JPS61221725A - 屈折力可変の光学部材 - Google Patents
屈折力可変の光学部材Info
- Publication number
- JPS61221725A JPS61221725A JP6278585A JP6278585A JPS61221725A JP S61221725 A JPS61221725 A JP S61221725A JP 6278585 A JP6278585 A JP 6278585A JP 6278585 A JP6278585 A JP 6278585A JP S61221725 A JPS61221725 A JP S61221725A
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- JP
- Japan
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- ionic liquid
- transparent
- optical
- liquid
- parts
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は屈折力可変の光学部材に関し、特に可動部材を
用いずに電気的な手段により光学部材の屈折力を変化さ
せ危屈折力可変の光学部材に関するものである。
用いずに電気的な手段により光学部材の屈折力を変化さ
せ危屈折力可変の光学部材に関するものである。
（従来の技術）
従来よシレンズ面の曲率半径を変えるととにより屈折力
を変化させた屈折力可変レンズが種々提案されている。
を変化させた屈折力可変レンズが種々提案されている。
一般には屈折力可変レンズを撮影系の合焦系、変倍系、
集光系等に用いることＫよシ装置の簡素化及び光学性能
の同上を図っている。
集光系等に用いることＫよシ装置の簡素化及び光学性能
の同上を図っている。
例えば実開昭５６−７５７０１号公報や実開昭 ５６−
９３７０２号公報では袋状の透明膜中に透明液体全封入
した液体レンズにおいて、液体レンズへの水圧を調整す
ることにより液体レンズのレンズ面の曲率半径を変え屈
折力を変化させて接写撮影を行ったものを提案している
。
９３７０２号公報では袋状の透明膜中に透明液体全封入
した液体レンズにおいて、液体レンズへの水圧を調整す
ることにより液体レンズのレンズ面の曲率半径を変え屈
折力を変化させて接写撮影を行ったものを提案している
。
又特開昭５０−７５４９号公報ではレンズを透明弾性体
より構成し透明弾性体の形状を変化させることによりレ
ンズ面の曲率半径を変え全体の屈折力を変化させた光学
系を提案している。
より構成し透明弾性体の形状を変化させることによりレ
ンズ面の曲率半径を変え全体の屈折力を変化させた光学
系を提案している。
このような従来の屈折力可変レンズはいずれも透明な液
体若しくは弾性体を利用し、機械的な手段によりレンズ
形状を変えて屈折力を変化させている。この為一般にレ
ンズ面の曲率半径を制御する為の機構が複雑となり装置
全体が大型化する傾向が６つ次。
体若しくは弾性体を利用し、機械的な手段によりレンズ
形状を変えて屈折力を変化させている。この為一般にレ
ンズ面の曲率半径を制御する為の機構が複雑となり装置
全体が大型化する傾向が６つ次。
（本発明の目的）
本発明は機械的な可動部材を用いず電気的な手段により
光学部材を構成している透明体の組成−や密度を変える
ことにより屈折力を変化させた簡易な構成の屈折力可変
の光学部材の提供を目的とする。
光学部材を構成している透明体の組成−や密度を変える
ことにより屈折力を変化させた簡易な構成の屈折力可変
の光学部材の提供を目的とする。
（本発明の主たる特徴）
光透過性の液体中に光透過性の荷電粒子を均一に分散さ
せ九イオン液体を光透過性の容器に封入して光学部材を
構成し、容器の一部に設けた電極に電圧を印加すること
によりイオン液体の屈折率を変えこれにより光学部材の
屈折力を変化させている。
せ九イオン液体を光透過性の容器に封入して光学部材を
構成し、容器の一部に設けた電極に電圧を印加すること
によりイオン液体の屈折率を変えこれにより光学部材の
屈折力を変化させている。
この他の本発明の特徴は実施例に記載されている。
（実施例）
第１図は本発明の一実施例の斜視図、第２図は第１図の
１ＩｉｌＩ面図、第３図は第１図のＣＣ断面の模式図で
ある。
１ＩｉｌＩ面図、第３図は第１図のＣＣ断面の模式図で
ある。
本実施例において１はガラス材、プラスチック材等から
成る透明蓋であり、表裏の面Ｒ１１゜Ｒ１２は所定の曲
