第７図の位置に達したのち、支持バ
ー１１６が切れて、出張８２はピン１０６に対して自由
に枢転し、第９図の鎖線で示す傾斜位置まで降下し、チ
ェーン７８．８０の走路に沿って進み、次のサイクルで
他の板紙素材と係合する。

圧縮用出張が別個に形成された圧縮用切出部６６と係合
するのであるから、共通の圧縮用切出部位置を用いるこ
とにより、きわめて種々のサイズの製品または容器およ
びその各種の組合せをカバーする板紙または包装紙を使
用し、圧縮チェーンを直径の差異に対応するように近接
させまた離間させるだけで、包装することができる。こ
のチェーンの遠近操作も容易に校正され、きわめて菌中
な切替え操作として自動化することができる。

またこの切替操作は従来の構造の半分以下の時間で実施
することができる。

本発明は前記の説明のみに限定されるものでなく、その
主旨の範囲内で任意に変更実施できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、容器などの複数の製品に対して板紙箱を施用
して包装を形成する装置と本発明の圧縮装置とを示す平
面図、第２図は第１図の２−２線に沿った部分的垂直断
面図であって、さらに板紙箱に対する圧縮装置の動作の
細部を示す図、第３図は本発明による板紙箱を形成する
ための素材の平面図、ｍ４図は第１図の４−４１！図に
沿って取られた概略横断面図であって、圧縮出張のフィ
ンガが板紙箱のｒｆｌ鎖パネルの圧縮切出部に最初に係
合する状態を示す図、第５図は第１図の５−５線に沿っ
た部分横断面図であって、圧縮出張のフィンガが閉鎖パ
ネルに係合したまま圧縮出張が相互の方に移動して、閉
鎖パネルが上方に容器の下面もで折りたたまれる状態を
示す図、第６図は第１図の６−６線に沿った部分断面図
であって、閉鎖パネルがその完全に閉じた位置にあり、
またサイドパネルの下部が容器の周囲に相互に強く引張
られた状態を示す図、第７図は第１図の７−７線に沿っ
た部分断面図であって完全に閉じられた板紙箱を示し、
また圧縮出張が包装に対して横方向に引出される際に支
持されている状態を示す図、第８図は代表的な圧縮出張
とこれによって担持されたフィンガの拡大平面図、また
第９図は一方の出張用コンベアチェーンの拡大断面図で
あって、チェーンによって担持されたバレルピン上に代
表的出張を取付ける状態を示す図である。 ８２・・・出張、９６・・・フィンガ、１００・・・ノ
ーズ、１０２・・・傾斜部、１０６・・・ピン、１０８
・・・孔、１１０・・・縁部、６６・・・圧縮用切出部
、６８・・・底部、７０・・・円弧部。 ＦＩＧ、３ ＦＩＧ、４ ＦＩＧ、６ ＦＩＧ、　８ ＦＩＧ、５ ＦＩＧ、７ ＦＩＧ、９

