JPS61197173A - 定盤 - Google Patents

定盤

Info

Publication number
JPS61197173A
JPS61197173A JP3953185A JP3953185A JPS61197173A JP S61197173 A JPS61197173 A JP S61197173A JP 3953185 A JP3953185 A JP 3953185A JP 3953185 A JP3953185 A JP 3953185A JP S61197173 A JPS61197173 A JP S61197173A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
surface plate
cement
parts
weight
present
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3953185A
Other languages
English (en)
Inventor
悦郎 坂井
勉 木田
二村 勝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denka Co Ltd
Original Assignee
Denki Kagaku Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denki Kagaku Kogyo KK filed Critical Denki Kagaku Kogyo KK
Priority to JP3953185A priority Critical patent/JPS61197173A/ja
Publication of JPS61197173A publication Critical patent/JPS61197173A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Workshop Equipment, Work Benches, Supports, Or Storage Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野」 本発明は、セメント質物質、超微粉、高性能減水剤、骨
材および水を主成分とする配合物の硬化体からなる定盤
に関する。
〔従来の技術J 一般に機械等の組み立て、けがき作業や検査等にお℃・
て鋳鉄や、天然石である花崗岩、斑れし・岩、さらには
近年ではアルミナ、チタニアやジルコニア等のセラミッ
クスを用いた定盤が用いられている。
〔発明が解決しようとする問題点J 本発明における定盤とは、木工や機械分野などにお(・
て、その組み立て、けぶき作業、検査等の除に用いられ
る平面の基準となるものである。
従来、定盤には、鋳鉄とくにネズミ鋳鉄が広範に使用さ
れている。しかしながら、その成形時に高温が必要なた
め熱ひずみが残存し、鞘層の確保が難しいという欠点が
ある。さらには、熱伝導率が大きいため気温の変化を受
は易く、また、酸などの薬品により腐食されてしまうこ
とにより、化学工場なども含めた広範な分野に鋳鉄を用
いることには多くの問題がある。
このような欠点を補う方法として、黒みかげ石やセラミ
ックスを定盤として用℃・ている。しかし、天然石であ
る黒みかげ石等の利用については、均一性にとぼしく、
加工および修正が難しい欠点を有し、かつ、環境保護の
立場からその入手も困難となっている。一方、アルミナ
等のセラミックスを用いることも可能であるが、薄板の
場合と異なり、定盤は一般に箱形であることから高温(
1000℃以上)の焼成工程を必要とするため成形が非
常に難り、 u・という欠点がある。さらには、大理石
、セラミックスのいずれの場合にも経済的に高価であり
、しかも重し・と云う欠点がある。
本発明者らは、以上の欠点を有する鋳鉄、天然石、セラ
ミックス製の定盤に代わりうる物を種々検討した結果、
セメント系高強度硬化体を少なくともその一部に用いる
ことにより上記欠点を解決できることを見℃・出し、本
発明を完成し、たものである。
〔問題点を解決するための手段〕
即ち、本発明は、セメント質物質、超微粉、高性能減水
剤、骨材及び水を主成分とする配合物の硬化体で構成し
てなることを特徴とする定盤である。
以下、さらに詳しく本発明を説明する。
本発明でいうセメント質物質とは、普通ポルトランrセ
メント、早強、超早強もしくは白色ポルトランドセメン
ト、耐硫酸塩ポルトランドセメント、さらにはスラグ、
フライアッシュ等の混合セメントなどが一般に用いられ
る。但し、混合セメントは、一般的な養生方法では長期
に渡って反応が継続するため安定性と云う面では好まし
くはないので、それを用℃・る場合には、反応を促進さ
せるために高温養生等を併用する配慮が必要である。
また、膨張セメントを用いて収縮補償したり、急硬セメ
ントにより短時間に所要強度を発現させたり、石膏系の
高強度混和材を併用することもでき  ゛る。
膨張セメントの膨張成分としては、エトリンがイト系の
