JPS61197243A - 写真植字装置及びその方法 - Google Patents

写真植字装置及びその方法

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JPS61197243A
JPS61197243A JP26471285A JP26471285A JPS61197243A JP S61197243 A JPS61197243 A JP S61197243A JP 26471285 A JP26471285 A JP 26471285A JP 26471285 A JP26471285 A JP 26471285A JP S61197243 A JPS61197243 A JP S61197243A
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    • B41B19/00Photoelectronic composing machines
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は広義には写真植字に係り、より詳細にはレーザ
ー光を使用するいわゆる「第四世代」の写真植字の装置
及び方法に関する。
〔従来技術及び問題点〕
レーザー光を用いて営業に使用できる程度に写真植字が
できる装置は高価であり、その方法は複雑であった。
第四世代の写真植字機といわれている従来の写真植字機
はほとんどが走査型すなわち「ラスター」タイプであり
、これは回転する多面体形のミラーを用いて、輝点を形
成するレーザービームを感光面上を横断するように走査
するものである。このような装置はコンピュータの記憶
容量を比較的大きくし、植字のためのデータの記憶及び
取出しのための計算速度を比較的高速で行なわなければ
ならず、機械的及び光学的許容誤差の管理を厳しくしな
ければなら−ない。このような装置には、たとえば、機
械的な面では、回転する多面体のゆらぎ、その多面体の
反射面のピッチ角度等の精度、反射面相互間の誤差、反
射面と回転軸との間の誤差、その他の問題があり、光学
的な面では精度が悪く、高価であり、植字する像の画線
が長くなる程ひどくなる等の問題がある。
前記後者すなわち光学的な問題点を解消するために多く
の装置が提案されている。その1例として、球形レンズ
を用いて視野を平坦化し、前記多面体で反射するビーム
の角速度と前記平坦な視野における焦点の角速度との関
係を直線的なものとし、さらに前記輝点が植字する行の
端に来た時に大きくなるのを防ぐ等の対策を施したもの
がある。
また伯の装置では円環レンズを使用し、ミラーを湾曲さ
せる等の処置が提案されている。これらのファクターは
すべて、装置の高額化及び複雑化を招く。
また前記以外の第四世代の写真植字機では多面体ミラー
の代りに一連の音響工学的反射装置を使用している。し
かしながら、このような写真植字機でも、価格上の問題
点及び複雑すぎるという問題点が未だ解消されていない
〔発明の目的〕
本発明の目的は、前記従来の問題点を解消し、多目的性
、高速性、及び生産性にすぐれ、原稿を忠実に再現する
植字品質がすぐれ、そのうえに価格が比較的安い第四世
代の写真植字の装置及び方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、通常の机の上に置けるように十分
コンパクトにした第四世代の写真植字装置を提供するこ
とにある。
本発明のさらに他の目的は、魂用のマイクロコンピュー
タ−に、使用目的に合ったインターフェースとソウトウ
エアを用いて接続できる前記装置を提供することにある
本発明のさらに他の目的は、各種感光性記録媒体、たと
えばハロゲン化銀フィルム、同紙、酸化並鉛版、同紙、
又は普通紙に対してさえも、文字又は画像を写真印字で
きるように輝度を大きくできる前記装置及び方法を提供
することにある。この装置および方法では、各種の印刷
の版に十分な露光をかけて直接製版するのが好ましい。
本発明の他の目的は、文字又は画像の比較的長い画線を
、光を過度に損失させず又はぼけることなく作り出すこ
とができる比較的簡単な機構及び方法を提供することに
ある。
本発明の他の目的は、良好な写真植字品質を維持するた
めに、手動による調整をほとんど必要としない前記装置
を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、可動部分がほとんどなく、
しかも簡単な光学装置を用いて文字の長い画線を端から
端まで一定の画質で作り出すことができるコンパクトな
写真植字機を提供することにある。
〔発明の概要及び効果〕
前記目的は、巾が比較的広いレーザービームを作り、こ
れを変調して一連の細く且つ薄い輝点形成用ビームに分
割する写真植字装置及び方法によって達成される。前記
細い各ビームは、感光面に送られる時に、その感光面上
で輝点が文字又は画像すなわち像を形成するように掃引
制御される。
前記細くて薄いビームは、輝点が連続し、又は重なって
1本以上の線を形成し、この線の長さを前記ビームの前
記感光性記録面に対する位置によって変化させるように
整列するのが好ましい。
また、前記装置の変調器はPLZTウェハーを有し、こ
のウェハーは複数の離間配設された電極を有し、この電
極は交差する偏光子に接続され、アレー型の極めて小さ
い光の窓すなわちゲートを形成する光電装置とするのが
好ましい。前記輝点は、前記電極の水平方向の異る部分
を相互に離すことにより、連続し又は重なるようにする
のが好ましい。
前記ビームを、コリメートと移動するレンズ及び反11
装置を用いて前記感光面を掃引するのが好ましい。また
前記コリメートされたビームは、文字の比較的長い線を
通常の大きさのレンズでつくる時に、ビームを過度に減
衰させず又はぼけるこ、ともなく反転できるものである
のが好ましい。さらに前記ビームは、少なくとも1つの
面内で、前記装置の光学軸に沿い、またはその光学軸の
極く近傍を通るように送られるのが好ましい。
前記レンズ及び反射装置は、1対のレールに移動できる
ように取り付けられる。単純ではあるが精度の高いレー
ル支持部材は簡単な梁形部材より成り、この梁形部材は
角度をなす2面を有する壁体を有し、この角度をなす2
面にそれぞれレールが整合する。この梁形部材としてア
ルミニウムの押出型材を使用することができる。
送り装置は支持部材によって前記レールに位置が正確に
保持され、この支持部材は前記一方のレールに係合し、
他方のレールにテーパーのついたローラーが係合し、弾
力のある部材が前記ローラーと支持部材を前記レールに
押圧する。
前記輝点がつくる垂直な線はそれぞれ、予め選定された
文字の切辺を表わし、この垂直な線はレンズを用いた比
較的簡単な装置の光学軸に沿い、通常、縮小された寸法
で前記感光面に投射されるので、比較的長い線を含む像
を画質よくしかも比較的安価に作ることができる。また
前記装置は比較的コンパクトで構造が簡単であり、前記
目的を完全に具現することができる。
〔実施例〕
以下、図を用いて本発明の詳細な説明する。
まず、本発明の技術的背景について説明する。
第1図に本発明の原理の一態様を示す。この好ましい実
施例では、ランタニウムで調質されたジルコンチタン酸
鉛(PLZT)のセラミック材より成る細長い透明なウ
ェハー2を使用する。この材料は光電性を有し、次のよ
うに作用する。
偏光をかけていない光il!(図示せず)からの光束8
は、第1面18で第1偏光子6により偏光される。スイ
ッチ12が開かれると電源10の電圧は前記ウェハー2
に印荷されないので、偏光子6から出た偏光された光束
はウェハー2を通る時に、偏光に何等の変化も生じない
。このウェハー2を通過した光束は第2偏光子4に入る
。この第2偏光子4の偏光面14は前記第1偏光子の偏
光面18に対して90″回転しているので、光束は前記
第2偏光子を通過しない。前記ウェハー2は2箇の対向
する電極3.5を有する。スイッチ12が閉じられると
、電源10の電圧が前記電極に印荷されるので、前記ウ
ェハーに電場が形成され、前記ウニバーが光変調器とし
て作用する。すなわち、このウェハーは前記電場を通る
光を、位相が相対的に平行な光と直角な光に変える。こ
の電場の作用で、前記ウェハーは偏光面を面18から面
14に回転させる半波ろ波器として作用するので上記光
は前記第2偏光子4を通過する。それ故、第1図に示す
装置は光を通したり遮断したりする光電式シャッターで
