JPS61189240A - 鉄−タリウム触媒を用いるアルコ−ルの製造法 - Google Patents

鉄−タリウム触媒を用いるアルコ−ルの製造法

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JPS61189240A
JPS61189240A JP60028107A JP2810785A JPS61189240A JP S61189240 A JPS61189240 A JP S61189240A JP 60028107 A JP60028107 A JP 60028107A JP 2810785 A JP2810785 A JP 2810785A JP S61189240 A JPS61189240 A JP S61189240A
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iron
thallium
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alcohol
mixture
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フランクリン ジエイ ライト
マイケル エイ リチヤード
ジエイムズ シー ピークル
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ExxonMobil Technology and Engineering Co
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Exxon Research and Engineering Co
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  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発側Ω者庫 フィッシャ−・トロプシュ法は、−酸化炭素の水素添加
を含む幾つかの方法の1つであり、−酸化炭素/水素の
混合物を一般に鉄をヘースとする触媒と接触さセること
により炭化水素、炭化水素燃料、酸素化物を生成する方
法であることは公知である。生成した酸素化物は、通常
、一般にC,−04アルコールが主である液体直鎖状第
一アルコールを含む。
このフィッシャー・トロプシュ法の06〜C1□アルコ
ール生成の選択率、特にメタンおよびCO2の生成量か
低い条件下で該選択率を改良、向上しようとして広範な
量の研究が行われて来た。かかる方法は、C6〜CI□
直鎖状アルコールが工業的に重要でありかつ洗浄剤およ
び可塑剤に用いられるので技術上望ましい。
肘の要約 本発明者らは、鉄化合物とタリウム化合物との混合物を
含む組成物が、付随するメタンおよびCO2生成を望ま
しく低くして、C6−C12液体アルコールの生成を選
択的に促進するためのCO水素化方法にh仝ける有効な
触媒であることを発見した。
該触媒組成物は、遊離金属としてのそれぞれ10(1:
1〜]:100の鉄−タリウム重量比で鉄の化合物とタ
リウムの化合物とを含み、かつ該組成物は担持されてい
てもよくあるいは非担持であってもよくかつ触媒促進剤
および添加剤をも含むことができる。1つの好ましい実
施の態様に於て、該組成物中の鉄の原子価は前処理前に
は実質的に3価の状態である。前処理後、活性触媒は少
なくとも2つの状態の鉄からなり、鉄の一方の部分は酸
化された状態であり、他方の部分は還元または炭化され
た状態である。さらに、本発明の高級アルコール、特に
C6−C12液体アルコールの製造法は、活性触媒を2
つの状態すなわち部分的還元状態に保持する温度、圧力
、ガス組成の条件下で行われねばならない。
一般に、本発明の方法で製造されるCb  C+□液体
アルコールは全生成炭化水素の少なくとも約5重量%、
好ましくは約10重量%以上を構成する。該触媒組成物
の使用により、270 ”C11気圧、1 : 111
2/Coで16時間、毎時触媒1容量につき500容量
の空間速度(ガス)で前処理した後、約150°〜23
0℃の比較的低温および約1〜75気圧(0,1〜7.