もの例えば電気化学工業@)製[csa4’12[]J
や焼成CaOが好ましく、焼成CaO中でも1100〜
1300℃で焼成され、結晶径平均が10μ以下のもの
が特に好まり、L・。
急硬セメントは、各種のカルシウムアルミネート単独又
はそれと硫酸カルシウムとの混合物等のように、カルシ
ウムアルミネート系の急硬成分を含んだものであって、
それには、電気化学工業掬製商品名[デンカ1nSJを
配合したセメントや小野田セメント1株)裂開品名「ジ
ェットセメント」などがある。
また、高強度混和材としては石膏系のものであり、市販
品としては、電気化学工業(株)製「デンカΣ−100
0J、  日本セメント(株)製「アサノスパーミック
ス」、大阪セメント@)If!rノンクレープ」があげ
られる。
本発明で使用する超微粉とは、平均粒径が、前述のセメ
ント質物質より少なくとも1オーダー低し・ものであり
、特化平均粒径が2オーダー低いものが、混線物の流動
特性の面から好ましい。具体的には、シリコン、含シリ
コン合金ならびにジルコニアを製造する際に副生ずるシ
リカダスト(シリカヒユーム)及びシリカ質ダストが特
に最適であり、その他に、炭酸カルシウム、シリカゲル
、オパール質珪石、フライアッシュ、スラグ、酸化チタ
ン、酸化アルミニウムなどの超微粉も使用できる。とく
に、オパール質珪石、フライアッシュ、スラブを分□級
器つきジェットミル等により粉砕した超微粉の使用は硬
化収縮を改善すると云う面から有効である。□ 超微粉の使用量は、セメント質物質60〜95重量部に
対し、て、好ましくは5〜40重量部、さらに好ましく
は65〜90重量部に対して10〜35重量部であり、
5重量部未満では高強度を得ることが不可能であり、ま
た、40重量部を越えると混線物の流動性が著しく低下
し、成形することが困難となり、かつ、強度発現も不充
分となる。
本発明で使用する高性能減水剤とは、セメントに多量添
加しても凝結の過遅延や過度の空気連行を伴なわない分
散能力の大きな界面活性剤であって、ナフタリンスルホ
ン酸ホルムアルデヒド縮合物の塩、メラミンスルホン酸
ホルムアルデヒド縮金物の塩、高分子量リグニンスルホ
ン酸塩、ポリカルボン酸塩などを主成分とするものがあ
げられる。高性能減水剤は、混線物を低水比で得るため
に必要なものであり、従来の使用量は、セメント質物質
に対し固形分として0.6〜1重量係が使用されている
が、本発明においては、それよりも多量に添加すること
が好ましい。具体的には、セメント質物質と超微粉との
混合物100.i置部に対し固形分として10重量部程
度まで使用され、それよりも多量に添加すると硬化反応
にかえって悪影響を与える。特忙好ましい添加量は1〜
5重量部である。このような高性能減水剤の使用量にお
いて、超微粉を組み合せることにより、水セメント比が
25係以下でも通常の方法により成形可能な流動性のあ
る混線物を得ることができる。
本発明で使用する骨材は、従来より一般のコンクリート
を調合する際に使用されているもので良いが、その細化
、珪石、エメリー、黄鉄鉱、磁鉄鉱、黄玉、ローンン石
、コランダム、ツェナサイト、スピネル、緑柱石、全縁
石、電気石、花崗岩、斑れい岩、紅柱石、十字石、ゾル
コン、焼成ヴーキサイト、炭化硼素、炭化タングステン
、7エロシリコンナイトライド、窒化硅素、溶融シリカ
、電融マグネシア、炭化硅素、立方晶窒化硼素等がある
。但し、上記のうち表面の精密なポリッシングが必要な
場合には花崗岩、斑れい岩などあまり強度の高くな℃・
ものが好しい。骨材の使用量は、通常、セメント質物質
と超微粉との混合物に対して5重を倍量程度内で選択さ
れる。
本発明で混合物を調整する際に使用する水は、成形上必
要なものであるが、高強度硬化体を得るためKはできる
だけ少量にするのがよく、セメント質物質と超微粉との
混合物100重量部に対し12.5〜30重量部゛置部
るのが好ましく、特に15〜28重量部がよい。水量が
30重量部より多し・と高強度硬化体を得ることが困難
であり、12.5重量部より少ないと通常の流し込み等
の成形が困難となる。なお、圧密成形等においては、こ
れに制限されるものではなく 12.5重量部より少な
い場合においても成形が可能となる。
以上の配合の細化、各種繊維(網も含む)の配合も可能
である。特に組み立て定盤等においては重量のあるもの
を、その上に設置し組み立てることより、その設置の際
忙衝撃を受けることとなるため、耐衝撃性を向上させる
意味で、各種繊維の配合は有効である。これら繊維とし
ては、スチール繊維、ステンレス繊維、石綿やアルミナ
繊維などの各種天然および合成鉱物繊維、炭素繊維、が
ラス繊維、及びポリゾロピレン、ビニロン、アクリロニ
トリル、セルロースなどの天然又は合成の有機繊維等が
あげられる。また、補強として従来より用いられている
鋼棒やIPロッド棒を用いることも可能であり、特に大
型の組み立て定盤においてはなくてはならないものであ
る。
また、他の機能、例えば摺動性を付与するものとして二
硫化モリブデン、大方晶窒化硼素などの、いわゆる固体