ある。この光電式シャッターの細部については応用光学
第14巻第1866頁(1975年8月)のrPLZT
を用いた光電シャッター」を参照されたい。
次に本発明に基(光学装置全体について説明する。
本発明に基く写真植字装置の光学的な主要構成部を第2
図に線図で示す。レーザー光源、たとえばヘリウムネオ
ンレーザ−光源20は偏光された一定の狭いビーム21
を発生する。このビーム21は反射プリズム22で反射
して進行方向を約180°変える。この反射したビーム
は第1円筒レンズ24を通り、この第1円筒レンズ24
は6度の小さい第2円筒レンズ26と共働して前記ビー
ム21を垂直に広げて垂直面に平行なN長の広いリボン
状の形にする。この(−ムは円筒レンズ33によって水
平面内でわずかに発散する。これについては後述する。
前記レーザー光源20が出す光は偏光しであることが好
ましい。しかしながら、補助偏光子27が円筒レンズ3
3の後方にあり、この補助偏光子27を用いて、光が前
記レンズやプリズム等を通る時に生ずる偏光の変化をす
べて補正する。
前記円筒レンズ33及び偏光子27から出た成形された
光は鏡に導かれて光変調器28に送られ、この変調器2
8で変調された光は反射して偏光子30に達し、この偏
光子30は前記反射した光と突撃して、この光の一部が
前記変、il器の非作動部分に入るのを防ぐ。これにつ
いては後に詳述する。
前記偏光子30から出た光のビームは円筒レンズ32に
よって水平方向に広げられ、!1136.40で反射し
て球形のコリメートすなわち固定望遠鏡のレンズ38に
入る。前記円筒レンズ32は垂直面に平行な光には何等
作用しない。
前記コリメートのレンズ38は前記変調器28の反射面
から、この反射面の焦点距離に等しい距離だけ離間して
いるので、第2図に符号54で示すピントの合ったビー
ムを作り出す。このビームは球形の結像レンズ42及び
鏡44に達し、この結像レンズ42及び鏡44は共に摺
動する送り装置46に取り付けられる。この結像レンズ
42及び!44はレール48に沿ってフィルム50から
一定の距離を保ちながら移動する。この結像レンズ42
及び饋44とフィルム50との距離は、前記レンズ42
及び鏡44が前記レール上のどの位置にあっても、前記
レンズ42が縮小された大きさの峡@52を前記フィル
ム上に常に結像できる長さである。この映像52の2本
の線のうちの一方の線は前記組み合されたレンズと鏡が
ひとつの方向に移動する時に結像されるものであり、前
記映像52の他方の線は前記組み合されたレンズと鏡が
反対方向に移動する時に結像される。
機械式シャッタ87は、第2図に略示したが、前記写真
植字装置すなわち写真凸版植字機が比較的長時間連続的
に作動している間、前記レーザービーム21を妨げる位
置にある。
規準化すなわちコリメートされた光と、移動する結像レ
ンズ及び反rA鏡とを用いて、文字すなわちキャラクタ
を離間させるelmは従来公知であるが、本発明は前記
支持部材に取り付けるレンズ及び鏡等を小形化及び軽量
化し、移動、特に先づひとつの方向に移動し、次にその
反対方向に移動する往復運動を連続反復する場合の移動
速度を比較的大きくすることができる。本発明の他の新
規な特徴ハ、毎分当りの線の数で表わされる植字速度を
、文字の線の良知に応じて変化させることができる点に
ある。すなわち文字の線が短い時には良い時よりも植字
速度を大きくすることができる。
これは、前記送り装置を文字の線の長さに応じて移動さ
せることができるからである。従来は前記と異り、連続
回転する多角形多面体を使用し、この多面体は、実際の
文字の線が非常に短い場合でも、その線が最大の長さで
ある場合と同様に、光のビームを、フィルムの植字すべ
き部分の端から端まで、つまりフィルムの巾一杯に走査
させなければならなかった。
次に前記変調器について説明する。
前記変調器28の構造及び作動状態を第8図乃至第18
図に示す。
第8図乃至第10図において前記変II混28は、球形
の平凸レンズ62と、PLZ下の右84と、前記反射型
の鏡85とを含み、前記平凸レンズ62は細長い四角形
になるように側部が切り落されている。前記ウェハー8
4は前記![85の前面に透明なゲル82により保持さ
れ、このゲル82は可撓性を有し、この可撓性によって
前記ウェハー84が膨張しても支障がなく、しかもその
膨張した状態のウェハー84が前記ゲル82で保持され
る構造である。前記平凸レンズ62は、平らな後面が前
記ウェハー84に近く、かつ平行になるように取り付け
られ、このウェハー84と共に適当な取付部材(図示せ
ず)により、印刷回路基板すなわちプリント基板88の
孔19に挿入保持される。このプリント基板22には集
積回路92も取り付けられ、この集積回路92は前記変
調器の駆動回路を形成する。
第8図および第9図は前記変El!h!!2Bの垂直断
面図であり、この断面図は第8図乃至第11図の118
9に整列し又は平行な垂直面に沿う断面を示す。したが
って、この垂直面は第8図乃至第10図は水平になる。
しかしながら前記変調器82は第11図では90”回転
した状態を示す。これは、入射ビーム64、反射ビーム
65、及びこの両者64.65がなす角度を示すためで
ある。この角fa81は、第11図では、図面を見易く
するために誇張しである。この角度81は実際には小さ
いものであり、前記入射ビーム及び反射ビームはウェハ
ー84のほぼ同じ範囲を通る。
第9図において、前記平凸レンズ62の両件側面63.
63に反射防止用コーティングが施される。このコーテ
ィングは横方向の光を防ぐのに適する組成である。前記
平凸レンズの平坦面とPLZTウェハー84との間に、
小さな空気層83が残される。前記ウェハー84の前記
平凸レンズの平坦面に対面する面にも、適当な反射防止
用コーティングが施される。また、後述するような制御
用電極が前記ウェハー84の反対側の面に設けられ、こ
の面に鏡85が取り付けられる。
前記変調器28に入るビーム64はPLZTウェハーを
2回通過し、すなわち先づ前記ウェハー84及びゲル層
82を通り、この入射ビームに対してわずかな角度を有
するR85の反射面で反射して前記ウェハーのほぼ同じ
部分を通り、前記平凸レンズ62を通って反射ビーム6
5となって前記変調器の外に出る。
この反射ビーム65は偏光面30を通る。前記変光器2
8と偏光器30とを組み合せ、 これに遮光装置すなわ
ちシャッタを設ける。このシャッタは小さく、間隙の狭
く配列された光のゲートである。
前記PLZTウェハー84の制御電極を第12図及び第
18図に示す。この電極は非常に小型であり、写真製版
で作るのが好ましい。
この薄く、平行で、かつ離間距離の小さい制御電極を有
するPLZTのウェハーの作用を第14図及び第15図
によって説明する。入力電極100.142,143.
・・・は隣接するアーム形の電極、たとえばアーム10
1.105に挾まれ、このアーム形の電極は共通の電極
103に接続され、この共通の電極103とアースされ
る。電気信号が前記入力電極のひとつ、たとえば上側の
入力電極100に入ると、この電気信号によって前記P
LZTウェハーに電場が形成され、この電場が形成され
る位置は前記入力電極100とこれに隣接する接地電極
101.105との間であり、この電場が前記入力電極
と接地電極との間を通る光の偏光面を回転させる。
第14図の電極を本発明に基く写真植字の装置及び方法
の調整器に使用し、電極の部分97に光を当てる場合、
たとえば電極142.143に前記入射ビームの偏光面
を十分回転させ得る電圧が生ずれば、その作用で、前記
各入力電極の側方の2つの部分がそれぞれ「rMかれた
」半分の窓を形成して光のビームを通し、この通過した
ビームは偏光器30その他の下流側の各種光学系統の構
成部を通ってフィルム50に達する。
第15図は前記偏光器30を通過するビームの輝度とウ
ェハー84の長手方向に沿う位置との関係をプロットし
た波形の線図である。従って、この第15図は各電極に
対する2つの光のピーク146.147と、このピーク
の間の暗い部分を示す。前記入射ビームは最終的に前記
フィルム又は他の感光性媒体で、第16図に略示するよ
うな斑点になり、この斑点は2箇の「光る」点139゜
139と、2箇の「暗い」点138,138を有する。
本発明の特徴は、第12図に示すような形状の電極を、
第12図に示すような位置に設けることにある。この各
電極は、符号97で表わされる長さの有効部分を有し、
この有効部分が長さの等しい2箇の水平部分97−1.
