JPS61178028A - 穀類のブレンド装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は穀類のブレンド装置に関する。

〔従来の技術〕

近年米穀業界において食味の均一化を中心に、多種多様
な日本産米のそれぞれの特徴を生かし、原料の産地、品
種、類別、等級、或いは新米と古米等の混合が重要視さ
れるようになり、これ等の混合比率を的確かつ連続的に
混合することが困難とされて来たが、従来の米穀類の混
合は、主にタンク下部に設けられたロータリフィーダの
回転数或いはシャツタ開閉度の調節により、異種の原料
を合流させ、その混合はベルトコンベア、昇降機、精選
機などの、計量包装までの工程の間で、自然混合方式で
行なわれていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記従来の方式はいずれも容積比による自然混合である
ため、精度は悪く、混合比率の均一化は望めなかった。

更に落下式による原料の混流方式を採用した装置は既に
多く提案されているが、いずれも精密な混合機能の発揮
は望めなかった。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明はそれ等の欠陥を克服し、混合比率の大、小又
は複数多種類にか＼わらず、分流、合流の累積作用を有
する混合装置を通過させることにより、的確かつ連続的
に混合させることを可能にして、もって混合比率の均一
化を計ると同時に、連続的な混合処理の的確化を可能に
したものであって、この装置は複数種の穀類を、それぞ
れ複数本のタンク又は複数室に仕切られたタンクに収容
し、タンクの自然流下の下流側に設けた流量コントロー
ル装置により、その流量を一定にすべく設定を任意にな
し、その流量コントロールを完了したそれぞれの原料は
以後合流して分流、合流の累積作用から成る混合装置に
送り込むものである。分流、合流の累積作用からなる混
合装置は、内蔵された数枚の分流、合流板から成り、そ
の板の作用により、分流１合流を繰り返えしながら、的
確かつ精密に異種原料を混合させ、その原理は２″−（
ｎは内層板枚数）の回数で分流、合流の運動をするもの
で、したがってその内蔵板の枚数が多ければ多い程、分
流、合流の回数は累積倍増し、異種原料が的確かつ精密
に混合されるものであり、その通過断面積は処理能力に
合わせて極めて僅少で良いため、設置スペースも少なく
、また流れの落差を利用しての混合手段のため。

原料を傷めることなく連続的に容易に混合され、その混
合比率も均一である。

〔作用〕

次にこの発明を添付図面によって説明する。

第１図及び第２図において、１は原料を収容するタンク
本体、２は穀類を種類別に区切る仕切板（これは個別の
複数本のタンクからなる場合もある）、３はそれぞれ種
類別に落下流出する排出孔、４は排出量の調節をする流
量調節ダンパ、５は落下衝撃を感知するセンサ、６はこ
のセンサ５から連絡を受け、流量を演算して、流量調節
ダンパ４の開閉手段或いはその排出手段にを連絡するコ
ンピュータ制御装置である。この制御法は下部取り出し
口に設けた例えばインパクト制御装置により、その流量
を一定にすべく任意設定を基準として、その信号をフィ
ードバックさせ、前記ダンパ４の開閉度合或いはその排
出手段の排出量の制御をコンピュータと連結させながら
、常に設定通りの流量に制御し、原料が落下合流した以
後は、分流、合流の累積作用からなる混合装置へと送り
込むものである。

インパクト制御装置は落下して来る衝撃荷重を連続的に
感知し、コンピュータによりその流量を演算して、ダン
パの開閉手段或いはその排出手段に連絡して、設定され
た流量を作り上げるものであり１重量換算からくる流量
演算のため、常に設定された比率、流量は的確に維持さ
れる。

またこれ等コンピュータ制御装置は原料の自動投入、払
い出し等の調整機能も受は持つことになる。

７はそれぞれ設定された流量の原料が集合され混合装置
に移行する直前の合流部であり。

８がその合流した各種の原料を混合する混合装置である
。その原理である２　回数の分流。

合流の運動をなす機構が異種原料の混合比率を的確かつ
ｍ密ならしめる所以である。９は原料の通過抵抗による
偏流を調整する排出調整ダンパであり、また原料排出能
力設定の役目も果たす、　１０は混合完了した原料の取
り出し搬送手段で、ベルトコンベア又はスクリューコン
ベア等、状況に応じた搬送手段を選定すればよい。

〔発明の効果〕

以上実施例により説明したように、すべて原料の下流へ
向けての落差を利用し、その過程において、コンピュー
タ応用などにより。

混合比率の設定、流量の調整等をなし２″−回の分流１
合流機能を有した混合装置を応用したことにより、原料
を傷つけることもなく、混合比率は的確かつ精密に、し
かも連続的に異種原料のブレンドが容易にできるもので
ある。

また個別の複数本のタンク、又は複数室に仕切ったタン
クから自然流下の下流側任意な場所にも流量コントロー
ル装置、分流１合流機構を有する混合装置が設置可能な
ため、既設の設備の任意個所にこの発明の装置を設けて
その効果をあられすことも可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の装置の一部断面で示す立面図で、第
２図はそのタンク本体の平面図である。 なお図において。 １　　　　　タンク本体 ２　　　　　仕切板 ３　　　　　排出孔 ４　　　　　流量調節ダンパ ５　　　　　センサ ６　　　　　コンピュータの制御装置 ７　　　　　合流部 ８　　　　　混合装置 ９　　　　　排出調整ダンパ １０　　　　　　搬送手段　　　　である。 第１図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 複数本のタンク又は複数室に仕切られたタ ンクの自然流下の下流側において流量コントロール装置
   を設け、それぞれ設定された流量に基づき、複数種の穀
   類を合流させ、分流、合流の累積作用から成る混合装置
   を通過させることにより複数の異種の穀類が的確かつ連
   続的に混合されることを特徴とする、穀類のブレンド装
   置。