JPS6117771A - ボ−ルバルブ - Google Patents
ボ−ルバルブInfo
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- JPS6117771A JPS6117771A JP13758984A JP13758984A JPS6117771A JP S6117771 A JPS6117771 A JP S6117771A JP 13758984 A JP13758984 A JP 13758984A JP 13758984 A JP13758984 A JP 13758984A JP S6117771 A JPS6117771 A JP S6117771A
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- JP
- Japan
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- body cavity
- pressure
- chamber
- fluid passage
- piston
- Prior art date
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- Granted
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16K—VALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
- F16K39/00—Devices for relieving the pressure on the sealing faces
- F16K39/06—Devices for relieving the pressure on the sealing faces for taps or cocks
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Taps Or Cocks (AREA)
- Safety Valves (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
皇呈上回机里公!
本発明はパイプライン等に使用されるボールバルブに関
し、詳しくはバルブシートを保持するシールリングを、
ボディキャビティ内の圧力を利用して作動させ、ボディ
キャビティ内の異常昇圧を防止し得るようにしたダブル
シール方式のボールバルブに関する。
し、詳しくはバルブシートを保持するシールリングを、
ボディキャビティ内の圧力を利用して作動させ、ボディ
キャビティ内の異常昇圧を防止し得るようにしたダブル
シール方式のボールバルブに関する。
裟米p韮歪
ボールをステムによってハウジング内に回動自在に保持
し、このボールを回動させることによって流体通路を開
閉するボールバルブは、そのシール方式として、代表的
には、「配管技術」昭和54年3月号第78〜89頁に
記載されているように、シングルシール方式とダブルシ
ール方式とが知られている。
し、このボールを回動させることによって流体通路を開
閉するボールバルブは、そのシール方式として、代表的
には、「配管技術」昭和54年3月号第78〜89頁に
記載されているように、シングルシール方式とダブルシ
ール方式とが知られている。
第1図は従来のシングルシール方式のボールバルブの要
部断面図を示し、ハウジング1内にステム(図示せず)
を軸として回動し得るように弁体としてのボール2が収
容されており、ハウジング内の流体通路3を開閉する。
部断面図を示し、ハウジング1内にステム(図示せず)
を軸として回動し得るように弁体としてのボール2が収
容されており、ハウジング内の流体通路3を開閉する。
ハウジング内に上記流体通路を囲繞するように、環状の
シートリテーナ4が嵌め込まれており、これに固定され
たアウターリング5との間に環状のバルブシート6がボ
ールに対峙して取付けられている。上′記アウターリン
グは周方向に一定間隔ごとに圧縮ばね7により背面から
ボール方向に付勢されており、かくして、上記環状バル
ブシートがボール表面に当接されて、シートリテーナと
ボールとの間をシールしている。
シートリテーナ4が嵌め込まれており、これに固定され
たアウターリング5との間に環状のバルブシート6がボ
ールに対峙して取付けられている。上′記アウターリン
グは周方向に一定間隔ごとに圧縮ばね7により背面から
ボール方向に付勢されており、かくして、上記環状バル
