JPS61217307A - 密封容器入り飲食品の製法 - Google Patents

密封容器入り飲食品の製法

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JPS61217307A
JPS61217307A JP4887385A JP4887385A JPS61217307A JP S61217307 A JPS61217307 A JP S61217307A JP 4887385 A JP4887385 A JP 4887385A JP 4887385 A JP4887385 A JP 4887385A JP S61217307 A JPS61217307 A JP S61217307A
Authority
JP
Japan
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food
drink
lid
container
fruit juice
Prior art date
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Pending
Application number
JP4887385A
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English (en)
Inventor
筒井 秀也
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Kracie Foods Ltd
Original Assignee
Kanebo Foods Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kanebo Foods Ltd filed Critical Kanebo Foods Ltd
Priority to JP4887385A priority Critical patent/JPS61217307A/ja
Publication of JPS61217307A publication Critical patent/JPS61217307A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、紙カップ入り果汁等の密封容器入り飲食品
の製法に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に、祇カップ入り果汁等の密封容器入り飲食品ばつ
ぎのようにして製造されている。すなわち、内面が−ζ
リエチレン竺の樹脂で力11され°ζいる紙カップを準
備し、第6図に示すように、この紙カツプ1内に加熱果
汁2を充填し、裏面がポリエチレン樹脂で加工され、さ
らにホットノル1〜型接着剤が塗布されている蓋3を矢
印のように被ゼ、第7図のように密封することにより製
造されている。上記密封は、上記蓋3の周縁部を加熱シ
ールすることにより行われる。
〔発明が解決しよ、うとする問題点〕
上記のようにして密封された紙カップ入り果汁では、第
7甲に示すように、果汁2の液面と蓋3の裏面との間に
空間4が生じ、この空間4に水蒸気が充満する。上記空
間4の形成は望ましくない。
ため、通常、上記空間4.が生しないよう蓋3を果汁2
の液面に接触させて加熱シールすることが行われるので
あるが、蓋3と果汁液面との間の空気を完全に排出する
ことは不、可能なため、どうしても蓋3と果汁2との間
に空間4が生してしまう。
この空間4は、充填密封された加熱果汁の冷却時の体積
減少により減圧(真空)状態になるため、その吸引作用
によって蓋3が第8図のように凹形にへこみ、製品の外
観を著しく悪くするのである。また、上記空間4には微
量の空気が存在しており、その空気の酸化作用により果
汁2が徐々に変質するというような問題も生じるのであ
る。
この発明は、内容物の冷却時において、蓋体が適正な状
態になり、・しかも空気が残留することのない密封容器
入り飲食品の製法の提供をその目的とするものである。
c問題点を解決するための手段〕 上記の目的を達成するためこの発明の密封容器入り飲食
品の製法は、剛性をもつ有底筒状の容器に、液状の加熱
飲食品を充填し柔軟性をもつ蓋材で内部空間を生じない
ように密封して密封容器入り飲食品を製造する方法であ
って、上記液状加熱飲食品の充填量を、その液状加熱飲
食品の常温における体積に加熱による温度上昇分の増加
体積を加算した量に設定し、密封時における液状加熱飲
食品の上記増加体積分を蓋材の弾性変形で吸収させ、液
状加熱飲食品が常温迄冷却した段階で蓋材が適正な状態
に戻るようにしたという構成をとる。
すなわち、上記のようにすることにより、内容物が冷却
した状態で蓋体が適正な状態に戻り、しかも蓋体と内容
物との間に空気の残留が生しないのである。
この発明の対象となる飲食品(内容物)は、上記のよう
な果汁があげられるが、それ以外にコーヒ、紅茶等の飲
料や清酒等の酒類もあげられる。
また、スープやカレー汁等の液状飲食物もその対象とな
る。
上記の飲食品を収容する有底筒状の容器としては、前記
のような裏面がポリエチレン加工されている祇カップが
あげられるがこれに限定するものではなく、例えばアル
ミニウム、ステンレス等の金属製容器を用いてもよい。
このような容器は、適度な剛性をもっている必要がある
