JPS6120517Y2 - - Google Patents

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JPS6120517Y2
JPS6120517Y2 JP16629179U JP16629179U JPS6120517Y2 JP S6120517 Y2 JPS6120517 Y2 JP S6120517Y2 JP 16629179 U JP16629179 U JP 16629179U JP 16629179 U JP16629179 U JP 16629179U JP S6120517 Y2 JPS6120517 Y2 JP S6120517Y2
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internal pressure
light
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  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は加熱炉中に配置された試験片に内圧
を加えたとき生じる変形寸法を測定する内圧クリ
ープ試験装置に関する。
従来、管状試料片の内圧クリープ試験をする場
合には、ダイヤルゲージのバーを加熱炉中に差し
込み、その先端を試料片に接触させるようにして
いた。そのため高温にさらされているバーの膨張
による誤差やバーの先端が接触している試料片の
表面における状態による誤差、或いは試料片を回
転して管状試料片の数ケ所の角度における外径を
測定すると接触圧により試料片に傷がつきこれに
よつて生じる誤差などの問題があり、μmオーダ
の測定は極めて不正確なものであつた。
本考案は、高温状態の試料片の変形寸法を非接
触で正確に測定することのできる内圧クリープ試
験装置を提供することを目的とする。
以下、本考案の一実施例について説明する。第
1図及び第2図に示すように基台1の中央部に投
光器2が配置され、この投光器2の周囲に3個の
加熱炉3,3,3が配置される。投光器2は3個
の投光レンズ24,24,24から順次レーザビ
ームを発射し、このレーザビームは窓35,36
を通つて加熱炉3中を通過し受光器4,4,4に
入射する。
投光器2は、第3図に示すようにレーザ発振器
21と、回転ミラー22と、この回転ミラー22
を駆動する同期モータ23とを有し、レーザ発振
器21から発射されたレーザビームを回転ミラー
22によつて水平面内に回転させる。投光レンズ
24は水平面内で放射状に拡がるレーザビームを
平行にするためのものである。
加熱炉3は例えば図に示すように電気炉からな
り、ヒータ部31に光通路33,34が設けら
れ、窓35,36は耐熱ガラスでつくられる。炉
芯部32には回転棒51,52により挾持された
管状試料片5が配置される。光通路33を通るレ
ーザビームがこの試料片5を照射する。回転棒5
2には貫通孔が設けられており、図示しない圧力
源よりこの貫通孔を通して試料片5に内圧が加え
られる。この回転棒51,52はモータ53、ベ
ルト・プーリ機構54(第1図参照)により回転
される。受光器4は受光素子41と受光レンズ4
2とからなり、加熱炉3中を通過してきたレーザ
ビームが受光レンズ42を経て受光素子41に入
射する。
試料片5には第4図に示すように圧力源61か
ら電磁弁62を経て調整された内圧が加えられ
る。この内圧は圧力検出器63により検出され、
比較器64において圧力設定器65の設定圧力と
比較されて電磁弁62が制御される。検出された
圧力は記録計66に送られるとともにデジタル圧
力計71を経てプリンタ73によりプリントアウ
トされる。加熱炉3では、その温度を検出して温
度指示調整計67及び電圧調整器68によりヒー
タに加える電圧を調整して温度を一定のものとす
る。試料片5の実際の温度は別に検出されて記録
計66に送られるとともにデジタル温度計70を
経てプリンタ73によりプリントアウトされる。
測寸器69は投光器2を制御し受光器4からの信
号を受けて試料片5の外径を測定し、アナログ変
位記録計72に送るとともにプリンタ73により
プリウトアウトする。試料片5は前記したように
回転しており、例えば0度、45度、90度、135度
の各角度における外径寸法が測定される。
この測寸器69は次のような原理で測定を行な
う。すなわち第5図に示すように回転ミラー22
が回転することによりレーザビームが水平面内で
順次放射状に回転して行くことになるが、投光レ
ンズ24により平行ビームとされ平行移動して行
く。そのため受光素子41には試料片5の影に相
当する時間だけレーザビームが入射しないことに
なる。この受光素子41の出力を増巾器82で増
巾した後クロツク発生器81からの一定周期のパ
ルスをゲート83によりゲートすれば、カウンタ
84により影の部分に相当する時間が計数され
る。こうしてカウンタ84により試料片5の外径
寸法がデジタル値で計測される。なおレーザビー
ムの回転速度とゲートされるパルスとが完全に同
期されていなければならないので、前記のクロツ
ク発生器81からモータドライバ85にクロツク
信号を送り同期モータ23を制御するようにして
いる。回転ミラー22は例えば毎分3000回回転
し、10〜100回ほど計測を行なつてその平均値を
出力するようにする。
この実施例では1個の投光器2のみを用い、こ
の投光器2のまわりに複数の加熱炉3を円周上に
配置しそれぞれに受光器を設けることによつて、
回転ミラー22の1回転で複数個の試料片5の外
径測定ができる。
加熱炉3の光通路34には、プリズム25,3
7(第3図)を配置したときにレーザビームが通
過するようになつており、回転棒51がこのレー
ザビームにより照射される。回転棒51は基準ゲ
ージとして形成されており、プリズム25,37
を配置したときに較正が行なえるようにしている
(内圧クリープ試験は300時間−4ケ月ほど行なわ