潤滑剤を配合することも可能であり、さらには油しみ込
み性のあるカーボンなどを用いることも可能である。
上記各材料の混合および混練方法は均一に混合及び混線
できれば、いずれの方法でも良く、添加順序にも特に制
限されるものではない。
本発明の高強度硬化体からなる定盤の成形において、特
に定盤表面にそれを用℃・る場合には、気泡の巻き込み
には特に注意し、真空混線後真空注入する方法や、成形
前などに脱気処理を行なうなどして、気泡を除去するこ
とが好ましい。消泡剤添加も有効な手段である。
成形後は養生を行なうが、それには、常温養生、常圧蒸
気養生、高温高圧養生、高温養生のいずれの方法も採用
することができ、必要ならば、これらの組み合せを行な
って高強度硬化体を得る。なお、寸法安定性の面からは
高温高圧養生が好ましく、また、他の養生方法によった
ものは、例えば20℃60SRHのような条件で熟成(
放置)することが望ましい。
養生終r後は、必要に応じて面仕上げ(ラッピング)を
行ない、特に定盤上部に用いる際には精密仕上げを実施
する。
また、表面積度が要求される精密測定用定盤などにお℃
・ては、以上の高強度セメント硬化体の表面部分は、次
の1)〜111)からなるいずれかの表面層を有してい
ることが望ましし・。
1)アルミナ、ジルコニア、チタニア、サイアロン、窒
化ケイ素等のセラミックス焼結体。
i)機械加工用の快削性がラスセラミックス。例えば万
態薬品(株)製部品名「マコール」等。
111)特公昭59−.1i3431号公報に詳述され
ているように、水硬性セメント、水および水分散性重合
体を含む組成物の硬化体であって、その曲げ強度が少な
くとも35 MPaを存するセメント成形板。
なお、本発明の定盤において、うめ込み金具、水平面調
整用足ボルト、測定用スタンドなどの補助用具を、あら
かじめ固定する金具類を取りつけておくことも可能であ
り、さらに補強リプ構造も自由に変えることができる。
また、本発明の定盤は、工作機械などの加工機体におけ
るベット等の表面精度の必要な機械部品の一部としても
使用可能である。
以下、実施例をあげて、具体的に説明する。
〔実施例1〕 白色ポルトランドセメント(秩父セメント社製)76重
量部、日本重化学工業社製シリカヒユーム16重量部、
膨張材として電気化学工業社製[デンカC8A# 2 
nJ 8重量部からなる混合物100重量部を基準とし
、さらに高性能減水剤としてナフタレンスルホン酸塩縮
合物([セルフo −110PJ第−工業製薬社)2重
量部、骨材として黒みかげ石を0.3 %〜1.ずtl
、5〜2.5−に粉砕したもの・′をそれぞれ64重量
部及び水19重量部を配合した。このものを、真空オム
ニミキサーで混線後、真空注形し、振動締固めにより成
形物を得た。なお、その際、真ちゅう製の金網1を設置
した。次いで、それを65℃、8時間の蒸気養生を行な
った後、20℃、601bRHの室内に7日間放置し、
研削盤により表面を平滑に研削し、て第1図に示す定盤
を製造した。
なお、52f10X20αの供試体を別に成形し、同様
な養生を行なって圧縮強度を測定したところ、1150
 kgf/cIn2であった。
本発明の定盤と従来のものとについて、比重と熱伝導率
を比較すれば次の通りである。
また、5%酢酸中に浸漬し、その変化を観察し、たとこ
ろ、鋳鉄は発錆や劣化が著しく大きかったが、本発明の
定盤には何らの変化もみられなかった。
本発明の定盤において、金網1の材質、大きさ、取り付
は位置等を自由に設計できることにより、荷重の変化に
よる変形を小さくすることができ、他のものに比べて軽
量とすることができる。
〔実施例2〕 次の1)又は、11)の板をあらかじめ型枠の内部底面
に配置し、ておき、そこに、実施例1の配合物を同様に
注形し養生して、第2図に示すように、1)又は11)
の表面層を有する定盤を製造した。
いずれのものも、機械加工が容易であり、金具等の取り
付けが簡単であった。
1)アルミナセメント(電気化学工業社#’)100重
量部、ポリビニルアルコール(電気化学工業社製「B2
4日」)5重量部、及び水12.5重量部をツインロー
ルで混練後、90n10分間30 kg/cry?にて
ホットプレス成形し、80℃で4日間加熱養生して得ら
れたセメント硬化体。なお、曲げ強度は102 MPa
である。
−)機械加工用セラミックス(万態薬品社製「マコール
」) 〔発明の効果〕 本発明の定盤は、軽量であり、気温の変化を受けにくく
、精度が高い等のすぐれた特性を有する。
例えば、鋳鉄に比べて軽量で、かつ、残存熱ひすみがな
く、サビにく゛い。一方、石に比べて均一であり、成形
加工がし易く、リプ構造、中空構造、穴開けなど目的に
応じた構造がとれ、また、セラミックスのように、成形
時に高温を必要とせず、金具類の取り付けも容易であり
、かつ、経済的である。
【図面の簡単な説明】
第1図と第2図は、いずれも本発明の定盤を示す斜視図
であり、第1図のものIt家合金網1補強(たもの、第
2図のものは、表面層2を有して(・るものである。 特許出願人  電気化学工業株式会社 李1萬 套2A