97−3を傾斜部分97−2でつないだ形状であり、こ
の傾斜部分97−2が前記水平部分97−1.97−3
の約2倍の長さであるから、電極140.141に隣接
する「開かれた」半窓すなわちゲートを通る光のビーム
は、第13図に示すような波形144゜145になる。
この波形144.145の光の輝度98は第14図の光
の輝度より小さいが、この符号144,145で表わさ
れる部分の総光量は、第13図の符号146,147で
表わされる部分の総光量に等しい。この相違によって、
第12図の電極は暗い部分のない1箇の斑点を作る。
第17図の図形は、第12図の11Iの電極、たとえば
電極141に電圧が発生し、ゲート148゜149が開
いた時に、ここを通った光のビームが前記フィルム上に
作る1箇の斑点すなわち点107の概略の形状である。
この点107の高さは、前記電極の巾及びこの電極の間
隙の巾が等しい場合(第13図)には、前記電極及び電
極間隙の巾の4倍に比例する。理想的には、第17図に
示す点は、巾106が約20ミクロンであり、高さ10
9も約20ミクロンである。電極が第12図のような構
造である場合には、この電極が作る点は上縁と下縁が傾
斜するが、この傾斜は重要ではない。それは、前記点1
07の右側の突出する隅の部分は、この点107の左側
の隅より1!1の電極の巾の分だけ低くなるにすぎず、
この部分は前記光学系統の縮小比に応じて縮小され、前
記フィルム上ではわずか約5ミクロンにすぎないからで
ある。
入射ビーム64は前記電極の有効部分97の全域に照射
される。したがって、この有効部分を通過したビームは
、横巾が高さより広い。しかしながら、このビームの横
巾は前記光学系統によって、前記ビームが作る点がほぼ
対称形になるように縮められる。
また、第12図及び第18図は電極とウェハーの拡大図
であり、図面を読み易くするために拡大率を大きくしで
ある。この第12図及び第18図に示す電極とウェハー
は、実際の装置の電極とウェハーのごく一部分である。
代表的なウェハーには、実際に、256箇の窓すなわち
ゲートを十分に作り得る数の電極がある。この構造によ
って、前記フィルム上の垂直なアレー形の各点に対して
25.4m(1インチ)当り1000箇以上の斑点、す
なわら点、すなわちドツトを作り、線を極めて明瞭に形
成することができる。
第18図に前記PLZT調整器24のゲートを制御する
電極の好ましい構造を示す。この構造では、前記電極及
びその間隙が第12図の構造の約2倍であり、たとえば
巾が約O014am(約140ミクロン)である。この
第18図の構造の長所は連続的に隣接する電極の間隙を
大きくできる点にあり、従って前記ウェハーの製造費を
安くすることができる。また、前記電極を大きくし、電
極の間隙を広げれば明暗対比率すなわちコントラスト比
を向上させ、前記ゲートすなわち窓を「開いた」時と「
閉じた」時とのコントラストを良くシ得ることが判った
。このようにすれば、ビームの干渉等が減少し、窓が広
いから回折したビームの発散も減少するので、前記光学
系統を小形化し、結像の明瞭度を向上させることができ
る。
また、第18図の構造が第12図の構造と異る点は、奇
数の符号253,255.257で表わされる左側の電
極がそれぞれ相互に電気的に絶縁された1箇の部材から
成り、この各部材は端子を有し、この端子が前記各電極
を電圧の異る回路に接続できることである。従って、た
とえば、前記左側の電極をスイッチ289,291.2
93により回路A又はBに接続し、前記右側の電極25
4.256.258をスイッチ290゜292.294
により回路C,Dに選択的に接続することができる。第
18図の構造では、窓276はスイッチ292,293
の同時投入によって「開」いて、前記電極256.25
7の出力電圧に適当な差を生じさせる。
上記構造は、前記スイッチを投入した電極の電圧をスイ
ッチ投入しない電極の電圧と大差ない値になるように制
御でき、このようにすれば通常の感光材のかぶりを防ぐ
ことができる。
さらに説明すれば、電圧v1の入力電極、たとえば第1
8図の電極254に印荷し、電極253をアースすれば
、この電極253,254の電位差は■1であり、この
電位差■1で前記窓273を通るビームの偏光面を十分
回転させることができる。しかしながら、前記電極25
4の反対側の電極255もアースさせると、電極253
と電極255との間の電位差もvlになるので、窓27
4が偶発的に開かれる。この不具合を防ぐために、電極
255に電圧■2を与える。この電圧■2は、ゼロより
大きく電圧■1より小さいがら、電極255と電極25
4との電位差は前記偏光面を、窓274が開く角度まで
回転させない。この構造を、前記ウェハーの全てのゲー
トすなわち窓に採用する。
第18図のスイッチで前記多窓を個別に確実に開閉する
ためには、前記電圧v1を完全に回路りに印荷し、より
低い電圧V2  (たとえば電圧v1の1/2)を回路
A、Cに印荷し、回路Bをアースする。前記スイッチの
接点は、通常、左側一杯に倒されて回路A、Cと接触す
る。前記窓のひとつを開く時には、その窓(たとえば2
73)の上下両側の電極(たとえば電極253.254
)のスイッチ(たとえばスイッチ289.290)を同
時に右側に倒して、前記両電極(たとえば電極253.
254)をそれぞれ回路B、Cに接続させる。この操作
によって、前記一方の電極がアースされ、前記他方の電
極に電圧■1が完全に印荷されるので、前記ゲートすな
わち窓が開く。その後、前記下側の電極254に加えら
れた電圧が1/2■1まで低下するので窓274が閉じ
、また、偏光面の角度が変るのでビームが前記窓がら漏
れて前記フィルムにかぶりを生じさせることもない。
前記電圧V2の適正値は実論的に求めることができる。
この電圧の値は、試作および試験の結果、前記電圧■ 
の /2であれば充分なことが確認できた。
第18図のスイッチは説明上便宜的に示すものであって
、実際には、後述する電子1Ii11111装置の一部
を構成する駆動回路を用いて前記と同様の機能を行なわ
せる。
第12図の構造と第18図の構造との他の相違点は、第
18図の電極の傾斜部分が第12図の電極の傾斜部分よ
り短いことであるが、この第18図の形状の電極には、
第12図の電極と同じ長所、すなわちフィルム上の隣接
する点すなわち隣接するドツトが飛び飛びに離れるのを
防ぐ長所がある。
実際には、電極間間隙、たとえば間隙273゜277の
右側の上部を、隣接共働する電極の左側の間隙の下部よ
りも符号270で表わされる距離だけ高くする。これは
垂直方向に隣接するドラトラ相互に少し重ね合せてフィ
ルム上の暗い線をはっきりさせるためである。また垂直
方向の線をフィルム上に結像させるための電極の水平方
向の間隙についても、前記と同様、水平方向に隣接する
ドツトを少し重ね合せ得る構造にする。
次に文字の形成について説明する。
第3図に、垂直な線113の画素を拡大して略示的に示
す。この各画素は本発明に基く光学装置が作り出す点す
なわちドツトの有無によって表わされ、このドツトは調
整器24その他のすでに説明した構成部によって作られ
る。
実際には、前記線すなわちカラム113は第3図に示す
ように左から右に、すなわちX線方向に素早く移動する
。この移動は送り装置46(第2図)を急速に移動させ
ることにより行なう。前記各画素のドツトは、同期パル
ス111に同期して形成又は消去され、このドツトの形
成又は消去は、予め装置に記憶させである一連の指示、
すなわち7ランジに基いて行なわれる。この7ランジは
文字、たたとえば第3図の大文字rAJや小文字「0」
 (図では一部分しか示してないが)を形成する。第3
図の右側にも前記と同様に文字が形成される。これらの
文字は約 /7に縮少されてフィルム上に表わされる。
この文字の縮少は前記光学装置によって行なわれ、文字
の縁を滑らかにして印刷品質を良くするために行なわれ
る。
前記光学装置における光のビームの掃引中は、試作し、
試験した結果によれば、約5.5履すなわち15.8ポ
イントが好ましい。従って、1文字分の掃引中は15ポ
イントまでである。文字が15ポイントより大きく30
ポイント以下の場合は1文字につき2回撞引し、文字が
30ポイントより大きい場合には1文字当りの掃引回数
をさらに増すか又はPLZTウェハーを大型にする等の
方法を取る。文字が比較的小さい場合(たとえば6ポイ
ントの場合)には、2文字分以上の掃引を1回の掃引で
済ませることも可能である。
改めて説明するまでもないが、縦に長い偏光器30を通
して調整器28を見れば、見えるのは光っている点すな
わちドツトで構成された縦の線だけであり、この縦の線
は連続的に長さ又は(及び)輝が変わる。従って、前記
偏光器30を調整器28を見る状態では、頭を水平に素
早く動かさなければ文字を認知することができない。
次に光学装置の細部について説明する。
第4図と第4A図は、合わせて1つの図面を構成するも
のであって、第2図の光学装置の垂直面に沿う断面図を
示す。第4図は前記光学装置の第1部分すなわちレーザ
ー光源から変調器28までの部分を示し、第4A図は第
2の部分すなわち変調器28からフィルム50までの部
分を示す。
第4図において、ブロック58は偏光した光の光源を表
わす。このブロック58の中には、偏光した狭いビーム
60を作り出すために必要なレーザー光源その他の部材
が含まれる。このビームは、まづレンズ24によって垂
直方向に広げられるコこのレンズ24は小型で、焦点距
離の短い円筒形のレンズ、たとえば直径が211III
の棒状の水晶レンズである。この第1のレンズ24をと
