JPS61199853A - 金属焼付ポ−セレン泥の製造方法 - Google Patents

金属焼付ポ−セレン泥の製造方法

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JPS61199853A
JPS61199853A JP60040836A JP4083685A JPS61199853A JP S61199853 A JPS61199853 A JP S61199853A JP 60040836 A JP60040836 A JP 60040836A JP 4083685 A JP4083685 A JP 4083685A JP S61199853 A JPS61199853 A JP S61199853A
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JP
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porcelain
crown
mud
colored
porcelain mud
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保母 須弥也
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は人工歯を形成する金属焼付ポーセレン泥の製造
方法に関する。
従来の技術 従来、金属焼付ポーセレン泥の製造方法は、通常的16
色程の色見本の中から所望の歯冠色ポーセレンの粉体を
選択し、作業時にパレット等を用いて蒸留水を加えて練
和し、全て手作業で行なっていた。
又これらの練和作業は、各色毎に逐次性なわなければな
らなかった。
このように製造された金属焼付ポーセレン泥は、人工歯
を形成する金属焼付ポーセレン冠の製造に使用されるの
であるが、この場合、まず、両全体に被せる鋳造体を金
合金等により鋳造し、この鋳造体にオペーク・ポーセレ
ン泥を筆等で塗り付けて所定の厚さに盛り上げ、このオ
ペーク・ポーセレンは、鋳造体の金属色が歯冠色ポーセ
レンの中に透過するのを防ぎ、又、下地金属と直接接触
して歯冠色ポーセレンと金属の結合の主体を完成する働
きをもっている。
このオペーク・ポーセレン泥を盛り上げた後、鋳造体を
焼成し、オペークφポーセレンが焼付けられたら、尚冠
色ポーセレン泥の盛り一ヒげが行われる。
先ず、オペーク・ポーセレンの表面に軽く水分を含ませ
、蒸留水で柔らかめに練和した歯冠色ボ−セレン泥を薄
く一層塗布し、十分に振動を加え、焼成されたオペーク
・ポーセレンの粒子と粒子との間に、歯冠色ポーセレン
泥をよくなじませる。
次に3〜4種類の歯冠色ポーセレンをやや固めに練和し
、舌側をティッシュ・ペーパー等でおおった後、唇面に
順次多量のポーセレンを盛上げる。
そして筆を使って形態を整えた後、振動を加え、ポーセ
レンをコンデンスし、浮き上がった水分を吸いとり、焼
成する。
発明が解決しようとする問題点 従来は、16色程の色見本の中から所望の歯冠色デーセ
レンの粉体を選択し、作業時に蒸留水を加えて練和する
のであるが、この混合比の選択に熟練を要し、適度の稠
度を保持したポーセレン泥を得ることが困難であった。
又、従来は歯冠色ポーセレン泥を一層盛り、それがかわ
いてから次層を盛っていたため、各層の境目が比較的は
っきり見分けがつき、追加の築盛分が分離されて不自然
であり、色のブレンドがうまくいかなかった。
更に、従来は、歯冠色ポーセレン泥の不使用分はそのま
ま廃棄せざるを得ない欠点を有し高価な材料の無駄が多
かった。
このため、焼成後の色調と同一又はそれと近似している
と共に歯冠色ポーセレン泥の盛上げ時に所望の色調が確
実に選択でき、従来のように熟練を要することなく、又
個人的特殊技能に負うことなく一度の作業で所望の色調