ブシートがボール表面に当接されて、シートリテーナと
ボールとの間をシールしている。
また、シートリテーナがハウジング内壁面に摺接する外
周面において、上記バルブシートのシールポイント径り
、よりも大きい外径D2を有する位置にもO−リング8
が取付けられ、ハウジングとシートリテーナとの間をシ
ールしている。また、図示したボールバルブにおいては
、バルブシートが破損したような場合に、シール機能を
一時的に補うために、インジェクター(図示せず)から
シールポイントにシール剤を注入するためのシール剤通
路9がシールの内側近傍にて開口している。
周面において、上記バルブシートのシールポイント径り
、よりも大きい外径D2を有する位置にもO−リング8
が取付けられ、ハウジングとシートリテーナとの間をシ
ールしている。また、図示したボールバルブにおいては
、バルブシートが破損したような場合に、シール機能を
一時的に補うために、インジェクター(図示せず)から
シールポイントにシール剤を注入するためのシール剤通
路9がシールの内側近傍にて開口している。
従って、このようなシングルシール方式においては、流
体通路に流体圧が加わり、−次側流体圧PIが二次側流
体圧P2よりも大きいとするとき、バルブシート6のシ
ールポイント径り、と前記〇−リング8を設けた位置で
のシートリテーナの外径D2との差を幅とする環状部分
の面積と、流体圧P1とボディキャビティ10内の圧力
P3との間の差圧の積に比例する所謂自緊力、即ち、−
(D2”−DI”)(PI−P、3)がシートリテーナ
の背面から作用するので、バルブシートはボールに密着
せしめられ、このようにして−次側流体がシールされる
。
体通路に流体圧が加わり、−次側流体圧PIが二次側流
体圧P2よりも大きいとするとき、バルブシート6のシ
ールポイント径り、と前記〇−リング8を設けた位置で
のシートリテーナの外径D2との差を幅とする環状部分
の面積と、流体圧P1とボディキャビティ10内の圧力
P3との間の差圧の積に比例する所謂自緊力、即ち、−
(D2”−DI”)(PI−P、3)がシートリテーナ
の背面から作用するので、バルブシートはボールに密着
せしめられ、このようにして−次側流体がシールされる
。
一方、−次側流体がボディキャビティに漏れて、ボディ
キャビティ内圧力P3が二次側流体圧P2よりも高くな
ったとき、上記とは逆に、−(D2”−DI”)(P3
−Pg) なる力がシートリテーナを背面側に押し戻す解禁力とし
て作用する。従って、この解禁力が前記圧縮ばね7の圧
縮力よりも大きくなったとき、バルブシートはボールか
ら後退し、ボディキャビティ内の圧力を二次側に放出し
て、ボディキャビティ内圧力の異常上昇を防止する。
キャビティ内圧力P3が二次側流体圧P2よりも高くな
ったとき、上記とは逆に、−(D2”−DI”)(P3
−Pg) なる力がシートリテーナを背面側に押し戻す解禁力とし
て作用する。従って、この解禁力が前記圧縮ばね7の圧
縮力よりも大きくなったとき、バルブシートはボールか
ら後退し、ボディキャビティ内の圧力を二次側に放出し
て、ボディキャビティ内圧力の異常上昇を防止する。
このようにシングルシール方式によれば、ボディキャビ
ティ内の圧力の異常上昇は、ボディキャビティを二次側
に導通させることによって防止することができるが、流
体のシールは一次側でのみ行なわれる。
ティ内の圧力の異常上昇は、ボディキャビティを二次側
に導通させることによって防止することができるが、流
体のシールは一次側でのみ行なわれる。
このために、第2図に示すように、付加的に切換弁21
を備えて、−次側及び二次側の両方において流体をシー
ルし得るダブルシール方式が知られている。この方式に
おいては、バルブシート6のシールポイント径D1より
も大きい外径D2を有する位置でハウジング1の内壁面
に摺接するシートリテーナ4の外周面に第1のO−リン
グ8及び11が取付けられていると共に、DIよりも小
さい外径D3を有する位置で同様に第2のO−リング1
2が取付けられており、ハウジング内壁面とシートリテ
ーナ背面との間に上記O〜リング11及び12によって
密閉された密室13が形成されている。
を備えて、−次側及び二次側の両方において流体をシー
ルし得るダブルシール方式が知られている。この方式に
おいては、バルブシート6のシールポイント径D1より
も大きい外径D2を有する位置でハウジング1の内壁面
に摺接するシートリテーナ4の外周面に第1のO−リン
グ8及び11が取付けられていると共に、DIよりも小
さい外径D3を有する位置で同様に第2のO−リング1
2が取付けられており、ハウジング内壁面とシートリテ