おったビームは次のレンズ26に入る。このレンズ26
は円筒形の集束レンズであり、上記ビームを比較的平ら
で先に行く程巾の広いほぼ扇形の光束64にする。その
ための虚像の光源は符号60′で示す位置にある。
次に第4A図において前記ビームは、すでに詳細に説明
したように、変調器28で2度変調される。この変調器
28を出たビーム65は文字の縦の切片すなわち線を構
成するために必要な全ての情報を含んでいる。このビー
ム65は偏光器30及び円筒形のレンズ32まで進み、
この偏光器30及びレンズ32は前記垂直面内で前記ビ
ームに実用上側等の影響も与えず、前記ビームは鏡36
.40で反射して折返し経路をたどる。次に前記変調さ
れたビームは球形の規準レンズ38を通り、移動するレ
ンズ42に達し、このレンズ42は前記ビームを感光材
たとえばフィルム50に投射し、この投射されたビーム
は第4A図に符号72(第3図に符号113)で示す点
滅する多数の輝点から成る垂直な線を形成する。
前記変調器28の窓すなわちゲートは、前記入射ビーム
をその大きさ及び形状に応じて回折する。
その最も特徴的なビームを第4A図に示す。ビーム66
乃至68は前記変調器28の最上部のゲートから出る回
折されたビームのO,+1.−1のオーダーを表わす。
これと同様に、ビーム69乃至71は前記変調器の最下
部のゲートから出るビームを表わす。
以上の各図から判るように、前記ビームは全てフィルム
面上に像を結ぶために使用される。本発明の最も顕著な
特徴は、前記光学装置が前記垂直面内にあるビームを変
化させる点にあり、従って、図に示すように、比較的小
さな移動するレンズ42を用いて長い線(840#II
以上すなわち200パイ力以上)を明瞭に作ることがで
き、しかもその際、先回の著しい減少すなわちビームの
一部の損失(像のぼけ)を伴なうことがない。これは第
2世代の写真植字機に広く用いられている光学装置と較
べると極めて対照的である。第2世代の光学装置では、
結像レンズから出た光線が比較的早く拡散し、そのため
に像すなわち文字の線の長さ又は(及び)文字の大きさ
が限定される。
この文字の線の最大長さはレンズ42の(符号42′で
示す位置からの)距離43によって決まる。第4図及び
第4A図では、図を簡潔にするために1144の記載を
省略しである。
前記のように長い線を作り得る方法を、第4図及び第4
A図を用いて説明する。前記変調器28の上流側の光学
系は、はぼ均一で寸法的にも許容できる大きさの像が得
られるように、前記変調器28の電極の有効部分97(
第12図および第18図)をカバーできる構造であるも
のと仮定すれば、像の所要の線の最大長さによって決ま
る変調器28の寸法が視野レンズ62の光学的な長さに
なる。
結像移動レンズ42の基準位置すなわち初期位置が先づ
決められる。この位置は、第4A図に符号42′で示す
が、コリメートレンズ38にできるだけ近づける。次に
前記結像移動レンズ42の端の位置(第4A図に実線で
示す)が所要の線の最大長さく符号43で示す)から決
められる。その光学軸15の点16は前記レンズ42の
最大移動範囲43の中央の点にある。
ここで再びPLZTウェハー84に戻り、このウェハー
84の最上部のゲートを符号11′で表わし、最下部の
ゲートを符号11で表わす。この上下両端部のゲートは
最終映像72の点25゜25′を投影する。コリメート
レンズ38の主中心点13とゲート11は線59で結ば
れ、この線59はゲート11から出る全てのコリメート
されたビームの方向を表わし、前記主中心点13は限定
された光源と似たような作用をする。次に点16から線
59′を線59に平行に引いて前記コリメートレンズ3
8の主面と交差させる。その交点を符号61で表わす。
この交点61と前記最下部のゲート11とを結ぶ線70
は前記回折したビームのゼロオーダーの経路を表わす。
前記線70の延長部分は、図面簡潔化のために記載を省
略するが、点61を越えて点16′で前記光学軸と交差
する。この点16′は前記変調器28に入るビームの虚
像結像点を表わす。
最も端部のビームの光学的経路を略図的に示す。
この図から、線43の最大長さに対する、既知のゲート
11の位置、既知のコリメートレンズ38の焦点距離、
このレンズと基準位置42′にあるレンズ42との間隔
、レンズ38の光学特性、及び点16′の位置を簡単な
式で求め得ることは明らかである。この点16′からレ
ンズ62までの距離、このレンズ62より上流側の光学
系の形状によってその焦点距離が決まる。この焦点距離
は既に説明したように前記線の最大長さによって決まる
が、前記ゲート群から出るビームにほとんど影響せず、
従ってレンズ62は視野レンズとして作用する。
ゲート11で+1及び−1に回折したビームの経路を破
線69.71で示す。この破線69゜71が前記ゼロオ
ーダーのビームに対してなす角度「i」は周知の次式 %式% によって求められる。ここにλはビームの波長、dはウ
ェハー84のゲートの縦の前記コラムのピッチである。
従って、前記+1及び−1のオーダーの回折したビーム
の角度が得られ、このビームの経路をさらに延ばし、移
動する結像レンズ42の主面との交点を求めてこのレン
ズの有効直径を計粋する。
ここで注目すべきことは、前記変調器28から出たずべ
てのビームが、点16で前記光学軸に直交する面内の狭
い範囲に集束することである。これと対照的に、従来の
装置では、結像レンズから出るビームが連続的に発散せ
ずにこの結像レンズの最大移動範囲の中央の経路上の点
に集束し、この点から前記図と同じように発散する。前
記本発明に暴く光学系の形状は結像レンズを小型計量化
でき、極めて速い移動速度で長い線を投影することがで
き、しかもこれを安価に具現することができる。
第5図及び第5A図は、第4図及び第4A図と同様の図
面であり、第4図及び第4A図との相違点は、この第5
図及び第5A図が前記光学系の水平面内の形状を示して
いる点である。符号は第4図及び第4A図と同一とする
。第5A図に示すように、前記反射したビームは、前記
変調器28で変調された後、円筒形の発散レンズ32及
び球形の集束レンズ38を通る。この第5図及び第5A
図の面内で、前記2つのレンズは「平らな」(すなわち
1つの面内のビームに対してのみ作用する)望遠鏡を構
成し、この望遠鏡から出たビームは符号41で示すよう
に平行な光束となる。移動するレンズ42は、第5図及
び第5A図の面内で、感光材たとえばフィルム50上に
、微小な点すなわちドツト74を作る。すでに説明した
ように、このドツトは直径が20ミクロン程度である。
また、ここで注目すべきことは、前記変調器の垂直面内
にある構成部材が作るコラムと、ビームが水平面内で作
る点とでは光学的な取扱いが全く異る点である。前記垂
直面では、前記平らな扇形に拡げられたビーム64は、
レンズ62を2度通過“(第11図)した後、集束され
て、点16′で虚像の光源60′になる。ゲート、たと
えばゲート11から出たすべてのビームは、2次又はよ
り高次の回折する分を除き、極めて小さいビームになっ
てレンズ42に入る。
前記水平面内では、前記レーザー光源から出る狭いビー
ム60は、まず、円筒形のレンズ33により少し広げら
れ、この広げられたビームは前記ゲートの巾97(第2
図)をカバーできる巾になる。変調器28から出たビー
ムは円筒形レンズ32により水平面内でさらに巾が広げ
られ、このビームはコリメートレンズ38から出る時に
は、巾41が極めて微少な点すなわちドツト74を十分
形成できるように狭くなっている。この巾は、周知のよ
うに、結像レンズ42の焦点距離に比例し、ビーム41
の波長と巾との比に逆比例する。
前記垂直面でビームにyellを与える光学系を設ける
目的は前記ゲートで像を作るためであり、これにたいし
て前記水平面内でビームに影響を与える光学系を設ける
目的は前記レーザービームの前記光学系から出た後の大
きさと質を決めるだけである。
前記垂直面内で、レンズ84.26から出たビ−ムを第
6図に拡大して示す。単純な円筒形のレンズをよく選択
すれば、収差を補正しなくとも、ビームで第7図に示す
ような細長い小区画77を作り、この小区画77の中を
ほぼ均一に光らせ得ることが経験的に判った。この小区
画77の高さ78及び巾79は、第12図及び第18図
に示すゲートの電極の有効部分97をカバーするに必要
な寸法よりやや大きい。
本発明のひとつの特徴は前記ビームの小区画を作る経路
に関する。すでに説明したとおり、ビームはレンズ62
を2度通り、このレンズ62の焦点距離はPLZTウェ
ハー84を第4図、第4A図、第5図及び第5A図の構
造の光学系の焦点面内におくように決められる。前記P
LZTのゲートは、応答性を速くするためには、静電容
量との関係で、通常、いわゆる「トーテンボール」回路
として作動できるものでなければならないとされている
が、この回路は比較的高価であるから安価な装置には使
用できない。このような問題点を解消するのが本発明の
目的のひとつである。しだがって、本発明に基く構造に
は、第8図及び第10図に符号92で略図的に示すよう
な低価格集積回路を使用する。しかしながら現在入手で
きる集積回路は、前記偏光面を90°完全に回転させ得
る電圧を作ることができない。この90°回転ができな
ければ、調整器28及び偏光子30を含む前記シャッタ
の出力ビームは著しく限定される。本発明においては、
偏光面を所要角度回転させるために、ビームをセラミッ
クウェハー84に2回通す。この2回通して得られる偏
光面の回転角度は、ビームをウェハーに1回通した場合
