JPS61218110A - 発熱抵抗体 - Google Patents

発熱抵抗体

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JPS61218110A
JPS61218110A JP60058842A JP5884285A JPS61218110A JP S61218110 A JPS61218110 A JP S61218110A JP 60058842 A JP60058842 A JP 60058842A JP 5884285 A JP5884285 A JP 5884285A JP S61218110 A JPS61218110 A JP S61218110A
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JP
Japan
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heating resistor
thin film
gas
present
functional thin
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JP60058842A
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菅田 正夫
正木 辰雄
博和 小室
平澤 伸一
泰弘 矢野
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は発熱抵抗体に関し、特に基体表面上に機能要素
としての抵抗薄膜を形成してなる薄!発熱抵抗体に関す
る。
この様な抵抗体は各種の電子機器または電気機器におい
て電気−熱エネルギー変換素子として好適に利用される
[従来の技術] 従来、電子機器または電気機器において比較的小型の電
気−熱エネルギー変換素子として用いられている発熱抵
抗体にはgI8I型のもの、厚膜型のもの及び半導体型
のものがある。なかでも9M型のものは他のものに比較
して消費電力が少なくてすみ、又熱応答性が比較的良好
であるので次第にその適用が増加しつつある。
この様な発熱抵抗体に要求される性能としては、所定の
電気信号に対する発熱の応答性が良好であること、熱伝
導性が良好であること、自己の発熱に対する耐熱性が良
好であること、及び各種の耐久性(たとえば熱履歴に対
する耐久性)が良好であること等があげられる。
しかして、従来の薄膜型発熱抵抗体においては上記性能
が必ずしも満足できるものではなく、更なる特性の向上
が望まれている。
[発明の目的] 以上の如き従来技術に鑑みて1本発明の目的のうちの1
つは熱応答性の向上された薄膜発熱抵抗体を提供するこ
とにある。
本発明の他の目的は熱伝導性の向上された薄膜発熱抵抗
体を提供することにある。
本発明の更に別の目的は耐熱性の向上された薄膜発熱抵
抗体を提供することにある。
本発明のもう1つの目的は耐久性の向上された薄膜発熱
抵抗体を提供することにある。
[発明の概要] 以上の目的は、本発明による新規薄膜発熱抵抗体により
達成される。
本発明の薄膜発熱抵抗体は、基体上に、炭素原子を母体
としハロゲン原子と水素原子とを含有してなる非晶質材
料からなる機i@*Mが形成されていることを特徴とす
る。
以下、図面を参照しながら本発明を更に具体的に説明す
る。
第1図は本発明発熱抵抗体の一実施態様例の構成を示す
部分断面図である。
本図において、2は基体であり、4は機能性即ち抵抗を
実現するための薄膜である。
本発明においては基体2の材料に特に制限はないが、実
際上はその表面上に形成される機能薄膜4との密着性が
良好で、該機能薄膜4を形成する際の熱及び使用時にお
いて該機能薄膜4により生ぜしめられる熱に対する耐久
性の良好なものが好ましい。また、基体2はその表面上
に形成される機能薄膜4よりも大きな電気抵抗を有する
のが好ましい、更に、本発明においては、抵抗体の使用
目的に応じて、基体2としては熱伝導性の小さなものや
熱伝導性の大きなものを用いることができる。
本発明において使用される基体2としてはガラス、セラ
ミックス、シリコン等の無機物からなるものやポリアミ
ド樹脂、ポリイミド樹脂等の有機物からなるものが例示
できる。