ーナ背面との間に上記O〜リング11及び12によって
密閉された密室13が形成されている。
一方、上記切換弁21は、シリンダー22内に軸方向に
可動的に内蔵されたピストン23を有し、このピストン
は、シリンダー内を導管26にて流体通路3に導通する
一次室24と、導管27にてボディキャビティ10に導
通する二次室25とに区画すると共に、流体圧がボディ
キャビティ内圧力よりも高いとき、流体通路と前記密室
13を導管28にて導通し、ボディキャビ亨イ内圧力が
流体圧よりも高いとき、上記と同じ導管28にてボディ
キャビティを密室に導通するように作動する。
可動的に内蔵されたピストン23を有し、このピストン
は、シリンダー内を導管26にて流体通路3に導通する
一次室24と、導管27にてボディキャビティ10に導
通する二次室25とに区画すると共に、流体圧がボディ
キャビティ内圧力よりも高いとき、流体通路と前記密室
13を導管28にて導通し、ボディキャビ亨イ内圧力が
流体圧よりも高いとき、上記と同じ導管28にてボディ
キャビティを密室に導通するように作動する。
従って、常態の場合は、−次側においては、−次側流体
圧P1の方がボディキャビティ10内の圧力P、よりも
高いので、前記切換弁21によって一次側流体圧P、は
密室に導通し、かくして、シートリテーナには −(D22−DI”)(PI−P3) なる自緊力がその背面に作用し、バルブジニトロが一次
側流体をシールする。
圧P1の方がボディキャビティ10内の圧力P、よりも
高いので、前記切換弁21によって一次側流体圧P、は
密室に導通し、かくして、シートリテーナには −(D22−DI”)(PI−P3) なる自緊力がその背面に作用し、バルブジニトロが一次
側流体をシールする。
一方、−次側流体がボディキャビティに漏れ、或いは温
度上昇によってボディキャビティ内圧力が増して、ボデ
ィキャビティ内圧力P3が許容範囲内で二次側流体圧P
2よりも高くなったとき、前記切換弁において、ピスト
ン23が図上で右側に移動し、ボディキャビティが密室
に導通されるので、シートリテーナにはその背面から、
−(D、”−D3”)’(P3−P2)なる自緊力が作
用して、バルブシート6が二次側流体をシールする。換
言すれば、−次側から二次側への流体の洩れが防止され
る。
度上昇によってボディキャビティ内圧力が増して、ボデ
ィキャビティ内圧力P3が許容範囲内で二次側流体圧P
2よりも高くなったとき、前記切換弁において、ピスト
ン23が図上で右側に移動し、ボディキャビティが密室
に導通されるので、シートリテーナにはその背面から、
−(D、”−D3”)’(P3−P2)なる自緊力が作
用して、バルブシート6が二次側流体をシールする。換
言すれば、−次側から二次側への流体の洩れが防止され
る。
従って、このようなダブルシール方式によれば、ボディ
キャビティは圧力的に閉鎖されているので、特に、流体
が非圧縮性の液体である場合には、例えば、−次側流体
が所定の許容範囲を越えてボディキャビティに洩れたと
き、ボディキャビティ内は異常昇圧し、その結果、前記
切換弁は破損し、バルブはその機能を損なわれることと
なる。ボディキャビティにリリーフ弁を付設すれば、こ
のようなボディキャビティの異常昇圧を避けることがで
きるが、しかし、流体が可燃性である4合には適用でき
ない。また、流体の種類によらず、リリーフ弁の容量が
不足した場合は、やはりバルブは破損を免れない。
キャビティは圧力的に閉鎖されているので、特に、流体
が非圧縮性の液体である場合には、例えば、−次側流体
が所定の許容範囲を越えてボディキャビティに洩れたと
き、ボディキャビティ内は異常昇圧し、その結果、前記
切換弁は破損し、バルブはその機能を損なわれることと
なる。ボディキャビティにリリーフ弁を付設すれば、こ
のようなボディキャビティの異常昇圧を避けることがで
きるが、しかし、流体が可燃性である4合には適用でき
ない。また、流体の種類によらず、リリーフ弁の容量が
不足した場合は、やはりバルブは破損を免れない。
茨ガ煎課題
従って、本発明の技術的課題は、ボディキャビティ内の
圧力が許容範囲を越えて所定の圧力以上に高くなった場
合に、この圧力を利用してシートリテーナを作動させて
、ボディキャビティを流体通路に導通させ、か(して、
ボディキャビティ内の異常昇圧を輌トシ得るようにした
ダブルシール方式のボールバルブを提供することである
。
圧力が許容範囲を越えて所定の圧力以上に高くなった場
合に、この圧力を利用してシートリテーナを作動させて
、ボディキャビティを流体通路に導通させ、か(して、