。すなわち、この発明は、内容物の体積の増減を蓋材で
吸収させるようにするものであり、容器自体の変形で吸
収させるものではないからである。
上記の有底筒状の容器を密封する蓋材は、柔軟性を有し
ていることが必要である。これは、先に述べたように、
この蓋材の弾性変形により内容物の温度差に基づく体積
変化を吸収させるためである。したがって、蓋材として
は紙製の材料の裏面にポリエチレン加工を施し、さらに
ホットメルト型接着剤の塗布加工がなされているものや
、アルミニウム材からなるリブリング等が用いられる。
上記例示の飲食品を密封容器に入れ密封する方法は、公
知の方法がそのまま利用される。すなわち、飲食品が果
汁であれば果汁を密封容器に入れて密封する公知の方法
がそのまま採用され、飲食品が清酒等の酒類である場合
には、酒類の密封に行われている公知の方法がそのまま
採用される。
つぎに、この発明を実施例にもとづいて詳しく説明する
〔実施例〕
内面がポリエチレン加工されている紙製のカップ容器(
200cc容量)を準備し、このカップ型容器に90℃
に加熱した果汁を207 cc充填した。その状態を第
1図に示す。図において、11はカップ型容器、12は
充填された果汁である。この場合、果汁12の充填量を
207 ccに設定したのは、20℃における果汁12
の体積200 ccを基準にし、この温度と90℃の温
度との温度差における果汁12の体積膨張分7 ccを
上記200 ccに加算したことによる。つぎに上記カ
ップ型容器11にリブリングを設けたアルミニウム材製
の蓋材13を第2図に示すように装着する。この場合、
リブリングを設けたアルミニウム材製の蓋材13は、第
3図のような平面形状をしており、そのリブリング14
のところから容易に弾性変形するようになっている。つ
ぎに上記蓋材13が装着されたカップ型容器11を第4
図に示すように、ヒートシール用支持台15に装着し、
蓋材13’をヒートシール盤16で押圧しながら加熱し
シールして容器11を密封する。このヒートシール盤1
6による密封に際して、充填加熱果汁12は、蓋材13
によってその表面が強く押圧された状態になるため、蓋
材13と果汁12との間の滞留空気が蓋材13の端部か
ら外部に完全に押し出されるとともに、蓋材13が7 
cc分の体積増加分だけ押し上げられ上方に盛り上がっ
た状態になる。つぎに、ヒートシールされたカップ型容
器11をヒーI・シール用支持台15から取り出し常温
の雰囲気下に放置すると果汁が常温で20℃まで温度降
下する。その結果、果汁12の体積が200 ccに収
縮し設計体積になるため、盛り上がっていた蓋材13が
第5図に示すように正常な平坦状態になる。
このようにして得られた祇カップ入り果汁12は、紙カ
ップの蓋材13が、従来品のように内側にわん曲してい
すに平坦であるため、外観が優れており、また、蓋材1
3と果汁表面との間に残留空気も存在しないため、果汁
の変質も全く生じないのである。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明は、液状飲食品を加熱しその状
態で容器に密封するに際し、上記加熱状態の液状飲食品
の充填量を、その液状飲食品の常温における体積に加熱
による温度上昇分の増加体積を加算した量に設定し、密
封時における液状飲食品の、加熱による体積の増加分を
蓋材の弾性変形により吸収させ、密封後、液状飲食品が
常温迄冷却し体積収縮した段階で蓋材が適正な状態に戻
るようにしているため、蓋材が従来品のように内側にわ
ん曲せず平坦な状態になる。したがって、製品の外観の
向上を実現しうる。また、飲食品の表面と蓋材との間に
空気が残留することがないため、残留空気に起因する飲
食品の変質等が生じず、長期保存性の著しい向上も実現
しうるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図はこの発明の一実施例の製造説明図
、第6図ないし第8図は従来例の説明図である。 11−一カツブ型容器 12−果汁 13−蓋材14−
 リブリング 15− ヒートシール用支持台 16−
 ヒートシール盤 特許出願人  カネボウ食品株式会社 代理人  弁理士  西 藤 征 彦 丈  さ 昧 六 味              派 八 二   派 第4図 特開昭G1−217307(4) 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)剛性をもつ有底筒状の容器に、液状の加熱飲食品
    を充填し柔軟性をもつ蓋材で内部空間を生じないように
    密封して密封容器入り飲食品を製造する方法であつて、
    上記液状加熱飲食品の充填量を、その液状加熱飲食品の
    常温における体積に加熱による温度上昇分の増加体積を
    加算した量に設定し、密封時における液状加熱飲食品の
    上記増加体積分を蓋材の弾性変形で吸収させ、液状加熱
    飲食品が常温迄冷却した段階で蓋材が適正な状態に戻る
    ようにしたことを特徴とする密封容器入り飲食品の製法
JP4887385A 1985-03-11 1985-03-11 密封容器入り飲食品の製法 Pending JPS61217307A (ja)

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