本発明においては、機能薄膜4は炭素原子を母体としハ
ロゲン原子と水素原子とを含有してなる非晶質材料から
なる。ハロダン原子としてはF、Cl,Br、1等が利
用でき、これらは単独でもよいし複数の組合せでもよい
、ハロゲン原子としては特にF、CIが好ましく、なか
でもFが好ましい。
機能薄膜4中におけるハロゲン原子の含有率は、抵抗体
の使用目的に応じ所望の特性が得られる様に適宜選択さ
れるが、好ましくはo、oo。
l〜30原子%であり、更に好ましくは0.0005〜
20原子%であり、好適には0.001〜10原子%で
ある。
機能薄膜4中における水素原子の含有率は、抵抗体の使
用目的に応じ所望の特性が得られる様に適宜選択される
が、好ましくは0.0001〜30原子%であり、更に
好ましくは0.0005〜20原子%であり、好適には
o、ooi〜10原子%であ原子 機能薄膜4中におけるハロゲン原子の含有率と水素原子
の含有率との和は、抵抗体の使用目的に応じ所望の特性
が得られる様に適宜選択されるが、好ましくはQ、0O
O1〜40原子%であり、更に好ましくは0.0005
〜30原子%であり、好適には0.001〜20原子%
である。
本発明発熱抵抗体における炭素を母体としハロゲン原子
と水素原子とを含有してなる非晶質材料(以下、ra−
C: (X、H)Jと略記することがある。ここでXは
ハロゲン原子を表わす。)からなる機能薄膜4は、たと
えばグロー放電法の様なプラズマCVD法あるいはスパ
ッタリング法等の真空堆蹟法によって形成される。
たとえば、グロー放電法によってa−C:(X 、 H
)からなる薄膜4を形成するには、基本的には基体2を
減圧下の堆積室内に配置し、該堆積室内に炭素原子(C
)を供給し得るC供給用の原料ガスとハロゲン原子(X
)を供給し得るX供給用の原料ガスと水素原子(H)を
供給し得るH供給用の原料ガスとを導入して、該堆積室
内にて高周波またはマイクロ波を用いてグロー放電を生
起させ基体2の表面上にa−C:(X、H)からなる層
を形成させればよい。
また、スパッタリング法によってa−C:(X 、 H
)からなる薄膜4を形成するには、基本的には基体2を
減圧下の堆積室内に配置し、該堆積室内にてたとえばA
r、He等の不活性ガスまたはこれらのガスをベースと
した混合ガスの雰囲気中でCで構成されたターゲットを
スパッタリングする際、堆積室内にX供給用の原料ガス
及びH供給用の原料ガスを導入すればよい。
上記方法において、C供給用の原料ガス、X供給用の原
料ガス及びH供給用の原料ガスとしては常温常圧におい
てガス状態のもののほかに減圧下においてガス化し得る
物質を使用することができる。
C供給用の原料としては、たとえば炭素数1〜5の飽和
炭化水素、炭素数2〜5のエチレン系炭化水素、炭素数
2〜4のアセチレン系炭化水素。
芳香族炭化水素等、具体的には、飽和炭化水素としては
メタy (CH4) 、 xタフ (C2He )、プ
ロパン(C3Ha)、n−ブタン(n−C4Hro)、
ペンタン(C5H12) 、 エチレン系炭化水素とし
てはエチレン(C2H4) 、 7’Oヒレン(C3H
a ) 、ブチy −1(C4H8) 、 フチ7−2
 (C4H8) 、 インブチレン(C4H8)、ペン
テン(Cs Hzo) 、アセチレン系炭化水素として
はアセチレン(C2H2) 、 メチルアセチレン(C
3H4) 、ブチン(C4H6) 、芳香族炭化水素と
してはベンゼン(C6HG )’Jがあげられる。
X供給用の原料としては、たとえばハロゲン、ハロゲン
化物、ハロゲン間化合物、ハロゲン置換炭化水素誘導体
等、具体的にはハロゲンとしてはF2.Cl2,Br2
.I2. ハロゲン化物としてはHF、HCI、HBr
、HI、ハロゲン間化合物としてはBrF、CIF、C
lF3 、BrF5 、BrF3 、IF3 、IF7
 、ICl,IBr、ハロゲン置換炭化水素誘導体とし
てはCF4 、CHF3 、CH2F2 、CH3F、
CCl4.CHCl3.CH2Cl2.CH3Cl、C
Br4.CHBr3.CH2Br2、CH3Br、CI
4 、CHI3 、CH2I2 。
CH3I等があげられる。
H供給用の原料としては、たとえば水素ガス、及び上記
C供給用原料でもある飽和炭化水素、エチレン系炭化水
素、アセチレン系炭化水素、芳香族炭化水素等の炭化水
素があげられる。
