JPS61187906A - 沈澱分離装置 - Google Patents

沈澱分離装置

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Publication number
JPS61187906A
JPS61187906A JP2877785A JP2877785A JPS61187906A JP S61187906 A JPS61187906 A JP S61187906A JP 2877785 A JP2877785 A JP 2877785A JP 2877785 A JP2877785 A JP 2877785A JP S61187906 A JPS61187906 A JP S61187906A
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JP
Japan
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separator
storage chamber
sludge
supernatant liquid
inclined part
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Pending
Application number
JP2877785A
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English (en)
Inventor
Shunji Kato
加藤 舜治
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は工場廃液処理、水処理、その他排水処理等に於
て用いられる沈澱分離装置に関するものである。
「従来の技術」 従来この種沈澱分離装置としては種々のものが提案され
ておp、ま友技術文献としても多数のものがある。例え
ば特公昭49−46823号の沈澱分離装置は、夏型状
の容体を形成し、この容体内の上部円錐体の内側に流通
路を介して円錐形隔壁を挿入し、前記容体の上部に原液
導入管を、下端に排出管を夫々連通させ、前記円錐形隔
壁に連通した排出管を容体外に延設してなる構造であシ
、傾斜状の流通路を介して上澄液とスラッジとを分離す
ると共に、大きな上澄液滞溜室を形成してなるものであ
る。そしてこの発明と軌を−にする特公昭52−151
48号または改良を加えた実公昭57−35366号等
がある。また特公昭58−29122号の排水処理装置
は、スラッジ滞溜槽、同攪拌部、同濃縮槽部等を内蔵し
てなる円筒状の凝集沈降槽と、この凝集沈降槽の上端に
上向流式砂ろ過槽とを設けてなり、凝集沈降と砂ろ過と
により浄化するものである。
「発明の解決しようとする問題点」 前述の技術文献による発明は、比較的簡単な構造である
にかかわらず、原液の流下方向とスラッジの凝集沈下の
方向が同一方向であることから、上澄液とスラッジとの
分離効率はよいが、流通路で分離された上澄液とスラッ
ジとがその先端より流下する際に、スラッジの一部は確
かに円錐体の内壁に沿って沈下するものの、他の一部は
上澄液の上昇流に巻き込まれる。この現象は微粒子のス
ラッジに強く発生してお夛、必ずしも理想の如く清浄な
上澄液に分離されるとわ思われないこと。尚このような
現象は本出願人が前記技術文献の発明を実施した過程に
於て明らかになったもので、その改良が望まれていた。
また他の技術文献特公昭58−29122号は凝集沈降
と砂ろ過とによるもので、均質なろ過は達成されるが構
造が複雑となシ、装置がかなシ大型化するおそれがある
「問題点を解決するための手段」 上記に鑑み、本発明は、構造簡単にしてしかもスムーズ
に上澄液とスラッジとの分離ができるようにし、清浄な
上澄液を得るようにしたものである。その要旨は、円筒
部と下方に向って収れんされ九円錐部とでなるホッパー
型の容器の上面開口を着脱自在の蓋体で密閉すると共に
、下面排出口に弁を備えた排出管を連通してなる容器本
体に、傾斜部を有する円錐状の第1分離体及びこの第1
分離体の上面に連通された中央孔を有するドーナツ状の
原液溜室を設けると共に、前記第1分離体の傾斜部との
間に分離通路を形成し、かつこの傾斜部より僅か短い傾
斜部並びにその外周裾部に有孔円管を備えた第2分離体
とをそれぞれ配設し、前記容器本体に配設した原液溜室
に原液導入管を、また前記原液溜室の中央孔と連通ずる
上澄液溜室に上澄液排出管を、更に前記有孔円管に弁を
備えた微小スラッジ排出管とをそれぞれ配管してなり、
前記容器本体に第1.第2分離体を介して区画された上
