JPS61215843A - 内燃機関における巻掛伝動装置のテンショナ装置 - Google Patents

内燃機関における巻掛伝動装置のテンショナ装置

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JPS61215843A
JPS61215843A JP5477385A JP5477385A JPS61215843A JP S61215843 A JPS61215843 A JP S61215843A JP 5477385 A JP5477385 A JP 5477385A JP 5477385 A JP5477385 A JP 5477385A JP S61215843 A JPS61215843 A JP S61215843A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A8発明の目的 (1)  産業上の利用分野 本発明は、内燃機関において、機関本体に支持される駆
動輪と被動輪間に懸回される無端状伝動帯に自動的に一
定の張力を付与するようにした巻掛伝動装置のテンショ
ナ装置に関するものである。
(2)従来の技術 従来内燃機関において、駆動輪と被動輪間に無端状伝動
帯を懸回し、該伝動帯に圧接されるテンショナ本体にオ
ートアジャスタを連結し、これにより該伝動帯に常に一
定の張力を付与するようにしたものは公知である(実開
昭57−202039号公報)。
(3)発明が解決しようとする問題点 ところで前記従来のものでは貯留池をオートアジャスタ
に補給するように形成されているので、その作動中にエ
アを噛込んで油室内に気泡が発生し易くなるばかりでな
く油が漏洩して巻掛伝動装置をベルト式とした場合には
伝動ベルトと、駆動および被動輪との接触面に油が付着
する不都合を生じそれら間に無用の滑りを生じ、また伝
動ベルトの劣化をはやめるという問題がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものでオートアジャ
スタの常に的確な作動を保障するとともにオートアジャ
スタへの給油系を閉路にして巻掛伝動装置に油が付着す
ることがないようにした、新規な内燃機関における巻掛
伝動装置のテンショナ装置を提供することを目的とする
ものである。
B。発明の構成 (11問題点を解決するための手段 本発明によれば、前記目的達成のため機関本体に支持さ
れる、駆動プーリと被動プーリ間に無端状伝動ベルトを
懸回し、前記伝動ベルトの緩み側にテンショナを圧接し
て該伝動ベルトに所定の張力を付与するようにした、内
燃機関における巻掛伝動装置のテンショナ装置において
、前記機関本体に固着したアジャスタケースにプランジ
ャケースを設け、このプランジャケースに、テンショナ
に連結されるプランジャを摺合してこのプランジャによ
りプランジャケース内を高圧油室と補給油室とに区画し
、前記高圧油室と補給油室とを前記プランジャに穿設し
た弁口を介して連通し、前記高圧油室には、該高圧油室
の昇圧時に前記弁口を閉じ、またその減圧時に該弁口を
開くチェック弁・および前記プランジャを伸長方向に偏
倚して前記テンショナを介して前記緩み側に所定の張力
を付与する緊張ばねとを収容し、また前記補給油室を、
アジャスタケースに形成した給油通路を介して油圧ポン
プに連通し、前記給油通路に、該通路内を一定圧に保持
するレギエレタを設ける。
(2)作 用 前記構成によれば、油圧ポンプからの加圧油は閉回路を
なす給油系を経てオートアジャスタに補給され、該オー
トアジャスタ内の補給油室が常に一定に保持されて該ア
ジャスタを的確に作動させるとともにベルト弐巻掛伝動
装置に油が付着することがない。
(3)実施例 以下、第1〜6図により本発明装置をDOHC型四サイ
クル内燃機関に実施した場合の第1実施例について説明
する。
第1図において、前記内燃機関の機関本体Eの一端面に
は、クランク軸1と、動弁機構の一対の動弁カム軸2と
を連動するベルト式調時巻掛伝動装置Tが設けられる。
この調時巻掛伝動装置Tは、クランク軸1に固着される
駆動プーリ3と、一対の動弁カム軸2にそれぞれ固着さ
れる被動プーリ4との間に無端状伝動ベルト5を懸回し
て構成される。伝動ベルト5はコグベルトであってその
途中には、他の被動プーリ6が懸回され、この被動プー
リ6によって機関本体Eの冷却用水ポンプ7が駆動され
る。
第1〜3図において前記駆動プーリ3と他の被動プーリ
6間において、伝動ベルト5の緩み側51の外側には、
テンションプーリ8が配設され、このテンションプーリ
8は、揺動レバー9の中間部に突設したプーリ軸10に
ボール軸受11を介して回転自在に支承される。前記揺
動レバー9の基端は、支軸12を以て機関本体Eの端壁
13に上下に揺動自在に軸支され、また該揺動レバー9
の先端に後に詳述する、伝動ベルト5の給油式オートア
ジャスタAが連結される。そしてこのオートアジャスタ
Aの押圧力で前記テンションプーリ8は、伝動ベルト5
に圧接され、該ベルト5に一定の張力が付与される。
また前記揺動レバー9の中間位置の上部には、基端を機
関本体Eの端壁13に結着される引張ばね14の他端側
が連結されており、この引張ばね14の引張力は、前記
揺動レバー9を支軸12回りに反時計方向に揺動するよ
うに偏倚し、テンションプーリ8を伝動ベルト5の緩み
側5.外面に圧接するように偏倚させる。
機関本体Eの端壁13には、該本体Eの各被潤滑部に潤
滑油等を強制給油するための従来公知の油圧ポンプPが
固着され、この油圧ポンプPは、クランク軸1に直結さ
れて駆動される。そして機関本体E内の貯留池を吸込通
路Pi(第4図)より吸上げ吐出通路POへ吐出する。
前記油圧ポンプPのポンプケース16の外面には、前記
給油式オートアジャスタAのアジャスタケース17が一
体に鋳造成形される。
次にこの給油式オートアジャスタAの構造を主に第5.