これらの原料は単独で用いてもよいし、複数組合せて用
いてもよい。
以上の様な薄膜形成法において、形成される簿膜4中に
含まれるハロゲン原子の量及び水素原子の量や薄膜4の
特性を制御するには、基体温度、原料ガスの供給量、放
電電力、堆積室内の圧力等を適宜設定する。
基体温度は好ましくは20−1500℃、更に好マレ<
は30−1200’0、最適には50〜1100℃のう
ちから選ばれる。
原料ガスの供給量は目的とする薄膜性能や目標とする成
膜速度に応じ適宜法められる。
放電電力は好ましくはo、ooi〜20W/crn’、
より好ましくは0 、01〜15W/crn’、最適に
は0.05〜IOW/crn’のうちから選ばれる。
堆積室内の圧力は好ましくは10−4〜10Torr、
好適には10−2〜5To r rノうちから選ばれる
以上の様な薄膜形成法を用いて得られる本発明発熱抵抗
体のt1i膜はダイヤモンドに近い特性を有する。即ち
、たとえばビッカース硬度1800〜5000、熱伝導
率0.3〜2cal/cmssece’c、抵抗率10
−3〜106Ω−Cm(7)性質を有する。また、本発
明発熱抵抗体の薄膜はハロゲン原子及び水素原子を含有
するので、成膜が容易である。
本発明の抵抗体の機能薄膜4上には適宜の保護及びその
他の機能を有する層を付してもよいことはもちろんであ
る。
尚、以上の説明において、基体2は単一のものであると
されているが、本発明における基体2は複合体であって
もよい、その様な一実施態様例の構成を第2図に示す、
即ち、基体2は基部2aと表面層2bとの複合体からな
り、基部2aとしてはたとえば上記第1図に関し説明し
た基体材料を使用することができ、また表面N2bとし
てはその上に形成される機能源11!4との密着性のよ
り良好な材料を使用することができる0表面層2bはた
とえば炭素原子を母体とする非晶質材料や従来より知ら
れている酸化物等から構成される。この様な表面層2b
は基部2a上に上記薄膜形成法と類似の方法により適宜
の原料を用いて堆積させることにより得られる。また、
表面層2bは通常のガラス質のグレーズ層であってもよ
い。
次に、本発明の発熱抵抗体の製造方法の概略について説
明する。
第3図は基体表面上に機能薄膜を形成する際に用いられ
る装置の一例を示す図である。1101は堆積室であり
、1102〜1106はガスボンベであり、1107〜
1111はマスフローコントローラであり、1112〜
1118は流入バルブであり、1117〜1121は流
出バルブであり、1122〜1126はガスボンベのバ
ルブであり、1127〜1131は出口圧ゲージであり
、1132は補助バルブであり、1133はレバーであ
り、1134はメインバルブであり、1135はリーク
バルブであり、1136は真空計であり、1137は製
造すべき抵抗体の基体材料であり、1138はヒータで
あり、1139は基体支持体であり、1140は高電圧
電源であり。
1141は電極であり、1142はシャッタである。尚
、1142−1はスパッタリング法を行なう際に電極1
141に取付けられるターゲットである。
たとえば、1102にはArガスで希釈されたCF4ガ
ス(純度99.9%以上)が密封されており、1103
にはArガスで希釈された02FGガス(純度99.9
%以上)が密封されており、1104にはH2ガス(純
度99.9%以上)が密封されており、1105にはA
rガスで希釈されたCHF3ガス(純度99.9%以上
)が密封されている。これらボンベ中のガスを堆積室1
101に流入させるに先立ち、各ガスボンベ1102〜
1106のバルブ1122〜1126及びリークバルブ
1135が閉じられていることを確認し、また流入バル
ブ1112〜1116、流出バルブ1117〜1121
及び補助バルブ1132が開かれていることを確認して
、先ずメインバルブ1134を開いて堆積室1101及
びガス配管内を排気する0次に真空計1136の読みが
約1.5X  1O−(iTorrになった時点で、補
助バルブ1132、流入バルブ1112〜1116及び
流出バルブ1117〜1121を閉じる。その後、堆積
室1101内に導入すべきガスのボンベに接続されてい
るガス配管のバルブを開いて所望のガスを堆積室110
1内に導入する。
次に、以上の装置を用いてグロー放電法によって本発明