5MPa )の低圧で本発明の製造法を行うことが可能
となる。
本発明によれば、 (1)(a)  最初に、遊離金属としての鉄:タリウ
ムの重量比が約10(1:1〜1 ニー 100である
鉄化合物とタリウム化合物との混合物を含む担持または
非担持触媒を、それぞれ1:4〜4:1の容量比+7)
Co/I+□混合物と、250〜4oo℃、0.1〜1
0MPaの圧力、10〜10,000v /v/ hr
、に於て、あるいは同等の条件下で接触させて該鉄化合
物の部分的還元を起こさせる工程と、 (b)  約150〜230℃の温度に於て工程(1)
(a)記載の該接触を続行して06〜C+Zアルコール
含有C6C12液体炭化水素を生成させる工程とからな
るCb’C+□アルコール含有Cb  C+□液体炭化
水素の製造法が提供される。
λ脚赴19り一好−ルbt’+i缶p−態−俤−q脱−
叫本発明の製造法は、COと11□との混合物を、遊離
金属としての鉄−タリウムの比か約100:l〜1:1
00である鉄化合物とタリウム化合物との混合物を含む
担持または非担持触媒組成物と接触させることによって
行われる。本発明の製造法に有用な実施可能な鉄−タリ
ウl、触媒の完全な記載は、触媒成分および重量比、添
加剤、促進剤、担体などならびに製造方法を記載してい
る関連する米国特許第4,436.834号中に記載さ
れている。
本明細書中で用いるCOと11□との混合物゛という用
語は、純粋なCOと11□との混合物または水、CO□
などをも含む不純な混合物を意味し、“水性ガス゛、パ
合成ガス゛、“′都市ガス”などを含む。1つの好まし
い混合物はシェル・コツパースガス化器(Shell−
Koppers Ga51fier)のようなガス化装
置で製造される混合物である。
本発明の方法に於けるCOとH2との比CO/112は
それぞれ約4=1〜1:4、好ましくは2:1〜1:2
、特に好ましくは約1:1である。
本発明の方法における温度は、約150°〜230℃、
好ましくは約175〜2′20℃、特に好ましくは約1
75〜200℃の範囲で行われる。
本発明の方法に於けるCo/II□供給物流の圧力は、
約0.1〜約10MPa (1〜100気圧)、好まし
くは約0.5〜2.0MPa  (5〜20気圧)、特
に好ましくは約0.8〜1.6MPa  (8〜16気
圧)である。
CO/H2供給物流の空間速度は、約10〜10,00
0v / v / hr、 、好ましくは約100〜2
500v / v /hr、 、特に好ましくは約15
0〜1200v/v/hr、の範囲に保たれる。
本発明の製造法の特に好ましい実施の態様は、それぞれ
約1:1容量比のCOとI+2との混合物を、触媒組成
物中の遊離金属としての鉄−タリウムの重量比が好まし
くは約100:1〜35 : 65、特に好ましくは約
100:10〜80:20である酸化鉄と硝酸タリウム
または酸化タリウムとの混合物を含む触媒組成物と接触
させることを含む。
本発明に於ける触媒組成物の酸化鉄は実質的に3価の状
態に於ける鉄価値物を含み、好ましくはタリウム化合物
は鉄触媒組成物の表面に実質的に含浸される。該触媒は
、好ましくは酸化アルミニウムまたは酸化マグネシウム
またはそれらの混合物に担持される。他の担体としては
、SiO□、アルカリドープド(1)(a)k1)(a
)i−doped) Affz03、チタニア、ジルコ
ニア、炭化珪素、MgC(hおよびそれらの混合物が含
まれる。該触媒組成物は、主として3価の鉄を部分的に
だけ、かつ完全にではなく還元して3価および(または
)2価の鉄と還元および(または)炭化された鉄との混
合物にする方法で前処理することが必要である。該前処
理を、CO含有還元性雰囲気中、好ましくはCO/II
□中で、250〜400°Cの温度に於て、0.1〜1
0MPaの範囲の圧力下で1〜50時間の範囲の時間行
って部分的なかつ完全でない還元を得ることができる。
特に好ましい前処理は、触媒を、270℃、■気圧、5
00 v/v/hr、で約160時間1:IHz/Co
容量比混合物で処理することである。同様に鉄化合物の
部分的還元をもたらす同等の前処理条件も本発明の範囲
内に含まれるべきものである。
前処理後、本発明の方法は、06〜C1□アルコールの
最高収量を得るため、触媒を混合鉄原子価状態に保つ温
度、圧力、ガス組成の条件下で行われねばならない。特
に、本発明の方法をそれぞれ1:4〜4:1、好ましく
は2:1〜1:2、特に好ましくは約1:1のCOとl
lzとの比で行うときには、温度を230°C以下、好
ましくは220℃以下に保つべきである。本発明の方法
は、好ましくは約1756〜220℃の温度、約0.5
〜2.0MPaの圧力、約100〜2500 v/v/
