JPS61202125A - 炎光光度検出器 - Google Patents
炎光光度検出器Info
- Publication number
- JPS61202125A JPS61202125A JP4351685A JP4351685A JPS61202125A JP S61202125 A JPS61202125 A JP S61202125A JP 4351685 A JP4351685 A JP 4351685A JP 4351685 A JP4351685 A JP 4351685A JP S61202125 A JPS61202125 A JP S61202125A
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- JP
- Japan
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- flame
- magnetic field
- burner
- detection
- signal
- Prior art date
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- Granted
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- Spectrometry And Color Measurement (AREA)
- Investigating, Analyzing Materials By Fluorescence Or Luminescence (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は炎光光度検出器に関し、特にそのバーナーの炎
部分に変調磁場をかけ、例えば炎中のリン化合物による
緑色の発光強度を変調することによりその検出感度を向
上させた炎光光度検出器に関する。
部分に変調磁場をかけ、例えば炎中のリン化合物による
緑色の発光強度を変調することによりその検出感度を向
上させた炎光光度検出器に関する。
一般にガスクロマトグラフィ、液体クロマトグラフィ等
の装置のリン等の検出センサとしては、炎光光度検出器
(FPI):フレーム・フォトメトリック・ディテクタ
)が使用されている。
の装置のリン等の検出センサとしては、炎光光度検出器
(FPI):フレーム・フォトメトリック・ディテクタ
)が使用されている。
これは酸水素炎中に試料を導入し、例えばリン化合物の
場合、炎中のリン化合物(HPO)が発する緑色発光の
強度を測定することにより、リン濃度を計測するもので
ある。
場合、炎中のリン化合物(HPO)が発する緑色発光の
強度を測定することにより、リン濃度を計測するもので
ある。
ところが、この炎光光度検出器では、検出時にリン化合
物以外の不要な雑音信号(バックグランドノイズ)によ
りリン化合物の信号(検出目標信号)が隠れてしまい、
その検出感度が制限されてしまうという問題があった。
物以外の不要な雑音信号(バックグランドノイズ)によ
りリン化合物の信号(検出目標信号)が隠れてしまい、
その検出感度が制限されてしまうという問題があった。
そこで本発明者らは、燃焼反応の磁場効果について種々
研究を行ったところ、酸水素炎中のリン化合物、スズ化
合物等の発光が磁場をかけると変化することを見出し、
これから、変調磁場によってこれら化合物による発光が
変調できることに着目して本発明をなすに至ったのであ
る。
研究を行ったところ、酸水素炎中のリン化合物、スズ化
合物等の発光が磁場をかけると変化することを見出し、
これから、変調磁場によってこれら化合物による発光が
変調できることに着目して本発明をなすに至ったのであ
る。
本発明の目的は、炎光光度検出器のバーナーの炎の部分
に変調磁場をかけることによって、検出時のバンクグラ
ンドノイズをとり除き、被検出物の目標信号のみを取り
出して検出感度を向上させることができる優れた炎光光
度検出器を提供することである。
に変調磁場をかけることによって、検出時のバンクグラ
ンドノイズをとり除き、被検出物の目標信号のみを取り
出して検出感度を向上させることができる優れた炎光光
度検出器を提供することである。
前記目的を達成する本発明の炎光光度検出器は、そのバ
ーナーの炎の部分に変調磁場をかける手段と、前記バー
ナーの炎からの特定波長の光の検出手段と、この検出手
段の出力のうち変調磁場の周波数で変調された信号を増
幅する手段とを備えていることを特徴としている。
ーナーの炎の部分に変調磁場をかける手段と、前記バー
ナーの炎からの特定波長の光の検出手段と、この検出手
段の出力のうち変調磁場の周波数で変調された信号を増
幅する手段とを備えていることを特徴としている。
以下、添付図面を用いて本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の炎光光度検出器の一実施例の構成を示
す概略図である。
す概略図である。
この実施例では、炎光光度検出器の酸水素炎バーナ−1
の廻りに、略C字状の電磁石2のギャップ部6を位置さ
せている。7は前記電磁石2のコイル、8は交流電源で
あり、コイル7に交流を流すことによって前記ギャップ
部6に特定周波数の変調磁場を発生させる。この場合、
前記ギャップ6に発生させる変am at場は一方向の
オンオフ磁場であることが望ましい。(したがって前記
交流電源8には、全波整流された交流、半波整流された
交流あるいはオンオフのパルス波等を発生させるような
ものを使用すれば良い。) 前記バーナー1の下方にはバーナー1の炎の発光のうち
特定波長の光、例えばリン化合物の場合、緑色の光のみ