ボディキャビティ内の異常昇圧を輌トシ得るようにした
ダブルシール方式のボールバルブを提供することである
。
技術的課題を解決するための手 及び作用本発明は上記
技術的課題を解決するために、ハウジングと、このハウ
ジング内で流体通路を開閉する可動なボールと、このボ
ールに対峙して上記流体通路を囲繞するように上記ハウ
ジング内に嵌め込んだ環状のシートリテーナと、このシ
ートリテーナに前記ボールに対峙して取付けた環状のバ
ルブシートと、上記シートリテーナがハウジング内壁面
と摺接する外周面に上記バルブシートのシールポイント
径よりも大きい外径を有する位置に設けた第1のO−リ
ングと、上記シールポイント径よりも小さい外径を有す
る位置に設けた第2の0−リングと、これら第1及び第
2のO−リングの間にハウジング内壁面とシートリテー
ナ背面との間に形成した密室とを有するボールバルブに
おいて、主シリンダーと副シリンダーとを有する切換弁
を付設し、主シリンダーは、軸方向に可動の主ピストン
によって流体通路に導通する一次室と、ボディキャビテ
ィに導通する二次室とに区画され、主ピストンは流体圧
がボディキャビティ内圧力よりも高いとき、一次室にお
いて流体通路と密室を導通させ、ボディキャビティ内圧
力が流体圧よりも高いとき、二次室においてボディキャ
ビティと密室を導通させるように作動し、副シリンダー
は、軸方向に可動の副ピストンによって前記二次室と共
通してボディキャビティに導通する制御室と、大気又は
一次室に導通ずる導通室とに区画されていると共に、こ
の副ピストンを圧縮ばねによって制御室側に付勢し、ボ
ディキャビ夢イ内圧力が所定の圧力に達したときに圧縮
ばねに抗して副ビス1〜ンを移動させることにより、主
ピストンを作動させて、−火室において密室を流体通路
と導通させ、シートリテーナに解緊力を作用させ、ボデ
ィキャビティを流体通路に導通させる。
技術的課題を解決するために、ハウジングと、このハウ
ジング内で流体通路を開閉する可動なボールと、このボ
ールに対峙して上記流体通路を囲繞するように上記ハウ
ジング内に嵌め込んだ環状のシートリテーナと、このシ
ートリテーナに前記ボールに対峙して取付けた環状のバ
ルブシートと、上記シートリテーナがハウジング内壁面
と摺接する外周面に上記バルブシートのシールポイント
径よりも大きい外径を有する位置に設けた第1のO−リ
ングと、上記シールポイント径よりも小さい外径を有す
る位置に設けた第2の0−リングと、これら第1及び第
2のO−リングの間にハウジング内壁面とシートリテー
ナ背面との間に形成した密室とを有するボールバルブに
おいて、主シリンダーと副シリンダーとを有する切換弁
を付設し、主シリンダーは、軸方向に可動の主ピストン
によって流体通路に導通する一次室と、ボディキャビテ
ィに導通する二次室とに区画され、主ピストンは流体圧
がボディキャビティ内圧力よりも高いとき、一次室にお
いて流体通路と密室を導通させ、ボディキャビティ内圧
力が流体圧よりも高いとき、二次室においてボディキャ
ビティと密室を導通させるように作動し、副シリンダー
は、軸方向に可動の副ピストンによって前記二次室と共
通してボディキャビティに導通する制御室と、大気又は
一次室に導通ずる導通室とに区画されていると共に、こ
の副ピストンを圧縮ばねによって制御室側に付勢し、ボ
ディキャビ夢イ内圧力が所定の圧力に達したときに圧縮
ばねに抗して副ビス1〜ンを移動させることにより、主
ピストンを作動させて、−火室において密室を流体通路
と導通させ、シートリテーナに解緊力を作用させ、ボデ
ィキャビティを流体通路に導通させる。
従って、本発明のボールバルブによれば、−次側流体圧
がボディキャビティ内圧力よりも高い場合は、−次側流
体圧が密室に導通し、一方、ボディキャビティ内圧力が
二次側流体圧よりも高い場合は、ボディキャビティが密
室に導通するので、いずれの場合も、シートリテーナに
は自緊力が作用する。従って、流体は一次側においても
、二次側においてもシールされる。一方、ボディキャビ
ティ内圧力が所定の許容範囲を越えて異常上昇して、所
定の圧力に達した場合は、制御室に加わるこの圧力によ
って副ピストンが主ピストンを左側に移動させるから、
主シリンダーにおいて密室は流体通路と導通し、か(し
て、シートリテーナには解緊力が作用するので、ボディ
キャビティは流体通路に導通し、ボディキャビティ内圧
力は流体通路に放出されて、異常昇圧が防止される。
がボディキャビティ内圧力よりも高い場合は、−次側流
体圧が密室に導通し、一方、ボディキャビティ内圧力が
二次側流体圧よりも高い場合は、ボディキャビティが密