の金属焼付ポーセレン冠が容易に得ることのできる金属
焼付ポーセレン泥の製造方法の開発が望まれていた。
と同時に従来の歯冠色ポーセレン泥は、盛り上げ後、乾
燥すると皆白色となり1部分的な色の修正が焼成前にお
いては不可能であった。
このため、色が消滅せず、焼成前においても部分的な色
の修正が容易に行なうことのできる金属焼付ポーセレン
泥の製造方法の開発が望まれていた。
又、従来は所望の歯冠色ポーセレンの粉体を選択し1作
業時に蒸留水を加えて練和するのであるが、この混合比
の選択に熟練を要し、適度の稠度を保持したポーセレン
を得ることが困難であった。
このため、予め適度な稠度に混合したポーセレン泥をシ
リンジ等の容器に収納し、混合比の調整作業を一切不要
とすると共に直ちに所望の色調を有する歯冠色ポーセレ
ン泥を選択し、盛上げ作業を行なうことができる金属焼
付ポーセレン泥の製造方法の開発が望まれていた。
又、使用時に金属焼付ポーセレン泥中に気泡が混入しに
くく、気泡を除去し及びポーセレンを緻密化するための
コンデンス操作が必要最小限で済み、作業能率が著しく
向上することのできる金属焼付ポーセレン泥の製造方法
の開発が望まれていた。
更に、従来は歯冠色ポーセレン泥を一層盛り、それがか
わいてから次層を盛っていたため、各層の境目が比較的
はっきり見分けがつき、追加の築盛分が分離されて不自
然あり、色のブレンドがうまくいかなかった。
このため、ポーセレン泥がかわきにくく、各層の色のブ
レンドが容易であり、自然な色調を表現できると同時に
、従来のように筆を使わずにシリンジ等の容器の先端で
そのまま盛り上げることができ、築盛作業が容易である
ばかりでなく、材料の無駄な使用を省くことのできる金
属焼付ポーセレン泥の製造方法の開発が望まれていた。
次に、金属焼付ポーセレン冠を製造する場合、最も問題
とされる点は、既存の健康歯との調和すなわち、既存の
歯と同一又はそれに近似した色調と歯冠形態を創出しな
ければならないことであり、発色の調整とポーセレン盛
り上げ作業における歯型成形に最も困難性が存した。
すなわち、通常16色前後の色見本と各色の表示にもと
づいて、歯冠色ポーセレンの粉体を選択し、これに蒸留
水を加えて練和するのであるが。
粉体と蒸留水の使用量により色が変わり、盛上げるとき
の厚味によっても色が変わり、ポーセレンの粒子と粒子
を緻密にするために振動を加える堝合、その加え方によ
っても色が変わり、更に、最終的には焼成した後でない
と実際の発色の具合がわからなかった。
このように、金属焼付ポーセレン冠の製造においては、
色調の調整に専門的な熟練を必要とするばかりでなく1
個人的な特殊技能に負うところが多かった。
又、焼成後所望の色調が得られない場合は、再度削り取
って溶融し、鋳造体の焼付は前の処理からやり直しをし
なければならず、作業能率の向上を図ることが困難であ
った。
このため、金属焼付ポーセレン冠の各製造工程における
色の変化を防止し、所望の色調と粒子と粒子の緻密性を
有した歯型の金属焼付ポーセレン冠を簡単に得ることの
できる金属焼付ポーセレン泥の製造方法の開発が強く望
まれていた。
本発明はこの様な要請に応えるためになされたものであ
り1個人的な特殊技能によることなく、所望の色調を有
する金属焼付ポーセレン冠を簡単かつ容易に得ることの
できる金属焼付ポーセレン泥の製造方法を提供するもの
である。
又、本発明は、製造工程を簡素化し、能率的に所望の色
調を有する金属焼付ポーセレン冠を得ることのできる金
属焼付ポーセレン泥の製造方法を提供するものである・ 問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するための手段を以下に説明する。
歯冠色ポーセレンの焼成後の光の屈折率は、約1.49
%であり、この屈折率と同一又はこれに近い屈折率を有
する液体にポーセレンの粉体を混入して練和し、ポーセ