を通過させる干渉フィルタまたは分光装置3を置き、干
渉フィルタまたは分光装置3の下方に設置した光検出器
4で緑色の光の強度を計測する。また、前記光検出器4
の出力は、変調磁場の周波数の参照信号により位相検波
する、いわゆるロックイン増幅器5に接続する。このロ
ックイン増幅器5は、前記光検出器4の出力から例えば
100Hzの周波数のみを取り出して増幅し、これを直
流出力として出力することができるようなものである。
の廻りに、略C字状の電磁石2のギャップ部6を位置さ
せている。7は前記電磁石2のコイル、8は交流電源で
あり、コイル7に交流を流すことによって前記ギャップ
部6に特定周波数の変調磁場を発生させる。この場合、
前記ギャップ6に発生させる変am at場は一方向の
オンオフ磁場であることが望ましい。(したがって前記
交流電源8には、全波整流された交流、半波整流された
交流あるいはオンオフのパルス波等を発生させるような
ものを使用すれば良い。) 前記バーナー1の下方にはバーナー1の炎の発光のうち
特定波長の光、例えばリン化合物の場合、緑色の光のみ
を通過させる干渉フィルタまたは分光装置3を置き、干
渉フィルタまたは分光装置3の下方に設置した光検出器
4で緑色の光の強度を計測する。また、前記光検出器4
の出力は、変調磁場の周波数の参照信号により位相検波
する、いわゆるロックイン増幅器5に接続する。このロ
ックイン増幅器5は、前記光検出器4の出力から例えば
100Hzの周波数のみを取り出して増幅し、これを直
流出力として出力することができるようなものである。
そして、前記ロックイン増幅器5にはレコーダー9を接
続して、その直流出力、即ちリン濃度を記録できるよう
にしておく。
続して、その直流出力、即ちリン濃度を記録できるよう
にしておく。
以上のように構成された本発明の炎光光度検出器では、
前記電磁石2のコイル7に交流電源8から交流電圧を印
加して、リン化合物の場合、炎光光度検出器のバーナー
1の炎の部分に尖頭磁場強度が4000〜9000 G
の一方向の変調磁場をオンオフさせてかけることにより
、炎中のリン化合物による緑色発光を変調する。
前記電磁石2のコイル7に交流電源8から交流電圧を印
加して、リン化合物の場合、炎光光度検出器のバーナー
1の炎の部分に尖頭磁場強度が4000〜9000 G
の一方向の変調磁場をオンオフさせてかけることにより
、炎中のリン化合物による緑色発光を変調する。
変調されたバーナー1の炎からの緑色の光は、前記干渉
フィルタまたは分光装置3を通過して光検出器4に入力
され、ここで検出される。光検出器4で検出された信号
にはまだ前述のパックグランドノイズが含まれているの
で、この光検出器4の出力をロックイン増幅器5に入力
し、このロックイン増幅器5で光検出器4からの入力信
号を、前記磁場変調の周波数の参照信号により位相検波
し、これを直流に変換して出力させて前記レコーダー9
で記録させる。このようにすればバンクグランド部分の
ノイズが取り除かれた、リン化合物の発光による検出目
標信号のみが第2図のように出力される。そして、バン
クグランド部分のノイズが取り除かれるため、試料を入
れないブランクの場合、第2図に示されるようにロック
イン増幅器5の出力はO■になる。
フィルタまたは分光装置3を通過して光検出器4に入力
され、ここで検出される。光検出器4で検出された信号
にはまだ前述のパックグランドノイズが含まれているの
で、この光検出器4の出力をロックイン増幅器5に入力
し、このロックイン増幅器5で光検出器4からの入力信
号を、前記磁場変調の周波数の参照信号により位相検波
し、これを直流に変換して出力させて前記レコーダー9
で記録させる。このようにすればバンクグランド部分の
ノイズが取り除かれた、リン化合物の発光による検出目
標信号のみが第2図のように出力される。そして、バン
クグランド部分のノイズが取り除かれるため、試料を入
れないブランクの場合、第2図に示されるようにロック
イン増幅器5の出力はO■になる。
このように、バックグランド部分のノイズが除去される
ことにより、リン濃度が感度良く検出できる。
ことにより、リン濃度が感度良く検出できる。
なお、バーナー1の炎の部分に変調磁場をかける手段は
、前記交流電源と電磁石との組み合わせに限定されるも
のではなく、例えばバーナー近傍に設置した円板の周囲
に永久磁石を取り付け、この円板を一定速度で回転させ
ることによっても得ることができる。
、前記交流電源と電磁石との組み合わせに限定されるも
のではなく、例えばバーナー近傍に設置した円板の周囲
に永久磁石を取り付け、この円板を一定速度で回転させ
ることによっても得ることができる。
また、炎光光度検出器は、分析機器であるガスクロマト
グラフィや液体クロマトグラフィ等のセンサとして広く
利用されているので、炎光光度検出器における検出感度
の向上により、ガスクロマトグラフィや液体クロマトグ
ラフィ等の分析精度を向上させることができる。
グラフィや液体クロマトグラフィ等のセンサとして広く
利用されているので、炎光光度検出器における検出感度
の向上により、ガスクロマトグラフィや液体クロマトグ
ラフィ等の分析精度を向上させることができる。
なお、リンのみでなく、炎中の発光強度が磁場変調され
る元素の検出にもこの炎光光度検出器は有効である。ま
た、本発明の炎光光度検出器を用いれば、磁場変調する
成分と磁場変調しない成分が試料中に共存する場合、液
体クロマトグラフィやガスクロマログラフィによって前
処理の分離をしないでも磁場変調成分のみを検出できる
。
る元素の検出にもこの炎光光度検出器は有効である。ま
た、本発明の炎光光度検出器を用いれば、磁場変調する
成分と磁場変調しない成分が試料中に共存する場合、液
体クロマトグラフィやガスクロマログラフィによって前