室に導通するので、いずれの場合も、シートリテーナに
は自緊力が作用する。従って、流体は一次側においても
、二次側においてもシールされる。一方、ボディキャビ
ティ内圧力が所定の許容範囲を越えて異常上昇して、所
定の圧力に達した場合は、制御室に加わるこの圧力によ
って副ピストンが主ピストンを左側に移動させるから、
主シリンダーにおいて密室は流体通路と導通し、か(し
て、シートリテーナには解緊力が作用するので、ボディ
キャビティは流体通路に導通し、ボディキャビティ内圧
力は流体通路に放出されて、異常昇圧が防止される。
以下に実施例を示す第3図乃至第5図に基づいて、本発
明によるボールバルブを説明する。尚、これら図面にお
いて、第1図及び第2図と同じボールバルブ部材は同じ
参照番号が付されている。
明によるボールバルブを説明する。尚、これら図面にお
いて、第1図及び第2図と同じボールバルブ部材は同じ
参照番号が付されている。
第3図は本発明によるボールバルブの実施例を示す要部
断面図であり、八うリング1内に流体通路3を囲繞して
環状のシートリテーナ4が嵌め込まれており、これに固
定されたアウターリング5との間に環状のバルブシート
6がボール2に対峙して取付けられている。上記アウタ
ーリングはハウジング内壁面上に周方向に一定間隔ごと
に装着された圧縮ばね7により背面からボール方向に付
勢され、かくして、上記環状バルブシートがボール表面
に当接されて、シートリテーナとボールとの間をシール
している。また、シートリテーナがハウジング内壁面に
摺接する外周面には第1の0−リング8及び11と共に
、第2のO−リング12、が装着され、ここに、第1の
0−リングが装着される位置におけるシートリテーナの
外径り、はバルブシートのシールポイント径D1よりも
大きくされ、一方、第2のO−リングが装着される位置
でのシートリテーナの外径D3はバルブシートのシール
ポイント径D1よりも小さくされる。
断面図であり、八うリング1内に流体通路3を囲繞して
環状のシートリテーナ4が嵌め込まれており、これに固
定されたアウターリング5との間に環状のバルブシート
6がボール2に対峙して取付けられている。上記アウタ
ーリングはハウジング内壁面上に周方向に一定間隔ごと
に装着された圧縮ばね7により背面からボール方向に付
勢され、かくして、上記環状バルブシートがボール表面
に当接されて、シートリテーナとボールとの間をシール
している。また、シートリテーナがハウジング内壁面に
摺接する外周面には第1の0−リング8及び11と共に
、第2のO−リング12、が装着され、ここに、第1の
0−リングが装着される位置におけるシートリテーナの
外径り、はバルブシートのシールポイント径D1よりも
大きくされ、一方、第2のO−リングが装着される位置
でのシートリテーナの外径D3はバルブシートのシール
ポイント径D1よりも小さくされる。
本発明によiボールバルブにおいては、切換弁31が付
設され、この切換弁は、軸方向に可動の主ピストン34
を内蔵する主シリンダ−32と、軸方向に可動の副ピス
トン35を内蔵する副シリンダ−33とを有し、主シリ
ンダーは、導管41にて流体通路3に導通する一次室3
6と、導管42にてボディキャビティに導通する二次室
37とに上記主ピストンによって区画されている。更に
、主シリンダーは、主ピストンの作動によって一次室又
は二次室を前記密室と導通させる導管43に接続されて
おり、この主ピストンは、流体圧がボディキャビティ内
圧力よりも高いとき、図上で主シリンダー内の左側に位
置して、−火室において流体通路と密室を導通させ、一
方、ボディキャビティ内圧力が流体圧よりも高いとき、
図上で右側に位置して、二次室においてボディキャビテ
ィと密室を導通させるように作動する。
設され、この切換弁は、軸方向に可動の主ピストン34
を内蔵する主シリンダ−32と、軸方向に可動の副ピス
トン35を内蔵する副シリンダ−33とを有し、主シリ
ンダーは、導管41にて流体通路3に導通する一次室3
6と、導管42にてボディキャビティに導通する二次室
37とに上記主ピストンによって区画されている。更に
、主シリンダーは、主ピストンの作動によって一次室又
は二次室を前記密室と導通させる導管43に接続されて
おり、この主ピストンは、流体圧がボディキャビティ内
圧力よりも高いとき、図上で主シリンダー内の左側に位
置して、−火室において流体通路と密室を導通させ、一
方、ボディキャビティ内圧力が流体圧よりも高いとき、
図上で右側に位置して、二次室においてボディキャビテ
ィと密室を導通させるように作動する。