hr、の空間速度で行われる。この好ましい方法では、
得られたC6−C12範囲の液体炭化水素生成物は、共
にCb  C+□液体炭化水素生成物の重量に対して、
少なくとも約5重量%のC6C12アルコールと約1重
量%未満のC2t +炭化水素ろうとを含む。
本発明の方法に用いられる装置は、固定床、流動床、ス
ラリーなどの形で触媒を用いる通常の型のどんな装置で
もよい。固定床または流動床の形の触媒が好ましい。
本発明の方法は、一般に、本発明の方法の触媒を反応器
の反応ゾーン中へ入れ、触媒を前処理した後、実験を行
うことによって行われる。前処理は、初期の主として3
価の鉄を少なくとも2つの酸化状態に変える方法で行わ
れねばならない。1つの好ましい実施の態様に於ては、
初期の触媒塊中の鉄はFe2O3に於けるようにFe3
゛のような3価の状態で存在しており、タリウムはT 
12Offのように3価の状態またはT 7!NO3も
しくはT/20のように1価の状態で存在していてもよ
い。前処理中に、3価および(または)1価のタリウム
は金属タリウムへ還元されるものと考えており、3価の
鉄は部分的に還元されて3価と2価と0価の鉄と鉄炭化
物との混合物になる。この状態の触媒を得るためには、
本発明の方法の、後の操作中に高いアルコール選択率を
示す部分的に還元された鉄触媒を得るため高温に於て十
分な時間、触媒を11□またはCOまたはそれらの混合
物のような還元性ガスと接触させることによって前処理
を行う。1つの好ましい前処理方法は、270°C,0
,IMPaの全圧、500 v/v/hr、で触媒上へ
lh/Goの1:1混合物を送ることである。例えば、
実施例はすべて、16時間の前処理を用いた。
熱分析実験は、これらの前処理条件下で、FezO+中
の3価の鉄がp(3304に於けるような2価および3
価の鉄と還元された鉄および炭化された鉄との混合物に
還元されることを示した。熱分析は、また、約240℃
以上の温度で3価または1価のタリウムは金属タリウム
へ還元されること、従って、これらの好ましい前処理条
件下での前処理中にタリウムは定量的に金属タリウムへ
変えられることを示した。本発明者らは1つの理論によ
って束縛されたくはないが、金属タリウムがFe2O3
中の3価の鉄のFe:+0.+に於けるような3価およ
び2価の鉄と還元された鉄および炭化された鉄との混合
物への次の還元を助けると信じている。金属クリウムが
促進剤として存在しない場合あるいは例えば炭酸カリウ
ムのようなカリウム促進剤のみしか存在しない場合には
、1 : I  H□/C01270℃、0、IMPa
の全圧、500 v/v/hr、 、16時間の好まし
い前処理条件下で、Fe、O,中の3価の鉄はFe3O
4におけるような3価と2価の鉄と還元された鉄および
炭化された鉄との混合物へ還元されない。かくして、本
発明者らは、促進剤としてのタリウムが与える作用の1
つは3価の鉄の還元を促進することと思っている。
前処理工程後、触媒中の鉄がそれ以上還元されないよう
に温度を十分に下げ、それによって鉄価値物が酸化され
た鉄と還元/炭化された鉄との混合物として止まること
を保証する。本発明者らは、この活性触媒混合物は金属
タリウムとFI3304と金属鉄とFe5CおよびFe
5Czのような鉄炭化物とからなると考えている。次に
、COと11.とを含むガス供給物流を触媒ゾーン中へ
送って反応させる。
本発明の方法で生成される炭化水素は、気体CI  C
4炭化水素とC3C2)C6−流体炭化水素(主分画が
Cb  C+□液体炭化水素である)と少量のc2.十
ろうと直鎖状C+   C+qアルコールとを含み、生
成物のほとんどがCb  C+□直鎖状炭化水素であり
、かつCI   CI9アルコールがメタノール、エタ
ノール、n−プロパツール、n−ブタノール、n−ペン
タノール、n−ヘキサノール、n−ヘプタツール、n−
オクタツール、n−ノナノール、n−デカノール、n−
ウンデカノール、n−ドデカノール、n−トリデカノー
ル、n−テトラデカノール、n−ペンタデカノール、n
−ヘキサデカノール、n−ヘプタデカノール、n−オク
タデカノール、n−ノナデカノールを含む。
本発明の方法に於ける“CO転化率”は、実験室規模で
実施したとき約25〜50%の範囲であり、本明細書記
載の一般的反応条件下で実質的に増加され得る。
実施した場合の本発明の方法に於ける“CO□選択率”
は一般に約30%未満である。
気体、液体、ろう状のすべての炭化水素および酸素化物
を含む全炭化水素へ導く転化COの百分率である本発明
の方法に於ける“′炭化水素選択率゛ば、一般に約80
〜95%の範囲であり、本明細書記載の一般的反応条件
下で減少または増加さセることができる。