率半径を有する曲面となっている。２は同じくガラス材
、プラスチック材等から成る透明の中空の容器で６シ表
裏の面Ｒ２１゜Ｒ２２は所定の曲率半径を有する曲面よ
り構成されている。３は容器２の一部に取９付は友電極
、４は透過性の水等の特にイオンを溶解することのでき
る液体、５は透明な荷電粒子であり、例えばＴｔ＋Ｎ０
３−（硝酸タリウムイオン）やＣａ ”ＮＯ３−（硝ｒ
ｌｌセシウムイオン）等の水溶性のイオンより成ってお
り液体４中に溶解している。
成る透明蓋であり、表裏の面Ｒ１１゜Ｒ１２は所定の曲
率半径を有する曲面となっている。２は同じくガラス材
、プラスチック材等から成る透明の中空の容器で６シ表
裏の面Ｒ２１゜Ｒ２２は所定の曲率半径を有する曲面よ
り構成されている。３は容器２の一部に取９付は友電極
、４は透過性の水等の特にイオンを溶解することのでき
る液体、５は透明な荷電粒子であり、例えばＴｔ＋Ｎ０
３−（硝酸タリウムイオン）やＣａ ”ＮＯ３−（硝ｒ
ｌｌセシウムイオン）等の水溶性のイオンより成ってお
り液体４中に溶解している。
この荷電粒子５を液体４中に均一に分散させてイオン液
体を構成している。６は電源部、７はスイッチである。
体を構成している。６は電源部、７はスイッチである。
本実施例では容器２の中空ｓ２ａにイオン液体を満水と
なるように封入し透明蓋１で密閉して光学部材を構成し
ている。そして通常スイッチ７はＯＦＰ Ｋなっており
イオン液体中の荷電粒子５は液体４中に一様に分布し良
状態となっている。このときイオン液体の屈折率は液体
のみの場合に比べ大きな屈折率を有している。そして光
学部材の屈折力も屈折率に応じた値となっている。
なるように封入し透明蓋１で密閉して光学部材を構成し
ている。そして通常スイッチ７はＯＦＰ Ｋなっており
イオン液体中の荷電粒子５は液体４中に一様に分布し良
状態となっている。このときイオン液体の屈折率は液体
のみの場合に比べ大きな屈折率を有している。そして光
学部材の屈折力も屈折率に応じた値となっている。
次にスイッチ７をＯＮとし電源部６から電極３に電圧を
印加させるとイオン液体中の各イオンは極性の異なる電
極間に引き寄せられる。仁のとき光学部材の中央部のイ
オン液体中にはイオンが存在しなくなり若しくは少なく
なってくる。この為この部分の屈折率はスイッチ７をＯ
Ｎ としたことＫよυ低下し光学部材の屈折力も低下
してくる。このように本実施例では、機械的な可動部を
用いず簡易な構成の電気的手段であるスイッチ７のＯＮ
、ＯＦＦにより屈折力可変の光学部材を効率良く得てい
る。そして本実施例では印加電圧値やイオン液体中の荷
電粒子の密度を種々変えることＫより任意の屈折力を有
し次光学部材を得ている。
印加させるとイオン液体中の各イオンは極性の異なる電
極間に引き寄せられる。仁のとき光学部材の中央部のイ
オン液体中にはイオンが存在しなくなり若しくは少なく
なってくる。この為この部分の屈折率はスイッチ７をＯ
Ｎ としたことＫよυ低下し光学部材の屈折力も低下
してくる。このように本実施例では、機械的な可動部を
用いず簡易な構成の電気的手段であるスイッチ７のＯＮ
、ＯＦＦにより屈折力可変の光学部材を効率良く得てい
る。そして本実施例では印加電圧値やイオン液体中の荷
電粒子の密度を種々変えることＫより任意の屈折力を有
し次光学部材を得ている。
尚本実施例では光学部材の屈折力が大きく変化する中央
部のみを用いるようＫするのが光学性能上好ましい。
部のみを用いるようＫするのが光学性能上好ましい。
本実施−ｊにおいて容器２の外側に液体貯蔵用タンクを
設け、この部分に電極を設ければ光学部材の有効面積を
拡大することができろ。
設け、この部分に電極を設ければ光学部材の有効面積を
拡大することができろ。
電極は２つに限らず複数個用いれば屈折率を大きく変化
させることができるので好ましい。
させることができるので好ましい。
又複数の電極に各々印加させる電圧値を種々変化させれ
ば回転非対称の屈折力分布を有し次光学部材を得ること
ができる。
ば回転非対称の屈折力分布を有し次光学部材を得ること
ができる。
本実施例において透明蓋１と容器２を一体化して構成し
、一部に穴をあけてそこからイオン液体を流入させるよ
うにしても良い。
、一部に穴をあけてそこからイオン液体を流入させるよ
うにしても良い。
光学部材を負の屈折力を有するように構成しても同様に
本発明の目的を達成することができるＯ （本発明の効果） 本発明によればイオン液体中の荷電粒子を電気的に制御
することによシ機械的な可動部材を用いず簡易な構成に
より効率的に屈折力可変の光学部材を得ることができる
