JPS6119895A - 繊維質材料爆砕物の処理方法並びにその装置 - Google Patents

繊維質材料爆砕物の処理方法並びにその装置

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JPS6119895A
JPS6119895A JP13862584A JP13862584A JPS6119895A JP S6119895 A JPS6119895 A JP S6119895A JP 13862584 A JP13862584 A JP 13862584A JP 13862584 A JP13862584 A JP 13862584A JP S6119895 A JPS6119895 A JP S6119895A
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JP
Japan
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fibrous material
blasted
explosion
digester
pipe
Prior art date
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Pending
Application number
JP13862584A
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English (en)
Inventor
花井 四郎
清藤 幸一
真吾 安藤
修 大野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takara Shuzo Co Ltd
Original Assignee
Takara Shuzo Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6119895A publication Critical patent/JPS6119895A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はバガス、稲わら、木くず等の繊維質材料を高温
高圧下で蒸煮した後に、爆砕弁を開口して一気に大気圧
下放出することにより、爆砕処理した際に、爆砕処理物
が含有する水分を自己の保有する熱により蒸発させ、爆
砕処理物の水分含量を減じると共に揮発性物質を蒸散さ
せ、爆砕処理物を冷却する繊維質材料爆砕物の処理方法
並びにその装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、この種爆砕処理は、農林産業廃棄物とされていた
バガス、稲わら、木くず等の繊維質材料を直接反すう動
物の飼料に利用し得る有効な手段として使用されている
ところが、この種爆砕処理設備は爆砕弁の吐出側にサイ
クロンを連設し、爆砕弁を通過した繊維質材料をサイク
ロンに移送して爆砕し、爆砕時に発生した蒸気はサイク
ロン上部の出口管より排出しているが、発生した蒸気の
放出だけに留まり、爆砕処理物の含有水分の著しい減少
とはならないため、例えば木くずを爆砕処理した場合の
爆砕処理物の水分含量は50〜55%と高く、飼料とし
ての保存性が悪くなり、その上運搬時の重量が重くなっ
て運搬コストがかさみ、またサイクロン下部より取り出
した爆砕処理物は高温であるため、取り扱いが困難であ
り、高 温のまま長時間堆積放置しておくと、低分子化
したリグニンがセルロースの回りに再重合し、飼料効率
が悪くなる結果となる。更に爆砕時に副生じたフルフラ
ールが排出されず、反すう動物に悪影響を及ぼす可能性
がある等の種々の欠点を存する次第である。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は爆砕弁での爆砕処理物の含有水分及びその揮発
性物質を自己の保有する熱により積極的に夫々蒸発又は
蒸散させ、従来の技術における種々の欠点を引き起こす
原因を除去することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明においては従来の爆砕処理設備の爆砕弁とサイク
ロンとの間に乾燥管を介在させ、該乾燥管内にヒーター
により加熱した、あるいは加熱せずそのまま外気を導入
し、爆砕弁よりの爆砕処理物の含有水分及びその他の揮
発性物質を積極的に夫々蒸発又は蒸散させるようにした
(作用) 爆砕処理物の含有水分及びその他の揮発性物質を積極的
に夫々蒸発又は蒸散させることにより、爆砕処理物の含
有水分は減少し、フルフラール等の有害な揮発性物質は
蒸散除去できる。
(実施例) 今、ここに本発明の実施例を示した添付図面について詳
説する。
実施例1゜ 本実施例のものは特許請求の範囲第2項及び第4項記載
のもので、第1図に示す如きものである。1は材料供給