本発明の方法で生成される全C6C12炭化水素は一般
に全生成炭化水素の約30〜60重量%である。
本発明の方法で生成されるC +   CIqアルコー
ルの百分率は全生成炭化水素の約5〜40重量%である
生成される全C1,−C12アルコールは全06−C3
2炭化水素の少なくとも5〜約40重量%、一般には全
生成炭化水素の約2〜25重量%である。
好ましくは、Cb  C+□液体炭化水素は約10重量
%以上のC,−C12アルコールを含む。
本発明の方法で生成されるメタンの百分率は、一般に全
生成炭化水素の約1重量%である。
生成されるCHI+ろうの百分率は全生成炭化水素に対
して約2〜4重量%の範囲である。生成物捕集後、触媒
表面上に少量の重質炭素質物質が残留する可能性がある
が、該物質は本明細書実施例中に報告される“全炭化水
素”には含まれない。
本発明の方法で得られたアルコールの捕集および分離方
法は常法であり、例えば常圧および減圧蒸留を含む。
以下に示す実施例は、本発明者らが本発明と見なす主題
を説明する。また、これらの実施例は、本発明者らが意
図する本発明の最良の実施方法を説明するためのもので
あり、本発明の範囲および精神を限定するためのもので
はない。
実施例1 触  10 : I  Pe/Tlの製造蒸留水1.5
1中の404gの硝酸第二鉄9水化物の沸騰溶液に、攪
拌しながら、水1.5Il中に溶解した237gの炭酸
水素アンモニウムの溶液を添加して酸化鉄の沈澱を起こ
させた。得られた溶液を、全CO□の発生が止むまで沸
騰させ続けた。沈澱を濾過し、洗液が中性になるまで蒸
留水で洗浄した。洗浄した固体を、真空中で、110°
Cに於て12時間乾燥した。得られた固体を、水 b 70n+β中の7.3gの硝酸タリウムの溶液を該固体
へ滴加することによる初期湿潤の方法によって含浸させ
た。酸化第二鉄はこの溶液のほとんど全部を吸着した。
この含浸固体を、真空乾燥皿中で、110℃に於て12
時間乾燥した。得られた含浸固体は、重量が86gであ
り、分析の結果、遊離金属としてタリウム1重量部につ
き鉄10重量部であった。
上記のようにして製造したl O: IFe/Tβ触媒
を、下記の方法でCb  C+□□アルコールフィッシ
ャー・トロプシュ合成の試験に用いた。
この触媒を、高伝導性真鍮スリーブを取付けた固定床反
応管中で試験した。触媒前処理は、270℃、圧力1気
圧、空間速度500 v/v/hr、で約16時間、■
2/Co/NZ (およそ49:50:1の容量比)の
混合物を触媒上を流すことからなっていた。この前処理
の終了後、温度175℃または200℃、圧力約8.2
気圧絶対圧(120psia)または約16.3気圧絶
対圧(240psia) 、空間速度150 v/ v
/hr、または300 V/V/hr、またはl 20
0 v/ v/hr、で実験を行った。
液体試料を4℃で集め、イン・ラインガスクロマトグラ
フィーでガス分析を行った。周囲の炉とステンレス鋼製
の外径1. 27cm (% in、) 、長さ3c+
uの反応管ゾーンとの間の1 、 905cm (3/
4in、 )空間内に高伝導性真鍮スリーブを置いて(
11軸方向温度勾配を生じる傾向のある空気の自然対流
を防止しかつ(2)反応熱によって生じる温度勾配を規
格化しかつ消散させた。得られたデータを下の表1に示
す。
データかられかるように、空間速度が増加すると、対応
して生成C6−Cl□アルコール百分率および全炭化水
素選択率の増加、%CO転化率の減少をもたらすが、メ
タン生成量はあまり変化しない。
温度が下がると、対応して%CO転化率およびメタン生
成量が減少し、Cb  C+□□アルコール生成よび全
炭化水素選択率が増加する。
反応圧が増加すると、C6−C12アルコール生成の減
少および%CO転化率の顕著な増加をもたらす。
実施例2 アルコール合成中の鉄/タリウム触媒の長期安定性を測
定するために第2の実験を行った。実施例1と実質的に
同じ触媒を用い、実質的に同じ実験前の前処理を行った
。実験は、200℃、I12/co比1:1.8.2気
圧、空間速度約150V/v/hr、で行った。実験は
、前処理後240時間続行し、オン・ライン生成物分析
を行い、液体試料を集め、24.72.144.192
.240時間オン・ストリーム後に分析した。結果を下
記実画1川走 使用触媒中の鉄価値物が多重酸化状態に保たれねばなら
ないことを示すために、実施例2からの触媒を、使用触
媒中の鉄価値物を主として還元または炭化状態にさせる
温度、圧力、空間速度、ガス組成の条件下で、ずなわら
270°C18,2気圧、300v/v/hr、 、1
 : ICO/11□の条件下で使用した。結果は表3
に示す。表から明らかなように、これらの条件下では、