下の上澄液滞溜室を形成してなる構造である。
「作用」 次に本発明の詳細な説明すると、原液導入管17を介し
て導入された原液は原液溜室11に導かれ1、この原液
溜室11内を満しつつその水位が次第に上昇していき原
液溜室11のせき板15をオーバー70−していき、第
1分離体8の傾斜部9と第2分離体14の傾斜部13と
で構成される分離通路12に導かれ、分離通路12の全
周に亘って流下する。そして分離通路12の下方への拡
が9に伴って原液中に浮遊するスラッジは分離され傾斜
部9上に捕捉凝集され、この現象は流下するに従って高
まシ、傾斜部9の下端部に近づくにつれてその沈降速度
が一層高まる。この捕捉凝集されたスラッジは更に円錐
部3の内壁面3aをすべり、円錐部3の収れん部3bに
堆積され、この堆積されたスラッジは排出口1b、排出
管6を介して外部へ排出される。一方分離された上澄液
は第1分離体8の傾斜部9で双方に分岐され、その一部
は前記捕捉凝集されたスラッジと共に、下方の上澄液滞
溜室Aに到夛、この上澄液滞溜室Aでも微小なスラッジ
は分離沈降□される。そしてこの上澄液滞溜室Aの上澄
液は、前記収れん部3bに堆積されるスラッジの増加に
伴って上方へ押上げられいき原液溜室11の中央孔10
より上溌液溜室16に到る。その他の多くの上澄液は第
2分離体14の短い傾斜部13(第1分離体8の傾斜部
9より僅か短く構成されている。)の下端部を乗シ越え
て上昇し、順次拡開状となっている上方の上澄液滞溜室
Bに微速となって緩やかに上昇していく。ところでこの
上澄液には1〜5μ、比重2.7〜4.0程度の微小ス
ラッジが浮遊されていると思われ、この微小スラッジが
主として上澄液滞溜室Bの下部近傍に於て相互干渉をし
第2分離体14の傾膚部13外周に沈降し捕捉凝集され
、この捕捉凝集されたスラッジは孔20を介して円管1
9に導かれ微小スラッジ排出管21を介して外部に排出
される。また上澄液は前述の如く上澄液滞溜室Bを微速
で上昇していき、上澄液溜室16に到9前述の如く下方
の上澄液滞溜室Aより上昇してきた上澄液とともに、上
澄液排出管18より外部に排出される。尚蓋体4の略中
心部にセンサー23を設け、このセンサー23で容器本
体7の収れん部3bに堆積されたスラッジを検出し、制
御装置(図示せず)を介して弁5を自動開閉するように
すれば、操作の簡略化が達成される。
「実施例」 図面は本発明の一実施例を示しておシ、1は円筒部2と
下方に向って収れんされた円錐部3とでなる容器で、こ
の容器1の上面開口1aを蓋体の着脱で開閉自在とする
と共に、下面排出O1bに弁5を備えた排出管6を連通
して容器本体7を構成する。尚上面開口1aを開閉自在
とすることにより、後述する各種部材の保守管9理が一
層容易となる。また円錐部3は中心軸に対して略60”
の傾斜を有するように構成するとよい。8は容器本体7
の円筒部2に配設された中心軸に対して略50’の傾斜
をなす傾斜部9を有する円錐状の第1分離体で、この第
1分離体8の上面には中心孔10を有する原液溜室11
が設けられている。そして前記第1分離体8の傾斜部9
との間に分離通路12を形成するようにし、かつこの傾
斜部9の長さよυ僅か短い傾斜部13を有する浅い第2
分離体14が配設されている。尚第2分離体14の上面
は前記原液溜室11の側壁に連設されている。図中15
は原液溜室11のせき板である。16は原液溜室11の
上面に着脱自在に設けられた上面開放の上澄液溜室で、
仁の上澄液溜室16は原液溜室11の中央孔10と連通
されていると共に、後述する上方の上澄液滞溜室Bとも
連通されている。17は原液溜室11に連通された原液
導入管、18は上澄液溜室16に連通された上澄液排出
管、19は第2分離体14の傾斜部13の外周裾部に周
設された孔20を有する円管で、この円管19には微小
スラッジ排出管21が連通されている。23は蓋体4の
略中央に設けられたセンサーである。図中Aは容器本体
7の円錐部3と第1分離体8とで構成される下方の上澄
液滞溜室、Bは容器本体7の円筒部2と第2分離体14
、原液溜室11韮びに蓋体4等で構成される上方の上澄
液滞溜室である〇 「発明の効果」 本発明は以上詳述したように、原液導入管より原液溜室
を介して第1.第2分離体の傾斜部で構成される分離通
路に原液を自然流下させ、上澄液とスラッジとを分離沈
降及び凝集させつつ、分離通路の下端部で上澄液を分岐
させ、その大部分の上澄液を上方の上澄液滞溜室に到ら
しめ、ここで微小スラッジを分離沈降し、他方前記スラ
ッジを容器本体の円錐部の内壁に向って放出する構成で
あるので、分離凝集されたスラッジが分離通路の下端部
