JPS61224099A - 降雨表示手段を備えた建築物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明の分野） 本願発明は建築物に関する。

（発明の背景） 最近の建築物は居住環境をよくするために、冷暖房や空
気調節をそなえているものが多く、熱経済のためにＺが
少ない、あるいは小さい建物が多い。また種々の目的で
、たとえば建物内で行う業務の要求から無窓あるいは窓
を少な（した建物が多数ある。一方建物自身には窓が多
くても、建物の構造上窓のない室が多い建物もある。

このような建物または室の中では、屋外で雨が降ってい
ることを知ることが困難であり、外出しようとするとき
に傘など雨具を持って出る必要があるかどうか判断でき
ない。建物に入るときには雨が降っておらす、その後　
雨が降りはじめた場合には雨具の必要を予期せずに建物
の戸口まで来てしまうことが多い。共同未ＩＩ用の建物
では雨具の置場が建物の戸口にあることが少なく、建物
の内部の各々の利用区域の入口に設けられていることが
多いので、雨具が必要とわかったときには各自の利用し
ている雨具置場まで戻らなくてはならない。高層建築物
の場合にはエレベータ−を利用しなければならないから
雨具を取りに戻るのに時間がかかる。

（発明の目的） 本発明の目的は、前記のごとく窓の少ない建物あるいは
窓から遠い室にいても、外出に際して雨具の必要を判断
できるようにした建物の提供である。

（発明の構成） 上記目的は、屋外で雨が降っていることを（室内に居る
者に）知らせる表示手段を屋内に少なくとも一つ備えた
ことを特徴とする建築物によって達成された。

屋外での降雨を屋内に表示するためには、屋外に降雨を
検出する手段が当然必要である。降雨の検出手段として
は、雨水による電気伝導を利用するもの、光の屈折を利
用するもの、その他公知の手段を利用することができる
。

屋外の降雨検知手段からの降雨信号を屋内に備えた表示
手段に伝達して、表示させる。表示手段としては、可動
表示板、　白熱電灯、　放電管 蛍光燈、　発光ダイオード。　液体結晶表示板ＣＲＴ　
（ＶＤＴ）　　など 公知の手段を適宜えらんで用いることができる。表示手
段を設置する場所は、屋内の雨具置場の付近がよい。

（実施例） 屋外の人手のとどきにくいところに、電気伝導を利用す
る降雨検知器を設けた。降雨検知器は集水ろうとと電極
をそなえた受器、余分の水を排出する排水管、電極間の
抵抗変化を検出する増幅器をそなえる。

屋内の傘置き場の上方壁面にＬＥＤを配置した表示板を
設置した。雨が降りはじめると降雨検知器の極板に雨水
がたまって電極間の抵抗が低下し、増幅器を介して降雨
信号がＬＥＤに供給され、ＬＥＤが点灯して降雨を表示
した。

（発明の効果） 本発明によれば、Ｚのない建物内またはＺのない室内に
いても、屋外で降雨中であることを容易に知ることがで
きるから、降雨中であることを知らないで雨具を持たず
に外出しようとすることがない。建物の出口まで行って
初めて降雨中であることを知る場合には、雨具を出口か
ら離れた置場まで取りに行くために時間がかかるが、本
発明によれば、そのようなことが防がれ、時間の無駄を
なくすことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の構成を示す模式図である。図中１は建
物、２は降雨検知器、３は屋内の降雨表示器を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 屋外で雨が降っていることを知らせる表示手段を屋内に
   少なくとも一つ備えたことを特徴とする建築物