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)セメント質物質、超微粉、高性能減水剤、骨材お
    よび水を主成分とする配合物の硬化体で構成してなるこ
    とを特徴とする定盤。
  2. (2)硬化体は、セラミックス焼結体からなる表面層を
    有していることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記
    載の定盤。
  3. (3)硬化体は、ガラスセラミックスからなる表面層を
    有していることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記
    載の定盤。
  4. (4)硬化体は、曲げ強度が少なくとも35MPaのセ
    メント成形板からなる表面層を有していることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項に記載の定盤。
JP3953185A 1985-02-28 1985-02-28 定盤 Pending JPS61197173A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3953185A JPS61197173A (ja) 1985-02-28 1985-02-28 定盤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3953185A JPS61197173A (ja) 1985-02-28 1985-02-28 定盤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61197173A true JPS61197173A (ja) 1986-09-01

Family

ID=12555625

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3953185A Pending JPS61197173A (ja) 1985-02-28 1985-02-28 定盤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61197173A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6438271U (ja) * 1987-09-01 1989-03-07
JPH023383U (ja) * 1988-06-09 1990-01-10
JPH03126580U (ja) * 1990-04-06 1991-12-19

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6438271U (ja) * 1987-09-01 1989-03-07
JPH023383U (ja) * 1988-06-09 1990-01-10
JPH03126580U (ja) * 1990-04-06 1991-12-19
JPH0451994Y2 (ja) * 1990-04-06 1992-12-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100877026B1 (ko) 수경성 조성물
JP5101355B2 (ja) セメント組成物
JPS59217658A (ja) 超高強度硬化体の製法
JPH0231026B2 (ja)
JP4039801B2 (ja) 水硬性組成物
JPS61197173A (ja) 定盤
JP2001220201A (ja) 繊維補強コンクリート
JPH0794341B2 (ja) 高強度モルタルコンクリ−ト
JP4165992B2 (ja) 水硬性組成物
JPH05238787A (ja) 高強度セメント組成物
JPS6252157A (ja) 快削性高強度セメント組成物
JPS61178462A (ja) 高強度セメント組成物
JP2001213661A (ja) 複合部材
JPS6230652A (ja) 機械部材および工具
JPH0569783B2 (ja)
JPH0625013B2 (ja) 低収縮性高強度水硬性組成物
JP2859536B2 (ja) プレキャストコンクリート型枠およびその製造方法
JPS62170302A (ja) 高強度セメント製成形型
JP4478284B2 (ja) 精密測定機器用治工具の製造方法
JPS61205654A (ja) 超高強度セメントコンクリ−ト組成物
JPH0565552B2 (ja)
JPS62207752A (ja) 高強度水硬性組成物
JP4478285B2 (ja) 耐摩耗材
JP2001253749A (ja) 高強度軽量セメント硬化体
JPH0478380B2 (ja)