JPS61224553A - 非常通報装置におけるメツセ−ジ送出方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は非常通報装置におけるメツセージ送出方式に関
する。

（発明の概要） 本発明は電話回線と績続され、非常時に予め記憶され・
た宛先へ自動ダイヤルを行うと共に所定のメツセージを
送出する非常通報装置において、非常通報宛先のダイヤ
ル・データを記憶するメモリ・エリアを２つのエリアに
分け、アドレスの違いにより、一方のエリアのダイヤル
・データにより通報を行う際にはダイヤル・パルス送出
後に直ちにメツセージの送出を行い、他方のエリアのダ
イヤル・データにより通報を行う際には被呼者応答を検
出してからメツセージの送出を行うようにすることによ
り、被呼者応答により極性反転の起こる通常の電話回線
と、　ＰＢＸや１１０番（警察）等の極性反転の起こら
ない電話回線とに応じて、最適な非常通報のメツセージ
送出時期に自動切替できるようにしたものである。

（従来技術および発明が解決しようとする問題点）老人
等の福祉電話機には非常時に自動ダイヤルを行うと共に
所定のメツセージを自動送出する非常通報装置が内蔵さ
れており、体の具合が急に悪くなった時等に所定のスイ
ッチを押すことにより、予めセットした宛先へ通報動作
を行うようになっている。

しかして、従来の非常通報装置にあっては、メツセージ
送出を宛先のダイヤル・パルスを送出した後に相手応答
を検出して行っており、相手応答を検出する手段として
は電話回線に印加されている直流信号の局線反転により
行っていた。

ところで、この種の非常通報装置を有した電話機がＰＢ
Ｘ内で使用されたり、１１０番（警察）、１１９番（消
防）等の極性反転の生じない回線を宛先としている場合
には相手応答を検出できないため、その場合にはダイヤ
ル・パルス送出後に相手の応答に関係なくメツセージを
送出するようにしていた。そして、相手応答を検出でき
ない宛先の場合には装置内部のスイッチ等でメツセージ
送出時期を切り替えて対応してきた。

しかしながら、複数の宛先がある場合には、そのうち１
つでも相手応答を検出できない宛先がある場合にはすべ
ての宛先に対してメツセージ同時送出としなければなら
ないため、相手が確実に応答しているのかどうかが明確
でないという欠点があった。

（問題点を解決するための手段） 本発明は上記の点に鑑み提案されたものであり、宛先に
応じて適切な時期にメツセージの送出を行うようにして
、より確実な非常通報を行えるようにした非常通報装置
におけるメツセージ送出方式を提供することを目的とす
るものである。

以下、実施例を示す図面に沿って本発明を詳述する。

第１図は本発明の一実施例を示すフローチャートであり
、本発明の特徴部分のみだけでなく、非常通報装置とし
ての全体の動作も示しである。

まｔこ、第２図は宛先の電話番号等のデータを記憶して
おくメモリの割り当てを示したものであり、アドレス０
０〜１９は短縮ダイヤル記憶エリア、アドレス２０〜２
３は極性反転により相手応答を検出できる宛先の緊急宛
先記憶エリア、アドレス２３．２４は極性反転により相
手応答を検出できない宛先の緊急宛先記憶エリア、２５
は緊急メツセージ記＋１エリアである。

しかして、第１図において、ステップ１００で緊急釦が
押し下げられると動作が開始され、ステップ１０１で局
線捕捉が行われ、ステップ１０２でメモリのアドレス２
３．２４にデータがあるかどうかが判断される。そして
、データがある場合、すなわち１１０番（警察）、１１
９番（消防）等の極性反転の生じない宛先を設定しであ
る場合にはステップ１１０に移行し、その宛先へ自動ダ
イヤルが行われる。また、アドレス２３．２４にデータ
がない場合にはステップ１０３においてアドレス２０〜
２２のうち優先順位の一番目の宛先へ自動ダイヤルが行
われる。

そして、アドレス２３．２４により自動ダイヤルされた
場合にはステップ１１１で相手の応答を待つことなくメ
ツセージの送出が行われる。

一方、ステップ１０４では回線から到来する信号音から
話中であるか否かを判断し、話中であればステップ１０
５に移行し、話中でなく呼出中であればステップ１０９
に移行する。