。特にイオン液体を封入する容器の曲率半径及び電極に
印加する電圧を適切に設定すれば簡易な構成で全系の屈
折力を種々変化させた撮影系や集光系を得ることができ
る。
本発明の目的を達成することができるＯ （本発明の効果） 本発明によればイオン液体中の荷電粒子を電気的に制御
することによシ機械的な可動部材を用いず簡易な構成に
より効率的に屈折力可変の光学部材を得ることができる
。特にイオン液体を封入する容器の曲率半径及び電極に
印加する電圧を適切に設定すれば簡易な構成で全系の屈
折力を種々変化させた撮影系や集光系を得ることができ
る。
第１図は本発明の一実施例の斜視図、第２図は第１図の
側面図、第３図は第１図のＣＣ断面の模式図である。図
中１は透明蓋、２は容器、３は電極、４は液体、５は荷
電粒子、６は電源部、７はスイッチである。
側面図、第３図は第１図のＣＣ断面の模式図である。図
中１は透明蓋、２は容器、３は電極、４は液体、５は荷
電粒子、６は電源部、７はスイッチである。
Claims (2)
- （１）光透過性の液体中に光透過性の荷電粒子を均一に
分散させたイオン液体を光透過性の容器に封入した光学
部材であつて、前記容器の一部に電極を設け、該電極に
電圧を印加し前記イオン液体の屈折率を変えることによ
り前記光学部材の屈折力を変化させたことを特徴とする
屈折力可変の光学部材。 - （２）前記容器の少なくとも一方の面に曲率を有して構
成したことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の屈
折力可変の光学部材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6278585A JPS61221725A (ja) | 1985-03-27 | 1985-03-27 | 屈折力可変の光学部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6278585A JPS61221725A (ja) | 1985-03-27 | 1985-03-27 | 屈折力可変の光学部材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61221725A true JPS61221725A (ja) | 1986-10-02 |
Family
ID=13210351
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6278585A Pending JPS61221725A (ja) | 1985-03-27 | 1985-03-27 | 屈折力可変の光学部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61221725A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2420344A (en) * | 2004-10-08 | 2006-05-24 | Univ Cambridge Tech | Use of ionic liquids |
| JP2006285183A (ja) * | 2004-08-25 | 2006-10-19 | Fuji Photo Film Co Ltd | 光学素子、および撮影装置 |
| JP2006285185A (ja) * | 2004-09-07 | 2006-10-19 | Fuji Photo Film Co Ltd | 光学ユニット、撮影装置、および光学式ファインダ |
-
1985
- 1985-03-27 JP JP6278585A patent/JPS61221725A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006285183A (ja) * | 2004-08-25 | 2006-10-19 | Fuji Photo Film Co Ltd | 光学素子、および撮影装置 |
| JP2006285185A (ja) * | 2004-09-07 | 2006-10-19 | Fuji Photo Film Co Ltd | 光学ユニット、撮影装置、および光学式ファインダ |
| GB2420344A (en) * | 2004-10-08 | 2006-05-24 | Univ Cambridge Tech | Use of ionic liquids |
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