より流下する際に生ずる上澄液の上昇流に巻き込まれる
ことなく、確実に円錐部の内壁に沿って沈下して収れん
部に堆積される。また第2分離体をM1分離体に対して
浅い構成とし、その傾斜部を短くしたので、分離通路よ
り自然沈下する上澄液の大部分が上方の上澄液滞溜室に
上昇していき、分離通路よりの流下でできる上昇流が生
じにくなるし、またこの上澄液に浮遊する微小のスラッ
ジをここで相互干渉させて、第2分離体の傾斜部外周に
沈降させ、ついでこの沈降堆積した微小スラッジを有孔
円管等を介して排出できる。更に容器本体を第1.第2
分離体を介して二つの上澄液滞溜室に構成したので、前
述の如く微小スラッジまでも確実に分離捕捉することが
できるし、大量の上澄液を貯溜できると共に、大量の原
液を処理することができる。更にまた容器本体の蓋体を
着脱自在としたので、故障の際などに内部の修理が簡便
になしえ、その保守管理がよいこと。また上澄液溜室を
原液溜室に着脱自在とすれば、分離通路の清掃ができる
などの管理上の利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示す断面図である。 1・・・容器、2・・・円筒部、3・・・円錐部、4・
・・蓋体、6・・・排出管、7・・・容器本体、8・・
・第1分離体、9・・・傾斜部、10・・・孔、11・
・・原液溜室、12・・・分離通路、13・・・傾斜部
、14・・・第2分離体、15・・・せき板、16・・
・上澄液溜室、17・・・原液導入管、18・・・排出
管、19・・・円管、20・・・孔、23・・・センサ
ー、A、B・−・上澄液滞溜室 特許出願人  ニーティー技研株式会社2コ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)円筒部と下方に向って収れんされた円錐部とでな
    る容器の上面開口を蓋体で密開すると共に、下面排出口
    に弁を備えた排出管を連通してなる容器本体に、傾斜部
    を有する円錐状の第1分離体及びこの第1分離体の上面
    に連通された中央孔を有する原液溜室を設けると共に、
    前記第1分離体の傾斜部との間に分離通路を形成し、か
    つこの傾斜部より僅か短い傾斜部並びにその外周裾部に
    有孔円管を備えた第2分離体とをそれぞれ配設し、前記
    容器本体に配設した原液溜室に原液導入管を、また前記
    原液溜室の中央孔と連通する上面開放の上澄液溜室に上
    澄液排出管を、更に前記有孔円管に弁を備えた微小スラ
    ッジ排出管をそれぞれ配管してなり、前記容器本体に第
    1、第2分離体を介して区画された二つの上澄液滞溜室
    を形成してなる沈澱分離装置。
  2. (2)蓋体の略中央にセンサーを設けてなる特許請求の
    範囲第1項記載の沈澱分離装置。
JP2877785A 1985-02-15 1985-02-15 沈澱分離装置 Pending JPS61187906A (ja)

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JP2877785A JPS61187906A (ja) 1985-02-15 1985-02-15 沈澱分離装置

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JP2877785A JPS61187906A (ja) 1985-02-15 1985-02-15 沈澱分離装置

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JPS61187906A true JPS61187906A (ja) 1986-08-21

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JP2877785A Pending JPS61187906A (ja) 1985-02-15 1985-02-15 沈澱分離装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007105577A (ja) * 2005-10-11 2007-04-26 Maezawa Ind Inc 沈砂分離設備
KR20190061288A (ko) * 2017-11-27 2019-06-05 허준 유체살포 탱크용 슬러지 처리장치
JP2024064875A (ja) * 2022-10-28 2024-05-14 龍 静観 沈殿槽

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