アルコール収量は時間と共に減少した。同時に、触媒上
での還元および炭化物生成の度合が増加した。
触媒のこの形がもはやアルコール合成のための選択性触
媒でないことを示すために、他の条件は実施例1と同じ
、すなわち8.2〜16.3気圧、300 v/v/h
r、とし、温度を175〜200℃に下げた。10〜1
5%の範囲のCO転化率で示されるように触媒活性は非
常に低く、C,−C12炭素数範囲に於て6%未満のア
ルコール濃度で示されるようにアルコール収量も非常に
低かった。
低活性のため、生成物の収率は非常に低く、より正確な
生成物の分析は得られなかった。本実施例は、高アルコ
ール収率のための使用触媒は完全に還元されまたは完全
に炭化されていてはいけなくて、むしろ部分的に酸化さ
れた鉄と部分的に還元された鉄との両方からなっていな
ければならないことを示す。本発明者らは1つの理論に
束縛されたくばないが、触媒の部分的に酸化された領域
がアルコール生成のための活性中心を与えるが、還元ま
たは炭化された領域は例えばオレフィン、パラフィン、
芳香族炭化水素のようなより還元された炭化水素の生成
のための活性中心を与えると考えている。
。 e Δ  Δ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(a)最初に、遊離金属としての鉄:タリウムの
    重量比が約100:1〜1:100である鉄化合物とタ
    リウム化合物との混合物を含む担持または非担持触媒組
    成物を、それぞれ1:4〜4:1の容量比のCO/H_
    2混合物と、250〜400℃、0.1〜10MPaの
    圧力、10〜10,000v/v/hr.に於て、ある
    いは同等の条件下で接触させて該鉄化合物の部分的還元
    を起こさせる工程と、 (b)工程(a)で記載した該接触を約150〜230
    ℃の温度で続行して、C_6−C_1_2アルコールを
    含むC_6−C_1_2液状炭化水素を生成させる工程
    と からなるC_6−C_1_2アルコール含有C_6−C
    _1_2炭化水素の製造法。
  2. (2)C_6−C_1_2炭化水素が少なくとも約5重
    量%のC_6−C_1_2アルコール含む特許請求の範
    囲第(1)項記載の製造法。
  3. (3)C_6−C_1_2炭化水素が約10重量%のC
    _6−C_1_2アルコールを含む特許請求の範囲第(
    2)項記載の製造法。
  4. (4)遊離金属としての鉄−タリウムの重量比が約10
    0:1〜約35:65である特許請求の範囲第(1)項
    記載の製造法。
  5. (5)遊離金属としての鉄−タリウムの該重量比が約1
    00:10〜約80:20である特許請求の範囲第(4
    )項記載の製造法。
  6. (6)触媒がAl_2_O_3またはアルカリドープド
    Al_2O_3またはSiO_2またはTiO_2また
    はMgOまたはMgCO_3または炭化珪素またはジル
    コニアまたはそれらの混合物上に担持されている特許請
    求の範囲第(1)項記載の製造法。
  7. (7)鉄およびタリウムの化合物がそれらの酸化物また
    は水酸化物または炭酸塩または硫酸塩または炭化物また
    はハロゲン化物または硝酸塩またはそれらの混合物から
    選ばれる特許請求の範囲第(1)項記載の製造法。
  8. (8)鉄化合物が酸化鉄である特許請求の範囲第(7)
    項記載の製造法。
  9. (9)タリウム化合物が酸化タリウムまたは塩化タリウ
    ムまたは弗化タリウムまたは硝酸タリウムまたはそれら
    の混合物である特許請求の範囲第(7)項記載の製造法
  10. (10)工程(a)および(b)に於けるCOとH_2
    との混合物がそれぞれ約2:1〜1:2の容量比である
    特許請求の範囲第(1)項記載の製造法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014026353A1 (zh) * 2012-08-16 2014-02-20 中国科学院大连化学物理研究所 提高ft合成制高碳醇选择性的催化剂和其制备方法及应用

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WO2014026353A1 (zh) * 2012-08-16 2014-02-20 中国科学院大连化学物理研究所 提高ft合成制高碳醇选择性的催化剂和其制备方法及应用

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