JPS61199505A - 圧延ロ−ル用軸受の劣化診断装置 - Google Patents
圧延ロ−ル用軸受の劣化診断装置Info
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- JPS61199505A JPS61199505A JP3739985A JP3739985A JPS61199505A JP S61199505 A JPS61199505 A JP S61199505A JP 3739985 A JP3739985 A JP 3739985A JP 3739985 A JP3739985 A JP 3739985A JP S61199505 A JPS61199505 A JP S61199505A
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- JP
- Japan
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- vibration
- roll
- bearing
- acceleration
- bearing box
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B31/00—Rolling stand structures; Mounting, adjusting, or interchanging rolls, roll mountings, or stand frames
- B21B31/07—Adaptation of roll neck bearings
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B38/00—Methods or devices for measuring, detecting or monitoring specially adapted for metal-rolling mills, e.g. position detection, inspection of the product
- B21B38/008—Monitoring or detecting vibration, chatter or chatter marks
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
- Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、オンライン又はオフラインで圧延ロール用
軸受の劣化状態を診断する診断装置に関する。
軸受の劣化状態を診断する診断装置に関する。
ロール正弧時におけるワークロールにはその圧延熱の冷
却、圧延時の摩擦抵抗軽減のため、冷却水、圧延油剤が
大量に使用される。
却、圧延時の摩擦抵抗軽減のため、冷却水、圧延油剤が
大量に使用される。
これらの液体及び圧延時発生するスケール等は高速で回
転するロール体や若干の隙間を伴なう軸受内へ侵入し、
潤滑剤を流失せしめ、それにより軸受構成部品である内
輪、コロ及び外輪に金属接触による焼付き疵、スケール
等異物噛込みによる圧痕をもたらすことになる。このよ
うな疵の入った軸受は強力な圧延条件における垂直及び
水平方向の作用力の繰返しにより徐々にその疵の範囲及
び深さが著しくなり、ついには軸受の破壊となる等正常
な圧延作業を行なうことが不可能となる重大な問題を引
き越こす。そのため、従来より経鏡上適当な分解整備周
期を決めて定期的に分解整備を実施している。
転するロール体や若干の隙間を伴なう軸受内へ侵入し、
潤滑剤を流失せしめ、それにより軸受構成部品である内
輪、コロ及び外輪に金属接触による焼付き疵、スケール
等異物噛込みによる圧痕をもたらすことになる。このよ
うな疵の入った軸受は強力な圧延条件における垂直及び
水平方向の作用力の繰返しにより徐々にその疵の範囲及
び深さが著しくなり、ついには軸受の破壊となる等正常
な圧延作業を行なうことが不可能となる重大な問題を引
き越こす。そのため、従来より経鏡上適当な分解整備周
期を決めて定期的に分解整備を実施している。
しかし、個々の軸受の劣化状態にバラツキが大きいこと
から、劣化による上記のようなトラブルを防止するため
、分解整備周期は短い周期とせざるを得ないが、一方分
解した結果は正常なものがほとんどであり、全体的にオ
ーバーメンテナンス傾向になって整備作業量が多くなっ
ている。
から、劣化による上記のようなトラブルを防止するため
、分解整備周期は短い周期とせざるを得ないが、一方分
解した結果は正常なものがほとんどであり、全体的にオ
ーバーメンテナンス傾向になって整備作業量が多くなっ
ている。
又分解による異物混入除去等の面から、軸受に封入され
ているグリース等を取り替えねばならず、上記整備作業
量の増大と相俟って整備作業費用がかさむことになる。
ているグリース等を取り替えねばならず、上記整備作業
量の増大と相俟って整備作業費用がかさむことになる。
そればかりか整備後の初期異常の発見は困難である等の
問題も生じていた。
問題も生じていた。
本発明は上記問題を解決するためなされたもので、圧延
用軸受の劣化程度を、振動の測定、解析で把撫すること
により、最適な時期に軸受を分解整備する等軸受保守の
効率化と精度アップを図らんとするものである。
用軸受の劣化程度を、振動の測定、解析で把撫すること
により、最適な時期に軸受を分解整備する等軸受保守の
効率化と精度アップを図らんとするものである。
まず、本発明者等は軸受箱にセンサを取り付けて、その
振動を測定する実験を行なった。
振動を測定する実験を行なった。
その結果、軸受が劣化していない初期の正常な状態では
第2図(a)に示す振動波形が得られた。ところがこの
ような測定を継続するうちに、同図(b)に示す一定周
期で大きな振幅をもつ振動波形が得られた。この時、軸
受を分解すると、その転動面に疵が発生しており軸受劣
化が始まっていた。又同図(C)(こ示すような振動波
形を示すこともあった。この時、軸受を分解すると内部
にある油が劣化しており、潤滑不良の状態であった。
第2図(a)に示す振動波形が得られた。ところがこの
ような測定を継続するうちに、同図(b)に示す一定周
期で大きな振幅をもつ振動波形が得られた。この時、軸
受を分解すると、その転動面に疵が発生しており軸受劣
化が始まっていた。又同図(C)(こ示すような振動波
形を示すこともあった。この時、軸受を分解すると内部
にある油が劣化しており、潤滑不良の状態であった。
以上のような振動波形となる原因について考えてみた。
まず軸受転動面に疵が発生すると、転動体(コロ)が公
転運動により該疵に衝突し、その衝単力によって転動輪
(内・外輪)が励振され、転動輪の固有振動数(通常1
〜3 KHz )により振動を発生することになり、こ
れを一定周期(傷周期T)で繰り返すことになると考え
られる。又潤滑不良の場合もミクロ的には衝撃振動によ
るため同様に高周波振動が誘起されることとなると考え
られる。
転運動により該疵に衝突し、その衝単力によって転動輪
(内・外輪)が励振され、転動輪の固有振動数(通常1
〜3 KHz )により振動を発生することになり、こ
れを一定周期(傷周期T)で繰り返すことになると考え
られる。又潤滑不良の場合もミクロ的には衝撃振動によ
るため同様に高周波振動が誘起されることとなると考え
られる。
そこで本発明者等は軸受箱の振動の測定により軸受劣化
状態を判断しようと考え、実際に軸受箱にセンサ(ピッ
クアップ)を取付けて振動を測定した。その結果、第3
図■の振幅対時間の関係で表わされた振動波形を得た。
状態を判断しようと考え、実際に軸受箱にセンサ(ピッ
クアップ)を取付けて振動を測定した。その結果、第3
図■の振幅対時間の関係で表わされた振動波形を得た。
これを周波数解析法に従って振幅対周波数の関係に分け
て周波数分析すると、同図■■■の3つの振動波形にな
る。これらは夫々ワークロールのアンバランスによるも
の、駆動モータとロール回転軸との芯ずれによるもの、
軸受転動面の疵の発生が原因となるものである。従って
単に振動だけを測定しただけでは損傷による振幅が小さ
い為に軸受の劣化把握は困難である。
て周波数分析すると、同図■■■の3つの振動波形にな
る。これらは夫々ワークロールのアンバランスによるも
の、駆動モータとロール回転軸との芯ずれによるもの、
軸受転動面の疵の発生が原因となるものである。従って
単に振動だけを測定しただけでは損傷による振幅が小さ
い為に軸受の劣化把握は困難である。
一般に振動の激しさを示すパラメータとしては振幅があ
るが、更にその振幅を示す基本量として変位D、速度V
、加速度Aの3つがある。そこで本発明者等は第3図に
示すように軸受転動面の疵発生に伴なう振動(前述のよ
うに軸受の固有振動である)及び潤滑不良に伴なう振動
の周波数が比較的高周波領域にあるという特性に鑑みて
、上記変位D1速度V、加速度Aの3つの振動パラメー
タが周波数の変化に応じて振幅の検出にどのような応答
を示すか調べてみた。
るが、更にその振幅を示す基本量として変位D、速度V
、加速度Aの3つがある。そこで本発明者等は第3図に
示すように軸受転動面の疵発生に伴なう振動(前述のよ
うに軸受の固有振動である)及び潤滑不良に伴なう振動
の周波数が比較的高周波領域にあるという特性に鑑みて
、上記変位D1速度V、加速度Aの3つの振動パラメー
タが周波数の変化に応じて振幅の検出にどのような応答
を示すか調べてみた。
第4図はX軸座標に周波数を、Y軸座標に振幅検出感度
を採り、3つの各振動パラメータによる周波数応答特性
を表わすグラフ図である。同図によれば、lOH2まで
は変位りが、10H2〜lKH2前後までは速度Vが、
更に1KH2以上は加速度Aが周波数応答特性に優れて
いる。軸受劣化に伴なって発生する振動の周波数は通常
lKH2前後であるので、lKH2前後を境にlKH2
以上で周波数応答特性に優れた振動加速度、又それ以下
で該特性に優れた振動速度が軸受の上記異常振動の把握
に最適な振動パラメータとなる。
を採り、3つの各振動パラメータによる周波数応答特性
を表わすグラフ図である。同図によれば、lOH2まで
は変位りが、10H2〜lKH2前後までは速度Vが、
更に1KH2以上は加速度Aが周波数応答特性に優れて
いる。軸受劣化に伴なって発生する振動の周波数は通常
lKH2前後であるので、lKH2前後を境にlKH2
以上で周波数応答特性に優れた振動加速度、又それ以下
で該特性に優れた振動速度が軸受の上記異常振動の把握
に最適な振動パラメータとなる。
以上の結論をもとに、次の構成を有する本発明が創案さ
れた。
れた。
第1発明はオンラインにおけるロール軸受箱にその振動
を感知するセンサを設け、更に該センサで感知された振
動に基づいて前記軸受箱の振動速度及び/又は振動加速
度を解析する診断計とを備える圧延ロール用軸受の劣化
診断装置である。
を感知するセンサを設け、更に該センサで感知された振
動に基づいて前記軸受箱の振動速度及び/又は振動加速
度を解析する診断計とを備える圧延ロール用軸受の劣化
診断装置である。
上記センサとしては、第5図(a)に示すような箱(1
00)内にバネ(101)(101)で吊るしたコイル
(102)がその上下面に設置された磁石(103)
(103)の間で相対的に振動することで振動速度に比
例した起電力を生ずる速度型ピックアップや同図(b)
に示すようなペース(104)とあもり(105)との
間に圧電素子(106)を挾んで構成され、この圧電素
子が振動により力を受は分極作用を起しその加速度に比
例した起電力を生ずる加速度ピックアップ等が良い。
00)内にバネ(101)(101)で吊るしたコイル
(102)がその上下面に設置された磁石(103)
(103)の間で相対的に振動することで振動速度に比
例した起電力を生ずる速度型ピックアップや同図(b)
に示すようなペース(104)とあもり(105)との
間に圧電素子(106)を挾んで構成され、この圧電素
子が振動により力を受は分極作用を起しその加速度に比
例した起電力を生ずる加速度ピックアップ等が良い。
又、診断計としては、振動速度(+−/s )と、振
動加速度実効値(f(−RMs))及びピーク値の17
5 (f ”×5))が読みとれる(メータ表示は振動
速度と振動加速度)簡易振動診断計等が適切である。該
簡易振動診断計を用いる場合には、前記センサとして圧
電素子による加速度型ピックアップを用いると良い。
動加速度実効値(f(−RMs))及びピーク値の17
5 (f ”×5))が読みとれる(メータ表示は振動
速度と振動加速度)簡易振動診断計等が適切である。該
簡易振動診断計を用いる場合には、前記センサとして圧
電素子による加速度型ピックアップを用いると良い。
又第2発明は、上記のような装置をオンライン組み込み
状態で使用するだけでなく、オフラインにおいても適用
できるようにするため提案されたもので、上記のように
軸受箱の振動をもとに軸受の劣化を判断するためには、
通常1100rp以上のロールの回転が必要であること
から、更に上記構成に加えてロール軸受箱を固定するク
ランプと、駆動装置を備え、該軸受箱を固定しながらロ
ールを一定回転数で回転できる構成としたものである。
状態で使用するだけでなく、オフラインにおいても適用
できるようにするため提案されたもので、上記のように
軸受箱の振動をもとに軸受の劣化を判断するためには、
通常1100rp以上のロールの回転が必要であること
から、更に上記構成に加えてロール軸受箱を固定するク
ランプと、駆動装置を備え、該軸受箱を固定しながらロ
ールを一定回転数で回転できる構成としたものである。
上述のようにセンサで感知された軸受箱の振動を、診断
計で振動速度及び/又は振動加速度に解析することによ
り、振動加速波形の振幅の変化や衝撃振動の発生を検出
し、軸受の劣化の程度を把握するようにした。
計で振動速度及び/又は振動加速度に解析することによ
り、振動加速波形の振幅の変化や衝撃振動の発生を検出
し、軸受の劣化の程度を把握するようにした。
以下本発明の一実施例につき詳述する。
尚、第2発明は上述のようにオフラインにおいて、第1
発明と同様な構成を適用するため軸受箱固定用り2ンブ
とロール回転用の駆動装置を設けたものであり、ここで
は第2発明の実施例を用いて本発明を説明することにし
た。
発明と同様な構成を適用するため軸受箱固定用り2ンブ
とロール回転用の駆動装置を設けたものであり、ここで
は第2発明の実施例を用いて本発明を説明することにし
た。
第1図はオフラインにおいて適用される軸受劣化診断装
置の一実施例を示しており、(1)はワークロール、(
2a) (2b)はこのワークロール(1)の両側に装
備されたロール軸受箱である。
置の一実施例を示しており、(1)はワークロール、(
2a) (2b)はこのワークロール(1)の両側に装
備されたロール軸受箱である。
本発明はロール軸受箱(2a) (2b)に取付けられ
たセンサ(3a) (3b)と、このセンサ(3a)
(3b)に接続する診断計(4)により構成される軸受
劣化診断装置であるが、オフラインで使用するため、更
に前記ロール軸受箱(2a) (2b)を出足するクラ
ンプ(5a)乃至(5d)と、ワークロール(1)を回
転せしめる駆動装置(6)とを有している。
たセンサ(3a) (3b)と、このセンサ(3a)
(3b)に接続する診断計(4)により構成される軸受
劣化診断装置であるが、オフラインで使用するため、更
に前記ロール軸受箱(2a) (2b)を出足するクラ
ンプ(5a)乃至(5d)と、ワークロール(1)を回
転せしめる駆動装置(6)とを有している。
前記センサ(3a) (3b)は着脱容易なマグネット
の付いた圧電型ピックアップ(前述の加速度型ピックア
ップに相当)を用いている。
の付いた圧電型ピックアップ(前述の加速度型ピックア
ップに相当)を用いている。
診断計(4)は前述した簡易振動診断計が用いられてお
り、センサ(aa) (ab)から出力される電気信号
に基づき、この信号を内部の増幅部(40)で増幅し、
フィルタ部(41)を通して各周波数毎に分け、このよ
うに分けられた各周波領域の振動加速度を計算部(42
)で計算しこの値をメータドライブ部(43)を通して
メータ(44)に表示すると共に、記録部(45)に記
鎌せしめるものである。
り、センサ(aa) (ab)から出力される電気信号
に基づき、この信号を内部の増幅部(40)で増幅し、
フィルタ部(41)を通して各周波数毎に分け、このよ
うに分けられた各周波領域の振動加速度を計算部(42
)で計算しこの値をメータドライブ部(43)を通して
メータ(44)に表示すると共に、記録部(45)に記
鎌せしめるものである。
又駆動装置(6)は駆動モータ(60)と、その回転駆
動を変速するギヤボックス(61)と、該ギヤボックス
(61)の回転伝達軸(61a)側の途中に取付けられ
た流体渦流継手(62)と、回転伝達軸(61a)他端
に固定され、前記ロール(1)軸端に連結する面板ケレ
ー(63)とにより構成される。
動を変速するギヤボックス(61)と、該ギヤボックス
(61)の回転伝達軸(61a)側の途中に取付けられ
た流体渦流継手(62)と、回転伝達軸(61a)他端
に固定され、前記ロール(1)軸端に連結する面板ケレ
ー(63)とにより構成される。
以上のような装置を用いて軸受箱(2a) (2b)の
振動の加速度波形を調べた。第6図(IL)(b)はそ
の結果を示しており、同図(&)は正常時の加速度波形
、同図(b)は軸受内輪損傷時の加速度波形である。正
常時と比較すると、異常時の加速度波形には周期的な衝
撃変動が含まれている。本実施例では異常波形の代表値
としてピーク値及びRMS値を用い、予め設定したしき
い値との比較を行なうことによって、異常状態を把握す
ることにした。
振動の加速度波形を調べた。第6図(IL)(b)はそ
の結果を示しており、同図(&)は正常時の加速度波形
、同図(b)は軸受内輪損傷時の加速度波形である。正
常時と比較すると、異常時の加速度波形には周期的な衝
撃変動が含まれている。本実施例では異常波形の代表値
としてピーク値及びRMS値を用い、予め設定したしき
い値との比較を行なうことによって、異常状態を把握す
ることにした。
そうして本発明者等は以上の診断装置を導入した時に、
平均寿命をもつ軸受の解体周期を調べ、第7図を得た。
平均寿命をもつ軸受の解体周期を調べ、第7図を得た。
本装置導入後は解体回数が約30係に減少していること
がわかる。
がわかる。
ヌ本装R#こより、7レ一キング等軸受に発生した疵の
検出はほぼ100%、油切れの検出率は90%以上にな
った。
検出はほぼ100%、油切れの検出率は90%以上にな
った。
以上のような構成を有する本発明の診断装置によれば、
軸受側々の劣化程度に応じて最適タイミングでの分解整
備が可能となり、分解洗浄作業工数の減少等の軸受保守
の効率化と精度アップを図ることができ、更に軸受の寿
命延長、グリースの削減等の種々の優れた効果も達成で
きることになった。
軸受側々の劣化程度に応じて最適タイミングでの分解整
備が可能となり、分解洗浄作業工数の減少等の軸受保守
の効率化と精度アップを図ることができ、更に軸受の寿
命延長、グリースの削減等の種々の優れた効果も達成で
きることになった。
第1図は本発明の一実施例を示す概略図、・第2図(a
) (b) (c)は軸受箱の振動波形の一例を示すグ
ラフ図、第3図は軸受箱に実際にセンサを取付けて振動
測定を行なった時の振動波形並びに振動解析法に基づき
分析した各周波数毎の振動波形を示すグラフ図、第4図
は各振動パラメータによる周波数応答特性を示すグラフ
図、第5図(a)か)はセンサの構造の一例を示す説明
図、第6図(a) (b)は本発明の実施例によって調
べた軸受箱の振動の加速度波形を示すグラフ図、第7図
は本装置導入による解体周期延長例を示すグラフ図であ
る。 図中(1)はワークロール、(za) (2b)は軸受
箱、(3a) (3b)はセンサ、(4)は診断計、(
5a)(5b)(5c) (5d)はクランプ、(6)
は駆動装置を各示す。
) (b) (c)は軸受箱の振動波形の一例を示すグ
ラフ図、第3図は軸受箱に実際にセンサを取付けて振動
測定を行なった時の振動波形並びに振動解析法に基づき
分析した各周波数毎の振動波形を示すグラフ図、第4図
は各振動パラメータによる周波数応答特性を示すグラフ
図、第5図(a)か)はセンサの構造の一例を示す説明
図、第6図(a) (b)は本発明の実施例によって調
べた軸受箱の振動の加速度波形を示すグラフ図、第7図
は本装置導入による解体周期延長例を示すグラフ図であ
る。 図中(1)はワークロール、(za) (2b)は軸受
箱、(3a) (3b)はセンサ、(4)は診断計、(
5a)(5b)(5c) (5d)はクランプ、(6)
は駆動装置を各示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ロール軸受箱に設置され、その振動を 感知するセンサと、該センサで感知され た振動から前記ロール軸受箱の振動速度 及び/又は振動加速度を解析する診断計 とを有することを特徴とするオンライン における圧延ロール用軸受の劣化診断装 置。 2、ロール軸受箱を固定するクランプと、 ロールを一定回転数で回転せしめる駆動 装置と、前記ロール軸受箱に設置され、 その振動を感知するセンサと、該センサ で感知された振動からロール軸受箱の振 動速度及び/又は振動加速度を解析する 診断計とを有することを特徴とするオフ ラインにおける圧延ロール用軸受の劣化 診断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3739985A JPS61199505A (ja) | 1985-02-28 | 1985-02-28 | 圧延ロ−ル用軸受の劣化診断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3739985A JPS61199505A (ja) | 1985-02-28 | 1985-02-28 | 圧延ロ−ル用軸受の劣化診断装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61199505A true JPS61199505A (ja) | 1986-09-04 |
Family
ID=12496448
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3739985A Pending JPS61199505A (ja) | 1985-02-28 | 1985-02-28 | 圧延ロ−ル用軸受の劣化診断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61199505A (ja) |
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-
1985
- 1985-02-28 JP JP3739985A patent/JPS61199505A/ja active Pending
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