れることが多いので較正は例えば1週間ごとに行
なう)。なお基準ゲージを加熱炉3の内部に配置
せず加熱炉3の外部(例えば第3図に示すプリズ
ム37の位置)に配置して較正を行なうようにし
てもよい。この場合基準ゲージの外径は試験片5
の外径よりも大きなものとする必要がある。この
場合には光通路34は不要となる。
光通路33は(光通路34も)水平方向に細長
いスリツト状に形成されており、外部からの外乱
光を防ぐとともに炉中のゴミによるガラス面の汚
染を防ぐようにしている。
炉芯部32は高温状態(例えば500℃)である
ためかげろう現象により誤差が生じるおそれがあ
る。この誤差を防ぐために炉芯部32を真空状態
にするか或いはヘリウム、アルゴンなどの不活性
ガスを少量封入し、希薄な不活性ガス雰囲気中に
試料片5を配置することが望ましい。
上記の実施例では1個の投光器2からレーザビ
ームを水平面内で回転させるように構成して複数
の試料片を測定するようにしているが、第6図に
示すように1個の投光器2と1個の受光器4とを
配置し、ミラー91,92を経て通るレーザビー
ムが第1の試料片5を照射し、ミラー93,94
を経て通るレーザビームが第2の試料片5を照射
し、更にミラー95,96を通るレーザビームが
第3の試料片5を照射するように構成し、且つ、
1個の試料片5が照射されているときに他の関係
ないミラーは退避させるなどしてレーザビームの
通過に障害にならないように構成するようにして
もよい。こうすると第6図から分るように受光器
4も1個でよく、しかもレーザビームの通過距離
がどの試料片5の場合でも等しくなるので精度が
均一になり好ましい。
更に第7図に示すようにミラー97,98を図
示しないフレームなどにより一体に保持し、試料
片5の軸方向に平行に一体に移動させるようにし
てもよい。こうすると試料片5の変形寸法の軸方
向での分布を測定することができる。
以上、実施例について説明したように本考案に
よれば、光ビームにより高温下の試料片の変形寸
法を測定するようにしているため非接触で測定が
行なえ、試験片の破裂時などでも正確な測定が行
なえる。また、試料片を支持装置で回転させるよ
うにしているので、試料片の各方向での変形寸法
(ふくらみ等)を簡単に測定できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は一実施例の正面図、第2図は同平面
図、第3図は第2図のA−A線断面図、第4図は
同制御系統図、第5図は原理を示すための模式
図、第6図及び第7図は変形例をそれぞれ示すた
めに模式図である。 1……基台、2……投光器、21……レーザ発
振器、22……回転ミラー、23……同期モー
タ、24……投光レンズ、25,37……プリズ
ム、3……加熱炉、31……ヒータ部、32……
炉芯部、33,34……光通路、35,36……
窓、4……受光器、41……受光素子、42……
受光レンズ、5……試料片、51,52……回転
棒、53……モータ、54……ベルト・プーリ機
構、61……圧力源、62……電磁弁、63……
圧力検出器、64……比較器、65……圧力設定
器、66……記録計、67……温度指示調整計、
68……電圧調整器、69……測寸器、70……
デジタル温度計、71……デジタル圧力計、72
……アナログ変位記録計、73……プリンタ、8
1……クロツク発生器、82……増巾器、83…
…ゲート、84……カウンタ、85……モータド
ライバ、91〜98……ミラー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 加熱炉中に位置するよう試料片を支持し且つこ
    の試料片を回転させる支持装置と、この試料片に
    所定の内圧を加える加圧器と、前記加熱炉に設け
    られた光通路と、この光通路を通して前記試料片
    に光ビームを照射し、その影の長さにより前記試
    料片の外寸を測定する測寸器とを有してなる内圧
    クリープ試験装置。
JP16629179U 1979-11-30 1979-11-30 Expired JPS6120517Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16629179U JPS6120517Y2 (ja) 1979-11-30 1979-11-30

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16629179U JPS6120517Y2 (ja) 1979-11-30 1979-11-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5682642U JPS5682642U (ja) 1981-07-03
JPS6120517Y2 true JPS6120517Y2 (ja) 1986-06-20

Family

ID=29677185

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16629179U Expired JPS6120517Y2 (ja) 1979-11-30 1979-11-30

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6047942A (ja) * 1983-08-26 1985-03-15 Sumitomo Metal Ind Ltd 材料引張試験装置
JP6071689B2 (ja) * 2013-03-26 2017-02-01 日本碍子株式会社 曲げ強度試験装置

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Publication number Publication date
JPS5682642U (ja) 1981-07-03

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