レン泥とし、これヲシリンジ等の容器に収納する。
前記液体はポーセレン焼成後、ポーセレンに全く影響を
与えることなく、かつ人体に無害であることが必要とさ
れ、例えばグリセリン液等が使用される。
このポーセレン泥は、ポーセレンを焼成した際の光の屈
折率と同一又はそれに近似しているため、泥状のときの
色調と焼成後の色調は、同一又は近似したものとなる。
次に、両全体に被せる鋳造体を金合金等により鋳造し、
予め上述したポーセレン泥を加えてポーセレン粒子が緻
密でかつ空気を含有しないように練和したオペーク・ポ
ーセレン泥をシリンジ又はチューブ等の容器に収納して
おき、この容器の先端から該ポーセレン泥を押5し出し
て前記鋳造体に塗り付けて所定の厚さに盛上げる。そし
て鋳造体を焼成する。
この焼成した鋳造体に選択した各種の歯冠色ポーセレン
泥を盛上げるのであるが、この歯冠色ポーセレン泥は、
上述のオペーク・ポーセレンと同様に予め該ポーセレン
の光の屈折率と同一又はこれに近い屈折率を有する液体
に該ポーセレンの粉体を混入してポーセレン粒子が緻密
でかつ空気を含有しないように練和されたポーセレン泥
がシリンジ等の容器に収納されており、このポーセレン
泥は、各色調毎に16色程度作られている。
この予め用意された複数のシリンジ等のポーセレンRλ
&1宛栗の由から所望の色調の本のを選択し、前記鋳造
体に盛上げる。
この築盛の過程で得られる歯冠色ポーセレンの色調は、
焼成後の色調と同一である。
歯冠色ポーセレン泥の盛上げ作業が終了した段階で鋳造
体を焼成し、所望の金属焼成ポーセレン冠が得られる。
作用 本発明は、予め、歯冠色ポーセレンの粉体が該ポーセレ
ンを焼成したときの光の屈折率と同一又はこれに近い屈
折率を有する液体と混和され、かつシリンジ等の容器に
収納されている。
この容器に収納されているポーセレン泥の色調は焼成後
のポーセレンの色調と同一であるため、所望の色調を有
するポーセレン泥を単に選択して鋳造体に築盛するだけ
で容易に所望の色調を有する金属焼付ポーセレン冠が得
られる。
実施例 歯冠色ポーセレンの粉体Logをグリセリン液3.5c
c中に混入し、よく練和してペースト状のポーセレン泥
7ccが得られた。
このポーセレン泥をシリンジに収納し、オペーク・ポー
セレンを築盛し、焼成してなる鋳造体にシリンジの先端
部から前記ポーセレン泥を盛上げこれを焼成皿に移して
74 crmHgの真空下で、かつ980℃の温度で7
分間焼成した。
この結果、ポーセレン泥と同一の色調を有する金属焼付
ポーセレン冠が得られた。
前記実施例に使用したポーセレンとは異なる色調を有す
る歯冠色ポーセレンの粉体Logをエチレングリコール
液3.5cc中に混入し、よく練和してペースト状のポ
ーセレン泥7ccが得られた。
このポーセレン泥を前記実施例と同様に鋳造体に築盛し
、これを焼成皿に移して74cmHgの真空下で、かつ
980℃の温度で7分間焼成した。
この結果、ポーセレン泥と同一の色調を有する金属焼付
ポーセレン冠が得られた。
次に1本発明ポーセレン泥を使用した金属焼付ポーセレ
ン冠の製造方法の一例を以下に説明する。
先ず、歯全体に被せる鋳造体を金合金等により常法で鋳
造し、この鋳造体にオペーク・ポーセレン泥を0.5〜
0.3!Illの厚さに盛り上げる。
この場合、オペーク・ポーセレン泥は予めシリンジ等の
容器に収納されているため、オペーク・ポーセレン泥を
少しづつ押し出しながら容器の先端で鋳造体の表面をな
ぞるだけでよい。
次に鋳造体に振動を加えてコンデンスし、オペーク・ポ
ーセレンの密度を緻密化する。このコンデンス作業中に
浮き上ってくる液を吸着除去すると同時に鋳造体のポー
セレン焼付部の境界線からはみだしている余分なオペー
ク・ポーセレンを水分を含ませた筆等で拭い取る。
鋳造体の内面に付着したポーセレンの粉末は。
炉内で焼成されると鋳造体の適合を阻害するため、焼成