6図を参照して説明すると、前記オートアジャスタAの
アジャスタケース17は、ポンプケース16の外面上部
に一体に形成される。アジ″ ヤスタケース17には、
開放上端18を有する中空円筒状のハウジング19が形
成される。このノ1ウジング19内には同じく開放上端
20を有する中空円筒状のプランジャケース21が嵌着
され、このプランジャケース21の上部外周とノhウジ
ング19の内周面間に0リング22が介装される。
前記プランジャケース21内には、プランジャ23が昇
降可能に摺合され、このプランジャ23の解放上端24
にはプラグ25が嵌着される。このプラグ25の上部に
形成した凹所26にはスリッパ部材27が0リング29
を介して嵌入され、このスリッパ部材27の頂面にスリ
ッパ面28が形成され、このスリッパ面28に、前記揺
動レバー9の先端に調節自在に螺合される調節ねし30
の下端が当接される。前記プランジャ23はプランジャ
ケース21内の下部に高圧油室31を、またその上部に
補給油室32を画成する。
前記プランジャ23の底壁23dには弁口33が開口さ
れ、この弁口33を通して前記高圧油室31と、前記補
給油室32とが連通される。高圧油室31内には前記弁
口33を開閉するチェック弁Vと、前記プランジャ23
を上方へ弾発する緊張ばね34とが収容されており、前
記チェック弁■は、弁口33の弁座に着座される球状弁
体35と、この弁体35を収容するパルプケージ36と
、この弁体35を閉弁方向に付勢する弁ばね37とより
構成される。
前記Oリング22よりも下方において、プランジャケー
ス21の側壁21S、およびプランジャ23の側壁23
sには、相互に常時連通ずる給油孔38、および油口3
9が貫通して設けられ、前記給油孔38は、アジャスタ
ケース17に穿設した給油通路40に連通され、また前
記油孔39は、前記補給油室32に連通される。
前記給油通路40は前記油圧ポンプPの吐出口41に連
通される。したがって機関の運転にともなってクランク
軸1に連結される油圧ポンプPが駆動されれば、そこか
らの加圧油は常時前記吐出口41、給油通路40、給油
孔38、および油孔39を通って補給油室32へ強制給
油される。
第6図に明瞭に示すように前記給油通路40は、補給油
室32側の下流、側通路40dと、油圧ポンプP側の上
流側通路40uとよりなり、前記下流側通路40dの開
口端は栓体42によって閉じられる。下流側給油路40
d内には、調圧用レギュレタRが内蔵される。このレギ
ュレタRは、下流側通路40d内に摺動自在に嵌合され
て油溜連通路44を開閉するピストン46と、このピス
トン46を閉じ側に付勢するばね47よりなり、給油通
路40内の油圧が所定値以上に上昇すると、前記ばね4
7の弾抛力に抗してピストン46を開き方向に摺動し、
油溜連通路44を給油通路40に連通して給油通路40
内の加圧油を機関本体E下部の油溜48に戻すようにな
っている。
前記0リング22と給油孔38間において、プランジャ
ケース21例の側壁213には、排油孔49が穿設され
る。この排油孔49は、プランジャケース21とプラン
ジャ23間に形成される環状油室51およびハウジング
19に形成した排油通路50を通して機関本体E内の油
溜48に連通されている。
1ランジヤ23内の補給油室32は、プランジャ23の
開放上端24とプラグ25との嵌合面間に形成されるリ
ーク通路56を通して環状油室51に連通されており、
補給油室32内の油は噛込みエアとともに前記リーク通
路56を通って環状油室51に流れ、さらに該環状油室
51から前記排油孔49、および排油通路50を通って
機関本体E内の油溜48内に還流される。
さらに第5図に示すようにハウジング19の底部には前
記高圧油室31の下部とオイルポンプPの吐出口41と
を連通ずるエア抜道路52が穿設され、このエア抜道路
52はハウジング19内にプランシャケ−・ス21を組
込む際の油室57内に封入されるエアを抜くためのもの
である。
プランジャケース21の上端外周面には、ゴム、合成樹
脂等により形成されるブーツ53の下端が締付リング5
4によって油密に纏着され、また該ブーツ53の上端部
は、反転されて締付リング55によって前記プラグ25
の外周に油密に纏着される。そしてこのブーツ53はプ