一方、副シリンダ−33は、前記二次室37と共通して
導管42を経てボディキャビティに導通する制・外室3
8と、開口44を有して大気又は−火室に導通ずる導通
室39とに前記副ピストン35によって区画されている
と共に、この副ピストンは圧縮ばね45によって制御室
側に付勢されている。
導管42を経てボディキャビティに導通する制・外室3
8と、開口44を有して大気又は−火室に導通ずる導通
室39とに前記副ピストン35によって区画されている
と共に、この副ピストンは圧縮ばね45によって制御室
側に付勢されている。
ここに、この圧縮ばねの強さは、ボディキャビティ内圧
力P3が所定の許容範囲を越えて所定の −圧力P3
°に達したときに副ピストンが作動し得るように、即ち
、図上で左側に移動し得るように選ばれ、また、副シリ
ンダーの副ピストン径d2は主シリンダーの主ピストン
径d1 よりも大きいように選ばれる。
力P3が所定の許容範囲を越えて所定の −圧力P3
°に達したときに副ピストンが作動し得るように、即ち
、図上で左側に移動し得るように選ばれ、また、副シリ
ンダーの副ピストン径d2は主シリンダーの主ピストン
径d1 よりも大きいように選ばれる。
従って、ボディキャビティ内圧力が許容範囲を越えて、
所定の圧力P、”に達したときに、この圧縮ばねに抗し
て副ピストンは図上で左側に移動し、そのピストンロッ
ドにて主ピストンに係合し、これを作動させて、−火室
36において密室を流体通路と導通させる。
所定の圧力P、”に達したときに、この圧縮ばねに抗し
て副ピストンは図上で左側に移動し、そのピストンロッ
ドにて主ピストンに係合し、これを作動させて、−火室
36において密室を流体通路と導通させる。
従って、上記のようなボールバルブによれば、−次側流
体圧P1がボディキャビティ内圧力P3よりも高い場合
は、第3図に示すように、主シリンダ−の主ピストン3
4は図上で左側に移動して一次側流体圧は密室に導通し
、一方、副シリンダーにおいては、副ピストンは右側に
位置しているから、シートリテーナにはその背面より一
(D2”−DI”)(Pl−P3) なる自緊力が作用し、バルブシートはボールに密着せし
められるので、−次側流体がシールされる。
体圧P1がボディキャビティ内圧力P3よりも高い場合
は、第3図に示すように、主シリンダ−の主ピストン3
4は図上で左側に移動して一次側流体圧は密室に導通し
、一方、副シリンダーにおいては、副ピストンは右側に
位置しているから、シートリテーナにはその背面より一
(D2”−DI”)(Pl−P3) なる自緊力が作用し、バルブシートはボールに密着せし
められるので、−次側流体がシールされる。
次に、ボディキャビティ10内の圧力P、が二次側流体
通路3の流体圧P2よりも高い場合は、第4図に示すよ
うに、主シリンダ−32の主ピストン34は図上で右側
に移動してボディキャビティが密室13に導通し、一方
、副シリンダ−33においては、上記P、Iが所定の許
容範囲にある間は、副ピストン35は圧縮ばね45にて
付勢されて図上で右側に保持されているから、シートリ
テーナにはその背面より −(DI”−D3”)(P3−P2) なる自緊力が作用して、二次側流体がシールされる。
通路3の流体圧P2よりも高い場合は、第4図に示すよ
うに、主シリンダ−32の主ピストン34は図上で右側
に移動してボディキャビティが密室13に導通し、一方
、副シリンダ−33においては、上記P、Iが所定の許
容範囲にある間は、副ピストン35は圧縮ばね45にて
付勢されて図上で右側に保持されているから、シートリ
テーナにはその背面より −(DI”−D3”)(P3−P2) なる自緊力が作用して、二次側流体がシールされる。
しかし、ボディキャビティ10内の圧力が所定の許容範
囲を越えて異常上昇し、所定の圧力P ”s”に達した
場合は、第5図に示すように、制御室38にこの圧力が
加わり、前記したように、この圧力によって副ピストン
は圧縮ばね45に抗して図上で左側に移動し、そのロッ
ドにて主ピストン34を左側に移動させるから、主シリ
ンダ−32において密室13は二次側流体通路3と導通
し、かくして、シートリテーナには、 一1z”−DI”)(p2’−p2) なる解緊力が作用し、シートリテーナは背面側に後退す
る。この結果、ボディキャビティは二次側流体通路に導
通し、ボディキャビティ内圧力は二次側に放出されて、
異常昇圧が防止される。
囲を越えて異常上昇し、所定の圧力P ”s”に達した
場合は、第5図に示すように、制御室38にこの圧力が
加わり、前記したように、この圧力によって副ピストン
は圧縮ばね45に抗して図上で左側に移動し、そのロッ