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、包込み型の板紙箱のサイドパネルを包装に際して強
   く相互の方に自動的に引張るための可変面圧縮装置にお
   いて、１対の全体的に対向するキャリアと、前記キャリ
   アによつて対向関係に担持された締付け用出張と、前記
   出張がカートン閉鎖パネルと係合するように下向き傾斜
   位置と全体水平位置との間を傾斜運動するため前記出張
   を前記キャリア上に枢転自在に取付ける手段とを含む可
   変面圧縮装置。 ２、各出張は板紙箱の閉鎖パネル中の圧縮用切出部と係
   合するための突出フィンガを担持し、各出張はこのよう
   な切出部の中への各フィンガの運動を制限するためのス
   トッパ手段を成す特許請求の範囲第１項による装置。 ３、前記キャリアは、それぞれ定間隔で直立ピンを担持
   したチェーンの形を成し、また前記の各出張は前記のそ
   れぞれのピンを受ける孔を有し、前記の孔と前記のピン
   との相対サイズが前記のチェーンに対する前記出張の枢
   転運動を容易にする特許請求の範囲第１項による装置。 ４、前記の各出張は一般面の中に配置された板状部材で
   あり、前記の孔は前記の一般面に対して９０°以外の角
   度に配置され、従つて前記孔の壁面が前記のピンと係合
   することにより前記出張の下方傾斜が制限される特許請
   求の範囲第３項による装置。 ５、前記の出張が対応の板紙箱から引離される際に前記
   の出張を前記の大体水平位置に保持するための支持手段
   を備えた特許請求の範囲第１項による装置。 ６、包装されるべき容器を所定通路の沿つて運動するよ
   うに支持するための支持手段を有する包装形成機構を備
   え、前記支持手段は支持面を限定し、また前記の出張は
   そのすべての位置において前記の支持面の下方にある特
   許請求の範囲第１項による装置。 ７、前記の出張は、形成されている包装の中の容器の位
   置とは関係なく、この包装に対して種々の位置をとる特
   許請求の範囲第６項による装置。 ８、前記の包装形成機構は、板紙箱閉鎖パネルを最初に
   、全体として垂れ下がつた垂直位置において受ける手段
   を有し、また前記キャリアは、前記の出張が前記の下方
   傾斜位置にあるときに前記板紙箱の垂れ下がつた閉鎖パ
   ネルと係合運動するように取付けられている特許請求の
   範囲第６項による装置。 ９、各出張は、板紙箱の閉鎖パネル中の圧縮用切出部と
   係合する突出フィンガを担持し、各出張は、この切出部
   の中への各フィンガの運動を制限するためのストッパ手
   段を成す特許請求の範囲第８項による装置。 １０、前記の包装形成機構は、板紙箱の閉鎖パネルを、
   この板紙箱の中に包装される容器を下から支持する重な
   り合い位置まで折りたたむ手段を備え、前記フィンガは
   前記板紙箱閉鎖パネルが前記の重なり合い位置まで折り
   たたまれる際に、前記の傾斜運動によつて閉鎖パネルの
   切出部と係合する種々の位置をとる特許請求の範囲第９
   項による装置。 １１、前記出張りが前記のピンの長さより短い厚さを有
   することにより、前記出張りは前記ピン上において制限
   された垂直運動を成す特許請求の範囲第４項による装置
   。 １２、複数の容器を包込み型の板紙箱の中に収容する包
   装を締付ける方法において、前記板紙箱はそれぞれ閉鎖
   パネルを担持したサイドパネルを含み、また前記方法は
   、閉鎖パネルの中に圧縮用切出部を形成された板紙箱を
   準備する段階と、容器を所定の走路に沿つて運動するよ
   うに支持する手段および前記板紙箱の閉鎖パネルを相互
   に協働する重なり合い関係に折りたたむ手段を有する包
   装形成機構を準備する段階と、前記板紙箱の閉鎖パネル
   の走路の両側において運動し、それぞれ前記圧縮用切出
   部と整列した出張を担持するキャリアを準備する段階と
   、閉鎖パネルが全体として直立位置にある間に出張をそ
   れぞれの圧縮用切出部の中に係合させたまま前記キャリ
   アを相互にの方向に前進させる段階と、そののち出張が
   閉鎖パネルと共に移動しキャリアに対して大体水平位置
   まで枢転する際に閉鎖パネルを重なり合い位置まで折り
   たたむ段階と、同時にキャリアを相互に近接するように
   移動させて、出張が閉鎖パネルを引張ることによつて、
   ナイトパネルを相互の方向に引張つて、これらサイドパ
   ネル問に配置された容器を相互に強く係合させる段階と
   を含む方法。 １３、出張は突出フィンガを担持し、これらのフィンガ
   が板紙箱の閉鎖パネルの圧縮用切出部の中に直接に係合
   し、また出張りそのものがフィンガの切出部中への運動
   を制限するストッパ手段を成す特許請求の範囲第１２項
   による方法。 １４、出張りを全体として水平位置に支持する段階と、
   そののちキャリアを相互に離間させて、このように支持
   された出張りを包装から離脱させる段階とを含む特許請
   求の範囲第１２項による方法。 １５、包込み型の板紙箱において、とくに１対のサイド
   パネルと、この板紙箱の中に包装される複数の容器の周
   囲に板紙箱を閉鎖するために前記の各サイドパネルによ
   つて担持された閉鎖パネルとを含み、前記の各閉鎖パネ
   ルを緊張させて相互の方向に引張ることによつて前記サ
   イドパネルを包装される容器に対して締付けるため、前
   記の板紙箱はその閉鎖パネルのそれぞれの中に締付用出
   張りを受けるための少なくとも１つの圧縮用切出部を備
   えるようにした板紙箱。 １６、前記の各閉鎖パネルはそれぞれのサイドパネルに
   対して折曲線に沿つて接合され、前記の各圧縮用切出部
   は、対応の折曲線に対して平行に離間した底部を有する
   特許請求の範囲第１５項による板紙箱。 １７、前記の各閉鎖パネルはそれぞれの対応のサイドパ
   ネルに対して折曲線に沿つて接合され、前記の各圧縮用
   切出部は前記対応の折曲線に対して平行に離間配置され
   た底部を有し、前記底部は全体として長方形を成し、ま
   た前記対応の折曲線に対向する円弧状上部が備えられる
   特許請求の範囲第１５項による板紙箱。 １８、前記の各サイドパネルは、前記板紙箱の中に包装
   される容器の底部を受けるためのロック用切出部を有す
   る下方ロック用パネル部分を備え、また前記圧縮用切出
   部の位置は前記ロック用切出部の位置とは無関係である
   特許請求の範囲第１５項による板紙箱。 １９、前記の各圧縮用切出部は対応の折曲線から離間さ
   れている特許請求の範囲第１６項による板紙箱。 ２０、前記フィンガは圧縮用切出部の中に入りやすくす
   るためにこのフィンガの中心線の片方に片寄つた丸い狭
   いノーズ部を有し、また前記フィンガは圧縮用切出部の
   中においてこのフィンガを定心させるためにその中心線
   の反対側に湾曲案内面を有し、また前記出張りは、圧縮
   用切出部の中への前記フィンガの進入を制限するために
   閉鎖パネルに当接する縁面を有する特許請求の範囲第２
   項による板紙箱。