JPS61174981A - タコの鑑別方法 - Google Patents
タコの鑑別方法Info
- Publication number
- JPS61174981A JPS61174981A JP1345185A JP1345185A JPS61174981A JP S61174981 A JPS61174981 A JP S61174981A JP 1345185 A JP1345185 A JP 1345185A JP 1345185 A JP1345185 A JP 1345185A JP S61174981 A JPS61174981 A JP S61174981A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- octopus
- specific gravity
- water
- water content
- kite
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Sorting Of Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明はタコの良否を非破壊方式にて且つ極めて簡単迅
速に鑑別する方法に関するものである。
速に鑑別する方法に関するものである。
タコは日本国内で約3万トン生産されており、海外から
は約10万トン輸入されている。海外、持 ゛にアフ
リカのモリタニア沖ではスペイン、韓国。 などの国が漁獲しその多くは日本の商社が買付け ・て
いるのが現状である。 しかしながら国内に搬入された製品にはバラツキが多く
大きな問題となっている。生タコの水分含有量は75%
位から90%位まで広い範囲に分布しており、その中で
水分の多いものはブクダコと称せられ商品価値が低(評
価されており、タコの買付に当って判断の基準となる簡
易な非破壊方式による鑑別法が強く要望されている。 【問題点を解決するための手段] そこで本発明者等はタコを水分含量の差によって通常取
扱業者が呼称している「ブクダコ」 (ボイルして併含
時に食感が軟らか過ぎるもの)をボイル債の官能テスト
によってボイル前の水分含量が83%以上のものである
と良品であることを統計的に究明し、その結果、基準を
水分含183%に設定した。 上記基準以上であるか否かをタコを破壊すること無く極
めて簡易に鑑別する方法として塩水の比重とタコの比重
との相関関係につき研究した結果、タコの水分含mが8
3%の場合には塩水の比重を1.057とすれば塩水中
へタコを投入した場合にタコが浮くか沈むかによってブ
クダコと良品とを容易に鑑別し得ることを発明した。 本発明を完成するに至る迄の経緯に就いて以下に詳述す
る。 先ずタコの空気中および水中での重量を測定することに
よってタコの見掛比重を求め、それから含有水分を計算
する。 ブクダコの鑑別を行なう場合には仕分けしたいタコの含
有水分の見掛比重に相当する食塩水を造っておき、それ
にタコをまるの侭漬けて浮いた場合はブクダコとして除
き、沈んだ場合を合格とするのである。 水分測定の具体的方法としてはタコ足約30〜4゜qを
切り取り、足を糸で結び直視天秤に掛は重量測定11i
500mj ヒーh−ニH,04SOral ヲ入しt
:中、にタコを入れ同じく重量測定をする(但し、糸の
重さは無視)。また同一サンプル摺り潰不して水分測定
を行なう。 W、:タコの空気中での重さ W、:タコの水中(比重1.00とする)での重さV
:タコの体積 ρ :タフの見掛比重 ρ、:タコの乾物比重 ε :タコの水分 とすると、次と関係が成立する V=W、−W。 また、一方でタコの乾物の比重ρ2が一定であるとし、
水分が変化しても乾物と水の体積の増減が無いとすると
、見掛比重は次式で表わされる。 の体積の和であるので、それで全体の重量の1を割るこ
とにより比重が求められる。 (2)式より、ε=0のときρ=ρ、・・・・乾物の比
重ε−1のときρ=1・・・・水の比重 従って水分と比重との関係グラフは第1図の如(になる
。 次に測定重量と水分の関係に就いて述べる。 前記(1)式と(2)式よりρを消去するとρp 従って実測値に基づきρ、の値を求めておくとWl。 W、を測定することにより水分εが求められる。 之をεについて解くと、 今、実測値からρ、を求めるとρ、=1.46725で
あったので之を代入すると 之によりW、、W2を測定することによりεが求められ
る。 また、選別基準の水分を決めると(2)式より見掛比重
ρが求められるので、食塩溶液などで所定比重の溶液を
造り、タコの浮沈により選別する。 測定値のW、、W、、εより乾物比重ρ、を求めるには
、 サンプルの乾物重量 :W、(1−ε)サンプルの体
積 :W、−W。 サンプル中の水の体積(=水のn1l):W、 ε従っ
てサンプル中の乾物の体積は: W、−W2−W、 ε この今の値を各測定値により求めてみたが大略一定値が
得られた。 次に水分εを1%まで出すために必要なWl。 W、の測定の必要な精度について検討した。 (4)式より W2 ε=1−3.14− W。 であるので 各成分の相対誤差は同じ程度がよいのでると WIおよびW2に対し有効数字3桁を測定すれば水分に