前に除去する。盛上げの操作が終ったら、各鋳造体を焼
成皿におき、74 cmHgの真空下でかつ980℃の
温度で7分間焼成する。
オペーク・ポーセレンが焼付けられたら、歯冠色ポーセ
レン泥の盛上げにかかるが、予め選釈した所望の色調を
有する歯冠色ポーセレン泥を収納してなるシリンジ等の
容器で、歯冠色ポーセレン泥を少し押し出し、薄く一層
塗布する。
次いで、十分に振動を加えて焼成されたオペーク番ポー
セレンの表面の凹凸に、歯冠色ポーセレン泥をなじませ
る。
鋳造体を作業模型上に移しかえ、今後は歯冠色ポーセレ
ン泥をシリンジ等の容器より鋳造体の唇面に必要量押し
出して盛上げ、筆・ヘラ等を使って形態を整えた後、振
動を加えてポーセレンをコンデンスする。
浮き上った液を吸着除去し、この際、ポーセレンの液が
常に同一方向に吸いとられるようにすると、その方向に
ポーセレン粒子が沈澱し、良いコンデンスが得られる。
小筆で唇面形態のディテールを修正し、入筆で表面の仕
上げを行なう。歯冠色ポーセレンで一度完全な尚冠形態
を再現したら、スカルペルを使って、切りとり、切端色
ポーセレン泥を盛るスペースをつくる。
切縁の隅角部のように、とくに透明度を出したい部分は
、や五過剰に歯冠色ポーセレンを切りとっておく、切端
色ポーセレンのスペースを切りとった状態、切端色ポー
セレンと歯冠色ポーセレンの混り具合が、ポーセレンの
色調に生命観を与えるキーポイントになるため、この操
作はとくに慎重に行なう必要がある。
次に、歯冠色ポーセレンと同様な操作で切端色ポーセレ
ン泥の盛上げと入筆による表面の仕上げを行なう。
このとき焼成後ポーセレンは15〜20%程度収縮する
から、その分をみこした大きさにポーセレン泥を盛上げ
る。カミソリの刃等で作業模型と接している隣接面を切
断した後、隣接面の形態を修正するためクラウンを作業
模型からはずす。
前記各操作で、歯冠色ポーセレンは長軸方向と唇舌方向
に対し、それぞれ約20%大きめに盛上げられたが、近
遠心棒はまだ修正されていないため、隣接面に切端色ポ
ーセレン泥を盛上げ、反対側にも同様に切端色ポーセレ
ン泥を盛上げ、大筆で表面をなめらかに仕上げると同時
にクラウンの内面に付着したポーセレンの粒子を全て除
去する。
歯冠色ポーセレン泥の盛上げが終ったら、クラウンを焼
成皿に静置し、加熱した炉の入口で15分間乾燥した後
、74c+wHgの真空下で、かつ980℃の温度で7
分間焼成する。
以下は常法に従い焼成を完了したクラウンを作業模型上
に移し、隣接面に赤鉛筆を塗って試適し、赤マークのつ
いた部分が適合を阻害している部分であるため、ブツシ
ュ・サイレント・ストーンで削りとり、隣接面の修正を
行なう。
クラウンが作業模型上に正しく適合したら、切端の修正
を行う、唇面形態を修正するときは、ワックスパターン
の時点で採得したシリコーン印象を参考にし、又、ワッ
クス・パターンの石膏模型と比較し、余剰な部分があれ
ば削除する。
このポーセレンの形態を修正するときは、ポーセレンの
厚さが0 、7ra腸よりも薄くならないように削除す
る。
ポーセレンの表面をぬらすと、つや焼き後の色調と同じ
状態になるため、唇面の形態の焼成中、コツトンロール
でときどきポーセレンの表面をぬらし、もし、透明度が
失われ白濁した部分が現われるようであれば、それはオ
ペーク・ポーセレンが近いことを意味するため、それ以
上ポーセレンを削除しない。
又1例えば、間中切歯の唇面の登降がや一不足している
等の場合には、再度歯冠色ボーセし・ン泥を盛上げて前
記と同じ方法で焼成する。
歯冠形態を付与する操作中、最も大切なことは、歯の表
面に存在する微細な溝とくぼみを再現することであり、
スタディモデル上で確かめながら、溝とくぼみの位置と
大きさ、深さ等をひとつひとつ写しとり、溝とくぼみが
正確に再現されるとポーセレンは天然歯とほとんど同じ