抵抗体を製造する場合の手順の一例について説明する。
バルブ1122を開いてガスボンベ1102からCF4
/Arガスを流出させ、バルブ1124を開いてガスボ
ンベ1104からH2ガスを流出させ、出口圧ゲージ1
127.1129の圧力を1kg/cm″に調整し、次
に流入バルブ1l12.1114を徐々に開いてマスフ
ローコントローラ1107.1109内に流入させてお
く、続いて、流出バルブ1117.1119、補助バル
ブ1132を徐々に開いてCF4/ArガスとH2ガス
とを堆積室1tot内に導入する。この時、CF 4 
/ A rガスの流量とH2ガスの流量との比が所望の
値になる様にマスフローコントローラ1107.111
9を調整し、また堆積室1101内の圧力が所望の値に
なる様に真空計1136の読みを見ながらメインバルブ
1134の開度を調整する。そして、堆積室1101内
の支持体1139により支持されている基体1137の
温度が所望の温度になる様にヒータ1138により加熱
した上で、シャッタ1142を開き堆積室1101内に
てグロー放電を生起させる。
次に、以上の装置を用いてスパッタリング法によって本
発明抵抗体を製造する場合の手順の一例について説明す
る。高圧電源1140により高電圧が印加される電極1
141上には予め高純度グラファイト1142−1をタ
ーゲットとして設置しておく、グロー放電法の場合と同
様にして、ガスボンベ1105からCHF3/Atガス
を所望の流量にて堆積室ttot内に導入させる。
シャッタ1142を開いて、高圧電源1140を投入す
ることによりターゲット1142−1をスパッタリング
する。尚、この際ヒータ1138により基体1137を
所望の温度に加熱し、メインパルプ1134の開度を調
整することにより堆積室1101内を所望の圧力とする
ことはグロー放電法の場合と同様である。
以下に、本発明発熱抵抗体の具体的実施例を示す。
実施例1: 基体としてアルミナセラミック板を用いて、該基体の表
面上に機能薄膜である発熱抵抗層を形成した6発熱抵抗
層の堆積は第3図に示される装置を用いてグロー放電法
により行なわれた。原料ガスとしてcFa /Ar=0
.5 (容量比)及びH2を用いた。堆積の際の条件は
第1表の通りとした。尚、堆積中においては各バルブの
開度及びその他の条件については一定に保ち、第1表に
示される厚さの発熱抵抗層を形成した。
形成された抵抗層上に電子ビーム蒸着法によりA1層を
形成した後、フォトリソグラフィー技術によって該At
層を所望の形状となる様にエツチングし、複数対の電極
を形成した。
続いて、フォトリソグラフィー技術によってHF系エツ
チング液を用いて所定の部分の抵抗層を除去した。尚、
本実施例においては、前記電極対間にある抵抗層の大き
さは100pmX10100pとされた0本実施例にお
いては、電極対間に形成された発熱要素がピッチ8個/
 m mで配列される様に同一基板上に複数の発熱抵抗
素子を作製した。かくして作製された発熱抵抗素子の部
分断面図を第4図に示す3図において、2は基体であり
、4は発熱抵抗層であり、6,7は1対の電極である。
かくして得られた各発熱抵抗素子の電気抵抗を測定した
ところ80Ωであった。
また5本実施例により得られた発熱抵抗素子に対し、電
気的パルス信号を入力して、該発熱抵抗素子の耐久性を
測定した。尚、電気的パルス信号のデユーティ50%、
印加電圧20V、駆動周波数0.5kHz、1.0kH
2,2,0kHzとした。
その結果、異なった駆動周波数で駆動したいづれの場合
においても電気的パルス信号入力が1×10to回に達
しても発熱抵抗素子は破壊されることなく、またその抵
抗値もほとんど変化しなかった。
実施例2: 原料ガスをC2F6 /Ar=0 、2 (容量比)及
びH2,放電電力1.5W/Cm″とじた以外は実施例
1と同様にして、同じ膜厚の発熱抵抗層を堆積した。
次に、実施例1と同様にして発熱抵抗素子を作製し電気
的パルス信号を入力したところ、電気的パルス信号入力
がlX1010回に達しても発熱抵抗素子は破壊するこ
とがなかった。また、抵抗値の変化も認められなかった
実施例3: 基体をコーニング社製tt7059ガラスに変えた以外
は実施例1と同様にして発熱抵抗層を堆積し発熱抵抗素
子を作製した。
かくして得られた発熱抵抗素子を実施例1と同様にして