おいて1%の精度は出る。 以下余白 第 1 表 測定データー 5番サイズ 第 2 表 即ち、W、、W、共有効数字3桁で水分1%の差に対し
ては充分である。 以下余白 第 3 表 第 4 表 ρ、 =1.4675とすると O+ p、 =1.46739 第 5 表 ρ、=1.4688とすると p−1 水分と比重の関係式を整理すると、 ら で表わされる。 之をεについて解くと、 ρρ 上式にρ、の平均値1.46739を入れると、−−0
,68148 ρ ε=□ ・・・・・・・・・・(6)0.31852 (6)式にρの値を代入して計算し、グラフ化し第2図
に示す。 以下余白 第6表 前記研究結果によるブクダコと正常タコとの選別は下記
方法により明瞭に区分は出来た。(ブクダコとは水分8
3%以上のものを対象とした。)【発明の効果] 冷凍タコを解凍し塩水比重1.057液(Nac18w
t%、 1.05412 at20℃、清水1001に
食塩8,695klに浸漬し、浮上するものはブクダコ
、沈むものは正常タコとして仕分は出来る。 また漁獲債、船上で選別する場合も上記方式にて選別す
ることが可能である。 以上により今後、船上での選別、基地における冷凍品の
品質評価にも利用出来るので産業上の利用価値は大きい
。 なお選別基準を所要目的に応じ、第2図を参考として任
意に変更(塩水比重の変更)することが容易に実施出来
る。この場合検量線は平均ρ、を次式に代入して求めた
線図である。 ρ ρp ε =□ 1−□
は約10万トン輸入されている。海外、持 ゛にアフ
リカのモリタニア沖ではスペイン、韓国。 などの国が漁獲しその多くは日本の商社が買付け ・て
いるのが現状である。 しかしながら国内に搬入された製品にはバラツキが多く
大きな問題となっている。生タコの水分含有量は75%
位から90%位まで広い範囲に分布しており、その中で
水分の多いものはブクダコと称せられ商品価値が低(評
価されており、タコの買付に当って判断の基準となる簡
易な非破壊方式による鑑別法が強く要望されている。 【問題点を解決するための手段] そこで本発明者等はタコを水分含量の差によって通常取
扱業者が呼称している「ブクダコ」 (ボイルして併含
時に食感が軟らか過ぎるもの)をボイル債の官能テスト
によってボイル前の水分含量が83%以上のものである
と良品であることを統計的に究明し、その結果、基準を
水分含183%に設定した。 上記基準以上であるか否かをタコを破壊すること無く極
めて簡易に鑑別する方法として塩水の比重とタコの比重
との相関関係につき研究した結果、タコの水分含mが8
3%の場合には塩水の比重を1.057とすれば塩水中
へタコを投入した場合にタコが浮くか沈むかによってブ
クダコと良品とを容易に鑑別し得ることを発明した。 本発明を完成するに至る迄の経緯に就いて以下に詳述す
る。 先ずタコの空気中および水中での重量を測定することに
よってタコの見掛比重を求め、それから含有水分を計算
する。 ブクダコの鑑別を行なう場合には仕分けしたいタコの含
有水分の見掛比重に相当する食塩水を造っておき、それ
にタコをまるの侭漬けて浮いた場合はブクダコとして除
き、沈んだ場合を合格とするのである。 水分測定の具体的方法としてはタコ足約30〜4゜qを
切り取り、足を糸で結び直視天秤に掛は重量測定11i
500mj ヒーh−ニH,04SOral ヲ入しt
:中、にタコを入れ同じく重量測定をする(但し、糸の
重さは無視)。また同一サンプル摺り潰不して水分測定
を行なう。 W、:タコの空気中での重さ W、:タコの水中(比重1.00とする)での重さV
:タコの体積 ρ :タフの見掛比重 ρ、:タコの乾物比重 ε :タコの水分 とすると、次と関係が成立する V=W、−W。 また、一方でタコの乾物の比重ρ2が一定であるとし、
水分が変化しても乾物と水の体積の増減が無いとすると
、見掛比重は次式で表わされる。 の体積の和であるので、それで全体の重量の1を割るこ
とにより比重が求められる。 (2)式より、ε=0のときρ=ρ、・・・・乾物の比
重ε−1のときρ=1・・・・水の比重 従って水分と比重との関係グラフは第1図の如(になる
。 次に測定重量と水分の関係に就いて述べる。 前記(1)式と(2)式よりρを消去するとρp 従って実測値に基づきρ、の値を求めておくとWl。 W、を測定することにより水分εが求められる。 之をεについて解くと、 今、実測値からρ、を求めるとρ、=1.46725で
あったので之を代入すると 之によりW、、W2を測定することによりεが求められ
る。 また、選別基準の水分を決めると(2)式より見掛比重
ρが求められるので、食塩溶液などで所定比重の溶液を
造り、タコの浮沈により選別する。 測定値のW、、W、、εより乾物比重ρ、を求めるには
、 サンプルの乾物重量 :W、(1−ε)サンプルの体
積 :W、−W。 サンプル中の水の体積(=水のn1l):W、 ε従っ
てサンプル中の乾物の体積は: W、−W2−W、 ε この今の値を各測定値により求めてみたが大略一定値が
得られた。 次に水分εを1%まで出すために必要なWl。 W、の測定の必要な精度について検討した。 (4)式より W2 ε=1−3.14− W。 であるので 各成分の相対誤差は同じ程度がよいのでると WIおよびW2に対し有効数字3桁を測定すれば水分に
おいて1%の精度は出る。 以下余白 第 1 表 測定データー 5番サイズ 第 2 表 即ち、W、、W、共有効数字3桁で水分1%の差に対し
ては充分である。 以下余白 第 3 表 第 4 表 ρ、 =1.4675とすると O+ p、 =1.46739 第 5 表 ρ、=1.4688とすると p−1 水分と比重の関係式を整理すると、 ら で表わされる。 之をεについて解くと、 ρρ 上式にρ、の平均値1.46739を入れると、−−0
,68148 ρ ε=□ ・・・・・・・・・・(6)0.31852 (6)式にρの値を代入して計算し、グラフ化し第2図
に示す。 以下余白 第6表 前記研究結果によるブクダコと正常タコとの選別は下記
方法により明瞭に区分は出来た。(ブクダコとは水分8
3%以上のものを対象とした。)【発明の効果] 冷凍タコを解凍し塩水比重1.057液(Nac18w
t%、 1.05412 at20℃、清水1001に
食塩8,695klに浸漬し、浮上するものはブクダコ
、沈むものは正常タコとして仕分は出来る。 また漁獲債、船上で選別する場合も上記方式にて選別す
ることが可能である。 以上により今後、船上での選別、基地における冷凍品の
品質評価にも利用出来るので産業上の利用価値は大きい
。 なお選別基準を所要目的に応じ、第2図を参考として任
意に変更(塩水比重の変更)することが容易に実施出来
る。この場合検量線は平均ρ、を次式に代入して求めた
線図である。 ρ ρp ε =□ 1−□
第1図はタコの含有水分と比重との関係をグラフ化した
もの、第2図はタコの含有水分と比重との相関関係を具
体的に測定したデーターを整理して図示したものである
。 第1図 几tア
もの、第2図はタコの含有水分と比重との相関関係を具
体的に測定したデーターを整理して図示したものである
。 第1図 几tア
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 所定比重に調整した食塩水溶液中に被検用タコを投
入し、その浮沈によつてタコの良否を鑑別する方法。 2 食塩水溶液の比重が1.057である特許請求の範
囲第1項記載のタコの鑑別方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1345185A JPS61174981A (ja) | 1985-01-29 | 1985-01-29 | タコの鑑別方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1345185A JPS61174981A (ja) | 1985-01-29 | 1985-01-29 | タコの鑑別方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61174981A true JPS61174981A (ja) | 1986-08-06 |
Family
ID=11833502
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1345185A Pending JPS61174981A (ja) | 1985-01-29 | 1985-01-29 | タコの鑑別方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61174981A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH061330A (ja) * | 1992-06-18 | 1994-01-11 | House Foods Corp | 含気密封包装体の判定方法及び殺菌方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52154174A (en) * | 1976-06-17 | 1977-12-21 | Jiyuuzou Kahanzaka | Sorting method of metaastatic heavy liquid and its device |
-
1985
- 1985-01-29 JP JP1345185A patent/JPS61174981A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52154174A (en) * | 1976-06-17 | 1977-12-21 | Jiyuuzou Kahanzaka | Sorting method of metaastatic heavy liquid and its device |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH061330A (ja) * | 1992-06-18 | 1994-01-11 | House Foods Corp | 含気密封包装体の判定方法及び殺菌方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Joo | Determination of water-holding capacity of porcine musculature based on released water method using optimal load | |