そして、話中である場合はそれ以上呼出を続けても意味
がないため、ステップ１０５でその宛先への通報が所定
の回数に達したかどうかを確認した後にステップ１０Ｂ
で局線開放を行い、ステップ１０７で短い休止時間をと
った後、ステップ１０８でアドレス２０〜２２のうち次
の宛先をメモリから読み出しステップ１０１に戻る。な
お、この例では極性反転を検出できる緊急通報宛先は３
つまで設定できるようになっており、話中の場合もしく
は呼出に応答しない場合にはサイクリックに３回まで自
動ダイヤルを行うようになっている。

そして、その完了はステップ１０５で監視し、所定の回
数をダイヤルしても話中である場合もしくは応答しない
場合にはステップ１２０に移行して動作を終了し復旧す
るようにしている。

一方、ステップ１０４で話中でなく呼出が行われている
場合は、ステップ１０９で所定の時間、被呼者の応答を
待ち、その間に応答がなければステップ１０５に移行し
、応答があればステップ１１１に移行する。

次いで、ステップ１】１では音声合成ＬＳＩ等により、
非常事態の発生と発信元を識別する名前。

住所、電話番号等のメツセージの送出が行われる。また
、ステップ１１２ではメツセージの送出中に電話回線の
極性状態を監視し、被呼者が先掛した際にはメツセージ
の送出を停止し、ステップ１１４へ移行するようにして
いる。なお、被呼者先掛が起こらない場合はステップ１
１３により所定の時間が経過するまでメツセージを送出
し、その後にステップ１１４に移行する。

次いで、ステップ１１４では全宛先への通報か否かが判
断され、全宛先への通報が設定されている時はステップ
１１９へ、そうでない時はステップ１１５へ移行する。

すなわち、この例では最大が夫々２個所および３個所ま
で通報宛先が設定できるようになっているが、宛先が１
個所でよいという場合もあるので、その切り替えを装置
内部のスイッチ等により行えるようにしているためであ
る。そして、全宛先の場合はステップ１１９で全部へ通
報が完了したことを確かめ、途中であればＡからステッ
プ１０６に移行し、次の宛先への通報が行われ、すべて
通報が完了した時にはステップ１２０に移行して動作を
終了するようにしている。また、１宛先の場合は念のた
め２度同一宛先へ通報を行うようにしており、ステップ
１１５で２度通報が行われたかどうかを判断し、まだで
あればステップ１１６．１１７．１１８からステップ１
０１に戻り、同一宛先へ再度通報が行われる。

（発明の効果） 以上のように、本発明にあっては、電話回線と接続され
、非常時に予め記憶された宛先へ自動ダイヤルを行うと
共に所定のメツセージを送出する非常通報装置において
、非常通報宛先のダイヤル・データを記憶するメモリ・
エリアを２つのエリアに分け、アドレスの違いにより、
一方のエリアのダイヤル・データにより通報を行う際に
はダイヤル・パルス送出後に直ちにメツセージの送出を
行い、他方のエリアのダイヤル・データにより通報を行
う際には被呼者応答を検出してからメツセージの送出を
行うようにしたので、被呼者応答により極性反転の起こ
る通常の電話回線と、ＰＢＸや１１０番（警察）等の極
性反転の起こらない電話回線とに応じて、最適な非常通
報のメツセージ送出時期に自動切替でき、通報をより確
実に行える効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を適用した非常通報装置のフロー・チャ
ート、第２図は宛先の電話番号を記憶するメモリの割り
当て図である。 １００〜１２０・・・・・・ステップ、００〜２５・・
・・・・アドレス特許出願人　　日本通信工業株式会社 第　１１！！！ｉ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 電話回線と接続され、非常時に予め記憶された宛先へ自
   動ダイヤルを行うと共に所定のメッセージを送出する非
   常通報装置において、非常通報宛先のダイヤル・データ
   を記憶するメモリ・エリアを２つのエリアに分け、アド
   レスの違いにより、一方のエリアのダイヤル・データに
   より通報を行う際にはダイヤル・パルス送出後に直ちに
   メッセージの送出を行い、他方のエリアのダイヤル・デ
   ータにより通報を行う際には被呼者応答を検出してから
   メッセージの送出を行うことを特徴とする非常通報装置
   におけるメッセージ送出方式。