ホッパーで、バガス、稲わら、木くず等の繊維質材料を
高圧室3と連通ずる供給筒2に供給するものである。4
は供給筒2内に軸支′し、モーター5により回動自在と
した挿入用スクリューコンベアで、該スクリューに高圧
室3に近づく程大径となるテーパをつけ、高圧室3に近
づくに従って連続的にピッチを小さくし、かつ順次釜の
径を大きくした溝の深さを浅<シ、徂給筒2とスクリュ
ーコンベア4との間に成形する供給路を高圧室3に近づ
くに連れて縮小したもので、縮小する供給路に材料を順
次圧密し、連続的に高圧室3内に供給するものである。
6は公知のダイジェスタ−で、基部上面に前記高圧室3
の下端を連設し、内部に基端と先端とに軸8を回動自在
°に軸支した搬送用スクリューコンベア7を設備し、該
軸8の一端をモーター9に連結したもので、基部下面に
付設したバイブ10から高圧蒸気を導入し、高圧室3を
高圧に保持すると同時に、高圧室3へ連続して供給され
る材料を搬送用スクリューコンベア7によりダイジェス
タ−6の基部から先端部へ搬送する間に高温高圧に蒸煮
するものである。
11は排出装置で、ダイジェスタ−6の先端部下面に連
設したもので、高温高圧に蒸煮の終了した材料を一定量
装置するものである。12は爆砕弁で、排出装置11の
出口バイブ11aに付設し、電磁弁等から構成したもの
で、該排出装置11に材料が一定量だけ溜まると極く短
時間開口するよう装置し、高温高圧に蒸煮された材料を
1気圧に減圧して爆砕して爆砕処理物とするものである
。13は堅型乾燥管で、爆砕弁12の吐出側に該乾燥管
13の下端を連設したもので、乾燥管13の入口部(下
部)に外気導入パイプ14を付設し、該パイプ14にブ
ロワ−15を介在させ、ブロワ−15の吐出側と乾燥管
13の入口部間にヒーター16を介在させたパイプ14
aとヒーター16を介在させないパイプL4bと−に分
岐して外気を導入するようにし、木材チップのように水
分含量の少ない場合には、ブロワ−15から外気を吸収
し、ヒーター16を使わずパイプ14bm由で乾燥管1
3に外気導入パイプ14より直接外気を導入し、爆砕処
理物を上方向に噴射すると、乾燥管13内で爆砕処理物
は自己の保有する熱で水分を蒸気として放出し、また稲
わらのように少し水分含量の多い場合には、ブロワ−1
5から吸収した外気をヒーター16を使って加熱し、パ
イプ14a経由で乾燥管13に外気導入パイプ14より
加熱外気を導入し、前記同様に爆砕処理物を噴射すると
、自己の保有する熱と加熱外気との双方により乾燥管1
3内において前記より多くの含有水分を蒸気として放出
するよう装置したものである。いずれの場合も含有水分
が蒸気となる際に気化熱を奪い、爆砕処理物自体は冷却
される。17は公知のサイクロンで、入口を前記乾燥管
13の上部出口13aと連結したもので、乾燥管13よ
りの爆砕処理物及び蒸気を収容し、サイクロン17上部
の出口管17aより乾燥管13で発生した蒸気及びフル
フラール等の揮発性物質を発生ガスとして放出し、サイ
クロン17下部より水分含量の少ない爆砕処理物を製品
として取り出すものである。18は製品ホッパーである
実施例2゜ 本実施例のものは特許請求の範囲第3項及び第4項記載
のもので、第2図に示す如きもので、材料供給ホンパー
1から爆砕弁12までの構造は実施例1のものと同様と
したものである。19は環状乾燥管で、下部−例と爆砕
弁12の吐出側とを連結し、爆砕弁12よりの爆砕処理
物が爆砕圧力で噴出され、該乾燥管19内を循環するよ
うにしたものである。20は乾燥管19内部に設備した
ファンで、爆砕処理物及び蒸気の該循環を助けるもので
ある。21はヒーターで、外気取入口22よりの外気を
暖めて乾燥管19内に供給し、爆砕処理物の自己保有の
熱と合わせて爆砕処理物の含有水分を蒸気として放出す
るものである。23は爆砕処理物取出管で、環状乾燥管
19の上面に付設したもので、乾燥の終了した爆砕処理
物を前記同様のサイクロン17に供給するものである。
24は外気吸入管で、該取出管23中間に付設したもの
で、更にサイクロン17に外気を導入し、爆砕処理物の
含有水分を蒸発させるものである。本実施例はバガスの
ように含有水分の多い爆砕処理物に対して使用するもの
である。
(発明の効果) 本発明は爆砕処理物の含有水分を従来の爆砕時に発生す
る蒸気だけでなく、乾燥管13及び19により含有水分
を蒸発させるから、爆砕処理物の水分含量が大幅に減少
し、飼料としての保存性が良くなり、重量が軽減されて
運搬コストも安価となる。また乾燥管による含有水分の
蒸発時に爆砕処理物を冷却し、低温化する効果があり、
低分子化したリグニン分解物がセルロースの回りに再重
合せず、飼料効率が良くなる効果がある。更に爆砕時に
発生したフルフラール等の揮発性の有害物質も乾燥管1
3及び19内で爆砕処理物の保有する熱等により蒸散し
、サイクロン17上部の出口管17aより乾燥管13.