ドにて主ピストン34を左側に移動させるから、主シリ
ンダ−32において密室13は二次側流体通路3と導通
し、かくして、シートリテーナには、 一1z”−DI”)(p2’−p2) なる解緊力が作用し、シートリテーナは背面側に後退す
る。この結果、ボディキャビティは二次側流体通路に導
通し、ボディキャビティ内圧力は二次側に放出されて、
異常昇圧が防止される。
また、このようにして、ボディキャビティが二次側流体
通路に導通して、ボディキャビティ内圧力が急減するの
で、第6図に示すように、導管42にチェック弁付き絞
り弁51を組み込むことにより、弁の作動・を安定させ
ることができる。
通路に導通して、ボディキャビティ内圧力が急減するの
で、第6図に示すように、導管42にチェック弁付き絞
り弁51を組み込むことにより、弁の作動・を安定させ
ることができる。
尚、以上の説明においては、ボディキャビティ内圧力が
所定圧力に達したとき、ボディキャビティを二次側流体
通路に導通するとして説明したが、−次側流体通路に導
通させてもよい。
所定圧力に達したとき、ボディキャビティを二次側流体
通路に導通するとして説明したが、−次側流体通路に導
通させてもよい。
以上のように、本発明のボールバルブによれば、ボディ
キャビティ内に圧力の異常昇圧が生じた場合、切換弁に
てこの圧力を利用してボディキャビティを密室に導通ず
ることにより、シートリテーナに解緊力を作用させ、ボ
ディキャビティを流体通路に導通させて、圧力を放出す
るので、切換弁及び配管の容量に直接関係なしに、ボデ
ィキャビティ内の圧力の異常上昇を防止することができ
る。
キャビティ内に圧力の異常昇圧が生じた場合、切換弁に
てこの圧力を利用してボディキャビティを密室に導通ず
ることにより、シートリテーナに解緊力を作用させ、ボ
ディキャビティを流体通路に導通させて、圧力を放出す
るので、切換弁及び配管の容量に直接関係なしに、ボデ
ィキャビティ内の圧力の異常上昇を防止することができ
る。
従って、本発明のバルブによれば、バルブの口径に関係
なく、同一容量の切換弁及び配管を使用できる利点もあ
る。
なく、同一容量の切換弁及び配管を使用できる利点もあ
る。
第1図は従来のシングルシール方式のボールバルブを示
す要部断面図、第2図は従来のダブルシール方式のボー
ルバルブを示す要部断面図、第3図乃至第5図は本発明
よるボールバルブを示す要部断面図、第6図は本発明の
ボールバルブの別の実施例を示す要部断面図である。 1・・・ハウジング、2・・・ポール、3・・・流体通
路、4・・・シートリテーナ、6・・・バルブシート、
8及び11・・・第1のO−リング、10・・・ハウジ
ングキャビティ、12・・・第2の0−リング、31・
・・切換弁、32・・・主シリンダ−,33・・・副シ
リンダ−,34・・・主ピストン、35・・・副ピスト
ン、36・・・−火室、3′7・・・二次室、38・・
・制御室、39・・・導通室、44・・・開口、45・
・・圧縮ばね。 第4図 第5図 第6図
す要部断面図、第2図は従来のダブルシール方式のボー
ルバルブを示す要部断面図、第3図乃至第5図は本発明
よるボールバルブを示す要部断面図、第6図は本発明の
ボールバルブの別の実施例を示す要部断面図である。 1・・・ハウジング、2・・・ポール、3・・・流体通
路、4・・・シートリテーナ、6・・・バルブシート、
8及び11・・・第1のO−リング、10・・・ハウジ
ングキャビティ、12・・・第2の0−リング、31・
・・切換弁、32・・・主シリンダ−,33・・・副シ
リンダ−,34・・・主ピストン、35・・・副ピスト
ン、36・・・−火室、3′7・・・二次室、38・・
・制御室、39・・・導通室、44・・・開口、45・
・・圧縮ばね。 第4図 第5図 第6図
Claims (1)
- (1)ハウジングと、このハウジング内で流体通路を開
閉する可動なボールと、このボールに対峙して上記流体
通路を囲繞するように上記ハウジング内に嵌め込んだ環
状のシートリテーナと、このシートリテーナに前記ボー
ルに対峙して取付けた環状のバルブシートと、上記シー
トリテーナがハウジング内壁面と摺接する外周面に上記
バルブシートのシールポイント径よりも大きい外径を有
する位置に設けた第1の0−リングと、上記シールポイ
ント径よりも小さい外径を有する位置に設けた第2の0
−リングと、これら第1及び第2の0−リングの間にハ
ウジング内壁面とシートリテーナ背面との間に形成した
密室とを有するボールバルブにおいて、主シリンダーと
副シリンダーとを有する切換弁を付設し、主シリンダー