状態で光線を乱反射させることができる。
唇面の微細形態の修正には、サイズの異なるダイヤモン
ド・ストーンを使用すると便利であり、つや焼きに移る
前にポーセレンの表面を水でぬらしながら、デデコ・ホ
ワイト争うバー自ホイール等で良く研磨する。
研磨中に付着したラバー・ホイールの破片を除去するた
め、中性洗剤を数滴たらした水の中に入れ、超音波清浄
を行なう、形態修正を終了したポーセレンをもう一度溶
融点まで加熱して、その表面にフラックスを浮きあがら
せ、全体をつややかな面に仕上げる、このグレージング
は必ず大気中で行なわれなければならない。
グレージングしたポーセレンの口腟内試適を行ない、そ
の後、金属部を研磨して、クラウンを金メッキする。
このような操作手順で所望な色調を有する金属焼付ポー
セレン冠が得られる。
発明の効果 本発明の利点とするところは、次に述べる通りである。
先ず、予めポーセレン泥が容器に収納されており、かつ
このポーセレン泥は、焼成後の色調と同一又はそれと近
似しているものであるため、歯冠色ポーセレン泥の盛上
げ時に所望の色調が確実に選択できるものであり、従来
のように熟練を要することなく、又個人的特殊技能に負
うことなく一度の作業で所望の色調の金属焼付ポーセレ
ン冠が容易に得られるものである。
と同時に従来の歯冠色ポーセレンは盛り上げ後乾燥する
と皆白色となり、部分的な色の修正が焼成前においては
不可能であったが1本発明の場合は色が消滅しないため
焼成前において部分的な色の修正は容易に行なえるもの
である。
又、従来は所望の歯冠色ポーセレンの粉体を選択し1作
業時に蒸留水を加えて練和するのであるが、この混合比
の選択の熟練を要し、適度の稠度を保持したポーセレン
を得ることが困難であった。
これに対して、本発明は、予め適度な稠度に混合したポ
ーセレン泥がシリンジ等の容器に収納されているためこ
の混合比の調整作業は一切不要であり、直ちに所望の色
調を有する歯冠色ポーセレン泥を選択し、盛上げ作業を
行なうことができるものである。
従って、熟練を要することなくかつ個人的技能も必要と
しないで作業を行なうことができる。
又、本発明のポーセレン泥は予め適切な稠度に練和され
ているため、使用時に泥中に気泡が混入しにくく、この
ため、気泡を除去し及びポーセレンを緻密化するための
コンデンス操作は必要最小限で済み、作業能率が著しく
向上するものである。
更に、従来は歯冠色ポーセレン泥を一層盛り、それがか
わいてから次層を盛っていたため、各層の境目が比較は
っきり見分けがつき、追加の築盛分が分離されて不自然
あり、色のブレンドがうまくいかなかった。
これに対して本発明のポーセレン泥はかわきにくいため
、各層の色のブレンドが容易であり、自然な色調を表現
でさると同時に、従来のように筆を使わずにシリンジ等
の容器の先端〒そのまま盛り上げることができるため、
築盛作業が容易であるばかりでなく、材料の無駄な使用
を省くことができる。
すなわち、従来は、不使用分はそのまま廃棄せざるを得
ないのに対して本発明は使用後容器に栓をすることによ
り、残ったポーセレン泥は使い切るまで保存できるもの
である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ポーセレンの光の屈折率と同一又はこれに近い屈折
    率を有すると共に人体に無害な性質を有する、例えば、
    グリセリン等の液体にポーセレンの粉体を混合してポー
    セレン泥としたことを特徴とする金属焼付ポーセレン泥
    の製造方法。 2、ポーセレン泥をシリンジ等の容器に収納したことを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の金属焼付ポーセ
    レン泥の製造方法。
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