駆動したところ、実施例1と同様に十分な耐久性を有し
ていることが確認された。
実施例4: 基体をコーニング社製#7059ガラスに変えた以外は
実施例2と同様にして発熱抵抗層を堆積し発熱抵抗素子
を作製した。
かくして得られた発熱抵抗素子を実施例2と同様にして
駆動したところ、実施例2と同様に十分な耐久性を有し
ていることが確認された。
実施例5: 基体としてアルミナセラミック板を用いて、該基体の表
面上に機能薄膜である発熱抵抗層を形成した0発熱抵抗
層の堆積は第3図に示される装置を用いてスパッタリン
グ法により行なわれた。スパッタリングターゲットとし
ては純度99.9%以上のグラファイトを用い、原料ガ
スとしてCHF3/Ar= 0.1 (容量比)を用い
た。堆積の際の条件は第1表の通りとした。また、スパ
ッタ中における堆積室内のガス圧力は4X10−2To
rrであった。尚、堆積中においては各バルブの開度及
びその他の条件については一定に保ち、第1表に示され
る厚さの発熱抵抗層を形成した。
かくして形成された抵抗層を用いて、実施例1と同様に
して発熱抵抗素子を作製し、更に実施例1と同様にして
該発熱抵抗素子に電気的パルス信号を入力したところ、
実施例1と同様に耐久性が優れていることが確認された
[発明の効果] 以上の様な本発明によれば1機能薄膜として炭素原子を
母体としハロゲン原子と水素原子とを含有してなる非晶
質材料を用いていることにより、熱応答性、熱伝導性、
耐熱性及び/または耐久性の著しく良好な発熱抵抗体が
提供される。また、本発明の機能薄膜は成膜が容易であ
る。
【図面の簡単な説明】 第1図及び第2図は本発明発熱抵抗体の部分断面図であ
る。 第3図は本発明発熱抵抗体の製造に用いられる装置を示
す図である。 第4図は本発明実施例において作製された発熱抵抗素子
の部分断面図である。 2二基体    4:機能薄膜 6.7:電極 1101:堆積室 1137:基体

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基体上に、炭素原子を母体としハロゲン原子と水
    素原子とを含有してなる非晶質材料からなる機能薄膜が
    形成されていることを特徴とする、発熱抵抗体。
  2. (2)機能薄膜におけるハロゲン原子の含有率が0.0
    001〜30原子%である、特許請求の範囲第1項の発
    熱抵抗体。
  3. (3)機能薄膜における水素原子の含有率が0.000
    1〜30原子%である、特許請求の範囲第1項の発熱抵
    抗体。
  4. (4)機能薄膜におけるハロゲン原子の含有率と水素原
    子の含有率との和が0.0001〜40原子%である、
    特許請求の範囲第1項の発熱抵抗体。
  5. (5)ハロゲン原子がFまたはClである、特許請求の
    範囲第1項の発熱抵抗体。
  6. (6)基体が機能薄膜形成面側に炭素原子を母体とする
    非晶質材料からなる表面層を有する、特許請求の範囲第
    1項の発熱抵抗体。
JP60058842A 1985-03-23 1985-03-23 発熱抵抗体 Pending JPS61218110A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4999600A (en) * 1986-10-17 1991-03-12 Centre National De La Recherche Scientifique Cylindrical permanent magnet to produce a transversal and uniform induction field

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US4999600A (en) * 1986-10-17 1991-03-12 Centre National De La Recherche Scientifique Cylindrical permanent magnet to produce a transversal and uniform induction field

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