の回転角度の約2倍に等しい。
次に電気的制御系統について説明する。
第19図の上部に、第10図の変調器28の電気的な主
要構成部をブロック108で示す。ゲート位置制御装置
118は、線120で計時装置に接続され、かつ線12
2で制御用データを受ける。
ラッチ回路116は入力線124を有する。公知の駆動
回路114〔たとえばテキサス インスツルメント社(
TeXaS  Instruments)の発光コラム
駆動装置(E Iectro−luminecent 
 CllumuQ riV[r)、部品番号(Part
 N(1) SN 75555FN又は5N75555
6FN)は256箇のゲート112−1乃至112−2
56を制御する。
ブロック110は電場変換制御回路を表わし、この回路
は前記ゲートの光の伝達を逆転させる公知の回路であり
、この逆転とは、たとえば白地に黒の像を黒地に白にす
ること等をいう。
第19図のブロック108の回路は周知である。
第19図の下部に、中央処理装置すなわちCPUをブロ
ック128で示す。このcPUは本発明に基く植字装置
の全ての機能を制御する。このCPUは他の主要構成部
、たとえば外部からのデータを受ける情報入力回路12
6、文字発生機構130、写真材料制御回路(たとえば
フィルム送り制御機構)、ブロック136、及びブロッ
ク137に接続される。このブロック136は前記感光
材に達するビームの光量を制御する電気装置又は光学装
置(ブロック)であり、前記ブロック132は文字の形
成、投影、及び送り間隔制御を行なう回路である。前記
送り機構の作動を図に示していないが、この送り機構は
ゲート装置の符号器及びこれに関連する電子機器を用い
て、文字発生機構からの要求にもとづいて、予め選定さ
れたゲートを開閉する。
第20図に、上記説明した装置の電子制御回路の好まし
い実施態様を、より詳細に説明する。所要のデータはデ
ータ入力線416,417から入力される。たとえば、
直列的なデータは公知のコネクタ、たとえばR8−23
2で接続されたデータ入力線416から入力される。伝
送速度が速く、より複雑な情報を並列的に入力するため
には、特に中間調の絵等を含み、絵や図を入力する場合
には並列人力[1417を使用する。
外部情報装置から入力される情報は、前記入力ラインか
ら主CPU395に入力され、この主CPU395は前
記入力された情報を機械語に翻訳し、前記感光材に対す
る所要の出力を作り出すための各装置に対する作動指令
を構成する。前記主CPUは大容聞の記憶装置396に
接続され、この記憶装置396は所要のすべての情報、
たとえばアルファベットの文字や数字の形等に関するデ
ータ等をディスク、PROM、その他の大容量記憶媒体
に記憶させる。アルファベットや数字の字体(その他の
画*)を作るためには、前記植字機の作動中に使用する
フォントを随時書込み装置(RAM>394に記憶させ
る。
前記上PCUは文字や画像すなわち像の形を信号処理装
@397(たとえばテキサス インストラメント社のモ
デル32010)に送達し、この信号処理装@397は
ポイント、すなわち印刷すべき鍮の大きさを決める。こ
のデータは線421を介してRAMの記憶素子すなわち
ビットマツプ機構400に送られて記憶されるので、前
記オン・オフの切換を明瞭適確に行なうことができる。
つまりブロック400は信号変換のビットマツプとして
作用する。このビットマツプ機構の記憶容量は、良さが
50.811m(2インチ)の文字線用としては、平均
的に64キロバイトより大きくする必要がない。この記
憶容量の大きさは、従来の多面体鏡回転式写真植字機の
所要記憶容量が数メガバイトであるのと比較すれば、格
段に小さい。
このように所要記憶容量を小さくできることは本発明の
長所のひとつである。
また、信号処理装置397は線423を介してビットマ
ツプ機構401にデータを送ることができる。このビッ
トマツプ機構401は記憶容量が前記ビットマツプ機構
400とほぼ同じであり、スクリン、形状、画像要素等
に関する情報を記憶する。
ビットマツプ機構400,401に対する情報の出し入
れは、標準的なデータ読取り書込み制御回路402によ
って制御され、この制御回路402は線424を介して
送り装置46から同期信号パルス(第3図)を受ける。
前記制御回路402は、信号処理装置397により制御
されて、前記ビットマツプ機構400.401から受け
る情報に基いて各種ロジック操作を制御する。たとえば
、否定積のロジック機能は前記ビットマツプが指定する
領域の像を反転(黒字に白の像に)する信号を出力する
ことができる前記制御回路402によって直列化された
データは、偶数と奇数に分離されて置数器403に送ら
れ、この置数器403はすでに第18図を用いて説明し
たように変調器28を制御する。
主CPU395は前記ひま機構400,401の状態を
制御するが、送り装置46の作動に必要な指令をCPU
399に送り、この指令を前記CPU399が機械的作
動の指令に変換して前記送り装置46に送る。CPU3
99は、手動制御回路398により制御されて、前記感
光材(フィルム)の送りを制御すると共に、その他の出
力装置の作用、たとえばレーザー光シャッタの作動、フ
ィルムの状態、フィルム切断装置の作動、情報の状態の
表示、操作用キーボードのキー、モーター等をすべて制
御する。前記ビームの輝度も、このCPU399によっ
て制御されるので、前記フィルムに達する光の強さは前
記送り装置の速度に左右されない。このようにするため
には、変調器28の電極に加える電圧を公知の制御回路
404で調節する。また、状況に応じて、前記変調器に
加える電圧を作動モードに応じて変化させる。たとえば
出力を反転させる場合である。この場合には、黒字に白
(又は透明)の像を表わし、この像への悪影響を防ぐた
めに、通常、ビームの輝度を下げる。
第20図に送り装置46、そのレール48、及び同期パ
ルス発生用ゲート57を略図で示す。これらは前記写真
植字機のフレームに、後述するように取り付けられる。
モーター407と、このモーター407に取り付けられ
たプーリー408と、前記送り装置に保持されたベルト
409は、サーボ機構制御回路405に制御されて前記
送り装置をレール48にそってどの方向にでも移動させ
ることができ、前記サーボ機構制御回路405は前記C
PU399によって制御される。
前記フィルム50(又は他の感光材)は駆動ローラー4
13に導かれて長手方向に送られ、この駆動ローラー4
13はタコメータ411及びモーター410に咬合し、
このモーター410はサーボ櫟槙制御回路406によっ
て制御され、このサーボ機構制御回路406は、前記サ
ーボ機構405と同様のものであり、CPU399によ
って制御される。前記フィルムが送られるのは比較的短
時間であり、前記レンズ及び鏡の送り装置46が植字の
各行の端部から逆方向に移動する間である。
本発明の他の装置によれば、前記フィルムの移動(又は
その位置)を正確に測定することができる。この測定は
軽量のアイドラーローラー414によって行ない、この
アイドラーローラー414はばね(図示せず)によって
前記フィルムに押圧され、このフィルム自体によって駆
動される。アイドラーローラー414は管状とするのが
好ましく、このアイドラーローラーと前記フィルムとの
間のスリップを防ぐために摩擦の大きい材料を薄くコー
ティングすることもできる。このようにすれば前記アイ
ドラーローラー414は抵抗が極めて少ない状態で回転
し、この回転を符号器415に伝達することができる。
この符号器415は位置に関するフィードバック信号を
前記サーボ機構制御回路406に送る。図に示さず、本
発明の一部をなすものではないが、前記フィルムを前記
駆動ローラー及びアイドラーローラーの横断方向に位置
づける装置も使用される。
次に送り装置について説明する。
前記送り装置は移動すべき光学装置を支持する。
その取付の構造部を第21図に略図で示す。
第21図に前記送り装置を摺動させる円筒形の案内ロー
ル427,427.・・・を示す。本発明に基く装置で
は前記レール427はやや可撓性を有する。このレール
427はそれぞれ、固定具(図示せず)その他の部材に
より、角度の正確な凹部、たとえば送り装置46を支持
する強固なフレーム426の凹部450に押圧されるこ
とにより、位置を正確に維持する。前記送り装置は極め
て軽量であり、軸承435を有し、この軸承435は■
字形の溝を有し、この溝に前記レール427が係合する
フィルム状の可撓性部材428はレール427に押され
て支持フレーム426に保持される。この可撓性部材4
28は格子のある部分428′を有し、この部分428
′は、図に示すように、前記移動する送り装@46のフ
レーム429に取り付けられた発光ダイオード(LED
)430と、プリント回路板434に取り付けられた多
数の四分円形の検知器436との間で延びる。前記プリ
ント回路板434も前記フレーム429に取り付けられ
る。従って、前記送り装置がその案内レールに沿って移
動するので、この送り装置が前記固定された格子部分4
28′に沿って゛移動する時に、前記LED430がマ
スク431と共働し、前記検知器436が一連のパルス
を出力する。小さいスペーサ449はテフロンその他の
材料で作られ、図に示す位置に取り付けられて前記格子
部分を前記検知器から正確に一定距離離間するように保
持する。このスペーサは前記移動する送り装置に固定部
材432で取り付けられる。
第22図は前記移動する送り装置46及びその支持構造
部の完全な組立体の斜視図である。案内レール425.