ランジャ23の昇降に追従するように伸縮し、プランジ
ャケース21とプラグ25間を油密に封緘する。
次に本発明の実施例の作用について説明する。
いま機関が運転されると、クランク軸1の回転は駆動プ
ーリ3、伝動ベルト5、および被動プーリ4よりなるベ
ルト式調時巻掛伝動装置Tを介して一対の動弁カム軸2
に伝達される。
前記伝動ベルト5の緩み側5Iに配設されるテンション
プーリ8は、オートアジャスタAにより伝動ベルト5に
圧接され、該伝動ベルト5の緩み側5.の張力変動に応
動して自動的に作動し、該伝動ベルト5に一定の張力を
付与する。
次に前記オートアジャスタAの作用についてさらに詳細
に説明する。
プランジャケース21内の高圧油室31、および補給油
室32には、機関の潤滑油と同じ油が予め注入される。
クランク軸1に連結される機関の潤滑用油圧ポンプPか
らの加圧油の一部は吐出口41、給油通路40、給油孔
38および油孔39を通って補給油室32内に常時強制
給油され、該補給油室32は圧油によって満たされてい
る。また補給油室32内の油は、該室32内に封入され
た噛込みエアとともにリーク通路56を通って環状油室
51に至り、そこから排油孔49、排油通路50を通っ
て機関本体E下部の油溜48内に還流される。したがっ
て機関の運転中オートアジャスタAには絶えず加圧潤滑
油が補給され、しかも油圧ポンプP1オートアジャスタ
Aおよび油溜48間を循環する油は、機関本体Eの外に
漏洩することがなく、油が前記ベルト弐巻掛伝動装置T
に付着することがない。
そして給油通路40内の油圧が所定値を超えると、前記
レギュレタRのピストン46かばね47の弾発力に抗し
て後退し、油溜連通路44が給油通路40に連通して該
通路40内の加圧油を油溜48に還流させる。したがっ
て補給油室32内には常に一定圧の油が流れ、該室32
にエアを噛込んでもその排出が容易で・ある。
オートアジャスタA内において、高圧油室31内の緊張
ばね34は、その弾発力でプランジャ23を上方に押上
げ、スリッパ部材27、および調節ねじ30を介して揺
動レバー9を第1図において反時計方向に揺動する。こ
れによりテンションプーリ8は、伝動ベルト5の緩み側
5.を内方に押圧し、伝動ベルト5に一定の張力を付与
する。
また前記引張ばね14の弾発力も揺動レバー9を第1図
において反時計方向に揺動するように付勢するので、伝
動ベルト5への張力付与を助成する。
伝動ベルト5の伸び等に追従してプランジャ23が上昇
すれば、高圧油室31が減圧するので、補給油室32と
の圧力差によりチェック弁Vの球状弁体35は、弁口3
3を開き、補給油室32内の油は弁口33を通って高圧
油室31に補給される。
調時巻掛伝動装置Tの作動中、クランク軸1、動弁カム
軸2等に作用するトルク変動により伝動ベルト5の緩み
側5Iに引張力が作用すると、この引張力はテンション
プーリ8を押し戻すように働き、さらに揺動レバー9を
介してプランジャ23を押し下げるように働く。これに
よ・り高圧油室31の油圧が上昇してチェック弁Vの球
状弁体35が弁口33を閉じるので、補給油室32への
油の逆流を阻止することができ、結局高圧油室31内の
油圧が、伝動ベルト5の緩み側51の引張力に対抗する
ことによりテンションプーリ8の後退を抑制する。
而してこの場合高圧油室31内の圧油は、プランジャケ
ース21とプランジャ23間の摺動間隙や高圧油室31
の油が内部に若干の気泡を含んでいることに起因して、
実際にはプランジャ23は僅かながら沈み込みこれによ
って伝動ベルト5の緩み側51に作用する引張衝撃を緩
和することができる。
伝動ベルト5の緩み側5.から引張力が解除されると、
緊張ばね34の弾発作用によりプランジャ23は再度上
昇し、揺動レバー9を介してテンションプーリ8が伝動
ベルト5の緩み側5.を押圧し、伝動ベルト5に再び一
定の張力を付与し、伝動ベルト5に伸びがあればこれを
補償することができる。そしてプランジャ23の上昇に
より減圧する高圧油室31内には前述のように補給油室
32内の油が補給される。
前記作動において、補給油室32内には前述のように油
圧ポンプPからの加圧油が常時供給されるので、補給油
室32の油に多少の漏洩があってもこれを直ちに補償す
ることができ、また補給油室32内へは絶えず油が補給
されることにより、該室32内への噛込みエアの排出も
容易になり、全体として伝動ベルトの緊張度の自動調節
がより適確に行われる。
第7図には本発明の第2実施例が示される。
この第2実施例では、ポンプケース16とアジャスタケ
ース17とが別体に形成され、ポンプケース16の外端
面に複数個のボルト60を以てアジャスタケース17が
直接固着される。
而してこの第2実施例のものではオートアジャスタAの
メンテナンスが容易となり、また該オートアジャスタA
の、ポンプケース16に対する取付は自由度が増し、そ
のレイアウトがし易くなる。
他の構造においては前記第1実施例のものと同じである
ば、オートアジャスタの補給油室内には絶えず加圧油が
補給されるとともに油圧ポンプからの吐出圧油に脈動が
あっても該油室内は常に一定圧に保たれ、オートアジャ
スタ内の圧油へのエアの噛込みを少なくし、またエアが
噛込んでもその排出を迅速容易に行って気泡の発生を可
及的に低減し、しかもチェック弁の開弁圧を常に一定に
することができ、その結果オートアジャスタの的確な作
動を保障し、さらに油圧ポンプからオートアジャスタへ
の給油系からの油の漏洩を防止してベルト式巻掛伝動装
置に漏洩油が付着する心配もなく、全体としてベルト式
巻掛伝動装置の伝動効率を大幅に向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1〜6図は本発明装置の一実施例を示すもので、第1
図は本発明装置を備えた、内燃機関の調時巻掛伝動装置
の正面図、第2図は第1図の■線矢視側面図、第3図は
第1図m−m線に沿う拡大断面図、第4図は、第2図I
V−IV線に沿うポンプケースの裏面図、第5図は、第
2図V−V線に沿う拡大断面図、第6図は、第5図Vl
−Vl線に沿うアジャスタケースの断面図、第7,8図
は本発明の第2実施例を示すもので、第7図はポンプケ
ーの一部の正面図、第8図は第7図の■−■線断面図で
ある。 E・・・機関本体、■・・・チェック弁、R・・・レギ
エレタ、P・・・油圧ポンプ 3・・・駆動プーリ、4・・・被動プーリ、5・・・、
伝動ベルト、51・・・緩み側、8・・・テンションプ
ーリ、17・・・アジャスタケース、21・・・プラン
ジャケース、23・・・プランジャ、31・・・高圧油
、32・・・補給油室、33・・・弁口、34・・・緊
張ばね、4o・・・給油通路、1・・・吐出口 特 許 出 願 人 本田技研工業株式会社株式会社田
中マシン工業 第3図 第4図 片 第5図 第6図 ヒー、−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 機関本体に支持される、駆動プーリと被動プーリ間に無
    端状伝動ベルトを懸回し、前記伝動ベルトの緩み側にテ
    ンショナを圧接して該伝動ベルトに所定の張力を付与す
    るようにした、内燃機関における巻掛伝動装置のテンシ
    ョナ装置において、前記機関本体にプランジャケースを
    設け、このプランジャケースに、前記テンショナに連結
    されるプランジャを摺合してこのプランジャによりプラ
    ンジャケース内を高圧油室と補給油室とに区画し、前記
    高圧油室と補給油室とを前記プランジャに穿設した弁口
    を介して連通し、前記高圧油室には、該高圧油室の昇圧
    時に前記弁口を閉じ、またその減圧時に該弁口を開くチ
    ェック弁、および前記プランジャを伸長方向に偏倚して
    前記テンショナを介して前記緩み側に所定の張力を付与
    する緊張ばねとを収容し、また前記補給油室を、給油通
    路を介して油圧ポンプに連通し、前記給油通路の途中に
    、該通路内を一定圧に保持するレギュレタを設けたこと
    を特徴とする内燃機関における巻掛伝動装置のテンショ
    ナ装置。
JP5477385A 1985-03-19 1985-03-19 内燃機関における巻掛伝動装置のテンショナ装置 Granted JPS61215843A (ja)

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