19で発生した蒸気と共に発生ガスとして放出するの°
乙反すう動物に飼料として爆砕処理物を与えても悪影響
を及ぼす惧れもないものである。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は実施
例1のものの爆砕処理設備の概略配置図、第2図は実施
例2のものの同概略配置図、第3図は従来のものの同概
略配置図である。 1−材料供給ホソバ−52−供給筒、3−高圧室、4−
*人用スクリューコンヘア、5−モーター、6−グイジ
エスター、7−*送用スクリューコンベア、8−軸、9
−モーター、10−パイプ、11−排出装置、11a−
出ロパイブ、12−爆砕弁、13−堅型乾燥管、13a
−上部出口、14−外気導入バイブ、14a、14b−
バイブ、15−ブロワ−116−ヒーター、17−サイ
クロン、17a=出ロ管、18・−製品ホソバ−119
−環状乾燥管、20−ファン、21−ヒーター、22−
外気取入口、23−爆砕処理物取出管、24−外気吸入
管。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、繊維質材料爆砕時における爆砕処理した材料がもつ
    水分その他の蒸発性物質を、爆砕時の自己保有の熱によ
    り蒸発除去させることを特徴とする繊維質材料爆砕物の
    処理方法。 2、高温高圧のダイジェスター内に繊維質材料を圧入す
    べき供給装置を存し、該ダイジェスターに爆砕弁を連設
    し、該爆砕弁に堅型乾燥管を連設し、発生ガスを上方へ
    発散させ、爆砕脱水材料を捕集するように装備したサイ
    クロンを該乾燥管に連設することを特徴とする繊維質材
    料爆砕物の処理装置。 3、高温高圧のダイジェスター内に繊維質材料を圧入す
    べき供給装置を存し、該ダイジェスターに爆砕弁を連設
    し、該爆砕弁にファンを内蔵し又は内蔵しない環状乾燥
    管を連設し、発生ガスを外気中に発散すると共に爆砕し
    た材料を捕集するようにしたサイクロンを前記環状乾燥
    管に連設したことを特徴とする繊維質材料爆砕物の処理
    装置。 4、高温高圧のダイジェスター内に繊維質材料を圧入す
    べき供給装置を存し、該ダイジェスターに爆砕弁を連設
    し、該爆砕弁に乾燥管を連設し、該乾燥管にヒーター及
    びブロワーを介在し又は介在せずして外気を導入するよ
    うにしたことを特徴とする繊維質材料爆砕物の処理装置
JP13862584A 1984-07-04 1984-07-04 繊維質材料爆砕物の処理方法並びにその装置 Pending JPS6119895A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6435343U (ja) * 1987-08-27 1989-03-03
JP2010110665A (ja) * 2008-11-04 2010-05-20 Atsushi Hirakawa 破砕乾燥装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6435343U (ja) * 1987-08-27 1989-03-03
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