427は強固なフレーム426に固定具たとえば皿ねじ
447で保持され、このねじ447はフレーム426の
壁に、レール425゜427すぐ傍にねじ込まれる。2
箇の支持ブロック435,435は■字形の溝を有する
。この各支持ブロックは摩擦の少ない材料、たとえばテ
フロンで作られ、送り装置46のフレーム429に取り
付けられて、レール427に係合する。
前記フレーム429に鏡44とレンズ42が取り付けら
れ、この144はプリズムに似た形状のブロックに取り
付けられ、前記レンズ42は板状部材437に取り付け
られ、この板状部材437の長手方向の位置は長穴45
1と共働するねじ438によって調節される。
前記送り装置46の上部にはテーパーのついた円錐台形
のローラー442が設けられ、このローラー442は上
側の案内レール425に押しつけられ、この押しつける
力は前記送り装置のフレームの符号441で示す位置で
回転するレバー440と引張りばね439によって形成
される。
この構造の目的は前記送り装置を前記案内レール上に正
確に保持することにあり、この構造によって前記送り装
置が前記案内レールでどのようにでも移動することがで
きる。テーパーのついたO−ラー442は、前記送り装
置をテフロン製の案内レール427に押しつけると共に
、摩擦抵抗を減らすためのテフロン製のバッド443を
案内レール425から外れないようにして前記送り装置
の前記案内装置との接触を維持できるようにする。
摩擦抵抗が比較的少なく、耐摩耗性の大きい材料、たと
えばテフロンを前記支持ブロック435に使用すること
により、パッド443が移動に対して成る程度の抵抗を
有し、この抵抗によって不測の振動を減衰させると共に
位置を正確に保つことができる。
前記送り@置は駆動索445によって案内レール沿いに
移動し、この駆動索445は図のようにキャプスタン4
44と共働し、このキャプスタン444はモーターによ
って駆動される。このモーターは、第22図には記載さ
れていないが、第20図には符号407で示しである。
駆動索445は前記送り装置のフレームにねじ446で
取り付けられる。前記格子部分を支持する可撓性帯状小
片を符号428で示し、前記格子を符号428′で示す
。可撓性を有する通電ケーブル448は、送り装@46
に対する電気信号の授受のために設けられる。
前記フレーム426は細長く、はぼU字形の梁のような
形状の金属部材で作り、その壁体に角度を有する凹部4
50を形成し、この凹部450で前記案内レール425
.427を保持できる構造とするのが好ましい。このフ
レームの下部の溝426’(第22図)は、送り装@4
6の下部430(第21図)等を入れるために設けられ
る。
幸い、前記フレームとして市販のアルミニウム押出型材
を使用することができる。その理由は前記押出型材は、
案内レール425.427として市販の可撓性を有する
棒状の研磨鋼を使用する場合に、前記フレーム426と
して必要な直線性及び精度を十分備えているからである
。このことは本発明に基く装置の価格引下げに寄与する
最後に光学的整列性について説明する。
本発明に基く他の装置においては、第2図に示す光学系
統の構成品を正確に整列させるための装置が設けられる
。すなわち、円柱レンズ24の支持部材が設けられ、こ
の支持部材は前記ビームの均一性を確保するために前記
円柱レンズを矢印51(第2図)で示すように移動させ
ることができる。これと同様に第2円柱レンズ26も、
前記ビームの垂直方向の位置を確保するために矢印53
で示すように垂直方向に移動させることができる。
円柱レンズ33は、前記ビームを変調器28に対して適
当に位置づけるために、矢印35で示すように水平面内
で調整することができる。コリメートレンズ38は、矢
印55で示すようにビーム54の方向に移動させること
ができる。これは前記一連の光学的及び機械的構成部材
の許容誤差を補償するのに必要な縮小比を正確に得るた
めである。
以上の説明から明らかなように、本発明に基く装置及び
方法は前記発明の目的を具現できるものである。この装
置は作動が迅速であり、形状がコンパクトであり、構造
が比較的簡単であり、安価に製造することができ、しか
も植字品質を従来より優れたものにすることができる。
以上の説明は本発明の実施態様の例示であって本発明の
範′囲を限定するものではない。以上の実施例に対し、
本発明の思想又は特許請求の範囲に記載の事項の範囲内
で各種の変更又は改良を加えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に新規な用法で使用される従来の写真植
字の原理の斜視略図、第2図は本発明に基く写真植字機
の好ましい写真植字装置の部分斜視略図、第3図は第2
@の写真植字装置を用いて感光媒体に形成中の文字の説
明図、第4図は第2図の写真植字装置の光学系の第1面
に沿う部分断面図、第4A図は第4図に継続される断面
図、第5図は第4図の写真植字装置の直角な第2面に沿
う部分断面図、第5A図は第5図に続く断面図、第6図
は第2図の写真植字装置の光学系の説明図、第7図は第
6図の光学系の線7−7に沿う断面図、第8図は第2図
光変調器を示し、第10図の線8−8に沿う断面図、第
9図は第8図の光変調器の部分拡大図、第10図は第2
図の光変調器の平面図、第11図は第8図乃至第10図
の光変調器に入るリボン状の光束及び変調されたリボン
状の反射光束の形を示す斜視図、第12図は第8図乃至
第10図の光変調器の端部が共通の電極の拡大部分立面
略図、第13図は第12図の電極の長所を示す線図、第
14図は従来構造の電極の第12図と同様の拡大部分立
面略図、第15図は第14図の電極の欠点を示し、第1
3図と同じ容量で記載された線図、第16図は第14図
の従来構造の電極により作られる輝点の略図、第17図
は第12図の本発明に基いて改良された構造の電極によ
って作られる輝点の略図、第18図は第8図乃至第10
図の光変調器の電極の制御装置の好ましい構造の略図、
第19図は本発明に基く写真植字機の電子制御回路のブ
ロック図、第20図は第19図の回路の細部ブロック図
、第21図は第22図の線21−21に沿う送り装置の
部分破断断面図、第22図は第2図の移動する送り装置
の斜視略図である。 2・・・ウェハー、3.5・・・電極、4・・・第2偏
光子、6・・・第1偏光子、7,21・・・ビーム、2
2,36゜40.44・・・鏡、24,26.33・・
・円柱レンズ、27・・・偏光子、28・・・変調器、
30・・・交差する偏光子、32.62・・・レンズ、
38・・・コリメートレンズ、46・・・送り装置、5
4・・・コリメートされたビーム、64.65・・・ビ
ーム、84・・・PLZTウェハー、88・・・プリン
ト回路板、94.95・・・電極、97・・・電極の有
効部分、100,101゜105.142.143・I
f極、107 ・・・輝点、144.145・・・ビー
ム輝度、146.147・・・従来のビームの輝度、1
48.149・・・ゲート、253.255・・・電極
、273乃至277・・・ゲート。 2面の浄書(内ζに変更なし] FIG  S             1■ 曙 111−+i FIG 10 FIG 13             FIG  1
2手続補正書く肛゛) 昭和61年3月72日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、情報を感光材に記録する写真植字方法において、前
    記写真植字方法は薄くて細長い偏光された光のビームを
    作る段階と、共通の基材に隣接配設されて個々に制御さ
    れる素子部より成る直線的なコラムと、出力ビーム偏光
    フィルムとを有する光のシャッター装置に前記ビームを
    投射する段階と、前記隣接する素子部に選択的にエネル
    ギーを与えることにより前記シャッター装置を通る光の
    経路を選択的に変える段階と、前記シャッター装置から
    出たビームを固定のコリメート光学装置に向ける段階と
    、前記コリメートされたビームを前記コリメート光学装
    置から結像用第2光学装置に向ける段階と、前記第2光
    学装置を前記基材のビームで照射された直線的なコラム
    に対して直角方向に移動させる段階と、前記シャッター
    装置を通り、経路が選択的に変えられたビームを前記第
    2光学装置の移動によって像を形成するように制御する
    段階とを有することを特徴とする写真植字方法。 2、情報を感光材に記録する写真植字方法において、前
    記植字方法は、薄くて細長い偏光された光のビームを作
    る段階と、共通の基材にコラムに沿って設けられて個々