は、軸方向に可動の主ピストンによつて流体通路に導通
する一次室と、ボディキャビティに導通する二次室とに
区画され、主ピストンは流体圧がボディキャビティ内圧
力よりも高いとき、一次室において流体通路と前記密室
を導通させ、ボディキャビティ内圧力が流体圧よりも高
いとき、二次室においてボディキャビティと密室を導通
させるように作動し、副シリンダーは、軸方向に可動の
副ピストンによつて前記二次室と共通してボディキャビ
ティに導通する制御室と、大気又は一次室に導通する導
通室とに区画されていると共に、この副ピストンを圧縮
ばねによつて制御室側に付勢し、ボディキャビティ内圧
力が所定の圧力に達したときに圧縮ばねに抗して副ピス
トンを移動させることにより、主ピストンを作動させて
、一次室において密室を流体通路と導通させ、シートリ
テーナに解緊力を作用させ、ボディキャビティを流体通
路に導通させることを特徴とするボールバルブ。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13758984A JPS6117771A (ja) | 1984-07-02 | 1984-07-02 | ボ−ルバルブ |
CA000478730A CA1261807A (en) | 1984-07-02 | 1985-04-10 | Ball valve |
FI851553A FI79602C (fi) | 1984-07-02 | 1985-04-18 | Kulventil. |
SU853901397A SU1479010A3 (ru) | 1984-07-02 | 1985-05-31 | Шаровой клапан |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13758984A JPS6117771A (ja) | 1984-07-02 | 1984-07-02 | ボ−ルバルブ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6117771A true JPS6117771A (ja) | 1986-01-25 |
JPH0320630B2 JPH0320630B2 (ja) | 1991-03-19 |
Family
ID=15202241
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13758984A Granted JPS6117771A (ja) | 1984-07-02 | 1984-07-02 | ボ−ルバルブ |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6117771A (ja) |
CA (1) | CA1261807A (ja) |
FI (1) | FI79602C (ja) |
SU (1) | SU1479010A3 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108980398B (zh) * | 2018-09-20 | 2020-08-25 | 四川凯茨阀门制造有限公司 | 一种结构紧凑的双重密封球阀阀座 |
-
1984
- 1984-07-02 JP JP13758984A patent/JPS6117771A/ja active Granted
-
1985
- 1985-04-10 CA CA000478730A patent/CA1261807A/en not_active Expired
- 1985-04-18 FI FI851553A patent/FI79602C/fi not_active IP Right Cessation
- 1985-05-31 SU SU853901397A patent/SU1479010A3/ru active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
SU1479010A3 (ru) | 1989-05-07 |
CA1261807A (en) | 1989-09-26 |
FI851553L (fi) | 1986-01-03 |
FI79602C (fi) | 1990-01-10 |
FI79602B (fi) | 1989-09-29 |
JPH0320630B2 (ja) | 1991-03-19 |
FI851553A0 (fi) | 1985-04-18 |
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