García‐Vela et al. | Water‐holding capacity in hard‐to‐cook beans (Phaseolus vulgaris): Effect of pH and ionic strength | |
Lee et al. | Correlation of marbling characteristics with meat quality and histochemical characteristics in longissimus thoracis muscle from Hanwoo steers | |
Raymont et al. | Biochemical studies on marine zooplankton—IV. investigations on Meganyctiphanes norvegica (M. Sars) | |
JPS61174981A (ja) | タコの鑑別方法 | |
Stuart | Adaptation of the micro-Kjeldahl method for the determination of nitrogen in plant tissues | |
Feinstein et al. | Relationship of texture to pH and collagen content of yellowtail flounder and cusk | |
Hunter | Partial specific volume of bovine plasma albumin in the presence of potassium chloride | |
Lundstrom | Identification of Pacific rockfish (Sebastes) species by isoelectric focusing | |
Chikazawa et al. | Development of a sandwich enzyme-linked immunosorbent assay to detect and measure serum levels of canine ferritin | |
Marcos et al. | Nomograph for predicting water activity of soft cheese | |
Raftos et al. | Iron stores assessed in blood donors by hematofluorometry | |
Mullen et al. | Predicting the eating quality of meat | |
Randell et al. | THE RAPID ANALYSIS OF CHEDDAR CHEESE | |
US2067914A (en) | Salinometer | |
Dunlap | Electrical moisture meters for wood | |
RU2281497C2 (ru) | Фазовый способ определения концентрации хлористого натрия в рыбе и рыбных продуктах | |
Lesley et al. | Use of the refractometric method in determination of oil in avocados | |
JPS58155335A (ja) | 金地金の判定方法 | |
SK462023U1 (sk) | Referenčný materiál na určovanie podielu ovčej a kravskej zložky v mliečnych výrobkoch a spôsob jeho výroby | |
Slabyj et al. | Cadmium determination of frozen cod: An interlaboratory comparison | |
Yerkes | Weight and cubic-foot relationships for Black Hills ponderosa pine saw logs | |
Milota et al. | Calibration of moisture meters for western hardwood species | |
JP3485309B2 (ja) | 乾燥椎茸判別方法 | |
Frost | Magnetic susceptibility of garnet |