    に制御される素子部と出力ビーム偏光フィルムとを有す
    る光のシャッター装置に前記光のビームを投射する段階
    と、前記端部が隣接する素子部に選択的にエネルギーを
    与えることにより前記シャッター装置を通過する光の経
    路を選択的に変える段階と、経路を変えられずに出た光
    を固定のコリメート光学装置に向ける段階と、前記コリ
    メートされたビームを前記コリメート光学装置から結像
    用第2光学装置に向ける段階と、前記第2光学装置をほ
    ぼ一定の速度で、感光面に平行な直線に沿い、かつ、前
    記感光面からの光学的距離が前記第2光学装置の焦点距
    離に等しいように移動させる段階と、前記シャッター装
    置の個々の素子部を前記第2光学装置の動きと同期する
    ように選択的に作動させ、選択的に照射された隣接する
    素子部の直線的な像を隣接させることにより前記感光面
    に文字を形成し、前記移動する第2光学装置によって前
    記感光面上の文字を離間させることを特徴とする写真植
    字方法。 3、光源がレーザーであることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項又は第2項に記載の写真植字方法。 4、前記移動する結像用第2光学装置は、この第2光学
    装置で発生したパルスを前記制御回路にフィードバック
    することにより前記シャッター装置の素子部を制御する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項に記
    載の電子植字方法。 5、前記レーザー光源から出た光は、狭く細長い照射用
    ビームを作るために非対称形のビーム拡大装置を通して
    送られることを特徴とする特許請求の範囲第1項又は第
    2項に記載の写真植字方法。 6、前記ビームを通す光のゲートは2箇の交差する偏光
    子の間にあることを特徴とする特許請求の範囲第1項又
    は第2項に記載の写真植字方法。 7、前記シャッター装置に照射する細長いビームは、2
    箇の簡単なレンズの収差を適当に組み合わせることによ
    り輝度がほぼ均一にされることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項又は第2項に記載の写真植字方法。 8、前記シャッター装置は透明なPLZTセラミックウ
    ェハーを含み、このウェハーは隣接する光のゲートを形
    成する複数の電極を有し、この構造により、前記光のゲ
    ートを制御する電圧が前記電極に選択的に加えられるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の写真植字
    方法。 9、前記電極は、写真平版によって作られ、前記電圧が
    加えられた隣接する素子部のゲートの間の電極の影の投
    射を防ぐことにより、輝度がほぼ均一な像を投射できる
    形状及び位置にあることを特徴とする特許請求の範囲第
    8項に記載の写真植字方法。 10、前記セラミックウェハーは、前記ビームの経路に
    ある反射装置の一方の面と組み合わされ、このウェハー
    に入るビームは反射されて、入射経路に対して僅少な角
    度をなす反射経路をたどり、このようにして前記ビーム
    は前記ウェハーを2回通過して前記結像用第2光学装置
    に向かうことを特徴とする特許請求の範囲第2項又は第
    7項に記載の写真植字方法。 11、前記感光面に対する字体の投射は、各文字を狭く
    切断した隣接する小片に対応する前記ゲートに順次電圧
    をかけることにより、順次迅速に行なわれることを特徴
    とする特許請求の範囲第2項に記載の写真植字方法。 12、情報を感光材に記録する写真植字方法において、
    前記写真植字方法は、1本のレーザービームを形成する
    段階と、前記レーザービームを非対称固定のビーム拡巾
    装置に送って扇形ビームに広げる段階と、この扇形ビー
    ムを固定のビーム分割装置に送ってこのビームを共通面
    上にある多数の2次ビームに分割し、この2次ビームを
    選択的に掃引装置に送る段階と、前記2次ビームを前記
    感光材に対して掃引し、この掃引を行なっている間、前
    記掃引装置に入射するビームを、前記2次ビームが前記
    感光材に像を形成する掃引段階と周期するよう制御する
    段階とを有することを特徴とする写真植字方法。 13、複数の比較的小さい輝点を予め定めたパターンに
    基いて組み合せることにより、感光材の記録面に像を構
    成する写真植字装置において、前記写真植字方法はレー
    ザービームを少なくとも一方向に前記輝点が複数、順次
    並んで線を形成し得る巾に広げる装置と、前記ビームを
    細く分解し、この分割したビームを選択的に前記記録面
    に送り、この記録面に輝点を形成させる変調装置と、前
    記ビームを前記記録面に対して、この記録面を前記一方
    向に横断するように掃引し、この掃引実施中に前記記録
    面に対する前記細いビームの送りを制御し、これにより
    前記輝点を前記記録面上で組み合せて像を形成する掃引
    装置とを組み合せて成ることを特徴とする写真植字装置
    。 14、前記巾の広い扇形ビームを形成する装置はレーザ
    ービーム形成装置と、前記レーザービームを少なくとも
    一方向に広げるビーム拡巾装置とを含むことを特徴とす
    る特許請求の範囲第13項に記載の写真植字装置。 15、前記変調装置は、電気信号を受ける都度これに応
    じて入射するビームを通す光電作用を有する配列された
    ゲートと、前記ビームの前記記録面への掃引と同期する
    ように電気信号を選択的に前記ゲートに入力し、少なく
    とも、前記ビームの巾を、前記掃引実施の間、文字の画
    線の全長を肉眼で読み得る寸法以上にする装置とを有す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第13項に記載の写
    真植字装置。 16、前記変調装置は電気信号に応答して入射ビームを
    変調する光電性材料より成る本体部と、この本体部に配
    設された離間した複数の電極とを有し、この電極の横方
    向に離間した部分は相互に前記線を横断する方向に離さ
    れ、これにより前記輝点のうちの隣接する輝点が前記記
    録面上で連続しまたは重なり合うことを特徴とする特許
    請求の範囲第15項に記載の写真植字装置。 17、前記各ゲートを通ったビームを横方向に圧縮して
    このビームを比較的小さい輝点を形成できる形にする装
    置を有することを特徴とする特許請求の範囲第15項に
    記載の写真植字装置。 18、前記本体部はPLZTで作られ、前記レーザービ
    ーム形成装置から出たビームの光学的経路に設けられた
    1箇以上の偏光子を含み、この偏光子の偏光面は、ゲー
    トを開くための電圧が加えられない時には前記本体部を
    通るビームの偏光面に対し角度をなすように回転して前
    記偏光子を通る光を完全に遮断し、前記電圧が加えられ
    た時には前記偏光子の偏光面がビームを十分に通すよう
    に回転することを特徴とする特許請求の範囲第6項記載
    の写真植字装置。 19、前記本体部をレーザービームの経路に位置づける
    装置を有し、前記本体部に隣接する反射装置は前記本体
    部を通るビームを2度変調するように反射させることを
    特徴とする特許請求の範囲第16項に記載の写真植字装
    置。 20、写真植字装置の感光面に画像の画線を形成する装
    置において、前記画線形成装置は前記画線又はその一部
    分を表わすようにビームを整形する装置と、前記ビーム
    を集める集束レンズと、前記ビームをコリメートするコ
    リメート光学装置と、送り装置と、前記送り装置に組み
    合せて取り付けられた結像レンズ及び反射装置と、前記
    送り装置を前記感光面及び前記コリメート光学装置から
    出たコリメートされたビームの中心軸線に平行に移動さ
    せるように装着する装置とを組み合わせて成り、前記レ
    ンズと反射装置とを組み合せた装置が前記コリメートさ
    れたビームをよぎり、このビームを90°反射させて前
    記感光面に結像させることを特徴とする画線形成装置。 21、前記レンズ及び反射装置を組み合せた装置は前記
    所定の画線の端部に対応する位置から他方の端部に対応
    する位置まで前記画線の全長にわたって移動し、前記集
    束レンズは前記ビームを前記レンズ及び反射装置を組み
    合せた装置の移動する範囲の両端のほぼ中央の点に集束
    させることを特徴とする特許請求の範囲第20項に記載
    の画線形成装置。 22、前記画線形成装置は、所定の時点における前記送
    り装置の位置に対応する高さに対し、予め設定されたプ
    ログラムに従って、前記画線を形成するビームの高さを
    変え、前記形成される画線を、前記送り装置の移動方向
    を横断する方向に延ばすように取り付けられることを特
    徴とする特許請求の範囲第20項に記載の画線形成装置
    。 23、前記画線形成装置はレーザー光源と、このレーザ
    ー光源から出たレーザービームを変調する変調装置とを
    含むことを特徴とする特許請求の範囲第22項に記載の
    画線形成装置。 24、前記変調装置は光電作用を有するシャッター装置
    を含み、このシャッター装置は複数の隣接するゲートを
    含み、このゲートは前記レーザービームを複数の隣接す
    る輝点形成用ビームに分割し、前記シャッター装置は前
    記ゲートを、前記輝点が前記感光面上に像を形成し得る
    ように、選択的に開閉する装置を含むことを特徴とする
    特許請求の範囲第23項に記載の画線形成装置。 25、前記画線は前記コリメートされたビームの光学軸
    に整列することを特徴とする特許請求の範囲第22項に
    記載の画線形成装置。 26、前記像は文字又は記号であることを特徴とする特
    許請求の範囲第20項に記載の画線形成装置。 27、前記レーザー光源はレーザービーム形成装置と、
    前記レーザービームを少なくとも前記一方向に拡げる拡
    幅装置とを含み、前記変調装置は本体部と複数の電極と
    を含み、前記本体部は入射ビームを変調するための電気
    信号に対応して光電作用を行なう材料で作られ、前記複
    数の電極は前記本体部に離間配設されることを特徴とす
    る特許請求の範囲第24項に記載の画線形成装置。 28、前記電極の横方向に離間した部分は互いに、前記
    画線の横断方向に離され、これにより前記隣接する輝点
    が前記感光面上でほぼ連続するかまたは重ね合わされる
    ことを特徴とする特許請求の範囲第27項に記載の画線
    形成装置。 29、前記本体部はPLZTで作られ、1箇以上の偏光
    子を含み、この偏光子は前記レーザービーム形成装置か
    ら出るビームの光学的経路に設けられ、前記偏光子の偏
    光面は、ゲートを開くための電圧が加えられない時には
    前記PLZTの偏光面に対して角度をなすように回転し
    て前記偏光子を通るビームを、通常、完全に遮断し、前
    記PLZTの偏光面は前記電圧を加えられた時にビーム
    を十分に通し得るように回転し、前記本体部は前記本体
    部をレーザービームの経路上に位置づけて前記本体部に
    隣接する反射装置が前記本体部を通るビームを2度変調
    されるように反射させる装置を含むことを特徴とする特
    許請求の範囲第28項に記載の画線形成装置。 30、比較的長い画線の像を感光面上に形成する写真植
    字方法において、前記写真植字方法はビームを前記像又
    はその一部分を形成するように整形する段階と、前記ビ
    ームを集束する段階と、前記ビームをコリメートする段
    階と、組み合わせた結像レンズ及び反射装置を前記感光
    面及び前記コリメートされたビームの光学軸に平行に移
    動させて前記感光面上に像を離間形成する段階を含むこ
    とを特徴とする写真植字方法。 31、前記ビームを集束する段階は、前記ビームを、前
    記組み合されたレンズと反射装置の所定の最長の画線の
    両端部における位置のほぼ中央の点に集束する段階を含
    むことを特徴とする特許請求の範囲第30項に記載の写
    真植字方法。 32、レーザービームを多数配列された光電作用を有す
    るゲートに送り、このゲートが前記レーザービームを輝
    点形成用ビームに分割する段階と、前記組み合されたレ
    ンズと反射装置の移動と同期するように前記ゲートを開
    閉して前記感光面上に輝点を形成させる段階とを含むこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第30項に記載の写真植
    字方法。 33、前記輝点形成用ビームを、前記輝点が線を形成し
    、この線の長さを変え、この線を前記光学軸上にあるよ
    うに形成する段階を含むことを特徴とする特許請求の範
    囲第32項に記載の写真植字方法。 34、前記電極は離間配列された多数の不透明な電極を
    含み、この電極は光電効果による偏光面を有する本体部
    に設けられ、この電極は偏光子と交差し、前記電極の横
    方向に離間した部分は互いに前記線の方向に離間し、前
    記ビームの一部を隣接するビームの一部に連続させ、又
    は重ね合せてほぼ連続する線を形成することを特徴とす
    る特許請求の範囲第33項に記載の写真植字方法。 35、送り装置を1対のレールに沿って往復移動できる
    ように支持する像移動用送り装置の支持部において、前
    記支持部は1対のアングル部を形成する壁体を有する梁
    状部材と、1対のレールとを組み合せて成り、前記各レ
    ールは前記梁状部材に保持されると共に前記一方のアン
    グル部に整合されることを特徴とする支持部。 36、前記各レールは円筒形であり、前記アングル部を
    形成する壁体部に整合支持されることを特徴とする特許
    請求の範囲第35項に記載の支持部。 37、前記梁状部材はアルミニウム押出型材であること
    を特徴とする特許請求の範囲第35項に記載の支持部。 38、前記梁状部材は断面がほぼU字形であることを特
    徴とする特許請求の範囲第37項に記載の支持部。 39、可撓性の薄い小片を含み、この小片は格子部を支
    持し、この格子部は発光体及び光電池と共働して前記送
    り装置の位置を求め、前記小片は部分的に前記一方のレ
    ールと前記梁形部材の壁体部に挾まれることにより支持
    され、前記小片の他の部分は前記格子部を前記発光体及
    び光電池と共働するように支持することを特徴とする特
    許請求の範囲第35項に記載の支持部。 40、前記送り装置を含み、前記送り装置はその一方の
    側部に1箇以上の支持部材を有し、この支持部材は前記
    一方のレール整合し、この支持部材の他方の側部はテー
    パーが付いた支持ローラーに支持され、前記送り装置は
    前記他方のレールの反対側を支持する支持部材と、前記
    凹部を有する支持部材及び前記テーパー付きローラーを
    対応するレールに押圧するための弾力を有する部材とを
    有することを特徴とする特許請求の範囲第35項に記載
    の支持部。 41、写真植字装置の送り装置を移動させる駆動装置に
    おいて、前記駆動装置は、送り装置と、支持部本体と、
    前記支持部本体の1対の案内レールと、前記送り装置の
    本体の一部であって前記レールの第1のレールに摺動係
    合する第1支持部材と、前記送り装置の前記部分から離
    れた部分に儲けられたテーパー付きローラーと、前記第
    1支持部材を前記第1レールに押圧し、前記ローラーを
    前記他方のレールに押圧するための弾力部材とを組み合
    せて成ることを特徴とする駆動装置。 42、摩擦を減少させるパッドを含み、このパッドは前
    記送り装置の本体部にあり、前記他方のレールを前記テ
    ーパー突きローラーに係合させ、アームは前記送り装置
    に回転するように取り付けられ、前記テーパー付きロー
    ラーは前記アームに回転するように装着され、前記弾力
    部材はばねを有し、このばねは前記支持部材、前記ロー
    ラー、及び前記パッドをそれぞれ対応するレールに押圧
    することを特徴とする特許請求の範囲第41項に記載の
    駆動装置。 43、結像レンズ及び反射装置が前記送り装置に取り付
    けられ、前記テーパー付きローラーが円錐台形であるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第41項に記載の駆動装
    置。
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