処理の分離をしないでも磁場変調成分のみを検出できる
。
以上説明したように本発明の炎光光度検出器は、そのバ
ーナーの炎の部分に変ljJ Em場をかける手段と、
前記バーナーの炎からの特定波長の光の検出手段と、こ
の検出手段の出力の変調磁場の周波数で変調された信号
を増幅する手段とを備えていることにより、バックグラ
ンド部のノイズがとり除かれるので、検出感度が向上す
るという効果がある。この結果、本発明の炎光光度検出
器を利用すれば、ガスクロマトグラフィや液体クロマト
グラフィ等の分析精度を向上させることができるという
効果がある。
ーナーの炎の部分に変ljJ Em場をかける手段と、
前記バーナーの炎からの特定波長の光の検出手段と、こ
の検出手段の出力の変調磁場の周波数で変調された信号
を増幅する手段とを備えていることにより、バックグラ
ンド部のノイズがとり除かれるので、検出感度が向上す
るという効果がある。この結果、本発明の炎光光度検出
器を利用すれば、ガスクロマトグラフィや液体クロマト
グラフィ等の分析精度を向上させることができるという
効果がある。
なお、リンのみでなく、炎中の発光強度が磁場変調され
る元素の検出にもこの炎光光度検出器は有効である。ま
た、本発明の炎光光度検出器を用いれば、磁場変調する
成分と磁場変調しない成分が試料中に共存する場合、液
体クロマトグラフィやガスクロマログラフィによって前
処理の分離をしないでも磁場変調成分のみを検出できる
という効果がある。
る元素の検出にもこの炎光光度検出器は有効である。ま
た、本発明の炎光光度検出器を用いれば、磁場変調する
成分と磁場変調しない成分が試料中に共存する場合、液
体クロマトグラフィやガスクロマログラフィによって前
処理の分離をしないでも磁場変調成分のみを検出できる
という効果がある。
第1図は本発明の炎光光度検出器の構成を示す概略図、
第2図は検出されたリン信号と、試料を入れないブラン
クによる信号とを示す線図である。 ■・・・バーナー、2・・・電磁石、3・・・干渉フィ
ルタまたは分光装置、4・・・光検出器、5・・・ロッ
クイン増幅器。6・・・電磁石のギャップ部、7・・・
電磁石、8・・・交流電源、9・・・レコーダー。
第2図は検出されたリン信号と、試料を入れないブラン
クによる信号とを示す線図である。 ■・・・バーナー、2・・・電磁石、3・・・干渉フィ
ルタまたは分光装置、4・・・光検出器、5・・・ロッ
クイン増幅器。6・・・電磁石のギャップ部、7・・・
電磁石、8・・・交流電源、9・・・レコーダー。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 バーナーの炎部分に変調磁場をかける手段と前記バーナ
ーの炎の特定波長の光の検出手 段と、この検出手段の出力のうち変調磁場の周波数で変
調された信号を増幅する手段とを備えた炎光光度検出器
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4351685A JPS61202125A (ja) | 1985-03-05 | 1985-03-05 | 炎光光度検出器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4351685A JPS61202125A (ja) | 1985-03-05 | 1985-03-05 | 炎光光度検出器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61202125A true JPS61202125A (ja) | 1986-09-06 |
JPH0464418B2 JPH0464418B2 (ja) | 1992-10-14 |
Family
ID=12665905
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4351685A Granted JPS61202125A (ja) | 1985-03-05 | 1985-03-05 | 炎光光度検出器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61202125A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007279023A (ja) * | 2006-03-15 | 2007-10-25 | Hitachi Maxell Ltd | スペーシング計測装置及び計測方法 |
JP2010002420A (ja) * | 2009-07-15 | 2010-01-07 | Shimadzu Corp | 水素炎イオン化検出器及びその検出器を用いたガスクロマトグラフ |
-
1985
- 1985-03-05 JP JP4351685A patent/JPS61202125A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007279023A (ja) * | 2006-03-15 | 2007-10-25 | Hitachi Maxell Ltd | スペーシング計測装置及び計測方法 |
JP2010002420A (ja) * | 2009-07-15 | 2010-01-07 | Shimadzu Corp | 水素炎イオン化検出器及びその検出器を用いたガスクロマトグラフ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0464418B2 (ja) | 1992-10-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |